こちらには韓国ドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』(原題:『驚異的な噂』)シーズン1エピソード16のネタバレと感想があります。
市長とカウンターズ4人の戦いが始まりました。市長はムンの祖父母を人質に取りましたが、モタク・ハナ・ジャンムルにより留められます。
ムンが市長に憑いた悪霊を窿(ユン)に送り、両親と再会することができました。しかし、7年離れていたムンを、息子だと分かるのでしょうか……?
チョンシンが持っていた殺人教唆の証拠音声により、市長は罪に問われます。市長に仕えていたチャン秘書にも決断の時が迫っていました。
ヨンニムやムンの両親、その他にも多くの犠牲者がいます。犯してきた罪が法廷に持ち込まれ、市長は逃れる場を失うのでした。
主な登場人物
悪霊狩猟団:カウンターズ 1-16
市長vsカウンターズ
ソ・ムン、カ・モタク、ト・ハナ、チュ・メオクのカウンターズ4人が無人の団地の半ばまで来た時、チュンジン市長シン・ミョンフィが姿を現しました。
ムンが呼んだ地(タン)の中で格闘しますが、市長に憑いた悪霊は力を増しています。カウンターズは次々に跳ね飛ばされました。
モタク・ハナ・メオクの3人は死を覚悟していました。ムンは右足首を折られますが、その治癒を拒んで市長に立ち向かいます。
ムンは念力で周囲に転がっているガレキを持ち上げ、市長へと飛ばします。他の3人を倒せた市長も、より強い念力を持つムンには敵いません。
祖父母を救え
市長を窿(ユン)へ送ろうとするムンに、市長は「年寄りたちと永遠に会えなくなるぞ」と語ります。市長はムンの祖父母をさらい、車の中に監禁したのです。
祖父母たちが乗っている車に向かって、市長が念力で操るトラックが突っ込みます。モタクとハナ、チェ・ジャンムルも力を貸して車を抑えます。
悪霊の中に眠っているムンの母が見えたことで、ムンは動揺します。母の姿で苦しむ悪霊は、最期にチ・チョンシンの姿になって旅立ちました。
悪霊を窿(ユン)へ
市長から悪霊が離れたことでトラックは停止し、ムンは窿へと向かいました。気を失っているムンに、ウィゲンが話しかけます。
目を覚ましたムンに、チョンシンが近付いてきます。チョンシンは地獄の門へと吸い込まれながら「まだ終わってないぞ」と叫びました。
そんなチョンシンに、ムンはカウンターとして戦い続けると宣言します。現実では、悪霊が抜けた市長が再び昏睡状態に陥っていました。
ムンと両親の再会
窿には、悪霊に食われたノ・チャンギュや部下など多くの人々と、ムンの両親がいました。ムンはやっと、両親と再会することができました。
しかし、7年前に亡くなった両親はムンのことが分かりません。自分たちが死んだことに気付き、ムンは無事だろうかと心配していました。
7年経っていたと知った両親は、ムンと共に過ごせなかったことを悲しみます。そこでウィゲンは、ムンが両親を救い出したのだと紹介します。
ムンは何も言えませんでした。しかしムンをじっと見た母親は、ムンが息子だと気付きます。父親もそれを理解し、ムンに寄り添います。
そこでムンは、7年前に嘘をついたことを謝りました。祖父母の家に預けられていたムンは両親に会いたくて、迎えに来るよう嘘をついたのです。
そのために両親が事故死したのだと自分を責め続けていたことを明かしたムンは、泣きながらお互いに幸せに過ごそうと訴えました。
チョルジュンとの再会
全てを終えたムンは、記憶を消された祖父母と共に家に運ばれました。ムンは眠ったまま、両親と楽しく会話しているのです。
ムンたちを送り届けたモタク・ハナ・メオクは、姉貴麺屋に戻って窿へと向かいます。しかし、目を覚ました場所は、姉貴麺屋のままでした。
戸惑っている3人の前に、ムンの前任者チョルジュンが現れます。チョンシンに殺されていたチョルジュンは窿で目覚め、窿に姉貴麺屋を作ってもらったのです。
数々の証拠
チョルジュンとの再会を終えた後、モタクは刑事カン・ハヌルを呼び出します。チョンシンが持っていた、市長が殺害を命じる音声を渡すためです。
その頃、市長とチョ・テシン会長の罪をかぶるつもりだったノ・ハンギュ常務は、チャンギュの死体が市長邸から発見されたことを知っていました。
テシンもチャンギュ殺害に関わっていると知ったハンギュが激怒している時、モタクはチャン・ヘギョンに会いに行っていました。
市長の秘書チャンは、友人であるキム・ヨンニムが殺された瞬間の証拠映像を持っていながら、出世するために証拠を隠し続けてきたのです。
チャン秘書は映像を提出すると共に自首し、意識が回復した市長には逮捕令状が出ました。殺人、殺人教唆、贈収賄、違法埋立と罪の数は数え切れません。
さらに、モタクも報道番組に証言しました。それは、元恋人である刑事キム・ジョンヨンが市長に殺されたことを知らしめるためでした。
両親から祖父母へ
テシンから奪った50億ウォンに、ジャンムルのポケットマネーを合わせた100億ウォンが市長のせいで環境被害を受けた人々の団体に匿名で寄付されました。
ムンの両親が市長に殺されたことも報道され、ムンの祖父母は苦しみます。そんな祖父母を見たムンは、ハナを両親に会わせたいと言い出しました。
モタクとメオクは恋人紹介だとからかいますが、ムンには別の目的がありました。両親から祖父母への伝言を、ハナに託したかったのです。
眠っている祖父母の周りに、ムンが地を呼びます。ハナは地の中に入り、祖父母の頭に手を当てると、ムンの両親と再会する夢を見せました。
メオクとジャンムル
メオクは「生きて帰ったら一緒にドライブする」という約束をしていたため、ジャンムルとデートをすることに決めました。
モタクにからかわれながら外出したメオクでしたが、疲れのせいか助手席で眠ってしまいます。しかし、ジャンムルは満足そうでした。
ハナの変化
姉貴麺屋に戻ったハナは、家族との思い出の品が入った箱を開けます。そして家族写真を取り出し、カウンターズの集合写真の横に並べました。
ヒョグとの別れ
幼馴染のイム・ジュヨン、キム・ウンミンと共に進級を喜んでいたムンは、市長の息子シン・ヒョグがイジめていた後輩たちに謝罪しているところを見ます。
ヒョグはムンたちにも謝罪し、退学することを伝えました。去って行くヒョグの背中を見て、ムンたちは複雑な気持ちになるのでした。
市長の罪
殺人教唆の音声が出てきたことで、7年前の事故は事件へと変わりました。やっと事件が片付いたことで、ムンとモタクは祝杯を挙げることとなります。
ムンは、無期懲役となるほど罪を重ねた悪人を追い続けた父ソ・グォンを誇りに思いながら、去り行く市長の背中を見つめるのでした。
1ヶ月後
ムンたちは、ウィゲンから全国巡回を言い渡されます。ムンは「この際だから旅行だと思って」言いますが、モタクたちは文句たらたらです。
一仕事終えたムンたちは夜空の下で焼肉を楽しみます。するとそこに、連絡もなくジャンムルがやってきました。
ジャンムルは、ムンが「赤いトレーニングウェアが恥ずかしいからカウンターを辞める」と言ったと聞いてやってきたのです。
しかし、それはモタクの作戦でした。ジャンムルはそれを見抜きながらも、新しいウェアを作るためにオーダーメイドの職人を連れてきたのです。
新しいユニフォームはオーダーメイドの黒いスーツでした。フォーマルな装いでより気合いの入った4人は、寄主たちを殴り飛ばしていくのでした……。
感想
Twitterでの反応
ミヅチガタリ
遂に最終回を迎えましたね。ストーリーは完全に読めていたのですが、演出と演技で泣かされました。いいドラマです!
ヒョグにきちんとした行き先があるのか心配ですが、シーズン2でちょろっとでも触れてもらえますかねえ……。
悪霊がチョンシンになっているのには驚きましたが、完全体になるというのは、そういうものなんでしょうね。チョンシンごと地獄に堕ちるのは予想外でした。
ハナはムンへの好意を自覚しかけていますし、メオクは息子に勧められたこともあってジャンムルの気持ちに応えようとしていますし、いい感じですね。
何より恋人を喪ったモタクが2組を応援しているところがグッときます。仲間の幸せを素直に喜べるくらいの素直さがモタクのいいところです。
シーズン2はスーツで戦うんですかね? 赤ジャージも好きだったので、やっぱり動きやすい方がいいってことで戻らないかな~と期待しています。
次のシーズンがあると思っているからか、終わってしまった寂しさはありませんでした。でも、できるだけ早めに制作・配信をお願いします!!
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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