更新:『華燈初上―夜を生きる女たち―』11~13話

Netflixドラマ『今際の国のアリス』シーズン1-4【ネタバレ感想】くらぶのよん「ディスタンス」

Netflixドラマ『今際の国のアリス』アイキャッチ
この記事は約11分で読めます。

ドラマ『今際の国のアリス』はNetflixにて2020年12月10日にシーズン1の全8話が独占配信されている作品です。

マンガ原作のデスゲームを、印象的な演技が持ち味の精鋭キャストや、最新VFXを用いたアクションシーンで鮮やかに実写化しています。

この記事ではNetflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』シーズン1エピソード4の「げぇむ」の説明、ネタバレ、感想と考察を行っています。

ミヅチ
ミヅチ

エピソード4では、アリスがウサギと共に「げぇむ」に挑みます。そこでアリスは、仲の良い3人の男たちと出会います。

ここから先にはネタバレがあります!
スポンサーリンク

ネタバレまとめ

げぇむ

クラブ4「ディスタンス」

種類:チーム戦
難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆

るうる

制限時間内に、試練に耐えてゴールを目指す

プレイ中に判明する「るうる」

トンネルの中、一部照明が落ちている部分には、クロヒョウが待ち構えている

トンネルの全長は10km。しかし、その先は分厚い鉄板で塞がれており、その向こう側には大量の水が迫っている

「ゴール」はスタート地点にあるバス通知される数字は「ゴール」であるバスからの距離を示している。

「げぇむ」の参加者

有栖良平/アリス:山崎賢人さん
宇佐木柚葉/ウサギ:土屋太鳳さん
タクマ:大内田悠平さん
ヤマネ:佐野和真さん
セイザン:山根和馬さん
スポンサーリンク

『今際の国のアリス』シーズン1エピソード4

ウサギの過去

ウサギ(土屋太鳳さん)は、罠にかかっているうさぎを見つけました。そして、そのうさぎを網ごしになでてあげると「いただきます」と言って、うさぎの首を折りました。

ウサギが街を歩いていると、道路に倒れ込んでいるアリス(山崎賢人さん)を見つけました。「かくれんぼ」を終えたアリスは、死んだように倒れたままです。

そんなアリスに、ウサギは「生きたい?」と尋ねます。アリスは「俺も……死ぬ」と答えました。ウサギは「分かった」と答えて、その場から去って行きました。

ウサギは拠点としている場所に戻ると、捕まえたうさぎと野菜を煮込んでスープを作りました。ウサギは生き続けるために、本で得た知識を活用しているのです。

ウサギは、生きる気力を失って道に倒れたアリスを、じっと見つめます。ウサギの脳裏には、父・重憲と過ごしていた幸せな日々を思い出していました。

「山はただひとつ、ありのままの自分を受け入れてくれる場所。お父さんはただひとり、ありのままの自分を受け入れてくれる人」――ウサギはそう思っていました。

しかし、そんな幸せは崩れ去ります。重憲はエベレストの単独無酸素登頂に挑んだのですが、それが偽装だったという疑いが出たのです。

重憲と同様、ウサギもマスコミに追われることとなりました。そんな生活なのに、重憲は大荷物を抱えて、ひとりで山登りに行くと言い出します。

「山はありのままの俺を受け入れてくれる」重憲はそう言って出かけていきました。そして重憲は、山に入ったのちに行方不明となります。

マスコミは「偽装疑惑を苦に自殺か」と、大々的に記事を出しました。遺されたウサギの心は、どんどんと擦り切れていくのでした……。

スポンサーリンク

空腹

ウサギは、アリスを拠点地に運び入れ、食事を渡しました。しかしアリスは口をつけるどころか、体を起こそうともしません。

反抗するアリスですが、ぐるぐるとお腹が鳴ってしまいます。ウサギは冷静に「体が『生きたい』って言ってる」とつぶやきました。

アリスは生きる価値を見失っていました。自分が生き残るために親友のカルベ(町田啓太さん)チョータ(森永悠希さん)を殺したのだと、アリスは語ります。

死んで謝りたいと思うアリスは、お腹が減ってしまう自分に怒りを感じているようでした。するとウサギは、自分もアリスのような思いになったことがあると明かします。

どうせいつかは死ぬのだからと「せめて食べてから死んでよ」とウサギは微笑みました。ウサギは絶望の中で、生きる意味を見出しているようでした。

アリスは、ウサギの作った食事を完食しました。それを見たウサギは、アリスをゲームに誘います。ビザ切れの自殺を狙うアリスの気持ちを、ウサギは見透かしていました。

ウサギは「なんであの時叫んだの?」と聞きました。「鬼ごっこ」の際、アリスが必死になったのは、死にたくなかったから、そして皆を死なせたくなかったからだと分かった上で……。

ウサギは「君に死んでほしくない」とアリスに伝えます。ウサギにとって、アリスは命の恩人でした。だからその借りを返したいのだと、ウサギは語ります。

アリスはその身を起こしました。次のゲーム会場へと、ウサギと共に向かうことにしたのです。ウサギの強い意志に引っ張られて……。

スポンサーリンク

ディスタンス

次のゲーム会場は、トンネルの中にありました。スプレーで派手に落書きされているバスの中には、いつも通りスマホが置いてあります。

その中には、3人の男がいました。ヤマネ(佐野和真さん)タクマ(大内田悠平さん)セイザン(山根和馬さん)です。

3人は最初のゲームにて出会い、そこから仲間になって、今までに4つのゲームをクリアしてきた関係でした。

しかし、ゲームの最中にタクマは怪我を負ってしまいました。怪我を負った仲間のいる男3人という関係性に、アリスはカルベとチョータを思い出します

そのとき、スマホが話し始めました。次のゲームの難易度は♣4「ディスタンス」です。ルールは「制限時間内に、試練に耐えてゴールを目指しましょう」でした。

クリア条件は「無事にゴールすること」でした。あまりにも少ない情報に、5人共が困惑します。中でも怪我をしているタクマは、自分は走れないと焦ります。

するとバスを運転できるヤマネが、エンジンをかけようとします。しかしエンジンはかからず、タクマが「置いて行ってくれ」と言い出しました。

ヤマネは妊婦の妻がおり、絶対に帰らなければいけないのだとタクマは訴えました。「俺は何とかする」と、タクマは強がります。

そんなタクマの気持ちを察して、セイザンはヤマネと共にバスから降りました。ウサギもそれに続きます。しかし、アリスは動くことができません

制限時間は120分。今までで一番の、そして桁違いの長時間です。戸惑うアリスを置いて、ウサギは先頭を走り出しました。

アリスは、カルベとチョータが生き続けることを望んでくれたことを思い出すと、3人に遅れて駆け出しました。

スポンサーリンク

獲物

スマホが「距離5000」と告げます。――トンネルを走り続ける4人は、いつしか5kmに渡って走り続けていました。

途中で補給所と書かれた場所があり、そこにはドリンクボトルが置いてありました。ウサギはその飲み物を疑い、持参していた水筒のひとつをアリスに渡しました

アリスは水筒の水を飲むと、ヤマネとセイザンに残りの水を分けました。そんなアリスを見て、ウサギは大きなため息をつくのでした。

アリスは「これじゃ♣じゃなくて♠のゲームだ」とボヤきます。その頃、4人は明かりの切れたトンネル内で、何かの気配を察知します

足音を立てて近付いてきたのは、クロヒョウでした。目をつけられたヤマネは、自家用車の下に潜り込みます。

ヤマネが差し込んできたクロヒョウの腕を何とかしのぐと、今度はアリスとウサギが狙われました。そこでウサギは、車の中にあった発煙筒に火をつけて、クロヒョウに投げつけました。

次に襲われたのはセイザンでした。セイザンはクロヒョウに噛みつかれながらも、ナイフで抵抗します。そんな中、セイザンは3人に逃げるように勧めるのでした。

ディーゼルエンジン

明るいところまで戻ってくると、ヤマネが足を止めました。タクマやセイザンと出会ってから1週間しか経っていないけれど、ずっと友達だったように思うとヤマネは語ります。

生きることを諦めようとしているヤマネを、アリスは励まします。「生きて、2人のこと嫁さんに話さなきゃ」その言葉を聞いて、ヤマネはもう一度走り始めました。

スポンサーリンク

8km走ったところで、アリスは軽トラの荷台に乗っているバイクを見つけました。それはかなり古いバイク……つまり、ICチップの入っていない乗り物です。

電子回路の乗っていない乗り物なら動くはずだと考えたアリスは、このバイクも、スタート地点にあったバスも動くに違いないと確信します。

バスが動かなかったのは、燃料切れだったからです。ディーゼルエンジンを積んでいるこのバイクに入っている軽油を持っていけば、バスを動かせるのです。

ウサギは、ここからスタート地点に戻るのかと驚きます。しかしタクマを救うため、アリスはバイクを持っていくと決めていました。

ヤマネとウサギは先に行くようにと、アリスは語ります。もう誰も見殺しにしたくないと思ったアリスは、重いバイクを引いてスタート地点へと戻って行きます。

その頃、ウサギとヤマネはトンネルの最終地点に辿り着いていました。「全面通行止」と書かれた分厚いシャッターの前で、2人はバスを待つことにします。

通過地点にいるはずのクロヒョウに脅えるアリスですが、クロヒョウはセイザンと共倒れになっていました。セイザンに感謝しつつ、アリスは先を急ぎます。

残り15分となった時、アリスはやっとスタート地点に辿り着きました。ただ死を待つしかないと涙していたタクマは、アリスを見て驚きます。

そのアリスはバスをじっと見て、信じられないという顔をしていました

スポンサーリンク

ゴール

妻と会えなくなって落ち込むヤマネに、ウサギは、きっとみんなどこかで生きているのだから、絶対に生きて帰らなければいけないと語りました。

残り5分になった時、分厚いシャッターからビスが飛びました。向こう側には水が迫っている――ビス穴から水が吹き出す様子を見て、2人は駆け出しました。

全速力で走っている2人の後ろから、凄い勢いで水が追いかけてきます。鉄板を突き破った水を見て脅えるヤマネはつまづき、水に飲みこまれてしまいました

ウサギの背後に水が迫ってきた時――タクマの運転するバスが、ウサギの目の前に現れました。その入口には、手を伸ばすアリスがいました。

ウサギとアリスは必死に手を伸ばし合います。すんでのところでウサギはアリスの手を取り、車内に入りました。そして、即座にバスのドアが閉められます。

ウサギを乗せるために急ハンドルを切ったため、バスは横転していました。気が付いたアリスとウサギは、運転席からタクマを引っ張り上げました。

ひっくり返った車体を見下ろしたタクマとウサギは驚きます。バスの側面には最初から「GOAL」と書かれていたのでした。

数字が表していたのは、ゴールまでの距離でした。スタート地点とゴール地点が同じはずがないという思い込みを利用されていたのです。

最初からきちんとバスを見ていれば分かったことでした。しかし、最初に気付いたアリスすら、それを知ったのはスタートから1時間45分経った後でした……。

ビーチへ

アリスとウサギ、タクマの3人は無事ゴールしました。しかし、タクマは大きな喪失感に襲われていました。

「また生きてたら、どこかで会いましょう」タクマはそう言うと、どこかへと歩いていきました。そんなタクマの気持ちが、アリスには痛いほど分かりました。

翌日――アリスは、ウサギに「ビーチ」のことを教えました「この世界を元に戻すまで、俺は生きる」アリスはやっと、生きる意味を見出したのです。

アリスは自転車の荷台にウサギを乗せて走り出しました。ウサギは重憲から自転車の乗り方を教わらなかったため、運動神経抜群なのに自転車に乗れないのでした……。

スポンサーリンク

感想

Netflixドラマ『今際の国のアリス』シーズン1エピソード4は2020年12月10日に配信されました。

3人の男

アリス・カルベ・チョータの親友3人組は、カルベとチョータの死によりバラバラになりました。アリスはそれに耐え切れず、一時は消極的な自殺を図ります

しかし、ウサギがそれを許しませんでした。ウサギは「借りを返すため」と言って、アリスを生かそうと鼓舞します。

そうして新しい「げぇむ」に挑んだアリスの前に現れたのは、ヤマネ・タクマ・セイザンという仲の良い3人組の男たちでした。

やっと生きる気力を取り戻したアリスにとって、まるで過去の自分たちを見ているような辛さがあったと思います。

しかも、タクマは足に怪我を負っていました。怪我のために同行を諦め、死を覚悟したタクマの姿は、チョータとかぶるところがあったでしょう。

しかし、タクマは「げぇむ」を終えた時、アリスと同じ立場になっていました。だからこそアリスはタクマの絶望を理解し、引き留めなかったのだと思います。

タクマはアリスと違い「死にたい」とは言いませんでした。本心とは違うであろう「また会いましょう」という言葉を信じて、アリスはタクマを見送ったのでした……。

個人的に一番やりたくない「げぇむ」

「ディスタンス」は、個人的に一番やりたくないです。これを作った人は「かくれんぼ」を作った人より、はるかに性格が悪いと思います。

「かくれんぼ」は、ゲームマスターの本来の意図が容易にくみ取れる「げぇむ」でした。しかし「ディスタンス」はかなり分かりにくい!

簡単にまとめると、制限時間5分前にトンネル内に大量の水が流れ込んでくるから、「ゴール」であるバスに乗って耐えろ! というのが「ディスタンス」の全容です。

「ディスタンス」の数値が「ゴール」からの距離を示すこともあり、割と親切な「げぇむ」に見えるところがにくいところですね。

原作では「らんなうぇい」という、試練が4つ用意されている「げぇむ」でした。バスの仕掛けは同じですが、アリスは参加していない「げぇむ」です

「ディスタンス」はそのものずばり「距離」を意味していました。「らんなうぇい」は「逃げろ」に見せかけて、実は「楽勝」という意味を指していたと思われます。

「らんなうぇい」においては、スタート地点から動かなければ楽勝で「くりあ」できることを、「げぇむ」のタイトルで教えてくれているんですね。

ミヅチ
ミヅチ

いや、分からんわ!!

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました