Netflixドラマ『殺人予言配信』エピソード1ネタバレ感想

『殺人予言配信』タイトル新着
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Netflix独占配信ドラマ『殺人予言配信』エピソード1は、ババ巫女を名乗る配信者の100%的中する予言に振り回される人々の物語です。

ミヅチ
ミヅチ

男性刑事と女性刑事とがバディになる作品で、ここまで対照的なキャラクターでありながら衝突しないのはめずらしいですね。

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Netflixドラマ『殺人予言配信』エピソード1 情報

日本公開日2026年2月12日
制作国台湾
ジャンルミステリー、犯罪、サスペンス
注意書きR-16+
暴力、言葉づかい、自殺、家庭内暴力
上映時間45分

『殺人予言配信』エピソード1 主なキャスト・スタッフ

キャスト

チェン・ジアレン(陳家任)
第一分署の刑事
イーキン・チェン(鄭伊健)
リン・ティンヨウ/ヨウズ(林廷佑/柚子)
What’s Up Yo!柚!の配信者
ショウ・ロウ(婁峻碩)
リー・シンピン(李欣屏)
サイバー犯罪捜査班の若手女性刑事
リー・ペイユー(李霈瑜)
『ふたりの私』
グオ(郭達夫)
和庚(ホーゴン)病院の医師
ワン・ポーチエ(王柏傑)
『罪夢者』『悲しみより、もっと悲しい物語 The Series』
ホー・ジェンウェイ(何鎮偉)
サイバー犯罪捜査班の刑事
リー・リーレン(李李仁)
『恋するマフィア娘』『瀑布』
チェン・ヨウジエ(陳宥潔)
ジアレンの娘
バフィ・チェン/チェン・イェンフェイ(陳姸霏)
『WAVE MAKERS 〜選挙の人々〜』
黎庭恩クロエ・シャン(項婕如)
『この心亡き者』
ウェイ・モンイエン/ウェイイエン(魏孟言/魏言)
胃発炎チャンネルの配信者
ケント・ツァイ(蔡凡熙)
高志平/高皮
配信者
ジャン・ファイユン(詹懷雲)
『WAVE MAKERS 〜選挙の人々〜』『女優:ボーン・トゥ・シャイン』
ワーザイ(劉彥華/瓦仔)
胃発炎チャンネルの配信者
ヤン・イーシュエン(楊懿軒)

スタッフ

監督・脚本ショーン・スー(蘇文聖)

『殺人予言配信』エピソード1 あらすじ

9月30日に投稿された動画にて、ババ巫女を名乗る人物が<予言>をしていました。ババ巫女はそれまでに5件の事件・事故の予言を的中させています。

10月1日、その動画を見たチェン刑事は、刑事仲間が銃撃され死ぬのではと不安に駆られました。

その不安から、チェン刑事は署の前で騒ぎを起こした配信者を撃ってしまいます。その配信者がそこそこ有名だったため、チェン刑事は世間から叩かれました。

配信者たちの間でも、ババ巫女の知名度は高まっていきます。その結果、配信者たちはそれぞれに動き始め……。

ここから先はネタバレがあります!

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ミヅチガタリ

『殺人予言配信』は<インフルエンサー連続殺人事件>という、今まさに取り扱うべきと言える題材でストーリーが進んでいきます。

原題は『百萬人推理』、英語では『Million-Follower Detective』なのに、日本語になると『殺人予言配信』になるのが面白いですね。

10月1日時点でのババ巫女のフォロワーは十数万人だったのですが、今後ミリオン――100万人になるんですね。タイトルがネタバレです。

誰が犯人なのか、どうして配信者を狙うのか……いや、そもそも<配信者が狙われている>というのは真実か? と、様々な考えが頭によぎります。

ボールンのように、どんな手を使ってでも注目を浴びたいと思う配信者は存在します。死体がある場所が分かっていれば、いい位置から撮影することができますよね。

そう考える人が複数いれば、連続殺人のように見える単発の殺人事件の連なりができてしまうわけです。

ババ巫女は何者なのか、なぜ事件・事故を予言できるのか、配信者ばかり殺されるのはなぜなのか……謎がたくさん生まれた1話でした

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『殺人予言配信』エピソード1 ネタバレと感想・考察

刑事の発砲事件

『ネット界に激震が。この五日間、連続でインフルエンサーが死亡。被害者はネットで人気の林(リン)さん。公園の川で遺体が発見されました』
『死亡したのはインフルエンサーの瓦仔(ワーザイ)。他殺の疑いがあります』
『台北市の歩道橋で事件が発生』
『覆面のインフルエンサーが動画の中でカードを使って殺人を予言しています。これらの事件に関わっていると見て――』
『5人目となる被害者の身元が判明しました』

10月1日――今から六日前のことです。刑事 チェン・ジアレンは、娘ヨウジエからのメッセージに返信をしていました。そこに通知が入ります。

<ババ巫女>を名乗る仮面をつけた配信者は、前日9月30日にも動画を投稿していました。ババ巫女は、前回の予言も的中したと誇らしげです。

同じ頃、台北市政府警察第一分署の前には、吸い殻を路上に散らかしながらタバコを吸い続ける若い男がいました。その男は、署から出てきた女性を見てタバコを消します。

黒いマスクをつけた男は、銃を取り出しました。誰かが銃撃されて亡くなることを予言するババ巫女の予言に導かれるかのように、男は立ち上がります。

男は体を震わせながら第一分署の前の歩道に出ると、空に向かって空砲を撃ちました。歩行者は逃げ出し、署からは男性警察官がぞろぞろと出てきます。

そこに車で駆けつけたのは、チェン刑事でした。男は車道に背を向けているため、チェン刑事に気付いていません。

署から出てきたホワ刑事は慎重に距離を縮め、男につかみかかります。それでも男が銃を離さないため、チェン刑事は発砲しました。

チェン刑事の頭に、ババ巫女の予言がよぎります。ホワ刑事が撃たれて死ぬのではないか……チェン刑事はとっさに引き金を引きました。

倒れた男の左胸からは血が流れ、吐血もしてます。そんな状況でも、近くに残っていた歩行者たちはスマートフォンでの撮影に夢中でした。

持ち物を検査した刑事は、男が持っていたのはBB弾とエアガンだったことをチェン刑事に告げます。チェン刑事はそれを聞いて、言葉を失うのでした。

事件が続いているのが五日間、被害者が5人ということは、ほぼ一日に一人の割合で配信者が犠牲になっているということですね。

配信者はそれこそ掃いて捨てるほどいる現代ですが……これだけ殺人事件が続けば、世間の話題はそれ一色になるでしょう。

個人的に難しいなと思うのは、どこから配信者とカウントするかですね。会社のアカウントを盛り上げて、それを売上につなげる社長や社員もいます。

純粋に配信一本で稼いでいる人というのは、そう多くはないでしょう。今回、チェン刑事が撃った男もそうであったようです。

配信者の顔も持ちながら、別の本業があったり、知名度を利用した副業を始めたりするのが、現在の配信者のリアルですよね。

そんな中、<ババ巫女>は配信一本でも稼げそうな的中率の高い占い師です。タロットのようなカードを使い、占いで予言をして視聴者数を稼いでいます。

刑事ですら本気にしてしまうほどに当たる予言となると、一般人からはカルト的人気を得ているのではないでしょうか。

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炎上刑事と配信者

エアガンを使って第一分署の前で騒ぎを起こした男――胃発炎(フェイファーイエン)チャンネルの配信者ウェイイエンの件は、一気に炎上しました。

有名配信者が刑事に銃撃されたことは、人々から<バズるネタ>として扱われます。ついにはサイバー班も駆り出され、捜査は規模を広げていきました。

ウェイイエンの100万人のフォロワーは、チェン刑事に対して憤っています。そんなウェイイエンは和庚(ホーゴン)病院に搬送されていました。

チェン刑事が発砲した動画は20万回再生となり、いまや犯人扱いです。<被害者>は手術を受けたものの、予断を許さない状況でした。

手術室の前には、ウェイイエンの両親と、ウェイイエンと同じ年頃の男性が3人います。そのうちの一人 リン・ティンヨウが、チェン刑事にスマーフォンを向けました。

「なぜ撃った。エアガンだったのに。人殺しめ。逃げるのか? ――紹介するよ、こいつは人殺し警官だ。名前はチェン・ジアレン。チェンは警官なのに殺人犯になった。何か言えよ」

憤ったチェン刑事は、あおってきたティンヨウを含めた男たち3人を突き飛ばしました。その動画は瞬く間に広まり、ケガをしたティンヨウの写真も広まります。

その様子を見て、ウェイイエンと共同で配信を行っていたワーザイがティンヨウに電話をかけてきました。ワーザイは、ウェイイエンの行動に疑問を持っているようです。

「ウェイイエンはあのとき……スマホもカメラも持ってないし、撮影者もいない。動画のためじゃない。――ババ巫女を知ってるか?」

チェン刑事も冷静に「エアガンか本物の銃かを夜中に判断できると思うのか」とでも言えばいいものを……。

さすがベテラン刑事というべきか、調子付けさせたら犯罪行為に走る人物を前にすると、攻撃的になるんですね。

ある程度のファンを抱えたインフルエンサーは、気が大きくなっている割に、芸能人と違ってリスクを抱えていないので、扱いに困りますよね。

もちろん、警察の判断が正しかったのではないかと考える人もいます。けれども、一度<正義はどちら側か>を定めた世間には、擁護としかとられません。

つまるところは<ただのネタ>です。本当にウェイイエンが傷つけられたことに怒り、悲しんでいる人は多くないのでしょう。

たとえウェイイエンが亡くなったとしても、心の底から悲しんだりはしません。それはおそらく、このティンヨウも同じです。

心からウェイイエンを大切に思っている人ならば、間違ってもチェン刑事に「人殺し」などとは言わないですよね。

生存している友人のことを話すとき、勝手に死んだことにする人などいないでしょう。ティンヨウは<バズるために仲間を亡き者として扱った>のです。

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予言と事件

10月2日――強(チアン)の動画スタジオにて、ババ巫女の予言が的中し続けていることが話題になります。それは、サイバー犯罪捜査班でも取り上げられていました。

調査していた女性警察官リー・シンピンは、昨夜のウェイイン銃撃事件と予言との関連に気付きます。けれども、上司はまともに取り合わないのです。

その上司――第一分署 捜査課 課長 張捷(ジャン・ジエ)のもとに、チェン刑事もやってきました。リー刑事は、捜査報告を続けるよう促されます。

「昨年1月から始まり、交通事故や火災、政治事件やワクチンの普及、災害も予言してます。その的中率は100%です。投稿の日付は変えられません。つまり予言が現実になったんです」

リー刑事の調査によると、ババ巫女は現在までに8件の事件・事故を予言しているのです。フォロワーは十数万人と少ないものの、カルト的人気がありました。

リー刑事の直属の上司 ホー・ジェンウェイ刑事は、捜査報告に価値を感じつつも、証拠がないことを認めます。そして、ウェイイエンの捜査を続けると告げました。

チェン刑事は重要参考人となりましたが、ジャン課長の指示で事件の捜査に当たることとなります。また、リー刑事を連れていくことも指示されました。

リー刑事はババ巫女の動画で使われているカードが1995年版の<秘密結社カード>であること、好きな洋菓子店が<スイートスポット>であることを知ります。

そのスイートスポットでは、顔に殴られた痕がある女性 葉品萱(イエ・ピンシュエン)がスイーツを作っていました。

そこに帰宅した男性は酔っ払っているようで、ピンシュエンに高圧的な態度を取ります。そして、自室に戻ったピンシュエンの名を呼びつつ、暴れるのでした。

人為的に起こせるような事件ならば、予言をすることも可能でしょう。信者が十数万人いると考えれば、予言を真実にしようと動く人がいても不思議ではありません。

けれども、それでは説明がつかないのです。信者がいるとは考えにくい日本で起きた電車の事故や、災害までもが予言されているためです。

ホー刑事も、ババ巫女のことが気にかかってはいるようです。そうはいっても、仮面で隠された顔で<予言>という不確かな行動では、警察は動けないのです。

警察が動くほどの情報は挙げられないリー刑事ですが……誰よりも丹念にネットを調べる姿勢には頭が下がります。

普通のタロットカードではないと思われたカードは、やはり<秘密結社カード>なるものでした。

こちらは存在するもので、正式名称は<ILLUMINATI New World Order>です。2024年に日本語版も発売されていました。

『殺人予言配信』イルミナティカード日本語版

引用元:日本語版発売間近!“イルミナティカード”の生みの親 スティーブ・ジャクソン氏が日本にメッセージ!! | 株式会社飛鳥新社のプレスリリース

9.11や新型コロナ、トランプ大統領にいたるまで様々な出来事を予言していたといわれるカードです。陰謀論好きには堪りませんね!

450枚のカードがセットになっており、288ページもの分厚いルールブックも同時発売されているので、難易度の高いカードゲームがお好きな方にも刺さりそうです。

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ボールンの鬱屈

土曜に何する?は、林伯倫(リン・ボールン)が配信しているチャンネルです。いわゆる炎上系の配信者で、あまり人気はありません。

このボールンこそが、ピンシュエンと同居している暴力男なのです。ボールンはPCをいじっている最中、ウェイイエンの事件を知ります。

そのうちに、ボールンはババ巫女へとたどり着きました。チャンネルで行うハロウィン企画に悩んでいたボールンは、ババ巫女の予言を利用しようと考えます。

そんなボールンの歪んだ計画など知らぬまま、警察はウェイイエンの捜査を続けていました。リー刑事はSNSから交友関係を探りますが、チェン刑事は受け入れません。

その夜、ボールンは美食家インフルエンサー 萬萬(ワンワン)の自宅を訪ねていました。スイートスポットのケーキを宅配するためです。

ケーキを受け取ったワンワンが玄関を閉めようとしたとき、ボールンが手でドアをおさえました。その勢いのまま、ボールンは室内へと入っていきます。

けれども、中には動画の撮影スタッフであろう男性が二人いました。ボールンは部屋を追い出されます。

有名配信者に追い払われ、ボールンはいらいらしていました。撮影が始まったタイミングを見計らい、玄関周りに置いてあった鉢植えを破壊します。

そのまま車に乗ったボールンですが、怒りは収まりません。その頃、仕事を終えたチェン刑事も車に乗っていました。

娘 ヨウジエに電話をかけますが、何コール鳴らしても出ません。そのうちに、チェン刑事は3年前のことを思い出し始めました。

通りがかりに顔面へケーキを押しつけてくる動画を、こともあろうにケーキ屋の配達員がやっているというのが恐ろしいです。

もしかしたら……ではなく、ほぼ確実に、使われているのはスイートスポットのケーキでしょう。

そして、ババ巫女がスイートスポットのケーキが好きだと言ったことが、ボールンの企画力のなさを悪い方向へと運んでしまったようですね。

どうやら、スイートスポットに宅配注文をした有名配信者の自宅に乗り込み、次の事件を起こしてやろうという考えのようです。

ハロウィン企画どころの騒ぎではないのですが、バズるためには更なる炎上を狙うしかない炎上系としては、これが最適解なのでしょう。

ピンシュエンがなぜボールンと同居しているのかは分かりません。関係性は明らかになっていませんが、苗字が違うのできょうだいではないでしょう。

リー刑事の主張については、その通りだと思います。いまどき、若者の交友関係を調べようと思ったらSNSを当たるのが妥当です。

誰もがスマートフォンを持ってはいますが、その電話番号やメールアドレスを友人関係に用いる人はそういないと思われます。

逆に言うと、ダイレクトメールなどの一般的な方法では見られない情報をつかむことができれば、ババ巫女のように予言ができる可能性はありますね。

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幸福な過去

3年前――事件解決のお祝いに、刑事たちが部署に集まっています。チェン刑事の妻 恵(フイ)は倒れたことがありますが、そのときは元気になっていました。

ジャン課長に誘われるがままに飲み屋に行ったチェン刑事は、翌朝自宅に戻ります。その頃、チェン刑事は幸せな日々を過ごしていました。

フイは何度も倒れ、病院通いしつつも主婦業を続けています。娘 ヨウジエはそんな母を心配しながらも、成績優秀な明るい子として過ごしていました。

ある日、ヨウジエは同時にもらった表彰状を裏返して3枚テーブルに置き、一等のものを当ててみろと言います。表情を読まれないため、ボール紙で作ったお面をつけて……。

そんな楽しい日々は、過去のことです。ヨウジエと顔を合わせづらいチェン刑事は、玄関脇に弁当を置いて自宅を去りました。そして、ホーゴン病院へと向かいます。

手術を終えたウェイイエンは、病棟へと移っていました。男性医師 グオに連れられ、チェン刑事は9A01号室へと向かいます。

病室の前に立ったとき、チェン刑事のアラーム音が鳴りました。チェン刑事は薬を飲むため、廊下にあるウォーターサーバーへと戻ります。

そのとき、ウェイイエンの病室から緊急事態を告げるアラームが聞こえてきました。ウェイイエンは胸腔内で出血し、口から血を吐いています。

看護師たちが駆けつけ、ウェイイエンは運び出されました。グオ医師が立ち去ったあと、チェン刑事は娘 ヨウジエに電話をかけてみます。

すると、着信音がすぐ近くから聞こえてきました。チェン刑事が廊下を曲がると、ちょうど同じタイミングで着信を受けた看護師が立っています。

ヨウジエと連絡がつかなくなり、チェン刑事はあせっていました。ネット上で始まった炎上は現実にまで広がっています。ヨウジエの身に何か起こったのではないか……。

ジャン課長は、チェン刑事の妻 フイについて、かなり心配していました。ただの知り合いではなさそうです。

もしかしたら、フイはジャン課長の親族など、近しい関係の人なのかもしれません。

現在、チェン刑事は娘以外の家族と連絡を取っていません。おそらく、フイはもうこの世にはいないのでしょう。

そして、病気がちなフイが最後に倒れたのは、夫と娘との両者が家にいなかったときなのだと思われます。

母が亡くなったことで、父と娘との仲は決定的にこじれてしまったのではないでしょうか。3人でいた頃は、自分から話しかける娘でしたからね……。

ウェイイエンの容態が急変したことも知らず、ティンヨウは動画撮影・配信に力を入れています。

配信者同士の友情ってそういうものなのかなあ……と思ってしまいますね。病室には向かわず冷静に推理するワーザイのほうが情が深く思えてきました。

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次の予言

そのとき、リー刑事がメッセージを送ってきました。またしてもババ巫女が動画を投稿したというのです。

今回は一体どのような<予言>が語られているのかと、チェン刑事は恐れています。その動画は、配信者 ティンヨウも見ていました。

10月2日の予言に出てきたのは、正位置のハリウッド、逆位置の教皇、逆位置のペンタゴンです。その頃、炎上系配信者ボールンは、なぜか楽しげに笑っていました。

『近い将来……誰かが水に溺れて死ぬわ。ごめんなさい』

雨が降り出しました。橋の上に停まった車から、何者かが降りてきます。その人物は車のトランクを開けました。そこには意識のない男がいます。

動画を見ていたチェン刑事は、ふと思い出しました。幼い頃の娘 ヨウジエが、同じようにお面をつけて、3枚の表彰状をテーブルに並べていたことがあったのです……。

カードを並べているときに数えてみたのですが、ざっくり20枚ほど使っていますね。

やはり、カードゲームに用いる400枚以上のセットの中から、イルミナティカードと呼ばれる27枚ほどのカードを使っているのでしょう。

ババ巫女はこの配信を行うために、決して安くはないこのセットを買ったのだと思われます。すごいですね。

タロットカードのように使っていますが、まったくの別物であるため、タロット占いのルールからはずれたことを言っても誰も取り合わないでしょう。

また、黒魔術っぽくも見えるけれど、ちゃんとした占い師のようにも見えるセットも、よくできていると感じます。あやしげな雰囲気がいいのです。

企画力とはこういうものを言うのだぞとボールンに教えてあげたいところですが、ボールンはまたろくでもないことを考えていそうです。

そして、ワーザイの姿が見えません。思い出してほしいのは、冒頭のニュースです。すでにワーザイの死は確定しているんですよね……。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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