Netflixドラマ『華燈初上―夜を生きる女たち―』エピソード18ネタバレ感想

Netflixドラマ『華燈初上―夜を生きる女たち―』タイトルS3
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ミヅチ
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こちらにはNetflixで配信中の台湾ドラマ『華燈初上―夜を生きる女たち―』エピソード18のネタバレと感想があります。

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主な登場人物・キャスト

ローズ/ロー・ユノン/羅雨侬(ルビー・リン/林心如)
スー・チンイ/蘇慶儀(シェリル・ヤン/楊謹華)

ジャン・ハン/江翰(リディアン・ヴォーン/鳳小岳)
ホー・ユエン/何予恩(デレック・チャン/張軒睿)
ヘンリー(ワン・ポーチエ/王柏傑)
マー・ティエンホワ/馬大華/ヒノキ(ウォレス・フォ/霍建華)
ルー・パオロン/劉寶龍/ベイビー(ウー・カンレン/呉慷仁)

ハナ/リー・シューホワ/李淑華(エスター・リュウ/劉品言)
アチー/チー・マンル/季满如(シエ・チョンシュアン/謝瓊煖)
アイコ/ワン・アイレン/王愛蓮(パフ・クオ/郭雪芙)
ユリ/黄百合(ニッキー・シエ/謝欣穎)
ヤヤ/林雅文(キャミー・チャン/江宜蓉)
シャオハオ/小豪(フー・ウェイジエ/胡瑋杰)

パン・ウェンチェン/潘文成(トニー・ヤン/楊祐寧)
アタ/阿達/リー・チェンタ/李建達(ジャン・グァンチェン/章廣辰)
コウ・チーハオ/葛志浩(シュウ・ジエカイ/修杰楷)

ここから先はネタバレがあります!

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あらすじ

日系ナイトクラブ「光」のオーナーであるスー・チンイは、駆け出しの脚本家ジャン・ハンを運命の人だと感じていました

しかしジャンはスーの親友ローズと付き合い始め、2人は正反対でお互いを理解していないのに交際は順調でした。

ジャン亡き後「光」にはジャンのボトルだけが遺り、店に戻ったユリを含めて従業員で呑むことになります。

その頃、アイコは「シュガー」が売春宿だと確信し、体を売るのはやめたいと思うようになっていました。

ヒノキをアジトから逃がしたパン・ウェンチェン刑事は、部下のアタ刑事が裏で事件に絡んでいると察し更生を促します

ローズの夫ウー・シャオチャンにより、息子ズーウェイに実母はスーであることが知らされました

ズーウェイは立ち直ったものの、シャオチャンがズーウェイの実父チューと関わっていると知りローズは不安に駆られます。

スーの日記を読んだローズは、スーが抱えていた劣等感の強さを知って暗い気持ちになります。

アタ刑事の裏切りを察した黒幕のコウ検察官は、ユリからスーへと渡った麻薬をウェンチェン刑事が所持していると知り捜索に踏み切ります

アタ刑事は足を洗う機会を失い、尊敬する上司であるウェンチェン刑事を逮捕することになるのでした。

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ミヅチガタリ

おそらくジャンは綺麗な女には誰にでも優しく、気がある素振りがスタンダードで、笑顔を振りまく男なのでしょう。

そんなジャンを運命の男だと信じてしまったスーも不幸ですが、ジャンに惚れられてしまったローズも相当不幸だと思います。

気ままな男と気ままな女のカップルを眺めていたら溜息のひとつも出るよね……とスーに初めて共感しました。

そして「光」では愛嬌で客を喜ばせていたアイコは、「シュガー」でアバズレ女になってしまいました……

お金が稼げればいいと思っているのかな? と思いきや、ホステスはこんな仕事じゃない! と感じていたんですね。

ホステスは戯れの愛を売る人であり、売春婦ではありません。枕を交わす相手を選ぶのがクラブではないのです。

そんな中、ズーウェイは実母がスーだと知り、ウェンチェン刑事は部下を救うことができないまま逮捕されてしまいます。

ズーウェイ問題が転がっていく中、ウェンチェン刑事は捜査員から外れてしまいました。ローズの立場はますます悪くなるでしょう

アタ刑事は金のためにコウ検察官の手先となりながらも、正義を貫くウェンチェン刑事への憧れも捨てられません

殺人まで犯してしまったアタ刑事……これからさらに悪に邁進してしまうのか、立ち止まれるのか……心配です!

詳細なネタバレはこの下です!

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華燈初上―夜を生きる女たち― 第18話

ローズとスー・チンイ

日系ナイトクラブ「光」のトイレでは、ヤヤが吐き続けていました。会計係からホステスになったばかりで、まだ呑み慣れていないのです。

呑み過ぎた客はハナにボトルを入れると言いながら帰っていきました。ママであるローズは、ボトルの棚に目を移します。

多くのボトルの中には、ひき逃げにより亡くなった元恋人ジャン・ハンのボトルがありました。

1985年9月8日、盛ん居酒屋――ローズと恋人ジャン・ハン、親友スー・チンイは食事を共にしていました。

ジャンは次の舞台の会場使用料をローズが勝手に支払っていたと知り、ジャン自身が支払うべきなのにと怒ります。

役に立ちたいと思ったローズは、なぜジャンが怒るのか分からず、味方になってくれないスーにも当たります。

そこでスーは「失恋した」と打ち明けました。運命の人だと思っていたジャンが親友ローズと交際し始めたという意味ですが……。

ローズはジャンに夢中で、スーの言葉の意味を考えようともしませんでした。スーはそんな2人を見ながら、ずっと傷付いてきたのです。

スーとジャンの関係を知った誕生日の夜、ローズはスーを激しく責め立てました。「なぜ隠してたのよ?」

親友から男を奪ったスーに幸せになる権利はない――ローズがそう考えていると、スーは思ってしまいました。

ローズとスーの親友としての関係は、ジャンの存在により崩れてしまったのでした。

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ジャン・ハンのボトル

1988年10月29日、ジャン・ハンの死の3日後――ジャンの入れたボトルは、6本も未開封のまま残っていました。

ローズは捨てようとしますが、最年長ホステスでチーママのアチーはもったいなさそうにボトルを見つめます。

そこでユリはボトルのひとつを開けると、ジャンの死に向き合えないでいるローズへと杯を上げました。

ユリは「辞める」と言った数日後「考えたけど、やっぱり残るわ」と「光」に戻ってきたのです。

アチーも昔辞めようとしてすぐ戻ってきたことを思い出し、ユリの行動が理解できるとチーママぶるのでした。

ジャンのお酒は他にも残っていました。ヤヤも参加して、ジャンの遺したボトルを呑むことにします。

その頃「光」の向かいの「シュガー」では、アイコがボディタッチの激しい客に対して酒をぶっかけていました。

ママであるベイビーはアイコをバックヤードに追いやり、客の機嫌を取ります。しかしアイコは怒ったままです。

「シュガー」はホステスに恋ではなく、体を売らせていたのです。アイコは「シュガー」を売春宿だと考えていました。

アイコは「シュガー」で働くことに疑問を抱くようになっているのでした……。

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アタ刑事の動揺

永鋭(ヨンルイ)建設のチューは政財界との繋がりを活かし、ローズの夫ウー・シャオチャンに白紙の小切手を渡します。

ローズとシャオチャンが育ててきた血の繋がった息子ズーウェイを手に入れるためなら、金も人脈も惜しまないつもりなのです。

会社の経営が上手くいかないシャオチャンは小切手を受け取ることにしますが、チューの本心が分からず困惑します。

その後、シャオチャンはズーウェイに会ってチューの話を伝え、ローズに離婚協議書を手渡しました。

シャオチャンの運転する車から降りてきたズーウェイはどこか様子がおかしく、ローズを避けるように出かけていってしまうのでした。

一方、ヒノキのアジトに踏み込んでいち早くヒノキと顔を合わせたパン・ウェンチェン刑事は、ヒノキに逃亡を勧めます。

部下を見捨てられないと熱くなるヒノキに、ウェンチェン刑事は防弾チョッキの上から腹を撃たせます。

駆けつけたアタ刑事はヒノキを追いかけますが、ウェンチェン刑事に足止めされたため見失ってしまいました。

アタ刑事は、2人きりの車内でなぜヒノキを逃がしたのかとウェンチェン刑事に尋ねます。

ウェンチェン刑事は、麻薬事件はスー・チンイ殺害事件と関わっていると言い、スーが奪った麻薬は自宅にあると語るのでした。

ウェンチェン刑事の口ぶりから、アタ刑事は全て見抜かれていると感じます。しかしウェンチェン刑事は、アタ刑事を責めませんでした。

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母ふたり子ひとり

その夜、帰宅したローズは息子ズーウェイの姿が見当たらないことに気付きます。友達の家にも行っていません。

階下のウェンチェン刑事の家も訪ねましたが、そこにもいません。ローズはそわそわしながら捜索結果を待ちました。

やっと見つかったズーウェイは、泣きながら「パパに全部聞いた」とつぶやきました。ローズの表情が一変します。

ズーウェイは、ローズとシャオチャンが実の両親ではないことと、実母が「乾媽」と慕っていたスーであると知ったのです。

帰宅したズーウェイに、ローズは育児が大変だったことを語り「あなたのママで幸せよ」と語りました。

そしてローズは、元夫シャオチャンがズーウェイの実父であるチューと接触したことを知るのでした。

1981年5月13日、台北 スー・チンイの家――ローズは夫シャオチャンの罪を被らされ、刑務所に行くことが決まっていました。

スーの作ったご飯を食べながら、これから3年間親子として過ごすスーとズーウェイの姿を感慨深げに見つめます。

ローズが服役中、ズーウェイの母はスーでした。スーは甲斐甲斐しくズーウェイの世話をしていたのです。

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刑事人生の行方

スーの母スー・メイユーに抗議しに行ったローズは、スーの遺品である日記を手渡されました。

スーの母はスーを傷付けたことを自覚していますが、それはローズも同じだろうと語ったのです。

スーは日記に本心をありのままに記していました。いつも守る側にいるローズへの卑屈な想いや、感謝しかできない弱い立場を……。

刑務所で同部屋だったホステスのハナは、ローズのおかげで囚人番号0496である自分は生き残れたのだと語ります。

ハナはスーとは違い、救われた自分の弱さを憂いてはいません。救ってくれるローズがいて嬉しかったのだと笑います。

そして店が開きました。ウェンチェン刑事がやってきたため、ローズは悪態をつきつつ相手をします。

いくつもの疑いをかけられ、何度も辛い目に遭っているのに笑顔で仕事を続けるローズを、ウェンチェン刑事は尊敬していました。

その夜、ウェンチェン刑事の部屋に捜索が入りました。コウ検察官はウェンチェン刑事相手に賭けに出たのです。

ウェンチェン刑事の部屋から麻薬が見つかり、コウ検察官は笑顔を見せます。こうしてアタ刑事の裏切りも防いだのです。

アタ刑事は事態がどうにもならないところまで来たと自覚し、ウェンチェン刑事のいる「光」へと向かいました。

ローズは、目の前で逮捕されるウェンチェン刑事を見つめることしかできないのでした。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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