Netflixドラマ『テラー・チューズデイ:8つの戦慄』「ウェディングドレス」ネタバレ感想

Netflixドラマ『テラー・チューズデイ:8つの戦慄』「ウェディングドレス」アイキャッチ
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Netflix独占配信の『テラー・チューズデイ:8つの戦慄』「ウェディングドレス」は、勤め始めた店で見つけた一着のウェディングドレスをきっかけに奇妙な出来事が続いていく物語です。

ミヅチ
ミヅチ

人が追い詰められていく様が主人公ミルクと、もう一人の重要人物のものとで二つ描かれます。どちらもつらいものですが、私はミルクのほうが嫌ですね……。

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Netflixドラマ『テラー・チューズデイ:8つの戦慄』「ウェディングドレス」情報

日本公開日2024年8月20日
制作国タイ
ジャンルホラー
注意書きR-16+
暴力、性描写、ヌード、言葉づかい、薬物、児童虐待
上映時間45分

『テラー・チューズデイ:8つの戦慄』「ウェディングドレス」主なキャスト・スタッフ

キャスト

ミルク
引き抜きで新しい店に勤め始めた若い女性
パーニサラ・リクンスラカーン
『ドイ・ボーイ:路地裏の僕ら』『DEEP:覚醒ゲーム』
バンク
甲斐性なしのミルクの彼氏
アタポン・テタウォン
ヌッチ
ヌッチ・ウェディングのオーナー
サクンタラ・ティアンパイロート

スタッフ

監督スラポン・プロンサン

『テラー・チューズデイ:8つの戦慄』「ウェディングドレス」あらすじ

若い女性ミルクは、アオイという上司の店に勤めていましたが、ヌッチに引き抜かれてヌッチ・ウェディングで働くことにしました。

しかし、ヌッチはリゾートに出かけてしまい、ミルクは初日から一人きりで接客をすることになります。住み込みのため、ミルクはずっと店の建物の中で過ごしました。

人の気配を感じながら働き始めたミルクは、初めてのお客さんに対して失礼な物言いをしてしまいます。勝手に口が動いて暴言を放ってしまったのです。

彼氏バンクとの結婚を夢見るミルクは、自分の作ったドレスで結婚式を迎えるという目標を叶えるために女性客の無理な要求に応えることにしたのですが……。

ここから先はネタバレがあります!

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『テラー・チューズデイ:8つの戦慄』「ウェディングドレス」ネタバレと感想・考察

ヌッチ・ウェディング

夜――骨が浮いて見えるほどに痩せた女性が、ミシンでウェディングドレスを縫っていました。すると、ぶすりと音が鳴り、女性の指にミシンの針が突き刺さります。

ある日、金髪の男バンクが運転するバイクに乗って、若い女性ミルクが店を訪れました。大きなバッグを抱えたミルクは、結婚式の衣装を作る店に入っていきます。

アオイという上司のもとで働いていたミルクを、ヌッチ・ウェディングのオーナー ヌッチが気に入って引き抜いたのです。

今の彼氏バンクと結婚するつもりのミルクは、自分のウェディングドレスを作るために腕を磨こうと転職を決めたのです。

1階は店舗、2階は古いドレスと修理するためのミシン置き場、3階は倉庫で、4階は撮影室です。5階はミルクのために用意されたペントハウスとなっていました。

6階に続くであろう階段がありますが、ヌッチは案内せず階下に行ってしまいました。ミルクもあわてて後を追います。

知り合いの店から若くて優秀な従業員を引き抜いて満面の笑みを浮かべるヌッチが怖いです。今のところ、一番怖いのはこの人です……。

そして、バイクに中高生が好みそうなステッカーを貼っている彼氏バンクも怖いです。多分、結婚には向いていないタイプだと思います。

ミルクが結婚を夢見ていることを話してもバンクは微妙な反応をしていましたし、信用が置けそうな人が今のところ一人もいません。

それでも、住む場所まで用意してくれる経営者についていきたいと思う気持ちは理解できます。上手く使い倒されて終わりそうな気もしなくはないですが……。

ヌッチはプーケットへ旅行に行くため、店の鍵をミルクに預けて出かけていってしまいました。ミルクは、まだ一日も働いたことのない店を取り仕切ることになります。

その夜、屋上にあるタンクに貼ってあった柄のついた布が、風で飛ばされていきました。ミルクはそれに気付くことなく、母親に電話をかけています。

母親はミルクの給料が倍になり仕送りが増えることを喜びつつ、バンクとは別れてお金持ちを探すようにと忠告してきます。

高い結納金を求める母親に文句を言いながら階下へと進んでいくミルクは、ふと立ち止まります。背後に人の気配を感じたのですが、振り返ると誰もいませんでした。

今回の霊は女性ですね。日本ではあまり見ないタイプで、タンクトップに短パンという身軽なスタイルでした。

店舗が入っているこのお店にその姿でいるということは、前の従業員でしょうか……。

ところで、ミルクの母と私の意見がぴったり合致していました。結納金が高すぎるのは少し問題ですが、いざというとき娘を支えられない男では困りますよね。

子育ては分担できても、妊娠や出産は女性が担うしかありません。そういうときに収入の安定しない相手では安心できませんから……。

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最低の滑り出し

翌日、店を訪れたカップルにミルクは愛想よく接客します。しかし、女性客マイは地味なドレスばかりだと文句を言い、マイの彼氏は違う店に行こうと言い出します。

ミルクが2階に上がって古いドレスを探していると、突然金属音が響きました。一体のトルソーが、差し出されたようにミルクの前に出てきたのです。

そのトルソーに着せられていたのは、肩を出すタイプのフィッシュテールドレスでした。マイはドレスを気に入りますが、サイズが合わずファスナーが壊れてしまいます。

凝ったデザインのため、サイズ直しには3~4週間はかかりそうです。しかし結婚式は来週なのだと、マイはごねてきます。

そのとき、ミルクの口から思いもよらぬ言葉が出てきました。デブなら痩せろ、と……。マイは憤慨し、ミルクを糾弾する動画を撮り始めます。

結婚式の前に必死でボディメイクする女性たちをSNSで見るので、皆そうするものだと思っていたのですが……そうでもないんですね。

ウェディングドレスは白が多く、そもそも膨張色なので痩せて見えることは少ないでしょう。その上、肩や腕を出すものが多いです。

「気に入ったデザインのドレスが着たいなら痩せろ」という考えも分からなくはありません。いざ言われたら腹が立つでしょうが……。

おそらくこのセリフは、あの霊が言わせているのでしょう。女性の霊は結婚式や式を迎えるカップルではなく、単純にドレスが好きなのでしょうね。

ミルクはせっかくの仕事を失う危機を回避するため、必死で食い下がります。値下げもするしサイズアップも間に合わせるからと、平身低頭謝りました。

マイのサイズを採寸したミルクは、閉店後すぐに作業を始めます。ほこりを払った古いミシンの前にミルクが座った瞬間、上の階から大きな物音が聞こえてきました。

ミルクは裁ちばさみを持って3階の倉庫に向かいます。しかし、そこには何もありません。4階の撮影室に入ると、柱のオブジェが倒れていました。

そのオブジェに手をかけた瞬間、壁際にある布の向こうで人影が動きました。ミルクが息をのんだ瞬間、上裸のバンクが飛び出してきました。

なぜ鍵をかけた建物に入れたのかとミルクは問います。するとバンクは、マイお気に入りのドレスを身にまとったミルクが開けてくれたのだと答えました。

ミルクは閉店作業後すぐにサイズアップ作業に入ったと思われます。通常ならば3~4週間かかるものを1週間で仕上げるのですから、余計なことをしている暇はありません。

つまり、ミルクはずっと2階にいたのです。1階でシャッターやドアを開けて、バンクを迎え入れることなんてできるはずがないのです。

その上、2階でトルソーに着せられている――何より、客に渡す予定のドレスを着ることなど、有り得ないのです。

これはミルクの姿を借りた霊がやったことですね。目的は分かりませんが、霊はバンクのことを嫌ってはいないようです。

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ミルクがふたり

ウェディングドレスを着たミルクは、一言も発さずにバンクを店内に誘い入れます。そして、見せつけるように下着を脱ぎ、バンクの顔に投げました。

興奮したバンクはミルクを追いかけ、4階の撮影室まで上っていきます。するとミルクはベッドのような台に腰かけ、ゆっくりと足を開いたのです。

バンクは服を脱ぎ、ミルクに覆いかぶさりました。ミルクはそんなバンクを押し倒すと、バンクの上にまたがって激しく求め合いました。

ミルクと燃え上がったと思っているバンクは楽しげですが、心当たりのないミルクは戸惑いを隠せません。そんなミルクに、バンクはいらだちを覚えました。

結婚と結納金についてしか口にしないミルクの母親も、結婚式というイカサマのイベントも、バンクにとっては価値のないものです。

母親のことを悪く言われ、結婚式で晴れ姿を見せたいという夢も否定され、ミルクは泣き出してしまいます。二人はすれ違ってしまいました。

バンクにとって、何も言わずにただ性欲を満たしてくれる偽物のミルクは極上の女だったのかもしれませんね……。最低……。

ミルク自身も母親の頑固なところに困ってはいますが、説得できるはずがない以上、受け入れるしかありません。

しかし、それをバンクにも受け入れろというのは難しいところですよね。特に結婚式などのイベントを虚構だと感じるタイプの人だと、受け入れ難いでしょう。

霊がミルクに化けてまでわざわざバンクと関係を持ったのは、ミルクを孤立させるためなのかもしれませんね。

心身の疲れで眠り込んだミルクが目を覚ますと、見覚えのないサプリメントが手もとにありました。100%の効果をうたうダイエット薬です。

次の朝、ミルクが朝食を食べていると急に吐き気に襲われました。喉の奥から髪の毛の塊が出てきます。ミルクはあまりの出来事に言葉を失いました。

そんなミルクの前に、あのフィッシュテールドレスを着た女性の霊が現れます。ミルクの息が早くなり、ついに倒れてしまいました。

目を覚ましたミルクは、ミシンの前にいました。ダイエット薬のボトルは空っぽになっています。ミルクは自分の身に何が起きているのか分かりません。

バンクは謝ろう、話し合おうとしていますが、相手の親を侮辱するというのはカップルにおいて最もやってはいけないことのひとつではないかと……。

謝ってどうにかなる問題には入っていないと思うんですよね。本人も親を嫌っているのならまだしも、慕っている親を悪く言うのはよろしくないです。

そしてミルクは、自分が働いている時間の記憶をまったく持てない状態になっています。おそらく、霊に乗っ取られているのでしょう。

客をデブ呼ばわりするくらいですので、店に出すべきではない人材です。何をやらかしてくれたのか、あとで確認するのも怖いですね。

しかしミルクの腕は買っているようで、ドレスのサイズアップだけはミルクに任せています。

霊の行動を見る限り、ミルクのビジュアルを気に入っているように思えます。しかしドレスが小さいため、それに合わせてミルクに減量を強いているのではないでしょうか。

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フィッシュテールドレス

ミシンの前で作業を進めていたミルクは、だんだんとおかしくなっていきました。ストレスで白くなった自分の髪を糸にして手縫いをしたり、わざと自分の指にミシン針を刺してみたり……。

約束の1週間が過ぎ、女性客マイと彼氏がやってきました。しかし、ミルクが直したドレスはなぜか元よりも小さくなっていました。

それに気付いたマイは怒りを露わにし、ミルクを責め立てます。混乱しているミルクがひたすら謝っていると、急にドレスのファスナーが上がりました。

マイは小さなドレスを無理矢理着せられたせいで息ができなくなります。助けを求めて試着室を出たマイを、マイの彼氏が抱きとめました。

ミルクがあわててドレスを脱がせようとしたとき、マイの顔が女性の霊へと変わります。それを見たミルクの息も荒くなり、床に倒れ込んでしまうのでした。

ミルクは自分がサイズアップをしているのかサイズダウンをしているのかも分からなくなるくらい追い詰められていたんですね……。

ヌッチの人柄を見た時点であまり関わり合いになってはいけない店だと思いましたが、ここまでくるともう離れなければいけない店ですね。

こうなるともう挽回はできそうにありません。さっさとヌッチに連絡をして、できればアオイさんに頭を下げて前の店に戻るべきでしょう。

次にミルクが目を覚ましたときには、マイとその彼氏の姿はありませんでした。脱ぎ捨てられたドレスだけが残され、スマートフォンにはヌッチからの不在着信が残っています。

SNSにはミルクの悪行を訴えるマイの動画が載せられています。ヌッチからの着信に応えたミルクは、ある女性ピートのドレスと関わってから奇妙なことばかりだと涙しました。

しかし、今そこにあったドレスが消えています。それを聞いたヌッチは声を震わせました。ヌッチはプーケットから戻ってきており、店のすぐそばまで来ていました。

ドレスを探すために2階へ上がったミルクは、誰もいないのにミシンの音が響く様に驚きます。そして2階のロッカーの中を見て、あることを思い出しました。

あの夜――ミルクは、暴言を吐いたバンクのことを追いかけていました。そして、裁ちばさみを何度も突き立ててバンクを殺していたのです。

おやおや……ということは、バンクが翌朝送ってきていたメッセージは現実のものではなかったんですね。

ミルクは妄想と現実の狭間で、自分が今どちら側にいるのか分からないまま過ごしていたようです。

そして、あの女性の霊の名前はおそらくピートなのでしょう。自分好みのドレスを着られる見目よい女性が現れたため、ターゲットにしたのだと思われます。

バンクもまさか、最後に性交渉をした相手が幽霊だったなんて思わないでしょうね……。

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ピートの夢

ロッカーの前に座り込んでいるミルクのそばに、ピートのドレスがふわふわと浮かんでいます。

店に着いたヌッチは、姿の見えないミルクを探して2階のミシン置き場までやってきます。すると、そこにはピートのドレスを着た女性が立っていました。

ミルクと声をかけても応えないため、ヌッチはピートと話しかけます。すると、その女性は骨を鳴らす音を立てながらゆっくりと振り向きました。

生前のピートは高度肥満の女性でした。ドレスやドレスを着た女性の美しさを好み、憧れを抱いているものの、現実はまったく違うと思っていました。

しかし、全身整形で美しくなっている女性たちがいると知り、ピートも夢を見るようになりました。痛い思いをしても、自分が作ったドレスを着るのだと……。

生まれながらにして美しい人と醜い人に分かれているのならば諦めはつくけれど――というピートの考えは、よく分かりませんね。

整形はもちろん見た目を大きく変えられますが、「望む形を得られる」のではなく「出来る範囲で希望に沿った形にする」ものです。

元から美しい人はより美しくなるけれど……という身もふたもない話を聞いたことがある人も少なくないでしょう。

意外なことに、ヌッチはちゃんと全身整形を止めていました。奔放な人に見えますが、彼女なりの思いやりは持っているんですね。

ピートは手術を受け、痩せた体を手に入れました。大きな傷跡が残ってはいますが、自分の作ったドレスを着ることのできる体を得た喜びは大きなものでした。

しかし、そこから先は地獄でした。体重計に乗っては数字に一喜一憂し、ダイエット薬を流し込むように飲み続けます。

どんなに痩せていても、鏡の中には太った自分が現れます。痩せた体を保つことに執着するピートは、店を訪れる客にも同じ努力を求めるようになりました。

そして、サイズアップの指示に反論したピートとヌッチは激しく言い争います。弾みでドレス破ってしまったヌッチに、ピートは襲いかかりました。

首を絞められたヌッチは、思わず手に当たった裁ちばさみをピートの首に突き立てます。そして、ヌッチはピートの遺体を屋上のタンクの中へと隠したのでした。

拒食症になってしまった人に向かって、見た目を蔑むようなことを言ったり、食事について指摘したりするのはよくないそうですね。

もっと早く止められていればよかったのですが、ピートはもう自力ではどうにもならないところまでダイエット依存が進んでしまっていました。

もはや、素人にできることは何もありません。ピートに対して出来ることは、病院に通わせること、入院させることだけでした。

しかし、経営者と従業員という関係上、ヌッチとピートの結末はこうなってしまったんですね。

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理想の結婚式

フィッシュテールドレスを身にまとい、手袋をつけヴェールをまとったピートは――裁ちばさみを握ってヌッチに歩み寄ります。

そして、かつての自分と同じように、ヌッチの首筋に裁ちばさみを突き立てました。しかし、ピートはヌッチがすぐに死ぬことは望んでいません。

理想的な見た目を持つミルクの姿を借り、素敵な結婚式を挙げるのがピートの目的でした。ピートは4階の撮影室を飾り立て、式場とします。

バンクの遺体にはタキシードが着せられ、衝立にくくりつけられています。そこに、満面の笑みを浮かべたドレス姿のミルクがやってきました。

花道を見守る椅子には、ぐったりとしたヌッチが腰かけています。死体とマネキンだらけの結婚式が始まりました。

シャッターが連続で切られる中、ミルクはバンクの遺体にキスをします。そこでふと意識を取り戻したミルクは、金切り声を上げるのでした。

そういえば、ピートの夢は美しくなって自分の作ったウェディングドレスを身にまとい結婚すること……でしたね。ミルクと同じなので、気が合ったのかもしれません。

しかし、病気になる前ならまだしも、拒食症になり痩せた体への異常なまでの執着を抱えてキリキリしている女性に、結婚相手が見つかるものでしょうか……。

唯一よいことがあるとするならば、ピートは一連の行動によってこの世への未練を断ち切ったと思われることです。

この先、ミルクがピートの霊に悩まされることはなくなるのでしょう。それだけは、よかったこととしてカウントできます。

しかし、バンクを殺したのはミルクで――おそらくヌッチを殺したのも、ミルクです。正確にはどちらもピートに乗っ取られたミルクなのですが……。

ミルクがこの先幸せになる道は、かなり絞られるというか、ほぼないと考えていいでしょうね。返す返すも、この店にさえ来なければ……。

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『テラー・チューズデイ:8つの戦慄』「ウェディングドレス」まとめ

結婚式の衣装を制作・販売するヌッチ・ウェディングという店で起きた悲劇と、その悲劇が呼び込んだもうひとつの悲劇を描いた作品でした。

意外なことに、主人公ミルクは他のホラーと違い、明らかなミスは犯していません。きっかけとなった「ヌッチ・ウェディングに勤め始めた」ということくらいです。

大きなミスを犯したのは、従業員ピートの病気に気付かず、ピートを殺してしまい、遺体ごとその事実を隠したヌッチでしょう。

ピートは痩せる前から美への執着を持っていたため、全身整形をして美への執着を強めてしまったことは、悲しい出来事だったと思います。

ただ好きな人と結婚したい、その好きな人を認めてくれない親にも自分の結婚を通して幸せになってもらいたい……ミルクが願うのは、それだけでした。

結局、すべてを失った上この先不幸になることしかないであろう人生を歩まなければならないミルクが一番可哀想でした。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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