Netflix独占配信ドラマ『なりすましの鼠』エピソード4は、会計士 スヒョンと再会した天才小説家 ムンジェが真実を聞き出す物語です。

ミヅチ
スヒョンは<男>の正体についてよく知らなかった……ということでいいのでしょうか? それじゃあんまりですよね……。
Netflixドラマ『なりすましの鼠』エピソード4情報
『なりすましの鼠』エピソード4主なスタッフ
スタッフ
『なりすましの鼠』エピソード4あらすじ
クァンナム貯水池で敵対する人物を待っていた天才小説家 ムンジェとその協力者のチンピラ ノジャは、現れた人物をじっと見つめます。それはムンジェの高校時代からの友人 スヒョンでした。
息を潜めている計画だったのにも関わらず、ムンジェは思わず大声を上げて駆け出します。スヒョンはあせって逃げ出し、車に乗って走り去ってしまいました。
ノジャは自分の車にムンジェを乗せて、スヒョンを追います。その後ろから、ノジャを追うパク刑事がついていきました。さらに後ろには、ノジャを追うチンピラ スンギュがいます。
スヒョンとノジャによる激しいカーチェイスが始まりました。多くの車を巻き込みながら逃げていったスヒョンは、<男>に助けを求めるのですが……。
ミヅチガタリ
スヒョンは幼稚園児の娘 ダウンの命を守るため、入水自殺を図りました。しかし最後の足掻きとして、ムンジェに<男>――<野ネズミ>の情報を与えます。
それは、ムンジェのことも、ムンジェと高校時代から親しくしているスヒョンのことも、調べつくしていたこと――そして、周到に準備をしてから、ムンジェの身分を乗っ取ったことでした。
ムンジェに成り替わるため<野ネズミ>は顔も声も変えていたそうです。つまり、自分に似ている誰かの身分を狙ったのではなく、最初からムンジェが狙いだったのです。
それを知ったムンジェの幻覚には、大学時代に親しくなった若い男が現れるようになりました。その若い男は、自分の存在を忘れているムンジェを脅すような言葉を吐きます。
その若い男は、ムンジェに憧れを抱いていたそうです。その頃ムンジェが天才小説家であったかどうかは分かりませんが、見る人が見れば才能豊かなのは分かったのでしょうね……。
つまり、ムンジェに憧れた若い男の手により、その身分が乗っ取られたということでしょうか。憧れを募らせた結果、ムンジェそのものになりたくなった、と――。
ここまできて、ノジャの巻き込まれ体質がより強く感じられるようになりましたね。財産を狙われて詐欺に遭い、取り返そうと思ったら身を隠され、見つけたと思ったら身分を乗っ取られていて……。
ノジャはただ自分の金を取り戻したいだけなのに、幼児誘拐事件にまで巻き込まれ、組織時代よりもずっと苦労しているように見えます。これが裏社会に生きる者の運命なのでしょうか。
組織におけるかつての部下たち スンギュやミョンスから命を狙われ、ノジャの立場はどんどん悪くなっています。いかにして命の危機を脱するのか、楽しみですね。
『なりすましの鼠』エピソード4ネタバレと感想・考察
アンダーラインが引いてある役名をタップすると、キャストと簡単な役柄紹介が表示されます。
カーチェイス
<男演:リュ・ジュンヨルムンジェと同じ顔の男/ムンジェからすべてを奪った犯人/ムンジェの友人で会計士のスヒョンと組む>は、クァンナム貯水池の周りにある森で、天才小説家 チェ・ムンジェのスマートフォンが動きを止めたことに気付きました。そして、手先であるムンジェ演:リュ・ジュンヨル個人情報を書き換えられた被害者/3年前ノジャの金の横取りに協力/顔も名も明かさない小説家/引きこもり/重度のパニック障害の友人で会計士 ソン・スヒョンに捜索を指示します。
森の中でチンピラ ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったと共に息を潜めていたムンジェは、思わずスヒョン演:ム・ジンソン<男>と通じムンジェを陥れた/3年前ノジャの金を横取りした主犯/ムンジェを担当する会計士/ムンジェの高校からの友人に呼びかけました。ノジャは突然大声を出したムンジェに驚きます。そんなノジャを気にかけることもなく、ムンジェは森を飛び出しました。
スヒョンは驚きながらも、急いで踵を返し、車へと戻ります。それを追ったムンジェは、車に乗り込んだスヒョンに話をしたいと訴えました。スヒョンはその思いに応えることなく、ムンジェを振り落として去っていきます。
そこに、ノジャが車でやってきました。地面にうずくまるムンジェを横に乗せ、スヒョンの車を追いかけます。この一部始終を目撃していた刑事 パク・スニョンも、その後ろを車で尾行していきます。
夜明けになっても、スヒョンとノジャとの車での追いかけっこは続きました。朝になり、ほかの車も動き出したため、障害物競走の様相となります。なんとかノジャの車を振り切り、スヒョンは<男演:リュ・ジュンヨルムンジェと同じ顔の男/ムンジェからすべてを奪った犯人/ムンジェの友人で会計士のスヒョンと組む>に連絡を取りました。
「罠だ。はめられた。追われてる。従えば助けてくれるんだろ」
あせって声を裏返らせるスヒョンと対照的に、<男>はいたって冷静です。そんな中でも、ノジャは諦めずに追い続けていました。多くの事故車を出しながら走っている痕跡を見て、パク刑事演:イ・ギュヒョン東部警察署の刑事/タレコミを受けノジャを追う/家庭内暴力で調停中は何事かと首を傾げます。
『一人しか生き残れないなら? スヒョン、二人共は無理だ。……もしもし? 一人は生きないと。だろ?』
パク刑事は、電話で援護を呼びながら追走していました。すると突然、車の脇腹に白いワゴンが突っ込んできます。パク刑事の車はなすすべもなく、道路脇の樹木に叩きつけられました。
その車の中にいるのは、かつてノジャと同じ組織にいたチンピラ パク・スンギュと子分たちです。パク刑事のさらに後ろから追っていたスンギュ演:キム・ソンオチンピラ/ミョンスの弟分/子分たちと遺体処理を行うは、邪魔者を排除してノジャの追走を続けたのでした。
スヒョンには、気まずさとは別の理由で、ムンジェとは顔を合わせることも会話することも避けたい理由があるのでしょう。それは、<男>に幼稚園児の娘 ダウンを誘拐されていることを隠すためだと思われます。
スヒョンは娘を誘拐されたにも拘わらず、警察を呼ぶことすら避けていたことから「警察を呼んだら娘を殺害する」と言われていると推測できます。すでに妻が警察を呼んでしまいましたが、大丈夫でしょうか……。
<男>は、森の奥にある一軒家の中で、スヒョンの娘 ダウンと共に過ごしています。その状況で「一人しか生き残れない」と告げました。おそらく、一人はダウン、もう一人はスヒョンを指していると思われます。
つまり、ダウンを守りたければスヒョン自身が命を落とせと命じているわけです。冷酷ですね。その上で、二人共を生かそうとしたら、二人共に手をかける可能性をも口にしています。
先ほど、スヒョンは<娘の誘拐を警察に通報することを禁じられている>と考えましたが、これは本質から少しずれているのかもしれません。<男>の要求は、<自分の存在を他者に明かさないこと>ではないでしょうか。
それならば、スヒョンは<警察に通報すること>も<ムンジェやノジャに真実を明かすこと>も禁じられているという状態になります。<男>の存在を隠しながら、何が起きているかを説明することは不可能ですからね……。
夜からずっと大人しくしていたチンピラ スンギュが、ようやくチンピラらしい動きを見せました。スンギュは殺人と個人情報の売買とを警察に知られたくないと考えています。そのため、警察の介入を防ぎたいのです。
スンギュは、真相が分からないままノジャを追うパク刑事が、いずれ自分たちの<商売>に気付いてしまうと考えているんですね。警察の捜査能力に対する信頼が厚いチンピラです。
<野ネズミ>
スヒョン演:ム・ジンソン<男>と通じムンジェを陥れた/3年前ノジャの金を横取りした主犯/ムンジェを担当する会計士/ムンジェの高校からの友人はバリケードを破り、その先に続く橋の上を走り始めました。ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったは、スヒョンの車と並走するように車を走らせます。ムンジェ演:リュ・ジュンヨル個人情報を書き換えられた被害者/3年前ノジャの金の横取りに協力/顔も名も明かさない小説家/引きこもり/重度のパニック障害は窓を開け、スヒョンへと何度も何度も呼びかけました。
そのとき、ノジャは気付きます。この橋は建設の真っ最中のため、向こう岸と繋がっていないのです。スヒョンは、途切れた橋の先端から身投げをしようと考えているようです。
橋の先端にはたくさんの機材が置いてありました。それらに乗り上げたスヒョンの車は、一回転して逆さまになります。ムンジェはあわてて車から降りると、スヒョンの車の中を覗き込みました。
スヒョンは足を引きずりながら、橋の先端へと向かっていきます。一段高くなっている塀に乗ったスヒョンに、ムンジェは必死に呼びかけます。するとスヒョンは、ムンジェに背中を向けたまま話し始めました。
「自分を<野ネズミ>と呼んで、お前をよく知ってた。……ムンジェだ。チェ・ムンジェ。どっちが本物か分からなくなった」
昨年の今頃、スヒョンは<男演:リュ・ジュンヨルムンジェと同じ顔の男/ムンジェからすべてを奪った犯人/ムンジェの友人で会計士のスヒョンと組む>――<野ネズミ>と出会いました。<野ネズミ>は、ムンジェとスヒョンについて、調べ尽くしていたのです。二人がノジャから盗んだ金のことも知られていました。
スヒョンは、ノジャの投資金を横領したことを通報すると<野ネズミ>に脅されます。家族を盾にされたため、スヒョンに抗うすべはありません。<野ネズミ>は顔や声を変え、ムンジェになりすます準備を済ませていました。
周到に準備を進めてきた<野ネズミ>に対し、スヒョンは横領金を渡すのを渋ります。すると<野ネズミ>はムンジェのスマートフォンを乗っ取り、自らの手ですべてを奪い取ったのでした。
「俺が言うことを聞かないと、ダウンは死ぬ。あいつの怖さを知らないだろ」
やっと、スヒョンが振り返りました。<野ネズミ>こそが、この世界のバグなのだと、スヒョンは語ります。ノジャは、目の前で繰り広げられる二人の会話を聞きながら、どう動くべきかを考えていました。
「何もかも……お前の嘘のせいだ。おしまいだ」
話し終えたスヒョンは、再び二人に背中を向けました。そして、ノジャが腕をつかむより早く、水の中へと飛び込んでいきます。その一部始終を見守っていたスンギュ演:キム・ソンオチンピラ/ミョンスの弟分/子分たちと遺体処理を行うは、引き返すよう子分たちに告げるのでした。
いくら整形大国・韓国とはいえ、似ても似つかない人物をムンジェそっくりに整形することはできないでしょう。それに、ムンジェと<男>とは、骨格や体型に至るまでそっくりなのです。
それは、高校時代からムンジェと接してきたスヒョンですら、最初は本人だと見まがうほどの仕上がりでした。そのため、<男>はもともとムンジェに近しい外見だったと考えるのが妥当でしょう。
しかし、<男>とムンジェとを比較すると、その性格や言動はまったく違います。そのためスヒョンは、二人共と接しているうちに<どちらが本物か分からなくなった>と言っていました。
二人の見分けがつかなくなったわけではありません。別人だと理解した上で<本物はどちらなのか>を区別することが難しくなったのです。この奇妙な現象にこそ、事件の核心が隠されているのではないでしょうか。
ノジャがほかのチンピラと違うのは、ムンジェとスヒョンとが話している間、余計な発言をしなかったことですね。ノジャはひとつでも多くの情報を得るため、わざとに口をつぐんでいたのです。
スヒョンの独白により、ノジャの金を横取りした主犯がスヒョンであったことは明確になりました。その上、その金は<男>――<野ネズミ>に奪われたのです。金を取り返すには<野ネズミ>を追わねばなりません。
考えてみると、ノジャの人生は3年前から<追う者>に固定されたんですね。ムンジェを追い、スヒョンを追い、今度は<野ネズミ>を追う――非常に疲れる人生ですが、ノジャは知力・体力・精神力が人並外れています。
ムンジェが組んだ相手がノジャでなければ、スヒョンと再会することすら叶わなかったかもしれません。<野ネズミ>の呼び名すら知らぬまま、いつの間にか身元不明の遺体となっていたことでしょう。
ところで、この一件が解決したとき、ムンジェはノジャに費用を支払うことになっています。スヒョンと<野ネズミ>とを見つけるために、一体いくらのお金が必要となるのか……考えたくもないですね。
張り紙
「お前が機長だとしよう。大勢を乗せて飛んでる途中、飛行機の故障を知った。重大な故障だ。元通りにできない。そのとき、お前なら、飛行機が墜落すると乗客に伝えるか? それとも、誰にも言わず突っ込むか?」
ある夜、野ネズミ演:リュ・ジュンヨルムンジェと同じ顔の男/ムンジェからすべてを奪った犯人/ムンジェの友人で会計士のスヒョンを脅し手先とした>の指示で橋の上から入水自殺/<野ネズミ>と通じムンジェを陥れた/3年前ノジャの金を横取りした主犯/ムンジェを担当する会計士/ムンジェの高校からの友人” background=”#2f4f4f” text_align=”center” shadow=”yes”]スヒョン[/su_tooltip]はムンジェにそう問うてきました。何があったのかと尋ねても、スヒョンは薄く笑うだけです。その頃すでに、スヒョンは<野ネズミ>の手に落ちていたのかもしれません。
ムンジェは、警察に通報しようと提案しました。ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったは、何者でもないムンジェと、チンピラのノジャとが何を言ったところで無駄だと告げます。いらだつムンジェをなだめながら、ノジャは車を走らせました。
スヒョンは、飛行機の故障を<野ネズミ>からの脅迫、機長を自分として話しているようです。このとき、ムンジェが「乗客に知らせることを選ぶ」と答えていれば、事態は変わっていたのかもしれません。
しかしムンジェは、急に妙なことを言い出したスヒョンの真意を知ろうと、話を逸らしてしまいました。そのため、スヒョンはすべてを隠し、自分一人で背負い込んでしまったのです。
ムンジェは小説家ということもあり、言葉の奥にあるものを常に考えているのでしょう。一方で、例え話を振ってくる人物は、その中に重要な意思を忍ばせていることが多いものです。
スヒョンが知りたかったのは、大きな秘密を抱えたとき、ムンジェならばどう振る舞うかということでした。ノジャの金を奪った共犯者として、ムンジェと意思を統一しておこうという考えもあったのでしょう。
もしこの質問を受けたのがノジャならば、裏の裏まで読み切って「自分ならば打ち明ける」と答えたのではないでしょうか。
パク刑事演:イ・ギュヒョン東部警察署の刑事/タレコミを受けノジャを追う/家庭内暴力で調停中のもとに、後輩のミノ刑事演:イ・チャニョン東部警察署の刑事/パク刑事の後輩/パク刑事に協力がやってきました。街路樹に衝突した車を置いて、パク刑事は東部警察署に戻ります。上司 ハンス班長演:チョン・ヒテ東部警察署の刑事/パク刑事にタレコミの捜査を指示は失敗をとがめつつも、パク刑事の勘の良さを信じることにしました。
チンピラ スンギュ演:キム・ソンオチンピラ/ミョンスの弟分/子分たちと遺体処理を行うと子分たちもアジトに戻っていました。子分たちに住民登録証の偽造を任せ、スンギュは若い女性 ソ・ミニョンの情報を眺めます。そして、より多くの情報を入手するため、出かけていきました。
ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったは、ムンジェを連れて興信所へと戻ります。かけたはずの鍵が開いていました。いぶかしがりつつ中に入ると、玄関ドアの内側にA4の紙が貼られています。そこには、森の中の一軒家の写真と住所が記されていました。
京畿道 楊平郡 江上面
華山里 481-3
それは<野ネズミ演:リュ・ジュンヨルムンジェと同じ顔の男/ムンジェからすべてを奪った犯人/ムンジェの友人で会計士のスヒョンを脅し手先とした>の邸宅でした。ノジャとムンジェとは、その紙を頼りに森の中の一軒家へと足を運びます。人気のない家に入ると、自動で灯りがともりました。リビングには絵本が、廊下には子供の水筒が落ちています。
水筒には<ソン・ダウン>と記されていました。身投げしたスヒョン演:ム・ジンソン<野ネズミ>の指示で橋の上から入水自殺/<野ネズミ>と通じムンジェを陥れた/3年前ノジャの金を横取りした主犯/ムンジェを担当する会計士/ムンジェの高校からの友人の娘の名です。ムンジェは水筒を拾うと、廊下の奥にある部屋へと進みました。部屋の中には、靴下が片方脱げているダウンが横たわっています。
一軒家の情報を渡したのは<野ネズミ>本人ではないでしょうか。そうでなければ、誰からも発見されることなく一軒家から逃げ、別の場所に身を隠すことは難しいと思われます。
スヒョンとの約束通り、<野ネズミ>はスヒョンの娘 ダウンを解放したのです。スヒョンを駒として使えなくなったら、ダウンを手元に置いておくのはリスクでしかありません。筋を通したわけではなさそうです。
<野ネズミ>の家には色々な装置が揃えられていたので、そこを離れるのは意外でした。しかし、身分の乗っ取りや誘拐、自殺教唆などの犯罪行為を重ねてきた<野ネズミ>ですから、アジトを複数持つことは当然でしょう。
一方、<野ネズミ>がなぜ金を必要していたのかは分かっていません。ムンジェの身分を乗っ取ること以外にも、<野ネズミ>には様々な事情があるようです。視聴者はムンジェ同様、何も分かっていませんね……。
誘拐事件の結末
「一週間前に誘拐され、昨日、母親が通報を。そして、父親は行方不明だ。話を聞いてこよう」
パク刑事演:イ・ギュヒョン東部警察署の刑事/タレコミを受けノジャを追う/家庭内暴力で調停中はミノ刑事演:イ・チャニョン東部警察署の刑事/パク刑事の後輩/パク刑事に協力に呼ばれ、ハンス班長演:チョン・ヒテ東部警察署の刑事/パク刑事にタレコミの捜査を指示らと共に車に乗り込みました。スヒョン演:ム・ジンソン<野ネズミ>の指示で橋の上から入水自殺/<野ネズミ>と通じムンジェを陥れた/3年前ノジャの金を横取りした主犯/ムンジェを担当する会計士/ムンジェの高校からの友人の自宅に向かう途中、ハンス班長に一報が入ります。誘拐された ダウン演:イ・チェユスヒョンの娘/幼稚園児/<野ネズミ>が誘拐が発見されたため、行き先が<野ネズミ>の邸宅へと変わりました。
その一軒家は、短期で賃貸契約されたものです。いかにも異常者が好みそうな物件だと、パク刑事はつぶやきました。すると、同じ課の刑事が防犯カメラ映像のスクリーンショットを渡してきます。
そこに映っていたのは、スヒョンの娘 ダウンの幼稚園で聞き込みをするノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったの姿でした。パク刑事はノジャが誘拐事件にも関わっていると考え、ダウンへの聞き込みを強行します。
パク刑事は、道路の防犯カメラに写ったムンジェ演:リュ・ジュンヨル個人情報を書き換えられた被害者/3年前ノジャの金の横取りに協力/顔も名も明かさない小説家/引きこもり/重度のパニック障害とノジャとの写真をダウンの前に置きました。するとダウンは、ムンジェが誘拐犯であると証言します。そうなると、ノジャは誘拐の共犯者ということになります。
ムンジェは、その考えをノジャに打ち明けました。スヒョンが死んでいる以上、殺人の罪も着せられることになります。ムンジェもノジャも、姿を隠さなければいけない立場となりました。
パク刑事宛てのタレコミと、ダウン誘拐事件とには関係があるのか――パク刑事は考え込みます。とにかく、ノジャとムンジェとを確保しなければなりません。刑事課一同で、ノジャの興信所へと向かうことにしました。
ノジャはありったけの現金を持ち、ムンジェと共に車へと戻ります。そこに刑事の車が突っ込んできたため、二人は車を捨てて走り始めました。二手に分かれた二人を追っている最中、刑事たちは二人を見失います。
単独で動いていたパク刑事は、ムンジェを発見しました。ムンジェはパンチ一発で気を失い、悪夢の中へと入り込みます。笑顔の<野ネズミ演:リュ・ジュンヨルムンジェと同じ顔の男/ムンジェからすべてを奪った犯人/ムンジェの友人で会計士のスヒョンを脅し手先とした>が現れ、その後ろに<もう一人の男>がぼんやりとたたずんでいました。
パク刑事がムンジェを拘束しようとしたとき、背後からノジャが襲ってきました。一撃で気を失ったパク刑事は逆に拘束され、二人を逃がしてしまいます。そうして二人は、ラブホテルへと逃げ込んだのでした。
日本では男性のみでラブホテルに入ることは止められてしまいますが、韓国ではそうでもないんですね。調べてみると、韓国のデリバリーヘルスは高額でデートも付くため、暴力的な出来事は起きにくいのだと思われます。
それはそうと、<野ネズミ>の目的が一層分からなくなりました。<野ネズミ>はムンジェの身分を乗っ取っているため、ムンジェが犯罪者として投獄されれば、それは<野ネズミ>の立場をも悪くします。
せっかく乗っ取った身分が、誘拐や殺人の犯人のものとなっては、意味がないのでは……と思ってしまうのは、まだ視聴者が<野ネズミ>を理解しきれていないためでしょう。
その一方で、ノジャを重大犯罪の犯人に仕立て上げることには、一定の意味があります。ムンジェ名義の口座から奪った大金は、もともとノジャの金です。ノジャが真相を突き止め、<野ネズミ>を襲う可能性があります。
しかし、ノジャが長期刑の判決を受ければ、その間に逃げおおせることができるのです。――そうなると、本来の計画は<ノジャひとりに重大犯罪の罪を着せること>だったのかもしれませんね。
<野ネズミ>にとって、ムンジェがノジャと組むことは想定外だったと思われます。それでも、ムンジェを自由にさせておいたのは、ムンジェの身分が前科ナシであることにこだわりがないためでしょう。
もしかしたら<野ネズミ>は<奪うために奪った>のかもしれません。身分を乗っ取って何かをするだとか、何かを得るだとか、そういった別の目的があったわけではないのかも……。
スヒョンの遺体
ホテルの洗面所にある鏡は、半円の壁に沿って9枚並べられていました。そのひとつを拭ったとき、ムンジェ演:リュ・ジュンヨル個人情報を書き換えられた被害者/3年前ノジャの金の横取りに協力/顔も名も明かさない小説家/引きこもり/重度のパニック障害の前にムンジェではない若い男の顔が浮かびます。
「俺が誰か、知ってるだろ」
若い男にそうささやかれ、ムンジェは腰を抜かして倒れ込みました。その翌日、下流へと流されていったスヒョン演:ム・ジンソン<野ネズミ>の指示で橋の上から入水自殺/<野ネズミ>と通じムンジェを陥れた/3年前ノジャの金を横取りした主犯/ムンジェを担当する会計士/ムンジェの高校からの友人の遺体が、漢江に浮いているところを発見されます。パク刑事演:イ・ギュヒョン東部警察署の刑事/タレコミを受けノジャを追う/家庭内暴力で調停中は、何が起きているか分からず戸惑いました。
ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったは、かつての部下 スンギュ演:キム・ソンオチンピラ/ミョンスの弟分/子分たちと遺体処理を行うに呼び出されます。廃墟に出向いたノジャに、スンギュは手助けをすると提案しました。ノジャが逮捕されては困るスンギュでしたが、ノジャと仲良く協力するつもりはありません。
これ以上下手を打つと、かつて組織を裏切った者のように七宝(チルボ)山に埋められることとなる――スンギュはノジャを脅しました。ノジャがホテルに戻ると、部屋のインターフォンが鳴ります。
「受け取れ。電話。年上じゃない。やせっぽち。――短縮ダイヤル1番。短縮ダイヤル1番」
見知らぬ高齢男性が、ムンジェへとスマートフォンを差し出しました。短縮ダイヤル1番を押すと、010-811-0925へと繋がります。それは<野ネズミ演:リュ・ジュンヨルムンジェと同じ顔の男/ムンジェからすべてを奪った犯人/ムンジェの友人で会計士のスヒョンを脅し手先とした>に繋がる電話でした。
「知りたいなら、自分を見つけろ。自分自身と向き合え」
<野ネズミ>は、ムンジェとノジャとが手を組んだことに対して不満げな様子です。けれども、スヒョン演:ム・ジンソン<野ネズミ>の指示で橋の上から入水自殺/<野ネズミ>と通じムンジェを陥れた/3年前ノジャの金を横取りした主犯/ムンジェを担当する会計士/ムンジェの高校からの友人を殺害した容疑者がムンジェとノジャとになったことには、面白さを感じているようでした。
ノジャはスマートフォンをすぐに捨てるよう指示し、一刻も早くホテルを出ようと急ぎます。スヒョンに自殺を指示した<野ネズミ>への怒りと、スヒョンを喪った悲しみとで、ムンジェは涙を流すのでした。
スヒョンは下流に流れ着くまで、誰にも発見されずに漂ってきたんでしょうね……。スヒョン自身が計画し実行したノジャの資金横領という罪さえなければ、遺体のまま流れ続けるといった最期にはならなかったでしょう。
娘は発見されたものの、犯人は見つからず、何が起きているのかも分からず、ついには夫の遺体が発見された――そんなスヒョンの妻の心情についても、考えてしまいますね。
そんな中、新たな人物が登場しました。たびたびムンジェの幻覚に現れる若い男です。ムンジェよりもずっと若く、10代くらいに見えます。ムンジェは彼の姿に脅えているので、過去に因縁がある相手だと思われます。
また、ノジャとスンギュとの間にある確執の理由が分かりました。スンギュは、ノジャがかつての仲間が貯め込んでいた金を奪ったと考えているんですね。ノジャは否定しなかったので、事実なのかもしれません。
スンギュは、組織の金は組織に戻すべきだと考えています。それはその通りなのですが、すでに組織は解体しており、返す先がありません。かつて組織に所属していたノジャが持つ分には、問題ないのです。
しかしスンギュにとっては、裏社会から足を洗おうとしたノジャが組織の金を持っていくというのは、おかしな話なのです。その考え方も一理あります。スンギュからすれば、ノジャは裏社会においての裏切り者なのです。
スンギュがノジャに協力するのは、自身の身を守るために過ぎません。それ以上のことをするつもりはないでしょう。また、持ち逃げされた組織の金を回収するまでは、許すつもりもなさそうです。
ノジャは、こういった考え方の人たちと距離を置くため、わざとに関係を絶ったのかもしれませんね。取引先としては受け入れても、仲間にはしない――ノジャが一線を引いている理由が、なんとなく分かりました。
ステーキハウス
解剖の結果、スヒョン演:ム・ジンソン<野ネズミ>の指示で橋の上から入水自殺/<野ネズミ>と通じムンジェを陥れた/3年前ノジャの金を横取りした主犯/ムンジェを担当する会計士/ムンジェの高校からの友人が自殺であることが判明しました。けれどもパク刑事演:イ・ギュヒョン東部警察署の刑事/タレコミを受けノジャを追う/家庭内暴力で調停中は、その結果に納得できません。タレコミには、漢江の遺体は自殺ではないと記されていました。
「こいつはマンションの家主で、住んでた男が誘拐犯だ。……どこから手をつければいいのやら」
ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったの興信所へ連れていかれた借金まみれの若い男性は、ノジャを知らないと言い張りました。パク刑事は復讐心をあおって真実を吐き出させようとしますが、若い男性は口をつぐみます。
「あいつらはグルです。借金を返せないと脅される。『個人情報か臓器を売れ』――どっちを売る? ホームレスや債務者の個人情報を盗み、殺すこともある。だから、もう来ないでください。俺には命しかない」
外にいるスンギュ演:キム・ソンオチンピラ/ミョンスの弟分/子分たちと遺体処理を行うたちのワゴンを見ながら、若い男性は身を縮めました。若い男性は脅えながらも、自分が置かれた状況を早口で語ります。そして、パク刑事が止めるのも聞かず、そのまま去っていくのでした。
スンギュは、兄貴分であるカン・ミョンスを脅していました。ミョンス演:ヒョン・ボンシクチンピラ/裏カジノの社長/スンギュの兄貴分はフィリピンに高飛びしたことになっていますが、スンギュのおかげで韓国に留まり、食い繋いでいるのです。
スンギュは、ミョンスを<ただのお飾り><俺の弾避け>と呼びました。そして、危機を脱するためにノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったを亡き者にするよう指示します。裏カジノの社長であるミョンスですが、実態はスンギュの手下なのです。
ノジャは仲間に会いに行き、車を交換しました。新しい車に乗り込み、ノジャとムンジェ演:リュ・ジュンヨル個人情報を書き換えられた被害者/3年前ノジャの金の横取りに協力/顔も名も明かさない小説家/引きこもり/重度のパニック障害とは出発します。ノジャは、ムンジェのためにパニック障害の薬とダテ眼鏡、新たなスマートフォンを手に入れていました。
ステーキハウスで食事をしている最中、ムンジェは記憶の中の若い男演:パク・ユノムンジェの大学時代の友人/ムンジェに憧れていた/ムンジェの幻覚に出て意味深な発言をするを探ります。美しい海辺で、二人は向かい合っていました。若い男は、大学時代に親しくなった人物です。ムンジェを羨んでいるようでした。
ムンジェは、その若い男から恨みは抱かれていなかったと記憶しています。しかし、ほかに手がかりがないからには、その若い男を追うしかありません。彼は島にいると、ムンジェは告げました。
ノジャが行き先を聞こうとしたとき、スマートフォンが鳴ります。今さっき出てきたステーキハウスで<野ネズミ演:リュ・ジュンヨルムンジェと同じ顔の男/ムンジェからすべてを奪った犯人/ムンジェの友人で会計士のスヒョンを脅し手先とした>がクレジット決済をしたとの報告でした。驚く二人でしたが、さらにショッキングな出来事が起こります。
先んじて車に入り、身を潜めていた見知らぬ男たちにより、二人は首を絞められたのです。細い紐で首を絞められ、二人はうめき声を上げました。立体駐車場の中で、誰も知らない攻防戦が始まります。
ムンジェは高校を卒業したあとすぐに引きこもりになったわけではないんですね。大学まで進学したものの、なんらかのきっかけで引きこもるようになったと思われます。そのきっかけが、若い男なのかもしれません。
ムンジェは、高校の修学旅行において発生した火事のことを覚えていませんでした。両親の無理心中以降、強いショックを受けるような出来事があると、記憶の底に閉じ込めてしまうようになったのではないでしょうか。
大学時代には、島に出かけてバカンスを過ごすほど精神が安定していたようです。引きこもっていた頃のように、何度も症状が出る状態ではなかったんですね。両親の死を克服できた瞬間があったのでしょう。
そして、両親が死んだのが3年前の高校時代であることから逆算すると、ムンジェは大学を中退か、休学しているものと思われます。再び通うことは難しいので、中退したのでしょうか……。
ムンジェが大学時代の友人の話をしているのを聞いていたのか、<野ネズミ>は意味深な笑いを浮かべていました。ムンジェの勘が当たっていたのでしょうか。やはり<野ネズミ>は、あの若い男なのでしょうか……。
その問題に向き合う前に、ムンジェとノジャとは命の危機を脱しなければなりません。おそらく彼らは、スンギュに脅されたミョンスが差し向けた刺客でしょう。ミョンスは韓国で生きるため、腹をくくったのです。
スンギュは、裏カジノの経営者という立場も、ノジャの殺害を指示する役割も、危険なポジションはすべてミョンスに押しつけています。それを分かっていてもなお、ミョンスは弟分 スンギュに従い続けています。
ミョンスからすれば、自分が稼いだ金を奪ったのがノジャということになります。しかし、ノジャを恨んでいるようには見えません。当人のミョンスではなくスンギュが怒っているのは、不思議な話ですね。
スンギュは自他境界があいまいで、ミョンスを自分の手足のように思っているのかもしれません。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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