Netflixドラマ『キリゴ』エピソード7ネタバレ感想

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Netflix独占配信ドラマ『キリゴ』エピソード7は、悪霊に憑かれたイム・ナリがユ・セアに執着する物語です。

ミヅチ
ミヅチ

<キリゴ>の始まりが二人の女子高生から始まったこともあり、その終わりもユ・セアとイム・ナリとの二人の女子高生が関わるのでしょうね……。

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Netflixドラマ『キリゴ』エピソード7 情報

日本公開日2026年4月24日
制作国韓国
ジャンルミステリー、ホラー
注意書き16+
暴力、言葉づかい、自殺
上映時間36分

『キリゴ』エピソード7 主なスタッフ

監督パク・ユンソ
脚本パク・ジュンソプ

『キリゴ』エピソード7 あらすじ

ソリン高校に忍び込んだユ・セアと同級生たち、ムーダン(祈祷師)のパンウルとが体育館に集まりました。

悪霊 クォン・シウォンにとり憑かれているユ・セアは、カン・ハジュンを骨折させます。パンウルやキム・ゴヌもケガをしているため、ソリン病院へと向かいました。

とり憑かれたままのイム・ナリがどこかへと歩いていく一方、パンウルとユ・セア、カン・ハジュン、キム・ゴヌはある事実を突き止めました。

その情報をもとに、皆で呪いの根源――メヒュンになっているト・ヘリョンの赤いスマートフォンを捜しに行くのでした。

ここから先はネタバレがあります!

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ミヅチガタリ

7話にしてやっと、ト・ヘリョンとクォン・シウォンとの役割分担が見えてきましたね。

そもそも、ト・ヘリョンの願い事は<みんながひとり残らず死ぬこと>で、クォン・シウォンの願い事は<ト・ヘリョンの呪いが繰り返されること>です。

ト・ヘリョンは恨みを抱いた相手がひとクラスほどの人数だったため、具体的な名前を上げませんでした。それが呪いを繰り返すことに一役買ってしまいます。

クォン・シウォンの願い事によって、ト・ヘリョンは呪いの中に閉じ込められたようです。廃工場のほかは、クォン・シウォンの実家にしか現れませんでした。

クォン・シウォンの母が土に埋めた祈りの道具のことをユ・セアに教えてくれた霊は、首が取れかけていました。つまり、この霊はト・ヘリョンです。

皆の前に出てきていた霊は、顔に傷がついていました。つまり、その霊はクォン・シウォンだったわけです。

まとめると、クォン・シウォンはキリゴの呪いにかかった人が苦しむように働きかけており、ト・ヘリョンは呪いを解くように働きかけているのです。

ト・ヘリョンは現世で繋がることができたユ・セアやカン・ハヨンの力を借りて、呪いから解き放たれたいと思っているのかもしれませんね。

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『キリゴ』エピソード7 ネタバレと感想・考察

アンダーラインが引いてある役名をタップすると、キャストと簡単な役柄紹介が表示されます。

夜のソリン高校にて

血まみれの少女にまぶたを傷つけられたパンウルには、その少女の姿が見えるようになっていました。一方、姿を消したイム・ナリはひとり、倉庫から鉄パイプを取り出し握ります。

電源が落ちたことで違和感を覚えたユ・セアカン・ハジュンとは、忍び込んでいた部屋からそっと脱出しました。その二人を迎えにいくため、パンウルと、偶然出会ったキム・ゴヌとが体育館へと向かいます。

体育館を出ようとするユ・セアとカン・ハジュンとの前に、イム・ナリが現れました。数秒遅れて到着したキム・ゴヌは、ユ・セアに注意するよう大声で叫びます。

反応が遅れたユ・セアに向かって、イム・ナリが鉄パイプを振り上げました。カン・ハジュンがとっさに腕でかばい、床に倒れ込みます。

ユ・セアは我を忘れているイム・ナリに語りかけました。イム・ナリが願い事を叶えるアプリ<キリゴ>を使ったことについてです。

「その気持ち、よく分かる。孤独だし怖いよね。私も願い事したあと、そうだった。ハジュンのお姉さんが助けてくれたんだよ。だからナリ、それを下ろして」

イム・ナリは、あっさりとキリゴ使用者の命を救う方法を話したユ・セアに驚きました。けれども、その表情は一転、笑顔になり……そして恐怖にゆがみます。

皆が見える位置まできたパンウルは、イム・ナリが悪霊――クォン・シウォンに操られていることを見抜きました。パンウルは祭具である剣を投げ、イム・ナリごとクォン・シウォンを弾き飛ばします。

カン・ハジュンの腕は折れ、キム・ゴヌの首には切り傷があり、パンウルの右目はまぶたから額までざっくりと切れていました。まずは皆でソリン病院へと向かいます。

処置を受けるのを拒むパンウルを、義理の弟であるカン・ハジュンが処置室へと引きずっていきました。その様子を見て、ユ・セアとキム・ゴヌとの顔がほころびます。

イム・ナリの戸惑いは、キリゴから救う方法を教えないつもりだったはずのユ・セアが、あっさりその方法を教えたことから生まれたものでしょう。

そのあとの笑顔は、一体なんだったのか……裏切られていなかったことに安心したからであってほしいですよね。

6話を見た限りでは、友人からの裏切りについて執着しているのがト・ヘリョンなのかクォン・シウォンなのかは判別がつきづらい状態です。

分かっていることは、夜のソリン高校に現れた悪霊は、クォン・シウォンだったことです。

傷が顔まで至っていたという証言から、ユ・セアの家でキム・ゴヌとイム・ナリとが目撃した悪霊もクォン・シウォンでした。

一方、巫堂(ムーダン)のカン・ハヨンとユ・セアとが霊界で会った悪霊はト・ヘリョンです。虹の描かれた窓や、スマートフォン、首だけにある傷から確実です。

キリゴの呪いには、ト・ヘリョンとクォン・シウォンとどちらもが関わっていますが、担当する役目が違うようですね。

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埋凶を探しに

『キリゴ』カン・ハジュン
カン・ハジュン

引用元:Netflix Japan | ネットフリックス

医者や看護師たちがいなくなったところで、パンウルが口を開きました。妻であるヘッサル――カン・ハヨンについて話すためです。

「ヘッサルに宿る力は、人間の体じゃ耐えられない。だから、神様の能力でその邪気を抑え込むんだ。もしも、俺にもその邪気が見えるとしたら?」

悪霊 クォン・シウォンに右目を攻撃されたことで、パンウルにも霊視できるようになったのです。山を下りることが叶わなかった姉が下りてこられるかもしれないと知り、カン・ハジュンは喜びます。

「推測通りなら、最初の動画がアプリを呪いに変えたんだ」

最も古いものは、2022年3月17日に投稿された動画でした。パンウルが再生したその動画を、カン・ハヨンやユ・セアキム・ゴヌと共に見始めます。

それは、ト・ヘリョンが投稿した皆の死を願って血を捧げる動画でした。それを見たユ・セアは、キリゴを使った友人 チェ・ヒョンウクとト・ヘリョンとが同じ死に方をしていることに気づきます。

カン・ハジュンはその動画データにある緯度と経度から、ヘジュ工業団地が撮影場所だと突き止めました。電話に出たカン・ハヨンは、虹の窓がある場所を探すよう告げます。

埋凶(メヒュン)――呪いの力を宿すもの――ト・ヘリョンの赤いスマートフォンさえ見つけられれば、キリゴの呪いを解くことができるのです。

その役目は、悪霊 ト・ヘリョンとも巫堂 カン・ハヨンとも繋がりがあるユ・セアが務めなければなりません。そんな中、キム・ゴヌが保健室から持ち出した紙を差し出します。

クォン・シウォンが首に裂傷を負っていた事実を、カン・ハヨンにも伝えました。その頃、イム・ナリはクォン・シウォンに乗っ取られているのでした。

「ヘリョンの呪いが繰り返されますように」

クォン・シウォンがキリゴに願ったのは、願いを叶えたト・ヘリョンが成仏することなく、繰り返される呪いの中に閉じ込められることだったのかもしれません。

しかし、その呪いは<呪いをかけた側>ト・ヘリョンだけでなく、<呪いをかけられた側>クォン・シウォン自らをもキリゴの呪いに縛る結果となりました。

そう考えてみると、ト・ヘリョンとクォン・シウォンとの役割分担に納得がいくような気がしますね。

悪霊となった二人を同時に見たのは、ユ・セアのみです。カン・ハヨンも言っている通り、ト・ヘリョンとの繋がりはユ・セアだけが持っているようですね。

キリゴの呪いの中に縛られたト・ヘリョンが姿を見せるのは霊界のみで――クォン・シウォンはキリゴの呪いが発動したあとで人間界に姿を現すということです。

ト・ヘリョンは<呪いを成立させること>が役割で、クォン・シウォンは<友達に裏切られる屈辱を味わわせること>を役割としていると考えるのが妥当でしょう。

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悪霊たちの故郷へ

夜道を歩いていたイム・ナリは、道に落ちていた鏡に写る自分の姿を見ます。それはイム・ナリではなく、クォン・シウォンとなっていました。

イム・ナリは、ゆっくりと坂道を上っていきます。鏡の中に残ったクォン・シウォンは、少し遅れてそのあとを追うのでした。

パンウルが運転する車が坂を上っていきます。ヘジュ工業団地に入り、カーナビの地図が<ペクウン洞>と表示を変えました。

祭具である羅針盤が回り始めたあと、カーナビの地図も狂います。そのうちに、カン・ハジュンのスマートフォンも方角をつかめなくなりました。

霊力が強まっていく中、車の横っ腹に向かってトラックが突っ込んできます。誰も乗っていないそのトラックには、工事現場で使う配管が積んでありました。

すんでのところでトラックを避けたものの、今度は電柱についていた金具が吹き飛ばされて車に突き刺さります。呪いを解かせないよう、悪霊が操っているのです。

ユ・セアがドアを開こうとしたとき、再び金具がはずれて車に飛んでいきました。パンウルが身を呈してドアを閉め、その身を貫かれます。

「ゴヌ。羅針盤が回り始めたら、近くにあの世の者たちがいる。それから目を離さず、セアを守るんだ」

血を流し、吐きながら、パンウルが指示しました。羅針盤と剣とを持ったユ・セアとキム・ゴヌとが、廃工場へと走っていきます。

カン・ハジュンは、血を流し続けるパンウルの傍に残りました。救急車を待ちながら、カン・ハジュンは必死にパンウルを励まし続けます。

おそらく、イム・ナリが向かっているのも同じ場所でしょう。韓国は坂が多いので確実ではありませんが……他に坂がある場所は出てきていません。

ユ・セアとキム・ゴヌとは呪いを解くため、イム・ナリは呪いを解かせないために、同じ場所に向かっているのです。

面白いのは、ユ・セアたちが救おうとしているのはト・ヘリョンであり、それを阻むためイム・ナリを操っているのがクォン・シウォンだということですね。

クォン・シウォンはト・ヘリョンを呪いの中に閉じ込めておくため、絶対に呪いを解かせたくないのだと思います。

クォン・シウォンからしてみれば、ト・ヘリョンによってすべてが狂ったも同然なのです。自分の行動を省みないため、ト・ヘリョンに全責任を負わせています。

そんな逆恨みのような願い事によって呪いの中に閉じ込められたト・ヘリョンは、今もまだ<信じていた友達に裏切られて悲しい、悔しい>と嘆いているのでしょうか。

パンウルには生き残ってほしいところですが、それはなかなか難しそうですね……。

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廃工場での死闘

ユ・セアキム・ゴヌとが、付近にある建物をひとつひとつ見て回ります。しかし、虹の窓がある建物が見つかりません。

二人が時間に追われて二手に分かれて探し始めた頃、パンウルが手術室へと運び込まれました。義弟 カン・ハジュンは、泣きながら姉 カン・ハヨンに電話をかけます。

ユ・セアは、クォン・シウォンがアジトにしていた廃工場を見つけました。キム・ゴヌと共に、足場の悪い工場の中へと進んでいきます。

虹の窓がある部屋に続く通路は、途中で崩れてしまっていました。それを見たユ・セアは、走り幅跳び韓国代表の腕を活かし、部屋の前まで跳びます。

部屋の中には、ト・ヘリョンがキリゴの動画撮影に使った赤いスマートフォンが残っていました。その向こうには、背景となった虹の窓があります。

ユ・セアがスマートフォンに釘付けになっている隙を狙い、物陰に隠れていたイム・ナリが飛び出してきました。大きなカッターナイフを振り回して襲ってくるイム・ナリに、ユ・セアは必死で対抗します。

その姿は、部屋の外にいるキム・ゴヌにも見えていました。イップスになりかけていたキム・ゴヌは深呼吸して集中し、部屋の前へと跳びます。

ユ・セアに馬乗りになり、首元にカッターナイフを突きつけるイム・ナリ――その姿が、キム・ゴヌには悪霊 クォン・シウォンに見えました。

キム・ゴヌは覚悟を決め、クォン・シウォンの横っ腹に祭具の剣を突き立てます。その瞬間、クォン・シウォンの姿がイム・ナリに戻りました。

壁へと倒れ込んだイム・ナリは、苦しげに剣を抜きます。すると、脇腹からとめどなく血があふれ出してきました。

特にスポーツをやっていないであろうイム・ナリはどうやって部屋に入ったのか……と思ったのですが、別の入口がありますよね。

クォン・シウォンは、イム・ナリを自分と重ねたのではなく、ト・ヘリョンと重ねて見ていたのでしょう。

片思いをしていながら、それを上手く伝えられず、コミュニケーションも上手く取れない――この特徴は、ト・ヘリョンとよく似ています。

イム・ナリの夜遊び仲間イ・ドンジェも言っていましたが、イム・ナリにはクォン・シウォンに似ている部分とト・ヘリョンに似ている部分と両方あるのです。

クォン・シウォンは悪霊として、イム・ナリの自身に似ている部分は誰かを攻撃するときに、ト・ヘリョンに似ている部分は傷つけるときに利用していたのでしょう。

しかし、かつての同級生で悪だくみ仲間のイ・ドンジェがキリゴの呪いで死ぬことを望まれたとき、クォン・シウォンは何か感じたのでしょうか……。

それはそうと、イム・ナリが命の危険を迎えています。こういった状況では刺さったものをそのままにしておくのがいいのですが、そうもいきません。

悪霊にとり憑かれているイム・ナリにとって、祭具の剣が刺さったままでいることは、毒を盛られているのと同じような状態なのです。

どうなってしまうんでしょうか……。

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最後の罠

自由の身になったユ・セアは、ト・ヘリョンが使っていた赤いスマートフォンを三脚からはずしました。そして、イム・ナリに問いかけます。

「ナリ……ナリ……ナリ、あんただよね?」

正気に戻ったイム・ナリは、自分のしたことを悔いて涙しました。そして、帰ろうと呼びかけるユ・セアの言葉を拒みます。

「ううん。ここから出られないの。……絶対に離さない」

表情を一変させたイム・ナリが、ユ・セアの右腕をつかみました。そして、巫堂 カン・ハヨンと繋がっていた<絹糸の腕輪>を引きちぎります。

取りはずされた腕輪がイム・ナリから流れ出た血の上に落ち、真っ赤に染まっていきました。次の瞬間、ト・ヘリョンのスマートフォンが灯ります。

ユ・セアの体は思うように動かせなくなり、床に倒れ込みました。両目を見開いて口から泡を吐き、体全体を震わせています。

そんなユ・セアの姿を見て、イム・ナリは楽しそうに笑っていました。キム・ゴヌはどうすればいいか分からず、ユ・セアの名を呼ぶばかりです。

<ここから出られない>という言葉の指す<ここ>が廃工場だとするならば、その言葉はト・ヘリョンから出たものということになります。

思い出してみると、クォン・シウォンはキリゴの呪いが止まったあとでもキム・ゴヌやイム・ナリの前に現れていました。

クォン・シウォンの願い事<ト・ヘリョンの呪いが繰り返されること>の影響で、ト・ヘリョンの魂は廃工場から動けなくなっているのかもしれません。

どこにでも出てくるクォン・シウォンと、霊界に触れた者の前にしか出られないト・ヘリョンとの差は、ここにあるのでしょう。

一方<絶対に離さない>という人への執着の強さは、ト・ヘリョンではなく、クォン・シウォンのものではないかと思えます。

イム・ナリがどちらにも似ているだけに、どちらからもとり憑かれることになってしまったのでしょうか……。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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