こちらには韓国ドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』(原題:『驚異的な噂』)シーズン1エピソード12のネタバレと感想があります。
ジョンヨンの死は自殺と偽装されます。しかし記憶を読んだモタクには、犯人が勤続20年以上の警察官だと分かっていました。
ハナは市長・テシン・署長を分裂させるため、テシンが集めた裏金を奪う作戦を立てます。窿の協力も取りつけました。
裏金を奪ったカウンターズは、市長とテシンに距離ができたことで、ずっと探していたヨンニムの遺体に近付くことができました。
テシンの裏金50億ウォンを奪ったことで、市長とテシンの溝は深くなります。さらにヨンニム殺人事件の捜査が進展し、市長はピンチに陥ります。
主な登場人物
悪霊狩猟団:カウンターズ 1-12
ジョンヨン殺しの犯人を追え
女性刑事キム・ジョンヨンは何者かにより殺害されました。市長シン・ミョンフィの大統領選の資金がある隠し口座を差し押さえたことが原因です。
ジョンヨンは朝の10時に銃を貸与されたことになっており、その銃で自殺したものとされました。
ジョンヨンの部下カン・ハヌルはその時間、ジョンヨンと一緒にいました。署の誰かが嘘をついていると直感します。
モタクはジョンヨンの記憶を読んでおり、犯人が勤続20年の警察官に贈られる時計をつけていたことを知り、そこから犯人を探ります。
悪党分裂計画
ト・ハナは市長たちがカウンターズが死んだと思っていることを利用して、隠し口座の50億ウォンを奪おうと言い出します。
チェ・ジャンムルは、出所を明かせない金なら訴え出ることもできないと賛成します。そこでモタクはひとつの計画を立てました。
大統領を目指す市長、市長に資金を提供するチョ・テシン、テシンの力で出世してきた署長――この3人を分裂させようというのです。
連続殺人犯チ・チョンシンが悪霊を集めて何事かを企んでいることを知ったキム・ギランは、心配しながらもモタクに協力すると言いました。
モタク、チュ・メオク、ハナ、ソ・ムンの4人はククス屋「姉貴麺屋」を閉じ、計画を進めることにしました。
モタクは本当に死んだのか?
テシンの手先であるノ兄弟は釈放されてチュンジン警察署を出ると、新しい携帯電話を手にしました。
頭脳派の兄ノ・ハンギュはジョンヨンの自殺とモタクの殺害を知らされますが、モタクが死んだとは信じられず姉貴麺屋へ向かいます。
姉貴麺屋には「貸店舗」の張り紙があり、武闘派の弟ノ・チャンギュはモタクの死を確信しますが、ハンギュは半信半疑です。
決行前夜
市長は大統領選に向け、党代表からテシンと手を切るよう迫られていました。新しい資金提供元として選ばれたのはジャンムルです。
ジャンムルは市長に「50億準備すれば50億献金する」と耳打ちします。そこで市長は、ジャンムルに50億ウォンを「見せる」ことにしました。
市長はノ兄弟に金を用意させます。カウンターズはその電話連絡を全て聞いていました。
裏金はどこへ
ムンはわざと金が載せられた車をパンクさせ、モタクが修理会社のフリをして接近します。ハナたちも動き始めます。
モタクが手先たちの気を引いている時、メオクが運転手の意識を奪います。ハナが金の入ったトランクを、隣につけたカウンターズの車へ移動します。
ムンが手先の車のドライブレコーダーからメモリーカードを抜き取り、ギリギリのところで金を奪うことに成功しました。
手先たちはトランクがすり替えられていることに気付かないまま、テシンとハンギュにトランクを届けます。
大統領選のための資金を全て下ろした上で隠し口座を解約したテシンは、市長に対する切り札を手にして笑うのでした。。
黄色いトランクの中のヨンニム
市長の態度が冷たくなったことに危機感を覚えたテシンは「保険をかける」と言い、「貯水池」に埋めたものを掘り出すよう指示します。
ハンギュは7年前、市長の指示でキム・ヨンニムを殺害し、その遺体を貯水池に隠していました。
テシンは市長を脅すためにヨンニムの遺体を掘り出すつもりですが、実行犯であるハンギュは自分の身が危うくなると考えます。
その頃、チャンギュは「山の前の変圧器」とメモされた地図を頼りに、貯水池から黄色いトランクを発掘していました。
チャンギュから連絡を受けたハンギュは、黄色いトランクを「チュンジン市シヨン洞炭焼き窯サウナ」に運ぶよう指示しました。
チャンギュは燃え盛る窯の中に黄色いトランクを入れようとします。そこに駆けつけたモタクとムンは、黄色いトランクを奪いました。
カウンターズは、黄色いトランクの中にヨンニムの遺体を発見します。そこで、遺体を運ぶ先をどこにするか考えます。
そして、支持率1位の市長ミョンフィの対抗馬、オ・ヨンドクの選挙区であるキョンイン区の警察署ならば隠蔽しないだろうと考えました。
ヒャンヒの失敗
チョンシンが持っていた市長を陥れるための録音機を奪ったペク・ヒャンヒでしたが、すぐに見つかってしまいました。
テシンの失敗
テシンに準備させた50億ウォンが入っているはずのトランクには、天然水のペットボトルが大量に詰め込まれていました。
テシンとハンギュも駆けつけて、トランクの中身を確認します。ジャンムルは騒ぎに紛れて、市長・テシン・ハンギュの唾液がついた湯呑を確保しました。
会食を中座したジャンムルは、キム・ヨンニム殺人事件の容疑者のDNAとして3人の湯呑をキョンイン区の警察署に届けるのでした。
その頃、金を用意できなかったテシンは、市長に水をかけられていました。テシンは市長への怒りを募らせます。
ハンギュは、金を運んだ手下もチャンギュも記憶を失っていると知り、モタクたちが生きていることを確信するのでした。
市長逮捕へ
ヨンニムの衣服からはハンギュのDNAが、爪の間からは市長のDNAが検出されました。市長に逮捕状が出ます。
ハンギュにも逮捕状が出されます。キョンイン区の警察署へ連行されていく市長は、政治的策略だと被害者ぶるのでした。
感想
Twitterでの反応
ミヅチガタリ
ジョンヨン殺しの犯人、絶対に署長でしょ! モタク! 署長だって! と声をかけたくなっちゃいますね。
ハヌルがビビっちゃう気持ちは分かります。ジョンヨンは恋人、というか婚約者のために動いていましたが、ハヌルとモタクは他人ですからね。
ハナの提案により裏金を奪うことになったカウンターズですが、割とギリギリな作戦を立てていて「大丈夫?」って思っちゃいます。
モタクの三文芝居に乗せられちゃうテシンの手下たちのアホさ加減には驚きました。もうちょっと賢い手下を選ぼうよ……。
そして、意外なタイミングでヨンニムの遺体が発見されました。テシンとハンギュにも溝ができてしまい、悪党の結束はボロボロです。
しかし市長はなぜだか余裕綽々……誰かに助けてもらえることになっているのか、それとも吹っ切れちゃったのか……怖い怖い! 市長が怖いです!
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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