Netflixドラマ『正港署』エピソード6ネタバレ感想【最終回】

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Netflix独占配信の台湾ドラマ『正港署』エピソード6【最終回】は、ついに新たな成語殺人鬼の正体が明らかになり、初代と二代目の繋がりも明かされる物語です。

ミヅチ
ミヅチ

生きることの難しさを語るようなストーリーでした。真犯人にとって、よりよい人生を送る方法はどんなものだったのかと考えてしまいました。

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Netflixドラマ『正港署』エピソード6【最終回】情報

日本公開日2024年8月22日
制作国台湾
ジャンルミステリー、コメディ、殺人
注意書きR-16+
暴力、自殺
上映時間43分

『正港署』エピソード6【最終回】主なキャスト・スタッフ

キャスト

ウー・ミンハン 吳明翰
ENTJ 正港署に復帰した刑事
許光漢
『ひとつの太陽』『罪夢者』
リン・ズーチン 林子晴
ESTJ 正港署の新キャップ
王淨
『瀑布』『子供はあなたの所有物じゃない』
チャン・ヨンカン 張永康
ENFP 正港署の新署長
馬念先
『悲しみより、もっと悲しい物語 The Series』
キッド
ISTJ 正港署の新入り刑事
黃奇斌
リー・シューフェン 李淑芬
INTP 正港署の新入り刑事
Lulu 黃路梓茵
『君が最後の初恋』『此の時、この瞬間に』
監察医
INFP 吃音のある医者
林鶴軒
『恐怖の劇場』
シャオパン 小胖
ISFJ 正港署の刑事
陳彥佐 小花
シュー・シュイユエン 水源
成語殺人鬼
邰智源
シエ・ジョンダー 謝正逹
デリバリーの配達員
謝坤逹
リン・バイション 林白生
茂木由美のマネージャー
林柏昇 KID
茂木由美(もぎ・ゆみ)
地下アイドル
阿部マリア
ホアン・シャオイン 黃小茵
デリバリーの配達員
溫妮
リウ・ムーティン 劉睦婷
名門校に通う女子高生
泱泱 LYNN
ホアン・シエン 黃仙
有名な国語の塾講師
黃宣

スタッフ

監督程偉豪
殷振豪
脚本程偉豪
殷振豪
周汶儒

『正港署』エピソード6【最終回】あらすじ

のちに成語殺人鬼となるシュー・シュイユエンは、貧しい男の子ホアン・シエンに無料の講義を行う際、その妹にも国語を学ばせていました。

思春期になったシエンが色欲に思考を奪われがちになる中、その妹は真面目にシュイユエンの言葉を受け取り、勉学に励んでいたのです。

そして現在――刑事ふたりを振り切って逃走したシュイユエンでしたが、執念深く危険をかえりみない刑事ウー・ミンハンに追われます。

同じ頃、真犯人と対峙することになった正港署の署長チャン・ヨンカンは見張りの刑事たちの前から姿を消してしまっていて……。

ここから先はネタバレがあります!

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『正港署』エピソード6【最終回】ネタバレと感想・考察

ホアン・シエンの妹

少年の頃、ホアン・シエンは国語のプリントを持ったまま、屋内のプールを行き交う女性たちに釘づけになっていました。

テストで満点を取ったらプールに連れて行ってほしいと、ホアン・シエンは恩師である塾講師シュー・シュイユエンに頼みます。

シュイユエンが集中力を欠いているホアン・シエンを注意すると、横にいた女の子が口を開きます。「色を好むがごとく、徳を好むべし」と……。

「人山」という名をつけ可愛がっているホアン・シエンよりも、ひたすら勉学に励む妹のほうが大成するだろう――シュイユエンはそう言って目を細めるのでした。

ホアン・シエンが貧しい家庭の子ということだったので、この妹も同じく貧しいのでしょう。そして、両者共に学びへの意欲と才能があるようです。

しかし、一足早く思春期を迎えたホアン・シエンが“色を好む”ようになったのに比べて、妹は真正面から勉強に向き合っているため、差が出始めたようです。

ホアン・シエンはこのまま色を好み続けます。もし妹が他の誘惑に負けずに勉学を続けていれば……有名講師となったホアン・シエンをしのぐ才能を持つ人になっていることでしょう。

では、それは誰なのか……? 私は5話でやっと気づきましたが、皆さんはいつ頃気づきましたか?

4件目の被害者リウ・ムーティンの部屋から逃走した成語殺人鬼シュイユエンは、車に乗って逃走を図ります。しかし、刑事ウー・ミンハンはド根性で車にしがみついて離れません。

振り落とされることなく運転席の横まで移動したミンハンは、窓を割って車内に飛び込みます。そして、抗うシュイユエンを車から蹴落としました。

運転席で乱闘が起きたため、車はあらぬ方向へと進んでいました。目の前に市民が現れたことで、ミンハンは急ハンドルを切って……一段下にある車道へと飛び込んでいくのでした。

一方、正港署の新署長チャン・ヨンカンは第二の成語殺人鬼を捕らえるため、犯人と思しき者の指示通りマンションの1階にいました。

そして、犯人のバイクが近づいてきて――そのまま、チャン署長は消えてしまいました。ミンハンが蹴落としたシュイユエンも姿を消してしまいます。

刑事たちは離れた場所からチャン署長を見張っていたものの、ここぞというタイミングで天気が崩れ電波も乱れて、成す術がなかったのです。

こうして、成語殺人鬼は二人とも野に放たれてしまいました。正港署発足以来の大失態でしょう。副局長が怒るのも当然です。

しかし、潜入捜査官だったキッドの活躍でヒントは得られました。第二の成語殺人鬼は女性――つまり、男性よりも配達員の数は少なくなります。

それでも数千人規模が捜査対象となるのです。きっかけがつかめてよかったと喜ぶには数が多すぎるでしょう。

マスコミの前で大見得を切ったチャン署長がいなくなったことも大問題です。早期の解決が望まれる状況が重なってしまいました。

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ミンハンの勘

配達員が犯人と知り、ミンハンと仲のいい刑事シャオパンはつぶやきます。いつも5つ星をつけているから、配達員から恨みを買うことはない、と……。

それを聞いたミンハンの脳裏に、いつもの風景がよみがえります。シャオパンにデリバリーを届けにきた女性配達員は、いつも5つ星を求めていました。

その女性配達員は、女子高生とデートしているホアン・シエンに強く迫っていました。ウソを確かめにきた、と言って……。

そしてその女性配達員は、防犯カメラに映っていた人物と同じオレンジのジャケットを着て――キッドの得た証言と同じく青いヘルメットをかぶっていたのです。

ミンハンは思わず車椅子から立ち上がります。犯人は最初から正港署の近くにいたのです。ミンハンはシャオパンを連れ、ある場所に向かいました。

シャオインは女子高生とデートするホアン・シエンを問い詰めていたため、ミンハンは彼女かと思っていましたが……妹だったようですね。

視聴者をしれっとミスリードしてくれたわけです。わざわざ店の外に連れ出して抱き締めるようなことをするホアン・シエンも要因のひとつではありますが……。

兄と妹となると、余計に「なぜ優秀な妹シャオインではなく、一段劣る兄シエンが塾講師になったのか?」という疑問が強くなりますね。

私としては、人間性の問題かなと思います。シエンにも生徒に手を出すという大きな問題はあるものの、塾講師としては人当たりよく常に笑顔をたたえた好印象な人物です。

それに比べて、シャオインは常に仏頂面で客に対して暴言を放つ癖があります。塾講師という職業には向かない性格だと言えるでしょう。

バイクにひかれて頭部から血を流すチャン署長は、意識を失ったままバイクの荷台にもたれかかるように乗せられていました。

その運転手であるシャオインの居場所を聞き出すため、ミンハンは塾講師ホアン・シエンを聴取します。しかし、シエンには心当たりのある元生徒が多すぎました。

ミンハンの話を聞き、シエンはシャオインが妹だと明かします。事情聴取が下手なミンハンが重大な事実を聞き出したことに、キャプテンである女性刑事リン・ズーチンは驚きます。

翌朝、すぐに新北市警察の特殊部隊がシャオインの居場所へと向かいました。それに続いて、ミンハンもシャオインの部屋へと入ります。

部屋の壁には、今まで犯行に用いられた成語や被害者の写真が所狭しと貼られていました。かつてシュイユエンが作った2001年版の「成語大辞典」も……。

妹シャオインが連続殺人をしていることに、兄シエンはまったく気づいていなかったようです。女のこと以外はどうでもいいのか、この人は……。

そして、シャオインのことを聞かれてもなお「連続殺人犯に狙われているのかも」と考えているようです。妹の無事を願うところは、いい兄と言えますが……。

つまり、若きシュイユエンがにらんだ通り「大成する」のはシャオインのほうだったのです。ただしそれは「成語殺人鬼として」という但し書きがつくものです。

勉学を利用して10代の子たちと肉体関係を持つのと、勉学を利用して複雑怪奇な連続殺人を起こすのと――どちらのほうが学びを冒涜していると言えるのでしょうか?

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恩師と一番弟子の妹

イーストマン印刷と書かれたアルバムをめくったミンハンは、シエンが見せた写真と同じものを見つけます。それは、プールサイドでほほえむ3人の写真でした。

若きシュイユエンとホアン・シエン、シャオインの3人です。両親の残した家に住むシャオインは、その写真をよく見返していたようでした。

もしその家にいなければ……とシエンが語った場所に向かって恒丘バスに乗っていたのは、シュイユエンでした。シュイユエンは、すべて分かっていたのです。

塾で兄シエンをいじめたカップルを見つけたシャオインは、カッターで二人を襲おうとしました。兄と恩師をバカにした二人が許せなかったのです。

シュイユエンは、そんなシャオインを止めます。そして、ズーチンにかけた言葉と同じく、悪い感情は自分の中に残さず、取り除きなさいと説きました。

シュイユエンは成語殺人鬼として逮捕され、兄シエンはショックを受けました。しかし、シャオインは自分の代わりにあのカップル――リンとウーを殺した恩師に感謝の念を抱いたのです。

シュイユエンは塾ではなく、屋内プールの横にある東屋のような場所でホアン兄妹に勉強を教えていたようです。

後の人生を決めるに値する学びを与えてもらった場所は、ホアン兄妹にとって特別な場所でした。たとえそこが、廃墟になった後でも……。

しかし、それは表面上の話です。幼い頃から殺人衝動を持っていたシャオインにとって、シュイユエンは単なる恩師ではありませんでした。

無料で知識を与えてくれただけでなく、自分の代わりに殺人を実行してくれた人――シャオインにとってのシュイユエンは、あるべき理想の姿だったのかもしれませんね。

廃墟となったプールに腰かけて鼻歌を響かせるシャオインに話しかけてきたのは、シュイユエンでした。シャオインは恩師の登場に目を丸くします。

シュイユエンは語ります。IQのないミンハンとEQ――心の知能指数のないズーチン、その二人について語りました。正港署に通っていたシャオインは、すぐに誰のことか理解します。

正港署は無能ばかりだと語るシャオインに、シュイユエンは同意します。しかし、納得できないことがありました。より優秀なシャオインが学びと縁遠い職を選んだことです。

シャオインは、礼や義のない世界にも、シュイユエンの教えを忘れてしまった兄シエンにも失望していました。それならば配達員で構わないと考えたのです。

シャオインは、故事を習って高い理想を抱くことを覚えたものの、それを実行するための手段が“殺人”であるという間違った学びも得てしまいました。

孔子にしろ孟子にしろ、理想は高いものの現実や周囲との折り合いがつかなくなり、年を取ると共に孤立を深めていきます。

理想は理想として、それを現実に落とし込むにはどうすればいいかを考えればよかったのですが……恩師が行った“排除”を知ったシャオインは、それが正しい道だと思ってしまったのでしょう。

世の中にも、同じ学びを得たはずの兄にも失望したシャオインは、ついに自らの手で理想を踏みにじる者たちを排除することに決めたのです。

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初代と二代目

シャオインは語り始めます。最初の警備員チョン・バイシャンを殺した理由は、誤字だらけの張り紙を「読めるからいい」と言い放ったことでした。

次に体育教師リャオ・シャンダイを殺した理由として、教師でありながら生徒に「値千斤」と言っていたことを挙げます。

そして茂木由美に目をつけたきっかけは、兄シエンと肉体関係を持っていたためでした。その上「甘拜下風」“降参する”を「甘敗下風」と変えた由美語を広めていたのです。

話を聞いたシュイユエンは「鳳毛麟角」を用いた際に魚を持ち込まなかったこと、「不知下問」に永遠の師である孔子像を用いたこと……。

そして「成語大辞典」に載っていない「一心二用」を用いたこと、そして誤字をしていないリウ・ムーティンを殺したことを間違いであったと語ります。

シュイユエンが危険を冒してまでも逃走し、教え子であるシャオインに会いにきた理由は――間違いを正すためでした。

いやはや、ここまでくると大したものです。成語殺人鬼の地位を引き継ぐつもりならば、その根幹にある成語への敬意を忘れるなと説きにきたのです。

理想を忘れた兄のために、成語に礼を欠いたわけでもない人物を殺すなど言語道断です。それではただの連続殺人犯です。

また、細かいところも気になるようですね。魚がたまたまあったからいいものの、なかったらどうする? 孔子が誰かの下になることなどあるか? とつつきます。

私としては、配達員としてのルールを守ることはもちろんですが、他人が所有する建物に入るときはそこのルールに従うべきだと思います。もちろん、常識の範囲内で……。

言い間違いや書き間違いに対して語気荒く責め立て、自分の非には目もくれず――という態度でいれば、人から冷たく当たられるのも仕方ないかなと……。

次の殺人ではシュイユエンを失望させないと、シャオインは誓います。その対象となったのは、捕らえられたチャン署長でした。

そこでシュイユエンは問います。一人を殺して100人に警告すると言うが、100人への警告はどう行うつもりなのか、なぜその一人が警察官なのか……。

シャオインは短絡的で感情的です。殺すと決めたら殺す、それがシャオインの答えでした。そんなシャオインを止めるため、シュイユエンは説き続けます。

ホアン兄妹を学ばせたのは優れた教師になるためで新たな成語殺人鬼を生むためではない、真似をしたところで真の自分は見つからず悲劇的な人生になるだけだ、と……。

正港署の面々は廃墟にたどり着いていました。チャン署長を救うため、真犯人シャオインを逮捕するため、皆あせりながら建物内を進んでいきます。

意外なことに、シュイユエンの中には殺人が間違っているという認識がありました。たとえ世の中を良くするためでも、平和な世でするべきことではないと分かっていたんですね。

しかし、真っ当な人生を送ってほしいという願いはホアン兄妹に伝わることなく、どちらも間違った道へと進んでいってしまいました。

言葉足らずだった……というよりも、シュイユエンも若かったと言うべきでしょう。誰かの引用ではなく、シュイユエン本人の言葉を伝えればよかったのです。

しかし、それができるようになる頃には3人共、年を重ねすぎました。ゆがんだまま成長したホアン兄妹には、老いた恩師の言葉は遅すぎたのです。

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最期の解答

恩師シュイユエンを失望させてしまったことに対し、シャオインは反省します。しかし、シャオインはまだ「殺一儆百」を行うことを諦めていませんでした。

一人を殺し多くの人に警告する――その一人に相応しいのは誰か、シャオインは理解したのです。それは第二の成語殺人鬼である自分自身だと……。

ゆっくりと自らの首を切ったシャオインを、シュイユエンはじっと見下ろします。その首から飛び散った血が、チャン署長の顔にかかりました。

正港署の面々が現場に着いたとき、そこにはもうシュイユエンの姿はありませんでした。拘束されたチャン署長と、血まみれで倒れているシャオインだけが残されていたのです。

この場でシャオインにとって大切だったのは、シュイユエンが納得する「殺一」の対象を自力で見つけ出すことだったのでしょう。

恩師が望んだ未来を叶えられなかったと知り、シャオインは衝撃を受けたと思います。しかしシャオインは、混乱しながらもなんとか最適解にたどり着いたのです。

シュイユエンはかつてと同じく間違いを指摘し、その間違いに対してシャオインが学びを得るかどうか試したのだと思います。

シャオインは殺されたカップルとは違い、自らの間違いを認め、現状で叶えられる最適解を見つけます。

恩師と教え子の最後の講義が終わりました。“警”官の前で行われた「殺一儆百」は成立したのです。

2週間後――副局長により会見が開かれる中、署内ではミンハンたちが軽い打ち上げを行っていました。回復したチャン署長も参加しています。

そして、柔術の心得があるチャン署長が捕らえられた理由が判明します。チャン署長は自ら足をすべらせてひっくり返り、縁石に頭を打ちつけただけだったのです。

大事件を捜査し終えて、正港署1班の面々はすっかり気が抜けていました。フライドチキンを頬張りながら、グチと文句を並べ立てます。

そんな彼らがもうすぐ閉店してしまう火鍋の店へと向かった頃――逃走した成語殺人鬼シュイユエンは、トルコアイスのお店にいました。

トルコアイス屋さんがよく行うからかうようなパフォーマンスに、シュイユエンはいらだちます。そして「人の将に死なんとす」“死ぬ直前の言葉には真実がこもる”とつぶやくのでした……。

シュイユエンを逃がしたきっかけを作ったミンハンとズーチンは、しばらくの間、大人しくしているように指示されたようです。

しかし、そんなことは意にも介さず二人は大暴れすることでしょう。それはもう、止めようがない出来事だと思います。

ここで強調したいのは、シュイユエンを逃がしたことは失敗でもあり成功でもあったということです。もし恩師と教え子が再会しなければ、チャン署長は間違いなく殺されていたからです。

連続殺人の1件が警官殺しになることと比べれば、犯人の自殺で事案が終了したのはマシだったと言えるでしょう。

まだマシというだけで、シュイユエンが再び殺人に手を染めそうであることは問題なのですが……。

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『正港署』エピソード6【最終回】まとめ

ついに真犯人が有名な国語講師ホアン・シエンの妹ホアン・シャオインであることが分かりました。ミンハンの勘がやっと犯人を突き止めたのです。

兄シエンと同じく成語殺人鬼であるシュー・シュイユエンの教え子であったシャオインは、兄よりも強くシュイユエンの思想に染まっていました

しかし、シュイユエンほどの緻密さは持っておらず、シャオインの犯行には詰めの甘さがありました。逃走したシュイユエンは最後の講義として、シャオインの甘さを指摘します。

結局、正港署を含めた街の人々は、成語殺人鬼とその教え子の講義に巻き込まれただけだったのです。そして、その講義が終わると同時に事件も終わりました。

理想を持つことは素晴らしい――と思われがちですが、理想は理想として割り切って、現実を受け止めて生きていくことの大切さを説かれたような気がしました。

恩師も妹も連続殺人犯となってしまったホアン・シエンは、この先も変わらず生徒に手を出す塾講師としてのんきに生きていくのでしょうか……。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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