Netflixドラマ『イクサガミ』5話「亡霊」ネタバレ感想

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Netflixオリジナルドラマ『イクサガミ』5話「亡霊」は、複数の人物が<蠱毒>の裏側に気づいていく物語です。

ミヅチ
ミヅチ

イクサガミの殺陣の中で最もSNSでの反応が多い<愁二郎vs櫻>が行われる回です。倍速のような速度で動いていて興味深いです。

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Netflixドラマ『イクサガミ』5話「亡霊」情報

公開日2025年11月13日
制作国日本
ジャンルヒューマンドラマ、アクション、歴史・時代劇、サスペンス
注意書きR-16+
暴力
上映時間47分

Netflixドラマ『イクサガミ』5話「亡霊」主な登場人物・キャスト

嵯峨愁二郎(岡田准一)
香月双葉(藤﨑ゆみあ)
衣笠彩八(清原果耶)
柘植響陣(東出昌大)
狭山進之介(城桧吏)

化野四蔵(早乙女太一)
祇園三助(遠藤雄弥)
蹴上甚六(岡崎体育)

住友財閥の男・諸沢(榎木孝明)
三井財閥の男・神保(酒向芳)
安田財閥の男・近山(松尾諭)
三菱財閥の男・榊原(矢柴俊博)
VIPの世話役・平岸(黒田大輔)

櫻/中村半次郎(淵上泰史)
(吉原光夫)

赤山宋適(山中崇)
安藤神兵衛(山田孝之)

嵯峨志乃(吉岡里帆)

槐/望月(二宮和也)

貫地谷無骨(伊藤英明)

前島密(田中哲司)
大久保利通(井浦新)
永瀬心平(中島歩)
川路利良(濱田岳)

岡部幻刀斎(阿部寛)

ここから先はネタバレがあります!

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ミヅチガタリ

冒頭、警視局長 川路が抱く特権階級であった武士たちへの恨み節が印象的でした。川路の立場から見れば、禄を食む武家は憎むべき者なのでしょう。

川路からしてみれば「明治になってから、やっと生きる苦しみを知った愚か者たち」といったところでしょうか……。

内務卿 大久保や駅逓局長 前島が抱く新たな時代への前向きな姿勢と、虐げられた過去に縛られている川路のよどみが対照的でしたね。

明治時代には、武士を恨む者たちと、武士に恨まれる者たちとの間に大きな渦があったのは確かなようです。

櫻――中村半次郎がどんな気持ちで生きてきたのかは語られませんでした。ただ、かつての仲間 愁二郎と戦えたことに喜びを感じているのは確かです。

一閃で相手の命を奪うことのできる<人斬り>である二人には、お互いにしか理解できない何かがあるのかもしれませんね。

また、双葉の清廉な思いに、隊員 橡が心を動かされている様子がありました。櫻にしろ橡にしろ、<蠱毒>に共感・同意していないのではないでしょうか。

その一方で、槐――望月は<蠱毒>にまつわる業務を楽しんでいるように見えます。槐の考え方も聞いてみたいところですね。

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参加者の生死

嵯峨愁二郎
香月双葉
衣笠彩八
柘植響陣
狭山進之介

祇園三助
化野四蔵
蹴上甚六

貫地谷無骨
岡部幻刀斎

不明

カムイコチャ ほか

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『イクサガミ』5話「亡霊」ネタバレと感想・考察

滅亡すべき者

「亡霊……古びた特権階級と刀にしがみつき、おごり高ぶり、敗北を認めず、力なき者から奪い、尊厳を失ったとわめき、反乱を起こす阿呆ども。新しい時代に、最もふさわしくない者ども。亡霊は、滅亡させなければならない」

内務省警視局長 川路利良は、かつて嵯峨愁二郎や櫻――中村半次郎が参加した戦を後方から支援していた<味方>でした。

しかし、勝利の狼煙をあげた愁二郎たちがいる場を砲撃するよう、川路は指示を出したのです。周囲の部下たちは戸惑いながらも、川路に従いました。

財閥の男たちは、川路を<蠱毒>の主催として拍手で迎えます。三井財閥の男・神保は、苦々しい顔で語り始めました。

「主催、うちの家訓をご存じですか? <士族には金を貸すな>です。うちほど士族の無法に苦しめられた者はいませんから」

安田財閥の男・近山も神保に同意します。士族は貸した金を踏み倒すことを繰り返してきたと、恨み言をこぼしました。

VIPの世話役・平岸は淡々と報告を読み上げます。貫地谷無骨は桑名宿で活躍するものの、池鯉鮒宿にはなかなか近づかず、賭けの対象から外れていました。

「蠱毒の面白さは、まだまだこれからです。最後に至るまで、数々の余興をご用意しております。皆様、亡霊どもの滅亡を楽しもうじゃないですか」

その頃、死んだふりをした愁二郎が運ばれていくのを尾行した衣笠彩八と香月双葉は、三井銀行の前にいました。

三井銀行の倉庫の中では、愁二郎の死を疑い足を運んだ櫻と、愁二郎とが向き合っていました。愁二郎には、蠱毒の隊員たちにより銃口が向けられています。

川路自身も士族ではあるものの、高い地位に就くことのできない家柄だったようです。そう考えると、川路の恨みも理解できます。

江戸時代は、武家である徳川家が政治のトップであったため、士族は恵まれていたと思われがちです。

しかし、平和な世で武家が生きていくことは難しかったのです。特に階級の低い家柄だと、武家同士で仕事を奪い合う戦いに生き残ることはほぼ不可能でした。

だからといって、武士である以上、商売をするのは卑しいこととされています。現在の愁二郎のように、食うに困り借金をするのは珍しいことではなかったようです。

愁二郎は明治維新後に苦しい生活になっていますが、川路はそのずっと前からそんな暮らしをしていたのでしょう。

川路に限らず、薩摩や長州など、江戸から遠い地に住んでいた士族の多くが、そういった立場に置かれていたようです。

そもそも薩摩は関ヶ原の戦いで西軍、つまり徳川家の敵でした。そのため江戸幕府において要職に就くことの難しい外様藩となっています。

薩摩藩自体の上限が低い上に、川路は薩摩の中でも身分の低い家柄でした。そして当時の男性の寿命が40代前半のところ、川路が戦功を立てたのは30歳の頃です。

考えてみると、川路は人生の75%もの期間<亡霊>に苦しめられてきたわけですね。武家社会への復讐に燃えるのも当然といったところでしょうか。

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忍びの本分

愁二郎は、櫻――かつての仲間 中村半次郎から銃が憎いかと問われます。愁二郎は、時代が変わっただけだと答えました。

「銃を下ろせ。彼が集中できない」

櫻と刀を交えることとなり、愁二郎の覇気はこれまでと段違いになりました。二人の振る刀の速度は、目にもつかないほどです。

同じ頃、柘植響陣も隊員二人を相手にしていました。拳銃を向けられた響陣は、片方の隊員を組み伏せ、狙いをつけにくくします。

その間に、もう一人の隊員が赤山宋適の暗殺に用いた銃を、牢から取り出そうとしていました。けれども時間がかかり過ぎ、響陣に逃げられてしまうのでした。

三井銀行の倉庫で行われている斬り合いでは、互いの刀が折れてしまいます。愁二郎は、倉庫にある鎖鎌や槍を手に取りました。櫻はもう一振りの刀を取り出します。

響陣は留置場から出て、隊員や警官たちをかわしながら2階へと上りました。そして、バルコニーに出て、柵に体を任せるように下に落ちます。

すんでのところで銃弾をよけた響陣は、そのまま外へと下りました。植え込みの陰で待っていた狭山進之介に声をかけ、森の中へと姿を消したのです。

内務卿 大久保利通は、机にしまっていた写真を取り出します。そこには、大久保卿、警視局長 川路と共に、櫻や愁二郎の姿もありました。

さすがに明治まで生き残っているだけあって、響陣の忍びとしての能力は非常に高いようです。

<蠱毒>の隊員が川路率いる警察組織の者であれば、彼らはほとんどが身分の低い武士であると思われます。

戦乱の世ならいざ知らず、江戸の世で身分の低い武士が忍びと関わる機会などなかったでしょう。ましてや、戦うことなど有り得なかったはずです。

そうなると、本気で逃走を試みる忍びを捕まえるというのは、難しいことなのかもしれませんね。

そして大久保卿ですが……彼は明治の世に不平不満を持つ士族たちによって殺され、その生涯を閉じます。

廃刀令や、士族から収入源を取り上げる政策<秩禄処分>、士族による反乱<西南戦争>を率いた西郷隆盛を暗殺しようとした疑惑など……。

士族に恨まれる行動を重ねてきた大久保卿でしたが、尊敬する人物はなんと徳川家康だそうです。面白い人ですね。

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蠱毒の裏側

「このまま進んでも、あなたたちに幸せな未来はありません。あなたは、ここで終わりです。嵯峨刻舟」

櫻が壁際に愁二郎を追い詰めたとき――扉の隙間から煙玉が投げ込まれました。倉庫内に煙が充満しているうちに、愁二郎は逃げ出します。

その頃、警視局長 川路は、富士山麓には誰もいなかったと報告を上げていました。その報告を疑い、大久保卿の秘書 永瀬心平は独自に動き出します。

無事に再会した愁二郎たちは、それぞれが得た情報をもとに話し合います。愁二郎も響陣も意見は同じでした。

警視局と三井銀行が<蠱毒>に関わっていることは確かです。響陣は、銀行の上にある財閥も関わっているのだろうと推理しました。

参加者の監視や死体の処理は、警視局が行う。それらの運営にかかる莫大な費用は、財閥が用意していると考えられます。

そして、隊員により京都府庁警察である疾風の安神が殺されたこと、響陣が警察署に簡単に侵入できたことから……。

<蠱毒>で動いているのは警視局の本隊のみだということも推測できました。しかし、なぜなのかは分かりません。

「だがな、一つだけ確実に言えることはある。蠱毒は単純に勝ち残ったヤツに10万円を渡す遊びやない。東京にたどり着いたとしても、必ず何かある。最後の一人として残るために、殺し合いをする可能性があるっちゅうことや」

また、掟の中に<生きて帰れる>という約束はありませんでした。どうするべきか悩む愁二郎に、響陣はささやきます。

戦争に明け暮れていた頃、愁二郎にはある繋がりを持っていました。響陣の情報通ぶりに驚きつつも、愁二郎はその案に乗ることにします。

私が最初に触れたデスゲーム作品『バトル・ロワイアル』では「最後に生き残った者を優勝者とする」という明確なルールがありました。

他にも細かいルールはありますが、基本的には殺し合いをすること、二人以上は生き残れないこと、最後の一人は家に帰れることを説いています。

また、デスゲームを運営しているのが国家であることも最初に明かされます。その理由についても同様でした。

この作品がデスゲーム作品として高い評価を受けたのは、こういった圧倒的な分かりやすさがあったのだろうと思います。

そこのところ<蠱毒>は、何人生き残れるのかも、10万円を受け取る条件もはっきりしていません。

何も分からない状況で大金に釣られてやってきた……と槐にバカにされるのも仕方ないような気がしてきました。

しかし逆に考えると、ここまでルールがはっきりしていないデスゲームも中々ないのです。隠しごとがあり過ぎます。

愁二郎たち参加者や、政府サイドのように、視聴者も<蠱毒>の実像がつかめないままでいるわけです。

つまりデスゲーム作品の中に、ミステリの要素も入っているんです。時代劇、殺陣(アクション)、サスペンス(心理的恐怖)、ヒューマンドラマと同様に……。

なるほど、これだけ多くの要素が入っていれば、何かしら気になるところが出てくるでしょう。人気作になる理由が分かりますね。

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明治政府へ

愁二郎が去ったあと、双葉はひとりで刀を振り稽古をします。彩八は、皆の足手まといにならないようにと考える双葉に声をかけました。

「刀だけが強さじゃない。今のお前は弱い。女であり、子どもだ。……でも<今は>だ。自分にしかない強さを見つけるしかない」

鳴海電信局を尋ねた愁二郎は、大久保卿に宛てて電報を送ります。それは不審な電報として、駅逓局長 前島密に届けられました。

届 内務省 大久保内務卿
出 サガ コクシュウ
オオクボニツタヘタヒコトアリ

前島密は電信室に向かい、部屋から全員出ていくよう指示しました。鳴海電信局の職員は、前島からの返信にひどく驚きます。

愁二郎は職員を部屋から出したあと、天龍寺の件を確かめました。前島は、士族が集まっていることについて問います。

けれども、槐から<蠱毒>について他言無用と言われています。前島が次々に質問をしてくる中、愁二郎は情報は保護と引き換えだと伝え続けました。

前島は、3日後に岡崎にて子供を保護すると約束します。愁二郎は妻 志乃への電報を頼み、電信局を後にするのでした。

「警察の関与について問いただしたところ、明言は避けていましたが<国の大事である>と。それだけではありません。警視局は現在150名以上の警官を動員し、秘密裏に演習を行っています」

前島は、警視局と財閥とを動かせるのは警視局長 川路だけだと、大久保卿に話しました。大久保卿は、証拠を押さえるよう前島に指示します。

大久保卿は、明治維新から政府の運営まで共にしてきた川路のことを疑いたくないようですね。

やはり同郷の友は信じたいものなのだろうか……と思うと同時に、そういえば前島の出身地は知らなかったなと思い当たりました。

前島密は、越後(新潟)の高田藩にある豪農の子だそうです。医学の道に進み江戸に出たあと、国防の道を行き、幕臣として翻訳業をし……。

英語圏の文化を学ぶ中で郵便についても学び、駅逓局長へとなったそうです。文系と理系と、両方の要素を持つ人物のようです。

大河ドラマ『青天を衝け』ではちらっとしか触れられていませんでしたが、大河ドラマ主役を担える面白い人生を送っていますね。

ところで愁二郎は……<蠱毒>のルールに反するのもいとわず、双葉を政府に守ってもらうために動き始めました。

たとえ警視局であろうとも、その上司である内務卿には逆らえないだろうと――響陣の考えに乗ったわけです。

ただし、愁二郎は響陣と違い、大久保卿のことも警視局長 川路のことも<人間として>よく知っています。

<悪夢>となった戦場で、大砲を放っておきながら平然としていた川路のことを、愁二郎は見ていましたからね……。

大久保卿は今後、共に歩んできた川路を信じるか、<亡霊>となった愁二郎を信じるかを迫られるのでしょう。

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進之介の命

大久保卿の秘書 永瀬心平は、<蠱毒>の関係者が交わしている電報の暗号を解こうとしていました。

愁二郎は響陣たちと合流し、池鯉鮒宿へと進みます。愁二郎は8点、双葉は7点、彩葉は8点、響陣は7点で通過を許されます。

手持ちの札と5点分の青札とを引き換えたあと、愁二郎たちは関を抜けようとします。そこで双葉は、札の足りない狭山進之介を助けてほしいとすがりました。

愁二郎も響陣も、大人である進之介を助ける理由はないと、双葉を諭します。諦めきれない双葉に対し、進之介は礼を言いました。

「結局は、命を先延ばしにするだけです。狭山様の実力では、生き残る可能性がある9名には入れません」

橡の言葉を聞いてもなお、双葉は木札を渡しに行きます。木札1枚では足りないため、響陣や彩八、愁二郎もそれに続きました。

池鯉鮒宿通過に必要な5点が集まり、進之介は関を通過できました。目の前の命を見捨てては胸を張って帰れないという双葉の言葉が効いたのです。

橡は、品川関を抜けられる9人には<生き残る可能性がある>と言いました。その情報を得られたことが、進之介に木札を分けた理由だったのです。

血まみれの木札をじゃらじゃら下げた貫地谷無骨が、町の人を斬り捨てながら池鯉鮒宿にやってきました。無骨はいまだ、愁二郎をつけ狙っています。

巫女の母を持つ双葉は、やはりどこか浮世離れした感覚を持っています。子どもだからというだけではないでしょう。

母が孤児を引き取り、自分の生活が苦しくなってもなお救い続けた姿を見て、双葉は憧れを抱いていました。

そんな双葉の澄んだ心は、警視局勤めであったがゆえに<蠱毒>の運営とならざるを得なかった者には、特によく響くのかもしれません。

生き残る可能性があるのは最大で9人だそうです。現在、愁二郎たちは5人ですね。

関を越えるための木札の数は一人につき30枚です。つまり5人いれば150枚必要になるのです。かなり困難な数といえるでしょう。

実力者である愁二郎、響陣、双葉の3人でさえ、30枚ずつを集めるのは苦労するのではないでしょうか。

進之介は双葉と一緒に政府に預かってもらうのが一番いい気がします……。

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祭りの夜

池鯉鮒宿を越えたあと、響陣は進之介と共に別行動をすると告げました。警察署で顔を見られているため、リスク分散をしたのです。

<蠱毒>が進む一方で、大久保卿の秘書 永瀬の暗号解読は失敗続きです。そんなとき、永瀬は<歐洲暗號の書>を見つけました。

警視局長 川路が欧州に視察に行ったことがあることを思い出し、永瀬はその本をもとに解読を進めます。そして、川路の名前を見つけ出しました。

それを大久保卿に伝えにいったとき、永瀬の前に現れたのは警視局の望月――槐でした。

川路は、150人の警官を<蠱毒>のみならず、内務省の重役たちにつける密偵にも使っていたのです。永瀬は助けを求める暇もなく、絞殺されました。

永瀬のことと、愁二郎と駅逓局長 前島との通信のことが、川路に伝えられます。川路は財閥の男たちにそれを伝えつつ、愁二郎には<蠱毒>を続けさせると告げました。

その夜、響陣は祇園三助と化野四蔵に会いにいきます。京八流の弟子たちに声をかけ、集めようとしているのです。

もう一人の弟子 蹴上甚六はというと……迷子になり、まだ池鯉鮒宿を越えられずにいました。

愁二郎たちは、祭りの中にいました。その中には無骨が、祭りを見下ろす丘の上には京八流の弟子たちを始末せんとする岡部幻刀斎がいます――。

残り 六十三人

響陣は「警察署で騒ぎを起こしたから」と言って別行動し始めましたが、目的は京八流の弟子たちを集めることにあったのでしょう。

9人生き残れるのならば、現在の5人のほかに、京八流の弟子の3名 三助、四蔵、甚六を加えても問題ないと判断したのでしょう。

そうは言っても、京八流の弟子が集まると、幻刀斎に狙われやすくなるという大きなリスクがあります。

愁二郎を狙っているという点は幻刀斎も無骨も同じなので、この二人が事故としてでもぶつかってくれると有難いのですが……。

また、川路に愁二郎-前島間の通信を知られたことも気になります。さすがに歴史改変はしないでしょうが、前島が無事で済むことを祈ります。

そして槐さん――やはり<蠱毒>のためのコードネームとして木偏の漢字を充てられていただけで、本名は別にありました。望月さんだったんですね。

槐は、警官として暗躍しているときにも、馬に指示を出すときに用いる舌を鳴らす仕草<舌鼓>を使っていました。

もともと馬に乗ることが多い立場だったのでしょう。槐は刀を抜いてはいませんが、やはり士族なのだと思います。

※トップ画像・引用文はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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