この記事は、Netflixオリジナルドラマ『呪怨:呪いの家』シーズン1エピソード1「入ってはいけない家」のネタバレと考察、感想です。
主な登場人物とキャスト
小田島泰男(荒川良々)
M(柄本時生)
本庄はるか(黒島結菜)
深沢哲也(井之脇海)
深沢道子(仙道敦子)
河合聖美(里々佳)
桂木雄大(長村航希)
倉安君江(倉科カナ)
あらすじ
1988年、心霊研究家の小田島は女優・本庄はるかから心霊体験を聞き出します。心霊現象は本物で、妙な声を録ることができました。
はるかには霊そのものが感知できていないため、小田島ははるかの彼氏・哲也に会いに行き「変な家」の話を聞きました。
その後、はるかを自宅に呼んで同棲し始めた哲也は「変な家」にいた包みを持った女の霊と対面してしまいます。
当時、幼い女の子を狙った誘拐事件が多発していました。その犯人であるMはオカルトが好きなようで、はるかの心霊体験に興味を持ちます。
その一方で、同じ地域に女子高生・聖美が引っ越してきました。聖美の目立つ顔立ちは転校先の同級生からひがまれてしまいます。
聖美は、不良じみた同級生の女子2人と共に「猫屋敷」と呼ばれる家に向かいます。途中で他校の男子・雄大が合流しました。
女子2人の魂胆は、美人の聖美を傷物にしてしまうことでした。行為に向く場所を見つけた雄大は、聖美に馬乗りになるのでした。
ミヅチガタリ
呪怨シリーズでは、例の家に入った人たちは霊能力に関係なく、伽椰子や俊雄を視ていました。
しかし今回は少し違うようで、今のところ霊能力を持つ哲也しか女の霊の姿を視ていません。
女の霊は何か抱えるくらいの大きさの茶色い包みを抱えています。そして、何かを必死に訴えかけてきます。
その声だけは霊能力を持たないはるかや小田島にも聞こえています。しかし、話している内容は分からないままです……。
オカルト好きの犯罪者Mも出てきましたが、誰とも関わっている様子はありません。これからどう動くか気になりますね!
女子高生の聖美については……不憫としか言えないです。母親は貞操観念がマイナス値だわ娘に張り合うわ、どストレートなクズ親です。
その上、クラスメイトもクズです。おそらく自分より目立つ聖美が気に食わないのでしょう。それにしても襲わせるとは……。
おそらく聖美は今後、女の霊とも関わっていくのでしょう。踏んだり蹴ったりな聖美の人生を思うと、可哀想でなりません。
呪怨:呪いの家 1話 入ってはいけない家
はるかの心霊体験
1988年――心霊研究家の小田島泰男は、心霊番組でタレント・本庄はるかの心霊体験談を聞いていました。
小田島ははるかに子どもの足音を録音するよう勧めたところ、はるかは録音に成功し、小田島はそのカセットテープを聞きます。
すると、子どもの足音の後にうめき声が聞こえ、小田島はそれが何らかの意味を持つ言葉だと思い、何度も巻き戻しては再生しました。
2度目の番組収録ではテープを逆再生しましたが何を言っているのかは分からず、霊の正体に迫ることはできませんでした。
はるかの家に泊まった彼氏は何かを見てしまい、それをきっかけにはるかは彼氏の家で過ごすようになっています。
しかし最近彼氏の様子がおかしいとはるかは心配しており、小田島はこの霊は意外と厄介な存在だと認識を改めるのでした。
聖美の転校
女子高生の河合聖美は、母親が問題を起こしたせいで転校することになり、母親と共に新しい学校を訪れました。
担任教師の同情を誘うようにわざとらしく涙を浮かべる母親を見ながら、聖美は「またか」という顔をしています。
そのあと教室に入った聖美は、前の学校の制服を着ていたため目立ってしまい、クラスの女子に目をつけられてしまうのでした。
哲也の心霊体験
小田島は銀行を訪れ、はるかの彼氏・深沢哲也を呼び出して心霊体験について話してもらいました。
哲也ははるかと暮らす家を探す中で格安の一戸建てを見つけたのですが、内見に入った哲也はそこが「変な家」だと気付きます。
霊感を持つ哲也は、家の中で子どもが走る足音を聞き、その直後に白い服を着て包みを抱えた女の霊を見たのでした。
哲也は霊視能力があるだけではなく、霊の危険度もある程度分かるようで、「変な家」に向かおうとする小田島を止めるのでした。
Mの犯行
車を運転しているMは、助手席の幼い女の子が怖がっているのに、はるかの心霊体験のテープを流し続けています。
耐えかねた女の子がテープを取り出し「帰りたい」とつぶやくと、それまで穏やかだったMは豹変し、女の子を何度も殴りつけるのでした。
聖美の家庭事情
さきほど聖美に目をつけたクラスの女子から「猫屋敷と呼ばれる空き家に行こう」と言われた聖美は、その誘いに乗ります。
帰宅した聖美は、テレビで流れている幼い女の子が何人も行方不明になっているというニュースも気にせず、学校のプリントを机に放り投げました。
聖美の母は、聖美のためと言いながら身近な男性と体の関係を持ち、それが不倫関係であったために聖美は転校することになったのです。
母は聖美の新しい担任に目をつけたようで、そんな母を軽蔑する聖美ですが、母は聖美が父親を誘惑した淫乱だと軽蔑し返しました。
哲也が連れ帰った霊
はるかが哲也と暮らす部屋に帰ると、哲也は寝室ではない部屋の床で寝ており、小田島が心霊体験談を聞きにきたと打ち明けます。
もう霊に関わりたくないはるかが話を切り上げると、哲也は自分の母親に会って欲しい、聞いて欲しいことがあると話しました。
そのとき、小さな足音が聞こえて哲也の様子がおかしくなり心配するはるかですが、閉じていた戸がいつの間にか開いているのを見て脅えます。
哲也が意を決して入った部屋には何もいませんでしたが、ほっとした哲也が振り返ると、一軒家で見た女の霊が手に持った包みを差し出してきました。
はるかは恐怖に震える哲也をしっかりと抱きしめながら、哲也が「自分のせい」と言っていたことを気にかけるのでした。
猫屋敷を訪れる聖美
放課後、聖美がクラスの女子2人と猫屋敷に向かう途中、女子と仲が良さそうな他校の男子・桂木雄大が合流してきました。
猫屋敷に到着した一行は鍵のかかっていない窓から中に入り、1階を見て回ります。そこが哲也の視た「変な家」だとは気付かず……。
家の外に猫を見つけて可愛がっていた聖美も家の中に入りましたが、突然女子2人に床に倒され、雄大が馬乗りになってきたのでした。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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