こちらには韓国ドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』(原題:『驚異的な噂』)シーズン1エピソード14のネタバレと感想があります。
自殺したチョンシンから抜け出した悪霊は、自殺未遂をして意識不明になった市長ミョンフィの体に入りました。
ヒョグは父ミョンフィの殺人現場を目撃し、ムンがその記憶を読みます。カウンターズはミョンフィを倒そうと決意しました。
ハンギュがヨンニム殺害の罪をかぶり、テシンは「貯水池」の罪をかぶり、チャンギュは市長に殺されます。
カウンターズは、市長に憑いた悪霊が力を取り戻す前に倒そうとします。しかし市長と悪霊のタッグは一筋縄ではいきません。
主な登場人物
悪霊狩猟団:カウンターズ 1-14
チョンシンの死
チ・チョンシンが拳銃自殺を図った瞬間、カウンターズ4人が張っていた結界(キョルゲ)が解かれました。
チョンシンが死ねば、チョンシン食ったムンの両親の魂も、ムンの前任だったチョルジュンの魂も消滅してしまいます。
カウンターズの目の前で、チョンシンから出た黒い煙――悪霊が空へと上って消えました。その隙をついて、ペク・ヒャンヒが逃走します。
寄主となるミョンフィ
キョンイン警察署の刑事たちは、取調室の中で自殺を図り、血を流して倒れているチュンジン市長シン・ミョンフィを発見しました。
意識を失っているミョンフィの体の中に、チョンシンの体を離れて行き先を探していた悪霊が飛び込みました。
悪霊の行方を追え
ウィゲンは、結界(キョルゲ)の中でチョンシンが死んだのなら悪霊も消えたと語ります。ムンは両親の魂が消滅したことを受け入れられません。
祖父母に励まされたムンは、皆が集まっている姉貴麺屋へと向かいます。ムンは両親の魂を諦めないと語り、悪霊を探すと言い出しました。
するとト・ハナは、チョンシンから飛び立った悪霊は、チョンシンと同じくらい悪い人に寄主を移した可能性があると話します。
カ・モタク、チュ・メオク、チェ・ジャンムルの3人も、悪霊探しに付き合うと宣言するのでした。
力を得たミョンフィ
病室にいるシン・ヒョグは、父であるチュンジン市長シン・ミョンフィを殺そうとしますが、看護師が入ってきたため諦めました。
その時、市長の体の中にいる悪霊が目を覚まします。悪霊はチョンシンの姿で市長の前に現れ、市長が助けを求めたのだと語りました。
「これからは互いを守り合うんだ」市長と悪霊は声を揃えます。市長はチョ・テシンへ電話をかけ、チュンジン大学病院の屋上へと呼び出しました。
市長は念力を使ってテシンを土下座させると、テシンに服従するよう迫ります。未知の力を前にしたテシンは、従うしかありませんでした。
テシンの腹心の部下であるノ・ハンギュ常務も、市長が特別な力を得たと知って、市長の罪を全てかぶることにしました。
再婚
商店街にレベル1の悪霊が出たため、モタクとハナが狩りに出かけます。息子クォン・スホの命日のため、メオクは姉貴麺屋で留守番です。
夜になり、スホの元妻――メオクにとっての元嫁ジョンウンがやってきました。ジョンウンは結婚を決めたことを、申し訳なさそうに報告します。
メオクは、ジョンウンが幸せに向かって歩み出したことを喜びます。それは窿(ユン)にいるスホも同じでした。
知ってしまったヒョグ
ムンは様々な場所で地(タン)を呼び出し、悪霊の居場所を探ります。その頃、テシンはハンギュの弟ノ・チャンギュとその部下を呼び出していました。
邸宅に入ったチャンギュたちは、市長と鉢合わせます。そこにヒョグが帰宅し、父がチャンギュたちを念力で殺す様を目撃しました。
市長はチャンギュたちの魂を食らい、傷付いた悪霊が力を取り戻すのを助けます。ヒョグが殺害現場を目撃したと知り、悪霊はヒョグを殺そうとします。
市長と悪霊が言い争うのを聞きながら、ヒョグは脅えて震えるのでした。
最大の敵は市長
家にいられず夜の街をさまよっていたヒョグは、不良たちに見つかって暴行されます。偶然ヒョグに出会ったムンは、悪霊が市長に憑いたことを知りました。
ムンは市長の邸宅に地を出現させたことで、ハナにも悪霊が憑いたのが市長だと分かります。その情報はモタクとメオクにも伝えられました。
「貯水池」に火を放とうとしたクォン・ジノと、その姪ソウンがやってきます。ソウンの体に溜まった重金属成分を分析したジノは、会見を開こうと考えていました。
ヒャンヒと悪霊の再会
テシンは市長に、ソウンの会見について伝えます。汚れ仕事担当のチャンギュがいなくなり、市長はソウンの始末に困っていました。
その頃、チョンシンを喪ったペク・ヒャンヒはホテルに留まっていました。市長に憑いた悪霊はヒャンヒへとテレパシーを送ります。
ヒャンヒがチョンシンに憑いていた悪霊の生存を知って喜んでいる頃、ヒョグは父の書斎で殺人の跡を見つけていました。
ムンはヒョグを呼び出し「父親が別人みたいだろ?」と問いかけます。ムンを嫌っていたヒョグでしたが、つい立ち止まってしまいます。
ソウンの闘い
ムンたちがヒョグに聞いた別荘を探している時、ヒャンヒが地を踏みます。カウンターズに動きを知られて、ヒャンヒは焦ります。
ヒャンヒはソウンを殺そうとしますが、市長に「爪垢一つ残すな」と言われたため、テシンの待つ駐車場へと向かいました。
テシンが車ごとソウンを焼き殺そうとした時、カウンターズが到着しました。ヒョンヒを抑え込んでいる内に、ムンがソウンを救い出します。
ソウンがしっかりと供述したため、テシンは逮捕されました。市長のように好感度の高くないテシンは激しくバッシングされます。
市長を倒す作戦
金ヅルのテシンが捕まったことで、ヒャンヒは焦ります。カウンターズから逃げようと主張するヒャンヒに、市長は「もうすぐ力が戻る」と語りました。
逃げたヒャンヒを追っていたハナは隠れ家を見つけましたが、強くなったヒャンヒと市長を同時に相手することは難しいと考えます。
しかし、テシンを失った市長が頼れる相手は、今やヒャンヒしかいないのです。ヒャンヒの出かけた隙を狙って、市長を倒すことにしました。
市長を倒せ
モタク、ハナ、メオク、ジャンムルが結界を張る中、ムンは単身隠れ家に入り、地を引き連れて市長のもとへと向かいます。
しかし市長は余裕の笑みを浮かべていました。市長はハナの尾行に気付いており、わざとカウンターズをおびき寄せたのです。
結界を張るために意識を失っているハナに、ヒャンヒが襲いかかります。魔法の杖を折られたことで、結界は破られました。
勝利を確信して笑う市長に、ムンは「まだ終わってない!」と叫びます。すると、ムンの周りにある石が浮かび上がりました……。
感想
Twitterでの反応
ミヅチガタリ
チョンシンとチャンギュは死に、テシンとハンギュは逮捕されました。今までカウンターズを苦しめてきた悪党たちが、どんどん墜ちていきます。
そして、一番厄介な存在である市長に悪霊が憑いたことで、ヒョグの置かれた立場が変わりました。
ヒョグは悪霊に命を狙われながら日々を過ごし、悪人から魔物へと変わってしまった父親に脅え続けることになりました。
ヒョグは、ムンが悪霊狩りをしていると知ることはないでしょうし、知ったとしても記憶を消されてしまいます。
それでも、記憶を保っている内にムンに謝って、感謝して、心を入れ替えて生きていってほしいです。悪霊にスルーされる人になるんだぞ、ヒョグ!
どうやらムンにはまだ隠された力があったようで、市長との戦いがどうなるか楽しみですね! やっぱり主人公はこうでないと!
そして、地味に地味に活躍しているハヌルに敬礼。真実を求めることを一番に考える真っ当な警察官がいる世界、いい……!
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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