Netflix独占配信ドラマ『なりすましの鼠』エピソード9は、加害者と被害者とがひっくり返る物語です。

チェ・ムンジェ3人説が出てきただけでも混乱したのに、今度は別の人が……!
Netflixドラマ『なりすましの鼠』エピソード9情報
| 日本公開日 | 2026年8月28日 |
| 制作国 | 韓国 |
| ジャンル | ウェブトゥーンが原作、ミステリー、犯罪、サスペンス |
| 注意書き | 16+ 暴力、言葉づかい |
| 上映時間 | 49分 |
『なりすましの鼠』エピソード9主なスタッフ
スタッフ
| 原作 | ウェブ漫画『들쥐』 Ludovico |
| 監督 | キム・ホンソン |
| 脚本 | イ・ジェゴン |
『なりすましの鼠』エピソード9あらすじ
森の中で、チンピラ スンギュが雇った刺客が、天才小説家 ムンジェの叔父 ハン・ヒスを逃してしまいました。その失態の責任を取るため、スンギュ自身も子分を連れて森へと向かいます。
刑事たちと共に森へ入ったムンジェは、隙を見て逃げ出しました。その状況で、ムンジェはスンギュと子分たちに見つかってしまいます。
刑事たちがムンジェを連れて出たことを知り、捜査隊も森にやってきました。鬱蒼とした森の中で、それぞれの人物が、それぞれの思惑により動いていきます。
ミヅチガタリ
今回、主人公――1993年生まれの実子のムンジェが、嘘をついていたことが分かりました。ムンジェは、大学時代の出来事を、人物をすり替えて語っていたのです。
ムンジェとユミンとが大学の文学サークルにて出会ったことは事実でした。しかし、才能豊かだったのはムンジェではなく、ユミンのほうだったのです。ユミンは小説のアイディア出しについては抜群の才能がありました。
一方で、そのアイディアを小説に落とし込むとき、ユミンは大きな苦労をすることとなります。ユミンは自覚できるほどに遅筆でした。その進みの遅さを知ったムンジェは、ユミンが公募に間に合わないことを察します。
ユミンの創作ノートの存在は、サークル内でも知らない人が多かったのでしょう。ほかの部員も目を通していれば、ムンジェが盗作をしても、すぐにバレてしまったはずです。
その状況を利用して、ムンジェはユミンの創作ノートにあったネタを小説に落とし込み、公募に出したのです。そのとき、ほかの創作ノートも盗んでいったのでしょう。
小説家デビュー後の作品も、ユミンの創作ノートをもとにしたものでした。ユミンは大学でムンジェに出会って以降、数年にわたって<得るはずだった栄光>を盗まれ続けたのです。
けれども、それがユミンの怒りの発端ではありませんでした。すべてのきっかけは、ミニョンの死にあったのです。2025年に漢江に上がった遺体ではなく、2022年に発見された身元不明の遺体こそが、ミニョンでした。
ユミンは、ミニョンを殺害した犯人はムンジェであると確信しています。その罪を明らかにするために、ユミンは自らの手を汚したようです。ムンジェの最大の罪は、ミニョン殺害であると考えているんですね。
おそらく、ユミンは小説『野ネズミ』後編で、ムンジェの罪を告発するつもりでしょう。考えてみると、ユミンはムンジェの身分を乗っ取りましたが、ムンジェはユミンの才能を乗っ取っています。
ムンジェがミニョンを手にかけ、ユミンは<ミニョンと同じ刺青を入れた女性>を手にかけました。ムンジェはノジャの資産を奪い、それをユミンが奪いました。まるでムンジェを追いかけるように、ユミンは罪を重ねています。
輪唱のように続いていく悪行は、どこで終わりを迎えるのでしょうか。残すはあと一話、ムンジェとユミンとが済州島で再会します……。
『なりすましの鼠』エピソード9ネタバレと感想・考察
森の中で
天才小説家 チェ・ムンジェになり替わったソ・ユミンの命により、の叔父 ハン・ヒスは始末されるはずでした。けれども、その役目を負った刺客が穴を掘っている間に、ハン・ヒスは逃亡してしまいます。
刺客の車を追って、東部警察署の刑事たちが森にやってきました。その車には、と入れ替わることで署から出たムンジェもいます。ムンジェは、刑事たちの隙を突いて、森の中で姿をくらましました。
その森に、刺客を送り込んだチンピラ パク・スンギュと子分たちも現れます。足音を忍ばせて逃げているムンジェのもとに、メッセージが届きました。それは、署を出たユミンが送ってきたものです。
010-811-0925
2025年6月25日(水)
叔父は見つからない。
最後のチャンスだ。
会って終わらせよう。
日が落ちた頃、と子分たちは森の中にある送電塔へと足を運んでいました。そこから200メートル先に行けと、ユミンが指示をしてきたのです。スンギュ自身のスマートフォンは電波を拾えないため、子分頼りでした。
愚痴をこぼしながらタバコをくゆらせるスンギュの背後で、子分がスマートフォンを見ています。何か指示があったのかと聞いても、子分は言葉をにごし、視線をそらすばかりでした。
彼らに遅れて、が送電塔へと現れます。その頃、ハン・ヒスを追う刺客は、森の中の廃虚へと入っていっていました。円柱型の廃虚は中央が吹き抜けになっており、人探しは困難です。
たちは、刺客がハン・ヒスを埋めるために掘った穴を発見しました。ムンジェは、スンギュと子分たちとに鉢合わせます。生き埋めにされたチンピラ ――は、自力で土から出てきていました。
皆がそれぞれに動いた結果……森にいる全員が円柱型の廃虚へとやってきます。遅れて森に到着したは、土だらけのノジャと遭遇しました。ノジャとパク刑事とは、ムンジェと叔父とを捜すという共通項により同調します。
から逃げていたムンジェは、スンギュの子分のひとりに捕まりました。けれども、子分はスンギュから身を隠し、ムンジェに黙るよう指示してきます。子分たちは、からある提案を受けていたのです。
子分たちは、スンギュを心から信用しているわけではありません。それを読み取ったユミンは、子分たちがスンギュを見限るようそそのかしました。子分は二手に分かれ、ひとりはスンギュに、ひとりはムンジェにつきます。
本物の証明
たちの策略により、を逃がしてしまった捜査隊も森にやってきました。銃に弾をこめ、いつでも発砲できる状態で森へと入っていきます。
の子分は、ムンジェにナイフを突きつけていました。ムンジェに馬乗りになっている子分の背後に、ゆらりと立つ者がいます。ハッと気が付いた子分は、その人影――へとナイフを向けました。
ノジャは子分の攻撃を軽くかわします。あせった子分は、もみ合いの末にナイフを自分の腹へと刺してしまいました。ムンジェは訳も分からぬまま、土の上に転がっています。
「大学に通ってた頃、ソ・ユミンという男がいた。俺にないすべてを持ってた。会うたびに思った。<あいつになれたら>と」
ムンジェの顔に整形したが語ったのは、ムンジェがパク刑事に語ったものとは違う過去でした。ユミンこそが天才小説家であり、ムンジェはそんなユミンに憧れる凡才だったのです。
ユミンが書き溜めた創作メモを見たムンジェは、執筆を始めました。遅筆なユミンは、数日後に行われるサークル内の公募には間に合いそうもありません。ムンジェはユミンの創作ノートを盗み、作品に仕上げたのです。
「チェ・ムンジェの小説は、すべて俺のです。あいつは偽者だ。……本を出してください。ヒットしますよ」
話を聞いた編集長 ハン・ジヘは、目の前にいる人物こそがユミンであると確信します。その頃、パク刑事はやっと森の中の廃虚へと到着しました。雨で視界が悪い中、上の階で何者かが動く様子が見えます。
大学の記録を見たは、ムンジェが<偽者>だと告げました。それを聞いたは、ムンジェを問い詰めます。ムンジェは、ユミンが送ってきたメッセージを見せました。ユミンこそが<本物>の証明なのです。
ノジャトン
は、もうひとりの子分に連れられて開けた場所にやってきました。違和感を覚えたスンギュは、あることを思い出します。数日前、は子分たちにだけ、何かを語りかけていました。
スンギュに問い詰められた子分は、ナイフを取り出そうとします。それを防いだスンギュは、子分にすべてを明かすよう迫りました。ユミンは、を生きたまま捕らえるよう望んでいると、子分は語ります。
スンギュは、命乞いをする子分をあっさりと始末しました。同じ頃、森を移動していたムンジェは、捜査隊の面々に追われていました。廃虚では、外壁にはりついて捜査を逃れようとした刺客が、に発見されます。
刺客はパク刑事によって、地面へと落とされました。そこで偶然、物陰に身を隠すムンジェの叔父 ハン・ヒスを見つけます。ハン・ヒスを始末するよう命を受けた刺客でしたが、刑事から逃れることを優先し、逃亡しました。
階下へと向かったパク刑事たちは、廃虚に飛び込んできたとムンジェとに鉢合わせます。刑事たちは二手に分かれ、刺客を追う者と二人の相手をする者とになりました。
森をさまようは、ノジャの言葉を思い出します。ユミンはスンギュと手を組んだのではなく、利用しているのだとノジャは語りました。そんなスンギュがつまづいたのは、すでに冷たくなったもう一人の子分でした。
廃虚へと、捜査隊たちが飛び込んできます。捜査隊は、容疑者を逃がしたたちを殴りつけます。いつしか、捜査隊と刑事たちとの殴り合いとなりました。そこに、スンギュが雇った大勢の刺客が現れます。
乱闘が始まりました。隙を見てノジャがムンジェを引っ掴み、廃虚を出ます。けれども、森の外には大勢の警察官が詰めかけていました。それを見たムンジェは、自分がおとりになると言い出します。
「ムンジェ、偽者になるな。クソみたいな人生でも、本物として生きろ。覚えておけよ」
ノジャはノジャトン――三途の川の渡し賃として、今ある全財産をムンジェに渡しました。そして、ムンジェを置いて警察の前へと駆け出していきます。ムンジェは呆然としたのちに、森の中へと走っていきました。
廃虚で乱闘をしていたは、外を歩くムンジェの叔父 ハン・ヒスを発見します。パク刑事はその姿を追って外に出ました。かつて、遊園地ではぐれてしまった自分を、必死になって探してくれた叔父を見つけるためです。
再会の地へ
の叔父 ハン・ヒスを見つけたですが、そこに刺客が現れます。なんとしてもハン・ヒスを救いたいパク刑事は、刺客に飛びかかりました。刺客のナイフに貫かれ、パク刑事は瀕死の状態となります。
そんな中、パク刑事は自分の手首と刺客の足首とに手錠をかけました。動きが取れなくなった刺客は、パク刑事を始末しようとします。刺客が武器を振り上げたそのとき、駆けつけたが刺客の頭を撃ちました。
番号 40011 – 無 – 7304
安置日 2022年12月5日
生年月日/死亡日 不明
氏名 不明
は、骨壺に野花を供えて涙します。3年前に発見された遺骨は、何者か分かっていません。その人のために、ムンジェの顔に整形したユミンは2025年6月10日に殺人事件を起こしたのです。
「名前がないままで悪かった。誰が君を殺したか、世に知らしめたかったんだ。この顔が君を殺した」
30代前半の女性の遺体が漢江から上がったと報道されました。それを聞きながら、ユミンはタレコミの用意を進めたのです。そうしてやっと、遺骨の前に供える花を野花から白い菊へと変えられました。
菊の横には、振り返って微笑むソ・ミニョンの写真が置かれます。その後、ユミンはすべてが始まった場所――済州島へと向かいました。ムンジェもそれを理解し、遠距離バスで済州島の浜辺へと向かいます。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。


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