Netflixドラマ『キリゴ』エピソード6ネタバレ感想

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Netflix独占配信ドラマ『キリゴ』エピソード6は、ト・ヘリョンとクォン・シウォンとの友情と断絶とを描いた物語です。

ミヅチ
ミヅチ

イム・ナリの飲み友達になっていた二人が、ト・ヘリョンとクォン・シウォンとの関係に触れられる距離にいたことは驚きですね……!

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Netflixドラマ『キリゴ』エピソード6 情報

日本公開日2026年4月24日
制作国韓国
ジャンルミステリー、ホラー
注意書き16+
暴力、言葉づかい、自殺
上映時間52分

『キリゴ』エピソード6 主なスタッフ

監督パク・ユンソ
脚本パク・ジュンソプ

『キリゴ』エピソード6 あらすじ

ト・ヘリョンは、同郷の友達クォン・シウォンの実家に向かいました。しかしそこにいたのはクォン・シウォンの母――でたらめなムーダンと呼ばれる人だけでした。

クォン・シウォンの母は、医者が治せなかったト・ヘリョンの症状を、ほんの数分で治してみせます。

母を嫌っているクォン・シウォンと仲良くしていくため、ト・ヘリョンは複雑な心情と立場とを抱えて過ごすことになります。

お互いの一番の秘密を知っている二人は、信頼し合っている間は上手くやっていけていました。そんな中、ある事件が起こり――。

ここから先はネタバレがあります!

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ミヅチガタリ

ト・ヘリョンがムーダンの娘と呼ばれていたのは、本人のキャラクターもあったのでしょうが、キリゴに遺された動画も理由になったのかもしれませんね。

他の人々の送った動画に比べて、ト・ヘリョンのものは過激でインパクト抜群です。あれを見た人は、ペクウン地域のムーダンの娘=ト・ヘリョンと思い込むでしょう。

ペクウン中学で誤解を受けてきたのは、よくある苗字<クォン>よりも、珍しい苗字<ト>のほうが巫堂(ムーダン)らしいという感覚的な理由ではないでしょうか。

調べてみると<クォン>は15位で約65万人、<ト>は66位で約5万人だそうです。日本で同じパーセンテージだと<高橋>と<海老原>くらいのものです。

<呪術師の高橋さん>と<呪術師の海老原さん>なら、後者のほうがそれっぽいですよね。その感覚は理解できます。

そんな誤解を受けていると知ってか知らずか、ト・ヘリョンは<ムーダンの娘ではない>と弁明することはありませんでした。死を覚悟したあとですら、しませんでした

実の娘であるクォン・シウォンと違い、ト・ヘリョンはムーダンを蔑視していなかったのです。むしろ、命懸けで娘を守ろうとした尊い人だと感じていたのでしょう。

クォン・シウォンの母からしてみれば、夫を守れず、娘は神の怒りを買う呪術を実行し、可愛がっていた娘の友達は正しい知識を使ってとんでもない呪いをかけたのです。

誰か一人でもいいから、クォン・シウォンの母の立場になってものを考える人がいてほしかったな……と思いました。

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『キリゴ』エピソード6 ネタバレと感想・考察

アンダーラインが引いてある役名をタップすると、キャストと簡単な役柄紹介が表示されます。

女子高生の友情

『キリゴ』ト・ヘリョン&クォン・シウォン
左:ト・ヘリョン、右:クォン・シウォン

引用元:netflixkr

右目が赤くなっているト・ヘリョンが、クォン・シウォンの家を覗き込んでいます。すると、門を開いてクォン・シウォンの母が出てきました。

ト・ヘリョンの右目をじっと見つめたクォン・シウォンの母は、白目が赤く染まっているのはゴミが入っているためだと言います。そして、小豆の入った布をト・ヘリョンの右目に押し当てました。

ト・ヘリョンはよく分からない液体を口に含まされ、吐き出すよう言われます。するとクォン・シウォンの母は、吐き出された液体に目に当てていた小豆を入れて蓋をしました。

蓋の上に魚の描かれた布をかぶせ、魚の目を狙って釘を打ちつけます。その直後、ト・ヘリョンの右目は普通の色に戻りました。

「本にかじりついて勉強すれば誰でも医者になれるけど、私たちは才能が必要なの。天性の才能。分かるでしょ」

クォン・シウォンは家出をしていました。連絡をもらったト・ヘリョンは廃工場に向かいます。雪の中、クォン・シウォンは寝袋にくるまっていました。

虹が描かれた両開きの窓を開けると、3月だというのに雪が降っていました。クォン・シウォンはプログラミング部の部員です。

ト・ヘリョンはプログラミング部所属の男子 ハン・ギテに片思いしていました。それを知ったクォン・シウォンは、こう語りました。

「内緒にする。……私の秘密を守ればね」

クォン・シウォンは、ト・ヘリョンが実家に行ったことに気づきます。母を嫌うクォン・シウォンは怒り、ト・ヘリョンはその怒りをなだめるのでした。

巫堂(ムーダン)であるカン・ハヨンと、その弟で理数系のカン・ハジュンとが不仲であったことを思い出しますね。

プログラミング部の部員であるクォン・シウォンにとって、怪しげなまじないで生計を立てているムーダンの母は相容れない存在なのです。

しかし、その効果のほどを体験したト・ヘリョンは、真っ向から否定することはできません。

クォン・シウォンの秘密とは、母がムーダンであることなのではないでしょうか。

そうなると、友情が壊れたきっかけは察することができます。ト・ヘリョンが、クォン・シウォンの母がムーダンであったことを明かしたのでしょう。

どちらが先に秘密を明かしたのかは分かりませんが、秘密を守り合う関係が、秘密を暴き合う関係になってしまったのだろうと思われます。

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ムーダンの娘

二人が登校すると、クォン・シウォンの友達 ヤン・ヒジンが駆け寄ってきました。ヤン・ヒジンは、ト・ヘリョンの片思い相手 ハン・ギテとも友達です。

奥手なト・ヘリョンは、ハン・ギテと目を合わせることすらできません。プログラミング部の部員同士で仲のいいクォン・シウォンをうらやむことしかできないのです。

放課後になり、クォン・シウォンはト・ヘリョンを置いてプログラミング部に行ってしまいました。ひとり帰路についたト・ヘリョンは、クォン・シウォンの母に再会します。

アプリ開発公募展に向け、プログラミング部は一丸となっていました。会話の中で、ト・ヘリョンが話題に上ります。

ヤン・ヒジンは、ト・ヘリョンの片思いに気づいていました。自分がいい男だと思っているハン・ギテは、好意を寄せられて当然だといった雰囲気です。

「気をつけろ、ヘリョンは怖い。母親がムーダンだ。しかも、超有名なイカれたムーダン。本当だよ。いとこがペクウン中学だった。夫を死に追いやったムーダンの娘がいたと。それがト・ヘリョンだ」

そう話したのは、プログラミングのもう一人の男子 イ・ドンジェでした。イ・ドンジェは四柱推命を用いたアプリを開発しようと言い出します。

クォン・シウォンからの頼みを無視し、ト・ヘリョンはクォン・シウォンの母に会いにいきました。そして、奇妙な祠へと招かれます。

そこに入ると、ト・ヘリョンの気持ちはなぜだか落ち着きました。するとクォン・シウォンの母は、好きな人形をひとつ持ち帰っていいと言ってくれます。

「気に入った? <トルミ>。こう――トルミ(首根っこ)をつかんで思い通りに操るから<トルミ>。……できるよ、あんたも好き放題に操れる。首根っこをつかみたい人の身近なもの――望ましいのは爪や髪の毛ね。それを絹糸で巻きつける。そのあと顔に目・鼻・口を彫って生年月日を書いたら、糸が真っ赤になるまで吹きかける。……ふざけてない。血だよ。温かくて新鮮な生きてる血だよ」

そんな二人のやりとりを聞いていたのは、クォン・シウォンでした。ト・ヘリョンはあわててクォン・シウォンを追いかけますが、聞く耳を持ってもらえません。

二人は山を下りるようにしてバス停に向かい、ソリン高校に通っています。同郷の友達なのです。

その地域にインチキなムーダンがいることは知られており、そこから通っている生徒は、おそらくト・ヘリョンとクォン・シウォンとの二人だけなのです。

なぜト・ヘリョンが<ムーダンの娘>と言われるようになったかと言えば、彼女自身がシャーマニズムに興味がある内気な子だったためでしょう。

対照的に、クォン・シウォンは理系でセンスもよく、スピリチュアルな物事を嫌っています。ムーダンの娘とは誰も思わないでしょうね。

クォン・シウォンの母が悪名高いムーダンなのは、夫殺しを遂行したと思われているためです。これが事実かどうかは分かりません。

しかし、理系で上昇志向のクォン・シウォンにとって、母の存在は邪魔なものであったことは確かです。

その疑いを向けられずに済むのであれば、その<汚名>をト・ヘリョンにかぶせてもよいと思うほどに……。

おまけに波長が合うのか、母とト・ヘリョンとはどんどん仲良くなっていきます。煙たく感じたとしても仕方のない状況ですね。

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祈りと呪いと

「生年月日を書いて願えば叶うって、知ってる?」

クォン・シウォンは、ト・ヘリョンに母や周囲の人々について愚痴をこぼしました。そして、生年月日と名前とを書き、願い事を言います。

クォン・シウォンは、クォン・シウォンの母の死を願いました。そのあと願いを問われたト・ヘリョンは、クォン・シウォンの許しを乞います。

その願いを却下されたト・ヘリョンは、ハン・ギテと交際したいと告げました。おかしくなったクォン・シウォンは、願い事を叶えるアプリの開発を始めます。

いつの間にか仲直りした二人は、クォン・シウォンのアジトである廃工場で横になりました。素性を隠して生きるクォン・シウォンは息苦しさを吐露します。

こうして<キリゴ>が生まれたのです。二人はお互いの秘密を守り合うと約束し、友情は続いていきます。しかしハン・ギテとの関係に進展はありませんでした。

クォン・シウォンは実家に戻りますが、母と言い争いになり家を出ます。帰宅した母は、祠の中が血まみれになっていることに気づきました。

トルミには目・鼻・口が彫られています。母の鼻や口から血が流れ出しました。母は呪いを止めるため、クォン・シウォンの制服や髪、写真を使い祈り始めます。

「私の娘 シウォンをどうか……神様、申し訳ありません。愚かな娘が知らずにしたことです。お願いします。罰するなら娘でなく私に。シウォンでなく私に罰をお与えください。帝釈天様にお祈りします。どうかシウォンをお許しください」

アジトでキリゴの開発を進めるクォン・シウォンのもとに集まっていた虫たちが、一斉に去りました。画面に釘づけのクォン・シウォンは、何も気づいていません。

クォン家に封印された祠を見たとき、ムーダンであるカン・ハヨンは「呪いか祈りか分からない」と言っていました。

それは本当のことだったのです。クォン・シウォンが呪いを実行したのち、同じ場所でその母が祈りをこめたのですから……。

クォン・シウォンは、キリゴの開発をしていく中で、母とその仕事にまつわる複雑な感情を抑えきれなくなったのかもしれません。

本来ならば母と向き合ってから呪術に接するべきところを、順番が逆になってしまったがゆえの悲劇でした。

そんな娘に対しても、クォン・シウォンの母はムーダンとしての役割を果たしました。でたらめな呪いで神の怒りを買わずに済むよう、必死で祈ったのです。

浅い知識で呪術に手を出すと大変なことになる……というのは、よくある話ですよね。そうならないよう、自分の身を代わりに差し出したのでしょう。

これだけ力があっても、酒浸りで外見を整えることもしなかったために、でたらめだインチキだと言われています。悲しいですね……。

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一枚の御札

翌朝、クォン・シウォンを迎えにいくため、ト・ヘリョンはクォン家に向かいました。そこでト・ヘリョンは、血まみれのクォン・シウォンの母に頼まれます。

「このお札を、シウォンの体かバッグにこっそり入れて。あの子は父親に似てしまって、御札を見ると怖がるはず。だけど、必ず持たせて。夫は救えなかったけど、娘だけは守らなきゃ」

くちゃくちゃになった御札を渡され、ト・ヘリョンはクォン家から追い払われました。訳も分からぬまま、ト・ヘリョンは駆け出します。

学校に行くと、いつも通りのクォン・シウォンがいました。ト・ヘリョンは預かった御札を握りしめ、最期の頼みを果たそうと決意します。

しかし、ト・ヘリョンが御札を仕込もうとした姿をヤン・ヒジンに見つかってしまいました。一緒にいたクォン・シウォンは、ト・ヘリョンの頬を叩きます。

ヤン・ヒジンは、プログラミング部の皆に目撃した出来事を話そうとしました。クォン・シウォンは話をさえぎると、ハン・ギテに手伝いをするよう命じます。

クォン・シウォンは、ト・ヘリョンが「ハン・ギテが私を愛してくれますように」と祈っている映像を校内に一斉放送しました。さらに、ハン・ギテ本人に罵らせます。

教室にいた誰もが、ト・ヘリョンを笑いものにしました。ハン・ギテは皆の前でト・ヘリョンに暴力を振るい、それを皆が撮影しています。

ト・ヘリョンは、ハン・ギテにつかみかかり、ジャケットから名札を無理やり取りました。そして、満足げに笑うクォン・シウォンをにらみつけます。

アジトでクォン・シウォンの髪を手に入れたト・ヘリョンは、トルミを2体取り出しました。片方にはハン・ギテの名札を、もう片方にはクォン・シウォンの髪を巻きつけます。

目・鼻・口を彫っている途中、ト・ヘリョンは指をカッターで切ってしまいました。そこでト・ヘリョンは血を吹きかける最もよい手を思いつきます。

「誰にでもできることじゃない。もっと大切なのは……心なの。経典によると<心は諸法の根本で主>だ。心は万物の根源で、すべてを動かすということ。片腕を動かそうと思ったら、鶏を捧げなきゃならない。両腕を動かそうと思ったら、豚を捧げなきゃならない」

御札を入れられたことは、クォン・シウォンにとって、絶対に踏み込まれたくないゾーンを踏み荒らしたに等しい行動だったのでしょう。

たとえそれが親友のしたことであっても、どんな事情があったにしても、クォン・シウォンはその行動を許すことができなかったのです。

その怒りは、ト・ヘリョンを焼き尽くしました。クォン・シウォンの母から預かった御札は破かれたため、いずれクォン・シウォンは呪いを受けるでしょう。

しかし、その因果応報の結果を待つことすら、ト・ヘリョンにはできませんでした。報復として、クォン・シウォンの現在も未来もつぶしにかかったのです。

ト・ヘリョンにとって許せなかったのは、ハン・ギテを使って攻撃してきたことでしょう。自分の一番の弱味だと知っていてのことですから、当然ですね。

ハン・ギテは片思い相手から一転、復讐の対象となりました。けれども、はっきりと動画に名前を残すことはありませんでした。

ト・ヘリョンは動画を見た皆を脅えさせたいという思いも持っていたのかもしれません。

生き残ったイ・ドンジェでしたが、あの場でスマートフォンを構えて撮影していたんですね。イム・ナリの願い事の対象になったのは、偶然ではないのかもしれません。

ト・ヘリョンは二人の命を奪うため、自分の命を代償として差し出しました。それこそが呪術に最も大切な<心>だったためです。

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裂傷の由来

ト・ヘリョンが呪いの言葉を吐き、自らの首を切った動画が<キリゴ>のサーバーに届きました。ハン・ギテクォン・シウォンもあせり、動画を消そうと画策します。

夜中のソリン高校に忍び込んだクォン・シウォンは、プログラミング部の部室に入りました。データを削除しようとしますが、削除ボタンが機能しません。

サーバールームに入ったクォン・シウォンは、クラウドサーバーの電源を落とします。配電盤を操作してすべての電源を落としても、あるひとつのサーバーが光り続けます。

工具箱をぶつけてサーバーを壊そうとしても、まったく歯が立ちません。あせるクォン・シウォンの周りにあったディスプレイが、ト・ヘリョンの願い事の動画を流し始めます。

雪道を走っていたハン・ギテと、サーバールームにいるクォン・シウォン――それぞれの体が勝手に動き始めました。二人は手元にあったガラスの破片を握ります。

ハン・ギテはまっすぐに首を切り、路上で命を落としました。一方、クォン・シウォンは必死で呪いに抗い、首から顔へと軌道を変えます。

命を落とすまでの間に、クォン・シウォンはキリゴを立ち上げました。そして、願い事を送信したのを見届けてから、そのまぶたを閉じたのでした。

ハン・ギテはト・ヘリョンの片思い相手でありながら、この物語においては大きめの小道具程度の扱いでしたね。

あくまで中心にあるのは、クォン・シウォンとト・ヘリョンとの友情と、クォン家の母娘との間にある確執でした。

クォン・シウォンは自分の汚点であるムーダンである母、父殺しの母を人生から消し去るために、めちゃくちゃな方法で呪いをかけたのです。

その呪いの反動は、クォン・シウォンに跳ね返ってくるはずでした。母はそうならないようにと、必死で祈ります。

その力が本物だと知っているト・ヘリョンは、なんとかクォン・シウォンの母の想いを受け継ごうとしました。

しかしその考えは、クォン・シウォンの逆鱗に触れてしまいます。その報復として、クォン・シウォンは大勢にト・ヘリョンの秘密をさらし、罵らせました。

そこまでの行動をしたからには、反撃される可能性も考えるべきでしょうが……ト・ヘリョンはいつも許しを乞うてきたため、今回もそうだと思ったようです。

クォン・シウォンは試し行動を取りがちな女子なので、友人が少なかったことには納得ですね。傲慢なハン・ギテと気が合うのも理解できます。

残念だったのは、ハン・ギテはビジュアルだけが取り柄の男で、二人の女子に好かれるような内面の魅力には乏しかったことです。

ト・ヘリョンとクォン・シウォンとの間で複雑な関係性を招く存在になっていたのは、クォン・シウォンの母親でした。

気になるのは、最期の瞬間にクォン・シウォンがキリゴに何を祈ったのか――ですね。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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