Netflix独占配信ドラマ『なりすましの鼠』エピソード8は、3人目のムンジェが姿を現す物語です。

ミヅチ
3人のムンジェが揃い、物語が最終局面となりました!
Netflixドラマ『なりすましの鼠』エピソード8情報
『なりすましの鼠』エピソード8主なスタッフ
スタッフ
『なりすましの鼠』エピソード8あらすじ
大勢の刺客に囲まれたチンピラ ノジャは、ついに刺客の手に落ちました。協力関係にあった天才小説家 ムンジェもまた、警察に捕らわれてしまいます。
二人を追っていたパク刑事は、とある重大な事実に気付きました。そんな中、ムンジェに叔父がいたと知ったなりすまし犯 ユミンは、叔父を始末するよう指示を出します。
ユミンの計画に巻き込まれ、協力するしかなくなったチンピラ スンギュは、因縁の相手 ノジャと対面しました。スンギュは己の身を守るためにも、次々と人々を始末していきます。
ミヅチガタリ
7話にて、ムンジェが1993年生まれなのか、1980年代生まれなのか、かなり混乱する表現となっていました。8話で判明したのは、天才小説家 チェ・ムンジェは1993年生まれだということです。
つまり、記録にある夫婦の実子であるチェ・ムンジェは、主人公のムンジェなのです。その前に雑誌の写真に残っていたのは、ムンジェと名を変えて迎え入れられた5歳の養子――現在のパク刑事でした。
パク刑事は養子縁組をするたびに名を変えられていたようです。フルネームがごっそり入れ替わることが何度も繰り返されたために、その記憶ごと失われてしまったようです。
そうなると、ムンジェの叔父 ハン・ヒスが遊園地で迎えにいった男の子は――パク刑事ということになります。実子ができたために、あっさりと捨てられた<もう一人のムンジェ>を哀れみ、寄り添った人物だったんですね。
<もう一人のムンジェ>であるパク刑事には、ムンジェが過ごした実家の記憶があります。実質的には兄にあたる人物なので、同じ思い出を持っているのは当然のことです。
今回は、1993年生まれのムンジェと会話することで、ムンジェが本物ではないかと推測することができました。それは早とちりだったものの、再び同じように試せば、ムンジェが本物であると分かるはずです。
ユミンがムンジェと出会ったのは大学生の頃なので、それ以降のことは見聞きしていても、過去のことは分かりません。ユミンとパク刑事とが過去について話せば、ユミンが偽物であることはすぐに分かるでしょう。
<3人目のムンジェ>は、ユミンにとって想定外の存在であると考えられます。ユミンは<偽物のムンジェ>ですが、パク刑事は<存在を消された本物のムンジェ>です。ユミンにとっては<本物>がふたつに増えたんですね。
しかも、パク刑事は自身が<本物のムンジェ>であることを、ユミンに隠しています。知らないものに対応することは難しいため、ユミンはいずれボロを出すことになるのでしょう……。
『なりすましの鼠』エピソード8ネタバレと感想・考察
アンダーラインが引いてある役名をタップすると、キャストと簡単な役柄紹介が表示されます。
3人目のムンジェ
身分を乗っ取られた天才小説家 チェ・ムンジェの叔父 ハン・ヒスは、アルツハイマーを発症し自分が誰かも分からなくなっていました。しかし、ムンジェを追う刑事 パク・スニョンを前にして、過去の記憶を取り戻します。
「なじみのある名前だと思った。――俺もチェ・ムンジェだった」
パク刑事演:イ・ギュヒョン東部警察署の刑事/タレコミを受けノジャを追う/家庭内暴力で調停中の言葉に、同行していた ハンス班長演:チョン・ヒテ東部警察署の刑事/パク刑事にタレコミの捜査を指示や後輩 ミノ刑事演:イ・チャニョン東部警察署の刑事/パク刑事の後輩/パク刑事に協力たちは、思わず顔を見合わせます。その頃、叔父を頼れないと分かったムンジェ演:リュ・ジュンヨル個人情報を書き換えられた被害者/3年前ノジャの金の横取りに協力/顔も名も明かさない小説家/引きこもり/重度のパニック障害/1993年6月6日生まれは、担当編集であった編集長 ハン・ジヘに電話をかけていました。
必死に助けを求めるムンジェですが、ハン編集長演:イエルムンジェの初小説『悪は常に勝つ』の担当/独立し出版社の編集長となるの前にはムンジェになりすましたソ・ユミンがいます。ユミン演:パク・ユノ<野ネズミ>の正体/ムンジェの大学時代の友人/ムンジェに憧れていた/ミニョンに片思いしていたから脅迫されているハン編集長は、ユミンの指示通り、ムンジェに応えませんでした。
ムンジェと協力関係にあるチンピラ キム・ヨングン演:ソル・ギョング48歳のチンピラ/匿名の投書により告発された/1976年10月26日生まれ――ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったは、大勢の刺客と戦った末に捕らえられます。頭を大きなスコップで殴られ、ノジャは気を失ってしまうのでした。
「チェ・ムンジェだった時期があるんだ。俺は孤児だったろ。俺を巻き込んだやつは、養子縁組の記録も知ってる」
パク刑事演:イ・ギュヒョン東部警察署の刑事/タレコミを受けノジャを追う/家庭内暴力で調停中は、5歳の頃に<チェ・ムンジェ>として生きていたことがありました。一度目の名前はよく覚えておらず、二度目は<ヒョンチョル>、三度目は<パク・スニョン>です。
何度も名を変えてきたために、すっかり忘れていたことでした。パク刑事が昔の出来事に思いを馳せている頃、盗難車に乗っていたムンジェ演:リュ・ジュンヨル個人情報を書き換えられた被害者/3年前ノジャの金の横取りに協力/顔も名も明かさない小説家/引きこもり/重度のパニック障害/1993年6月6日生まれは警察官に追われる状況となっていました。
逃走中にパニック障害の発作が起き、ムンジェは道に倒れ込みます。そこで思い出したのは、母から「あなたは誰?」と尋ねられた過去でした。父は、そんな母を無視して食事を勧めていたのです。
逮捕されたムンジェは、翌朝、捜査隊へと身柄を移されました。ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったが捜査隊の面々を殺したと思っている刑事たちは、その怒りをムンジェにぶつけてきます。理不尽な暴力を受けても、ムンジェは黙って耐えていました。
チェ・ムンジェは3人おり、そのうち、なりすましている偽物がユミンです。そして、本物の二人のうち、ひとりが現在のムンジェ――天才小説家のムンジェです。ここまでは、7話までで判明していました。
最後のもう一人、ムンジェと5歳ほどの年齢差がある<3人目のチェ・ムンジェ>は……パク刑事だったんですね。孤児として引き取られたものの、養子縁組はしていなかったのか、消されたのか――記録は残っていません。
ムンジェとして生きていたのは5歳頃とのことですが……ちょうど雑誌に掲載された男の子と同じ年頃ですね。1980年代に生まれたチェ・ムンジェは、パク刑事のことだと考えていいのでしょう。
そうなると、自動的に1993年生まれのチェ・ムンジェが現在のムンジェということになります。ムンジェの幻覚の中にいた「僕がチェ・ムンジェだ」と言った男の子は、パク刑事だったということになります。
一人目のムンジェがパク刑事、二人目のムンジェが現在のムンジェだとしましょう。子供に恵まれなかった夫婦は、男の子を求めてパク刑事を養子に迎えます。そのとき、すでにパク刑事は5歳でした。
間もなく、夫婦の間に実子の男の子ができます。養子が不要になった夫婦は<養子のムンジェ>の記録を抹消し、<実子のムンジェ>を第一子として育てることを選んだのです。
このような経緯ならば、記録上は第一子のムンジェしかいないのに、ムンジェと呼ばれた約5歳差の兄弟が存在するという事実が、両立することとなります。実子にこだわった夫婦の横暴が招いたねじれです。
パク刑事は、この事件の黒幕がすべてを知っていてパク刑事を巻き込んだと考えました。しかし、タレコミを自白したユミンは、ムンジェが二人いることはもちろん、叔父が存在することすら知らなかったのです。
もしや、この事件にはユミンのほかに、視聴者に知らされていない何者かが潜んでいるのでしょうか……。
カリスマの現在
ムンジェ演:リュ・ジュンヨル個人情報を書き換えられた被害者/3年前ノジャの金の横取りに協力/顔も名も明かさない小説家/引きこもり/重度のパニック障害/1993年6月6日生まれになりすましているユミン演:パク・ユノ<野ネズミ>の正体/ムンジェの大学時代の友人/ムンジェに憧れていた/ミニョンに片思いしていたに巻き込まれたことで、チンピラ パク・スンギュはユミンの協力者となりました。スンギュは、ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったを確保してムンジェの叔父 ハン・ヒスのいるトガム療養院を突き止めます。
トガム療養院へと向かったのは、ノジャの命を執拗に狙った刺客でした。ハン・ヒスがまともにやりとりできない状況と分かり、スンギュ演:キム・ソンオチンピラ/ミョンスの弟分/個人情報売買と遺体処理とを行うは殺害計画を取りやめます。
ノジャはというと、スンギュの子分たちが掘った数メートルの穴に入れられていました。かつて組織の<監察官>として何人ものチンピラを生きたまま埋めてきたノジャが、埋められる側となったのです。
パク刑事演:イ・ギュヒョン東部警察署の刑事/タレコミを受けノジャを追う/家庭内暴力で調停中は、DNA検査でムンジェと叔父 ハン・ヒスとの血縁関係を証明するため、トガム療養院へと向かいました。その道中、建物から煙が上がっている様子が見えます。ユミンの指示で、刺客が火を放ったのです。
「俺は、あんたが好きだった。大ファンだったんだ。気に入られようと、なんでも従った。汚い仕事をしたのに、あんたは俺を忘れてた。俺なんか眼中になかったよな」
スンギュは、かつて組織にいた頃、ノジャに憧れていたことを打ち明けます。けれども、そんなノジャは詐欺に引っかかり、大金を失いました。その金は、スンギュがノジャへと回した仕事によって得られたものです。
スンギュは、すべての関係者を闇に葬り、姿を消すつもりでした。ユミンと組んでスンギュを騙し、警察へと売った兄貴分 カン・ミョンスも始末するよう指示してあります。
下っ端だった頃、スンギュは心からノジャを慕っていました。今、穴の底から命乞いをしてくるノジャは、スンギュが憧れていた存在ではありません。スンギュは、かつてノジャに<飯代>としてもらった紙幣をばらまきます。
スンギュの子分たちがノジャを埋めている頃、ムンジェ演:リュ・ジュンヨル個人情報を書き換えられた被害者/3年前ノジャの金の横取りに協力/顔も名も明かさない小説家/引きこもり/重度のパニック障害/1993年6月6日生まれは東部警察署へと連行されていました。取調室にやってきたパク刑事は、ムンジェから助けを求められます。そんなムンジェに、パク刑事はある画像を見せました。
それは、スンギュがムンジェへと送り付けた画像です。手足を拘束されたノジャが、深い穴の中に入れられている写真でした。ノジャが死んでしまったと思い、ムンジェは涙をこぼします。
パク刑事は、なんとしても叔父 ハン・ヒスを発見してDNA検査を行うと宣言しました。唯一の協力者 ノジャを喪ったムンジェは、素直に従うと告げます。けれども、ユミンがそれを許すだろうかと思っていました。
パク刑事にとって<チェ・ムンジェ>は、かつて自分がいた<席>を表す名でした。現在、二人の男がその<席>を取り合って争っているのです。他人事ではないパク刑事は、さらに前のめりに捜査することとなりました。
まずは、どちらが<なりすまし>なのかを確かめる必要があります。その後、漢江で溺死したミニョンを殺害したのは、幼稚園児の女の子 ダウンを誘拐したのは、会計士 スヒョンの死に関わるのはどちらなのか調べるのです。
パク刑事のやることは山積みになっていると言っていいでしょう。どちらが本物かを突き止めるのは、解決に向けての一歩にしかなりません。しかし現在、その一歩すら踏み出せない状況にあります。
ただし、パク刑事には強みがあります。パク刑事は、たとえムンジェとユミンとが同時に現れても、どちらがどちらかを見分けられるでしょう。二人が本質的にまったく違う人物であることを、パク刑事は嗅ぎ分けています。
スンギュの短絡的な怒りによって、協力者となったチンピラ ミョンスは始末されました。「ムンジェを名乗るこの人物は、ユミンが整形した姿だ」と証言できる人がいなくなったのです。
けれども、面白いことに、今度はスンギュ自身がその<証言者>となったのです。スンギュは、ムンジェの顔になったユミンを<ユミンである>と認識しています。その事実に、スンギュは気付いていないようですが……。
もし、パク刑事が勝手に司法取引をして、ユミンだと証言すれば罪を軽減させるよう手を回すと言ったら――スンギュは迷うことなく証言するでしょうね。そういう人です。己の利益が一番大切な人物です。
ユミンは、スンギュの人物像は知っていても、ノジャに対する複雑な想いまでは知らなかったのではないでしょうか。ムンジェと違い、チンピラはチンピラとしか見ていないように思えます。
<己につけられた鎖の長さが、その者の生きられる世界の広さだ>というノジャの考えを、ムンジェには理解できても、ユミンには理解できないのだろうな……と感じました。
三角関係
ムンジェがユミン演:パク・ユノ<野ネズミ>の正体/ムンジェの大学時代の友人/ムンジェに憧れていた/ミニョンに片思いしていたと出会った場所は、大学の文学サークルでした。そこにはムンジェと、ユミンの片思い相手となるソ・ミニョンが在籍しており、ユミンはあとから入ってきたのです。
ムンジェの執筆した『爪を食べた鼠』を、ユミンは熱心に読んでいました。ユミンは、ムンジェの文才に憧れをい抱きます。ムンジェは自らが遅筆であることを愚痴りつつ、ミニョン演:ソン・スイ漢江で遺体となって発見/脚に目のタトゥーがある/ムンジェの元恋人/ユミンと親しい関係が<女神>であることを教えます。
執筆を進める力となってくれるミニョンは、ムンジェにとっても片思い相手でした。けれども、美しくほがらかなミニョンは文学サークルのメンバーなど相手にしないだろうと、ムンジェは思い込んでいたのです。
その夏、ムンジェとミニョン、ユミンの3人で旅行をしました。船旅をする中で、ミニョンはムンジェへと熱い視線を向けます。その姿を何度も見たユミンは、嫉妬心と怒りを爆発させました。
ムンジェとミニョンとは、ユミンが恋心を抱く前から交際していたのです。ムンジェはそれを隠して、3人で過ごしていました。ユミンが怒りを爆発させたのは、そのせいだろうとムンジェは考えています。
「あります、知られざる事実が。聞いたところ、あいつは大学生じゃなかった。大学生を装ってたんです。ゾッとしますね」
その旅行のあと、ミニョンがどうなったか……ムンジェは何も知りません。パク刑事演:イ・ギュヒョン東部警察署の刑事/タレコミを受けノジャを追う/家庭内暴力で調停中はミニョンが殺害されたことは隠し、今度はムンジェの両親について尋ねました。ムンジェは、異常な家庭であったことを打ち明けます。
母は精神的に不安定で、よく父とぶつかっていました。ムンジェと同じアルプラゾラム錠を常飲し、記憶があいまいになる副作用に悩まされていたのです。その薬がしまってあったのは、黒い鏡台でした。
パク刑事は、自分がチェ・ムンジェとして過ごした頃の記憶と、ムンジェの記憶とが合致していることを確認します。そして、アリバイのないムンジェが本物だと証明するため、力を尽くそうと考えました。
その頃、ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったを捕らえた刺客は、ムンジェの叔父 ハン・ヒスを山奥へと連れていっていました。車に寝かせられたまま、ハン・ヒスは木々が鬱蒼と茂る山へと入っていきます。
ムンジェはまるで一方的に被害者のような語り口で話していますが……本当の意味での<完全なる被害者>はミニョンだったのではないでしょうか。殺されたからではなく、二人の男の欲望に振り回されたためです。
ユミンが怒った理由は、ムンジェとミニョンとが交際していたことを隠され続けたことです。しかもムンジェは、ユミンがミニョンに片思いしていると知った上で、関係を隠し続けました。
これは、誠意のない対応です。同じサークルに所属する先輩・後輩という関係上、隠しておいたほうがいいとミニョンに口止めしたのも、ムンジェだったようです。そのため、ミニョンは後輩として振る舞っていました。
旅行に出たときに男女の仲であることを隠さなくなったのは、大学の知り合いに見られることがなかったためでしょう。誰にとがめられることもなく、恋人との旅行を楽しめると考えていたのだと思います。
ユミンのことはお邪魔虫ではなく、逆に、ムンジェを慕う者同士――仲間意識を持っていたのかもしれません。ムンジェは、のちに天才小説家となる人物です。その才能に惹かれることに、性別は関係ありませんからね……。
しかし、ユミンの思いはまったく違いました。確かにムンジェへの憧れはありましたが、同時に、同じ女性へ好意を向けるライバルでもありました。ユミンは、恋の上ではムンジェと対等の存在だと思っていたのです。
けれども、それは勘違いでした。ムンジェは意図的にミニョンとの交際を隠し、裏でユミンをバカにしていたのです。二人の関係に気付かず、叶いもしない恋に溺れる愚か者だと嘲笑われていたのだと、ユミンは思ったでしょう。
そう考えると、ユミンがミニョンへと恋心を抱いており、同棲までしておきながら、最後には殺した理由も見えてきますね。ユミンにとっては、ミニョンもムンジェと共に自分を騙しコケにした存在だったのです。
ムンジェによると、ユミンは大学生のふりをしていた外部の人間でした。ユミンは楽しい大学生活を味わうために、大学生のふりをして文学サークルに入り浸っていたようです。借金の理由は、ここにあったのかもしれませんね。
本物か、偽物か
建設機械の販売代理店へと、ハンス班長演:チョン・ヒテ東部警察署の刑事/パク刑事にタレコミの捜査を指示と部下の刑事たちが向かいました。ムンジェ演:リュ・ジュンヨル個人情報を書き換えられた被害者/3年前ノジャの金の横取りに協力/顔も名も明かさない小説家/引きこもり/重度のパニック障害/1993年6月6日生まれのアリバイを探すために、防犯カメラを探し回っているのです。そこにパク刑事演:イ・ギュヒョン東部警察署の刑事/タレコミを受けノジャを追う/家庭内暴力で調停中から連絡があり、一人を残して戻れと言ってきました。
パク刑事は、ノジャ演:ソル・ギョングノジャ<老子>は通称/本名はキム・ヨングン/ムンジェとスヒョンとに財産を横取りされた/48歳/昔、裏社会の厄介者を処分する<監察官>だったの死体を見つけ、ノジャを生き埋めにしたスンギュ演:キム・ソンオチンピラ/ミョンスの弟分/個人情報売買と遺体処理とを行うを捜すべきだと主張します。ムンジェを逮捕した捜査隊には、ねぎらいとして食事を摂るよう勧めました。
建物の外に出たパク刑事のもとに、ムンジェの顔に整形したユミン演:パク・ユノ<野ネズミ>の正体/ムンジェの大学時代の友人/ムンジェに憧れていた/ミニョンに片思いしていたがやってきます。パク刑事は、ムンジェが入っている取調室1の隣、取調室2へとユミンを入れました。
そこに、ハンス班長たちがやってきます。彼らはムンジェを着替えさせ、そっと東部警察署から出しました。ムンジェを着替えさせたことにして、ユミンとムンジェとを入れ替えたのです。
刺客は、穴を掘っている間にムンジェの叔父 ハン・ヒスを見失ってしまいました。その報せを受け、スンギュはすぐにユミンへと連絡します。電話を受けているユミンを見た捜査隊の人々は、驚いて取調室2へ入りました。
ムンジェを連れたハンス班長たちは、1917ナンバーの車のある山の中へとやってきます。ムンジェの強い要望により、ムンジェも捜索に参加することとなりました。叔父を探すため、スンギュたちも山に向かっています。
パク刑事は、ムンジェたちが通っていた大学へと足を運びました。ミニョン演:ソン・スイ漢江で遺体となって発見/脚に目のタトゥーがある/ムンジェの元恋人/ユミンと親しい関係の学籍はなく、代わりにユミンが国文学科にいたことが記録されています。パク刑事は、ムンジェに対する信頼が間違っていたと直感します。
パク刑事はすぐに後輩 ミノ刑事演:イ・チャニョン東部警察署の刑事/パク刑事の後輩/パク刑事に協力に連絡しました。けれども、その頃にはすでに、ムンジェは逃走していたのです。叔父 ハン・ヒスが殺害されていると考えたムンジェは、警察の手を逃れて、自ら証拠を探そうと考えていました。
ムンジェの主張では<ユミンは学生ではない>のですが、実際にデータを確かめてみると、学籍がないのはミニョンのほうでした。つまり、ユミンは入学金と学費を払っている学生として登録されているのです。
ミニョンの学籍が抹消されたという可能性がないわけではありません。すぐにミニョンの個人情報が売れるようにと、<本物のミニョン>の経歴を消して回った――というのは、ユミンの行動としては有り得る話です。
その際、ミニョンの情報をユミンのものと書き換えたとすれば、この展開にも納得できます。詐欺やたかりをするほどに金に困っていたユミンが、大学の入学金や学費、もろもろの経費を用意できるとは考えにくいためです。
また、情報は消したり足したりするよりも、書き換えるほうがずっと簡単なものです。ユミンは、ミニョンを消すのではなく、自分の記録として上書きするという手段によって、目的を果たしたのかもしれません。
ユミンの目的は、ムンジェのすべてを奪うことです。<恋人>もムンジェの持つものの一部となるのであれば、文学サークルの後輩で恋人であるミニョンの存在も、奪うべきものとなります。
普通に考えれば、ミニョンそのものを奪うことで、その目的は達成されます。しかしユミンは、ミニョンが大学やサークルに存在していたという記録を消すという手段を選びました。
ユミンは<ムンジェになり替わる>のではなく、<ムンジェからすべてを奪う>と言っています。ムンジェになりすますのも手段のひとつで、最終的には、ムンジェがすべてを失うことを願っているのかもしれません。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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