Netflixドラマ『殺人予言配信』エピソード3ネタバレ感想

『殺人予言配信』タイトル新着
この記事は約13分で読めます。

Netflix独占配信ドラマ『殺人予言配信』エピソード3は、犯人を確保したはずが刺殺事件が起こり真犯人を探すも再び事件が起きる物語です。

ミヅチ
ミヅチ

チェン刑事にもリー刑事にも過去に後悔を抱えた経験があり、その痛みが二人を結び付けているようですね。

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Netflixドラマ『殺人予言配信』エピソード3 情報

日本公開日2026年2月12日
制作国台湾
ジャンルミステリー、犯罪、サスペンス
注意書きR-16+
暴力、言葉づかい、自殺、家庭内暴力
上映時間47分

『殺人予言配信』エピソード3 主なキャスト・スタッフ

キャスト

チェン・ジアレン(陳家任)
第一分署の刑事
イーキン・チェン(鄭伊健)
リン・ティンヨウ/ヨウズ(林廷佑/柚子)
What’s Up Yo!柚!の配信者
ショウ・ロウ(婁峻碩)
リー・シンピン(李欣屏)
サイバー犯罪捜査班の若手女性刑事
リー・ペイユー(李霈瑜)
『ふたりの私』
グオ・ダーフー(郭達夫)
和庚(ホーゴン)病院の医師
ワン・ポーチエ(王柏傑)
『罪夢者』『悲しみより、もっと悲しい物語 The Series』
ホー・ジェンウェイ(何鎮偉)
サイバー犯罪捜査班の主任刑事
リー・リーレン(李李仁)
『恋するマフィア娘』『瀑布』
チェン・ヨウジエ(陳宥潔)
ジアレンの娘
バフィ・チェン/チェン・イェンフェイ(陳姸霏)
『WAVE MAKERS 〜選挙の人々〜』
黎庭恩クロエ・シャン(項婕如)
『この心亡き者』
ウェイ・モンイエン/ウェイイエン(魏孟言/魏言)
胃発炎チャンネルの配信者
ケント・ツァイ(蔡凡熙)
ガオピー(高志平/高皮)
配信者
ジャン・ファイユン(詹懷雲)
『WAVE MAKERS 〜選挙の人々〜』『女優:ボーン・トゥ・シャイン』
リウ・イエンホワ/ワーザイ(劉彦華/瓦仔)
胃発炎チャンネルの配信者
ヤン・イーシュエン(楊懿軒)

スタッフ

監督・脚本ショーン・スー(蘇文聖)

『殺人予言配信』エピソード3 あらすじ

チェン・ジアレン刑事が娘 ヨウジエと不仲になったきっかけは、妻 恵(フイ)の死にありました。

荒れた生活をするチェン刑事に嫌気が差したヨウジエは、会話すらしなくなります。大きなケンカをして、二人の溝は決定的なものとなりました。

チェン刑事は、的中率100%の予言者 ババ巫女について調べています。その手助けをするのは、配信者 リン・ティンヨウです。

ババ巫女について調べるうちに、二人はお互いの半生を知っていきました。そうして二人は、協力関係となって――。

ここから先はネタバレがあります!

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ミヅチガタリ

チェン一家を繋いでいたのは、献身的な良妻賢母 恵(フイ)だったんですね。父と娘が仲良くしていられるのは、フイがいたからなのです。

そのフイを失ってしまった父娘は、お互いを責めるようになってしまいました。こういったとき、誰かが悪いのならば、自分以外の誰かだと考える人は少なくありませんよね。

大人である以上、チェン刑事が引くべきだったのだと思います。形だけでも自分が悪いのだと認めていれば、ここまでこじれることはなかったでしょう。

チェン刑事とヨウジエとの仲はこじれ、怒りを抑えるのが難しくなり、薬を飲まなければ日常生活を送ることが難しくなってしまいました。

倒れたフイに気付いた瞬間は、チェン刑事の中でトラウマになっています。ウェイイエンを撃ったときにも、仲間が死ぬ恐怖に脅えていましたよね。

そしてウェイイエンを撃ったこともフイのトラウマに重なり、チェン刑事のメンタルはかなり危うい状態になっているようです。

そんなチェン刑事に対し、ティンヨウは態度を軟化させました。家族を思う姿を見せられると、どうしても肩入れしてしまうようです。

チェン刑事とティンヨウとの世代を超えた友情を楽しみにしていたところ……ティンヨウが命の危機を迎えてしまいました。

ボールン刺殺事件はインフルエンサー関連の事件に連なるものなのか? 殺人犯はピンシュエンか、グオ医師か? 謎は深まるばかりです。

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『殺人予言配信』エピソード3 ネタバレと感想・考察

父娘の決裂

チェン・ジアレン刑事の妻 恵(フイ)は、一度倒れたあとも変わることなく、明るく元気に過ごしていました。

しかしある日――チェン刑事と娘 ヨウジエのいる家の中で倒れ、そのまま亡くなってしまいます。明るかった家の中が、ゴミだらけの暗い空間になりました。

親子の会話も少なくなってしまいます。ヨウジエはチェン刑事と会話することを避け、ライブに精を出して家を空けがちになりました。

チェン刑事の荒れた気持ちは、仕事にも影響を出すようになります。そしてついに、ヨウジエが亡き母を軽視していると怒りを爆発させました。

「いつまで自分を哀れむの。ママが恋しいとか言ってるけど、全部パパのせいよ。病院にも連れていかず、幸せな家族ごっこしてた。パパが死ねばよかったのに。ママを返してよ」

チェン刑事は怒りに任せて、ヨウジエがライブで使っていたギターを叩き折りました。そこで父娘の仲は完全に壊れてしまったのです。

10月3日――ババ巫女が生配信を始めました。今度は誰かが刺殺されると、ババ巫女は予言します。

配信者リン・ティンヨウに、配信者仲間の河馬(ホーマー)から電話がかかってきました。<秘密結社カード>の開封動画を投稿した人物を思い出したのです。

ティンヨウは、チェン刑事を連れて配信者 Y蛋(ヤーダン)がいるオロモへとやってきました。そこでは、様々な配信者が撮影を行っています。

ヤーダンは女友達ふたりと共に、食べきれないほどの量を注文します。ティンヨウが刑事を連れてきたと知り、おごってもらえると踏んだのです。

チェン刑事の亡き妻フイは、倒れたあとに病院へと行っていなかったんですね……。

国や人種に関わらず、男性は病院に行くことを嫌がる傾向にあると聞いたことがあります。そもそも健康な人は、病院を毛嫌いするきらいがありますよね。

人によっては「病院に行くと<病気だ>と確定してしまうから行きたくない」と考えることもあるそうです。

チェン刑事が病院に行くことを止めたり勧めなかったりしたのか、フイ自身がそうだったのかは分かりません。

また、フイが再び倒れるまでの間は、ヨウジエ自身もそこまで重大なことだとは思っていなかったのではないでしょうか。

そして、現在のチェン刑事が異常なまでに心配性なのは、フイが亡くなったことの影響でしょうね。

何も気付かないままに、またしても家族を喪ってしまうのではないか……そういった恐怖心が、ストーカーのごとく連絡魔になっている理由でしょう。

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悔やまれる過去

チェン刑事の服薬の時間となりましたが、まずは<秘密結社カード>についての捜査です。早く話を進めたいチェン刑事ですが、ヤーダンは話を無視します。

「人殺しとは話したくない」

薬が切れてきたことに加え、ヤーダンからあおられたこともあり、チェン刑事の意識がもうろうとし始めました。

チェン刑事が床に倒れ込んだため、集まってきた配信者たちがあわてます。ティンヨウは、チェン刑事が取り出した薬を飲むのを手伝いました。

サイバー犯罪捜査班 主任刑事ホー・ジェンウェイが会議室から出てきます。部下の女性刑事 リー・シンピンが声をかけました。

リー刑事は、葉品萱(イエ・ピンシュエン)の通信記録を調べるため、申請書類を作ってきていました。しかし、先にワーザイの行動を調べるよう指示されます。

リー刑事は、事故現場とピンシュエンの職場とに距離があることが気にかかります。そのとき、ワーザイの通信記録の開示申請書を見つけました。

所轄にいた頃、リー刑事は市民からある訴えを受けたことがあります。その女性は、女友達 陳葦柔(チェン・ウェイロウ)が失踪したことを心配していました。

ウェイロウはDV彼氏と交際しています。その彼氏とは結婚する予定だったのですが、彼氏いわく突然失踪したとのことでした。

彼氏と過ごす家にて捜査をしたとき、リー刑事は飼い犬の行動に違和感を覚えます。閉じられたドアの向こうに向かって、クゥンクゥンと鳴いていたのです。

けれども、今回の捜査には捜査令状が下りていません。相手が許可していないところに入ると問題になるからと、同行した警察官に諭されたのでした。

配信者の皆さんは、胃発炎チャンネルは二人とも死んだという印象を持っているんですね。ワーザイは殺されましたが、ウェイイエンはまだ生きています。

チェン刑事がたびたび服用している薬についてですが……瓶に入っているので、処方薬ではないかもしれませんね。

血圧なのか、精神なのか、脳なのか――なんにせよ、時間を守って服用しないと大きな影響が出てしまうほどの症状があるようです。

一方、リー刑事の必死さには理由があることが分かりました。リー刑事は所轄にいた頃、やるべきなのにできなかったことがあると後悔しているのです。

くしくも、ピンシュエンは後悔している過去の件と同じく、DV被害者です。そしてまだ、助けられる余地があります。

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父親の顔

自席に戻ったリー刑事は、ピンシュエンから渡された名刺を取り出します。そして、ワーザイの書類をピンシュエンのものへと書き換えたのでした。

オロモにいたチェン刑事の症状が落ち着きました。ヤーダンは矛を収め、<秘密結社カード>について話し始めます。

「安神(アンシェン)玩具店で買った。お面も売ってるけど、犯人がお面をつけているとは限らない。……誰でも犯人になれるってこと。ネット上では、誰でもババ巫女になれるのよ」

ヤーダンは、ババ巫女が動画で使っているお面は加工だと言うのです。そして、今撮ったばかりのティンヨウの動画にお面の加工を施してみせました。

チェン刑事は、すぐに安神玩具店に向かいました。手錠をかけられたままのティンヨウも、あわててついていきます。

「ババ巫女の正体は? よく考えろよ。彼女はあんたを知ってる。知り合いのはずだ」

休憩中の店の前で、チェン刑事はティンヨウの手錠をはずしました。ウェイイエンが峠を越えたことを知り、ティンヨウは喜びます。

チェン刑事が娘 ヨウジエに古臭い画像を送っているのを見て、ティンヨウはあきれます。そして、スタンプを持っていないチェン刑事に自分のスタンプを贈りました。

SNSで友達申請をしたいチェン刑事のため、ティンヨウは代わりに操作してあげます。そんな中、チェン刑事はティンヨウの生い立ちについて尋ねました。

父が死に、母が男と消え、ティンヨウは祖母に育てられました。そんなこともあり、娘を気にかけてSNSで繋がろうとするチェン刑事に手を貸すことにしたのです。

ババ巫女は実際にお面をつけているわけではなく、加工で顔を隠していただけでした。

そうなると……加工する前の動画をアプリから提出してもらえれば、ババ巫女を名乗る配信者の顔が分かる可能性がありますね。

ピンシュエンの髪型とババ巫女の髪型が似ていますが、これはミスリードなんだろうなと感じます。

チェン刑事が疑っている通り、ババ巫女はヨウジエなのでしょうか……。

それはそうと、ティンヨウの友人に対する気持ちの重さの正体は、家族との縁の薄さにあったんですね。

父母を早くに失ったティンヨウにとって、寄り添い励ましときにぶつかる配信者仲間は、家族のようなものだったのかもしれません。

チェン刑事も、家族に恵まれずに生きてきたティンヨウの半生を知り、態度を変えました。

もしかしたら、チェン刑事とティンヨウとは、家族を失った者同士で分かり合える部分があるのかもしれませんね。

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刺殺事件

ピンシュエンがババ巫女ではないかと疑ったリー刑事が、そのIPを突き止めました。陽光(ヤングワン)街26号にあるネットカフェ RS電競館です。

チェン刑事はすぐにRS電競館へと向かいました。そこにはまだピンシュエンがいましたが、フードを深くかぶっていたため見つからずにいました。

その時、帽子とマスクをつけた男が逃げ出します。チェン刑事はとっさに追いかけ、その男――和庚(ホーゴン)病院の医師 グオ・ダーフーを捕まえました。

ピンシュエンが店内から脱出している頃、グオ医師は署に連行されていました。なぜ逃げたのかと問われたグオ医師は、弁護士を呼べと要求します。

遅れてRS電競館に着いたリー刑事は、防犯カメラ映像の中にピンシュエンを発見しました。やはりピンシュエンがババ巫女だったのだと、リー刑事は確信します。

夜――西門紅楼(シーメンホンロウ)の近くに、血を流しながら歩いている男がいました。腹に包丁が刺さったままの男を見て、人々は驚きます。

『今夜8時半頃、西門町で殺人事件が発生しました。目撃者の証言によると、負傷した男性が紅楼(ホンロウ)広場に現れ、そのまま地面に倒れ込んだとのことです。事件の発生後すぐに警察が現場に到着し、規制線を張りました。被害者はネットで人気の林(リン)さん。動画で攻撃的な発言を繰り返しており、死亡との因果関係を警察が調べています。インフルエンサーが絡む事件が連続して発生しています。KOLフェスの開催に影響があるのか、注目が集まっています』

亡くなったのはピンシュエンの彼氏 林伯倫(リン・ボールン) 27歳でした。倒れた3分後に死亡しており、犯行現場は広場に繋がる路地と考えられます。

腹は4ヶ所刺されており、殺意が感じられます。ボールンが刺された路地 成都(チェンドウ)路8巷は薄暗く、人の気配は感じられません。

署に残っていたホー主任刑事は、新たな事件が発生した以上、グオ医師は殺人犯ではないと判断します。チェン刑事には伏せたままグオ医師を帰すよう指示するのでした。

ついに報道にもババ巫女が取り上げられるようになりました。警察がたどり着けなくとも、ネット上で人々が団結すれば、ババ巫女の正体が分かるかもしれません。

そして……やはり、次の犠牲者はボールンでした。加害者は分かりませんが、ボールンは裸足だったため、屋内で刺されたのだと思われます。

腹に刺さったままの包丁には、テープのようなものが貼られていました。もしや、ケーキ店 スイートスポットの名があるのでしょうか……。

ひとつ言えるのは、ボールンはワーザイ殺害の犯人である可能性はあっても、それ以前の事件には関わっていないと思われることです。

ボールンがババ巫女の予言について知ったのは、ワーザイ殺害事件が起きる直前です。それ以前に起きた事件については無関係でしょう。

ボールンは前の事件の加害者(仮)であり、今回の事件の被害者なのです。このように、数珠繋ぎで殺人事件が起きているという可能性があるわけですね。

ちなみに、西門紅楼とは日本統治時代に近藤十郎氏によって設計された建物です。東洋思想が反映された西洋建築のため、とても興味深いものなのです。

南北どちらにも広場があり、イベントが開かれることが多く楽しい場所だそうです。台湾旅行に行く方の多くが立ち寄る場所ですね。

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刺殺事件 再び

成都(チェンドウ)路8巷の薄暗い道を、チェン刑事とリー刑事との二人が進んでいきます。慣れない銃を持つリー刑事に、チェン刑事はあきれ顔でした。

ずっと歩いた先に、大きな血痕の残る場所がありました。犯行現場がそこならば、犯人に身を隠す場所はありません。

また、被害者ボールンはサンダルを履いていました。近くに住んでいるボールンが、タバコを吸っているとき人見知りに刺されたと考えられます。

「犯人は人目を気にしてない。衝動的な殺人だろう。凶器は近所で買ったはず」

警察官になってから、リー刑事は家族と会う頻度が低くなっていました。それを聞いたチェン刑事は、最後には孤独になるのだと冷たく語ります。

路地を抜けた先には、リサイクルショップがありました。包丁についていたシールに<生活雑貨>と記されていたことを、チェン刑事が指摘します。

店に入った二人は、防犯カメラ映像を見せるよう指示しました。午後6時――399元の包丁を買って500元を出し、そのまま帰った人物は……ピンシュエンだったのです。

リー刑事は、そのピンシュエンの姿を見て<ババ巫女>と口走りました。それを聞いた店員は、防犯カメラに映ったピンシュエンをスマートフォンで撮影します。

新たな事件の発生を知り、ティンヨウは配信者仲間 ガオピーに連絡しました。この事件が一連のものと関連があるのか、ただの通り魔なのか……。

悩むティンヨウに、背後から近付いてくる人物がいました。その人はティンヨウの口をおさえ、背中を何度も刺します。

動かなくなったティンヨウの腕は結束バンドで縛られ、車のトランクに入れられてしまうのでした……。

ついにティンヨウが被害者となってしまいました……。事件を調べ回っていることを、犯人にも知られてしまったんですね。

ホー刑事は、新たな事件が起きたことを理由に、グオ医師を解放しました。ティンヨウの事件が起きたのは、その直後です。

グオ医師が犯人かどうかは分かりません。けれどもウェイイエンは、グオ医師が病室に入った直後に急変を起こしていました。

ウェイイエンが生きていては予言の通りにならない――という理由で、危険な状態になるよう仕向けたということは考えられます。

一方、ボールン殺害事件については、犯人はピンシュエンということでいい……んでしょうかね。

DVに耐えかねて<殺すか、殺されるか>という思考に陥る被害者は少なくありません。そうはいっても、気になることはあります。

たとえ恋人同士とはいえ、女性が男性を正面から4回も刺せるものでしょうか。突き飛ばされたり、殴られたりするものではないでしょうか……。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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