Netflixドラマ『バララウ:血塗られた島』エピソード1・2ネタバレ感想

『バララウ:血塗られた島』タイトル
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Netflix独占配信ドラマ『バララウ:血塗られた島』エピソード1・2は、母 レベッカが突然失踪したために<存在しない島>に向かう女性 サビナの物語です。

ミヅチ
ミヅチ

サビナを放っておけない恋人 ブラクと、おじ アルトゥロとは、根っからのいい人なんだろうなあ……と微笑ましくなりました。

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Netflixドラマ『バララウ:血塗られた島』エピソード1・2情報

日本公開日2026年10月29日
制作国フィリピン
ジャンルホラー、ダーク
注意書き16+
暴力、言葉づかい、ショッキングな描写
上映時間1:47分
2:57分

『バララウ:血塗られた島』エピソード1・2主なスタッフ

スタッフ

監督レイ・レッド
脚本レイ・レッド
Jericho Aguado
Dodo Dayao

『バララウ:血塗られた島』エピソード1・2あらすじ

25歳の女性 サビナの母 レベッカは、4年前、急に姿を消してしまいました。その頃、サビナは<島の中で何者かに追いかけられている男>の悪夢を見ていました。

警察が大した捜査をしてくれなかったため、サビナは探偵に大金を渡して母の行方を探していました。そのうちに、サビナの生活は荒れていきます。同性の恋人 ブラクは、サビナのことを心配していました。

巡査部長であるおじ アルトゥロの家で母の資料を発見したサビナは、その資料を盗み出します。そこで<バララウ島>のことを知ったサビナは、神出鬼没の不可解な島へと向かうことに決めました。

サビナを心配した恋人 ブラクとアルトゥロおじさんとは、サビナと共にバララウ島へと向かいます。たったひとり協力してくれる漁師を見つけた三人は、バララウ島がある海域<ババン・ヤワ>へと出航しました。

ここから先はネタバレがあります!

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『バララウ:血塗られた島』エピソード1・2ネタバレと感想・考察

アンダーラインが引いてある役名をタップすると、キャストと簡単な役柄紹介が表示されます。

エピソード1

木製の檻の中にとらわれた人々のうち、はげ頭の中年男性が必死に神へと祈りを捧げていました。その横で、同年代の男性が周りの人々に怒鳴り散らしています。

騒いでいた男が連れ去られたあと、はげ頭の男は檻の扉がゆるんでいることに気付きました。檻の奥で座り込んでいる白髪の老人に脱出を持ちかけますが、老人は動きません。

はげ頭の男は、ひとりで森の奥へと駆け出しました。何かのうなり声が聞こえてきたため、男は方向転換して海へと向かいます。

沖へと向かって泳ぎ始める男を、水中から何かが追ってきていました。男はそのあと、頼るすべもなく海面に浮かんだまま、大きな叫び声を上げるのでした。

『バララウ:血塗られた島』レベッカ・テヘロス

レベッカ・テヘロス
引用元:Balaraw | Official Trailer | Netflix Philippines

サビナ・テヘロスは、自宅で目を覚ましました。初出勤の職場へ向かうため外に出ると、母 レベッカが車で送ってくれます。それは、サビナを心配しているためでした。

サビナは、島で男が何者かに追われる悪夢を何度も見ています。母は、写真の男が追われている人物ではないかと、何度もサビナに確認してくるのです。

かかってきた電話を終えて母のもとに戻ると、レストランの席からその姿が消えていました。たばこを吸いに外に出たと聞いて見に行くものの、吸い殻が地面に落ちているだけでした。

『バララウ:血塗られた島』サビナ・テヘロス

サビナ・テヘロス
引用元:Balaraw | Official Trailer | Netflix Philippines

4年後――サビナは一人暮らしをしていました。台風による水害が予測されており、報道は台風一色でした。そんな中、サビナは今でも母の行方を追っています。

サビナの家に、同性の恋人 ブラク・ベルナベがやってきました。母を探さなければという強迫観念に追い詰められ、仕事も失ったサビナのことを気にかけているのです。

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『バララウ:血塗られた島』アルトゥロおじさん

アルトゥロおじさん
引用元:Balaraw | Official Trailer | Netflix Philippines

最後の給料を受け取ったサビナは、5000ペソを払い新たな監視カメラ映像を手に入れました。探偵によると、それは警察が隠蔽を図った映像だとのことです。

そこに映っていたのは、失踪日当日にビコールにて、監視カメラをにらみながら<大きなもの>を運ぶ母の姿でした。サビナは急ぎ、巡査部長であるおじ アルトゥロの家に向かいます。

アルトゥロおじさん、母が見つかりたくないと思っているのだとサビナに説きました。警察もおじも信用できなくなったサビナは、夜中におじの家に忍び込みます。

サビナは<レベッカ・テヘロス>と記されたファイルを盗み出しました。資料の中には<カマリネス・スル州>の地図があり、フィリピン海に<BABANG YAWA>とメモがあります。

BABANG YAWA――ババン・ヤワは、神話に出てくる生き物でした。その生き物がいるのは、地図に記されていない場所<Balaraw>――バララウです。

特定の条件を満たさないと出てこない島 バララウこそが母の居場所だと、サビナは確信しました。資料が盗まれたことに気付いたアルトゥロおじさんはあわてています。

サビナは眠っている恋人 ブラクに別れのキスをすると、ナガ行きの夜行バスに乗りました。すると、サビナが出て行ったことに気付いたブラクがバスに乗り込んできます。

『バララウ:血塗られた島』ブラク・ベルナベ

ブラク・ベルナベ
引用元:Balaraw | Official Trailer | Netflix Philippines

バララウ島では、逆さ吊りにされた男が腹に刃物を突き立てられて絶命しました。ツタのはう遺跡のような場所は、島民にとって生贄を捧げる場なのかもしれません。

サビナは島に向かうための5万ペソを用意し、最も近い海岸に住む漁師たちに声をかけました。しかし、ババン・ヤワに島はないと誰もが断ってくるのです。

サビナとブラクとが今後について相談していると、アルトゥロおじさんが現れました。サビナは、ひとり離れて海岸でタバコを吸うことにします。

すると、ひとりの漁師が片道5万ペソで船を出すと言ってきました。サビナを追ってきたアルトゥロおじさんは、往復3万ペソで船を出すよう漁師を説得してくれます。

しばらくすると、海の真ん中で船が止まりました。もう3万ペソ払わないと船を戻さないと言い張る漁師と、アルトゥロおじさんとが取っ組み合いのケンカを始めます。

船の上で流血騒ぎとなり、ブラクも参戦して、あわや殺人事件となりそうな状況となりました。すると急に空が暗くなり、大きな波が船を襲います。

サビナは、全身ずぶ濡れの状態で目を覚ましました。砂浜で身を起こしたサビナの目の前には、暗い海が広がっているのでした。

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タイトルにもある『バララウ』は島の名前だったんですね。フィリピン海の<ある海域>にバララウ島は存在するそうです。

都市伝説や民間伝承をまとめたサイトというのは、どこの国にもあるものなんですね。そのサイトは英語で記されていました。

調べてみると、現在のフィリピンは公用語が二つあるそうです。ひとつは英語で、もうひとつはフィリピノ語です。あれ? タガログ語じゃないの? と思う方もいらっしゃるでしょう。

フィリピンにはそもそも、タガログ語を含めて170超もの言語が存在するそうです。中でも第一話者――母語として話す人が多いのは、9個の言語です。

そのうち、タガログ語を母語とする国民は2,600万人と飛びぬけて多いのです。そのため、タガログ語をベースに発展させたフィリピノ語を国語とすることになったとのことです。

そうなると、主人公たちが話している言葉と、バララウ島の島民が話す言葉がまったく違うという可能性もありますね……。話が通じない相手は怖いです。

ところで、バララウ島はある特定の条件を満たさないと現れない島でしたね。船で着いたときにはなかった島が、漁師とアルトゥロおじさんとの殴り合いのあとに出現したようです。

正確に言うと――漁師が流血し、ブラクが漁師の首に網を巻き付け、その網をアルトゥロおじさんが締め上げたとき――でした。

これは推測ですが、バララウ島の出現条件というのは<生贄を捧げること>ではないでしょうか。島民が遺跡に血を捧げていることから見ても、有り得ることだと思います。

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エピソード2

28年前――富豪の子息である兄弟がプライベートジェットでババン・ヤワの上空を通っていました。雷雨に見舞われたジェット機は、激しい揺れに襲われます。

女性添乗員が、壁に叩きつけられながらも必死に席に座るよう訴えました。翼にあるエンジンは火を吹いており、墜落するのは時間の問題です。

兄弟のひとり ハビエルは、大きな揺れによって発作を起こし、ガタガタと体を震わせました。

兄弟は、砂浜に打ち上げられました。添乗員の脇腹には飛行機の破片が突き刺さっています。臨月のビオレタは意識を失っており、心臓マッサージも効果がありません。

ビオレタを救えなかったアンドレスは、脚を挟まれたラモンのもとに向かいました。ビオレタの夫 ラモンは、妻と子とを一気に喪ったことで泣き叫びます。

そこに現れたのは、バララウ島の島民たちでした。自分たちがどこにいるかも分かっていない3人は、島民たちを見て立ちつくします。

『バララウ:血塗られた島』サビナ・テヘロス

サビナ・テヘロス
引用元:Balaraw | Official Trailer | Netflix Philippines

現在――サビナ・テヘロスとは別の砂浜で、サビナの恋人 ブラク・ベルナベが目を覚ましました。同じ砂浜には、サビナのおじ アルトゥロも倒れています。

ひとりになってしまったサビナは、二人を探しに行くことにしました。砂浜から森へと入ったサビナは、澄んだせせらぎを見つけ、のどを潤します。

ブラクのスマートフォンは海水に浸かったことで壊れてしまいました。荷物につけていた方位磁針も、狂ったように180度ずつ右へ左へと回っています。

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『バララウ:血塗られた島』ラモン

ラモン
引用元:minacruz.actor | Instagram

日も暮れた頃、サビナは島民たちのいる集落の周りにたどり着きました。そこでは、捕らえられた男が島民たちによって刃物を突き立てられています。

とっさに身を隠したサビナでしたが、目の良い島民に見つかり捕らえられてしまいました。木製の檻に入れられたサビナは、檻にいた中年男性と話します。

もうひとりの白髪の老人は、数十年に渡り檻の中にいるそうです。そのとき突然、サビナは檻から出されました。連れて行かれた先にいた男は、レベッカを知っていると語ります。

その男 ラモンは、自らをサビナの父親だと告げました。25歳になるまで父親を知らなかったサビナは、ラモンの言葉に驚きます。

『バララウ:血塗られた島』ブラク・ベルナベ

ブラク・ベルナベ
引用元:Balaraw | Official Trailer | Netflix Philippines

しばらくのちに、ブラクとアルトゥロおじさんとが集落に到着しました。長い白髪の老女を見つけたアルトゥロは、陽気に話しかけます。

老女は、島から生きて出られた人間はいないと語りました。そして<何か>に見つからないようにと、二人に警告します。老女は二人を逃がすと、何事もなかったように振る舞いました。

サビナは檻に戻されることなく、集落でひときわ大きな建物へと案内されます。銃がいくつも置かれた家の中には、眼鏡をかけたラモンの長兄 パエンがいました。

ラモンは、サビナの母 レベッカとは25年前に出会ったと話します。そして、レベッカの出身地はここ――バララウ島なのだと続けました。

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『バララウ:血塗られた島』ディワ

ディワ
引用元:minacruz.actor | Instagram

ブラクとアルトゥロおじさんとは、洞窟の中で夜を明かすこととしました。二人は、サビナのいる海岸とは正反対の海岸に漂着していたのです。

翌朝、ブラクは洞窟の奥を探検し、<何か>を見つけました。あわてて洞窟から出たブラクとアルトゥロおじさんとは、せせらぎの横で一休みします。

目覚めたサビナは、見知らぬ女性 ディワが部屋の中にいることに驚きます。ディワは、ラモンからサビナの世話を頼まれた人でした。

ラモンは島の人々と共に、あるものを再利用しながら生きていました。ラモンはサビナを連れて、近くに暮らしている兄 アンドレスのもとへ行きます。

バララウ島には独自のやりかたがあるのだと、ラモンは語りました。キャンプ――檻の中に入れられた人々は、島で騒ぎを起こす者たちなのだそうです。

『バララウ:血塗られた島』アルトゥロおじさん

アルトゥロおじさん
引用元:Balaraw | Official Trailer | Netflix Philippines

サビナの母 レベッカにはベダストという兄がいたと分かった頃――森で用を足していたブラクは、大きな木の根本に置かれている頭蓋骨に気付きました。

そんなブラクの背後に、島民たちが迫っていました。島民に捕らえられたブラクを救うため、アルトゥロおじさんは発砲します。二人は一目散に逃げ出しました。

建物の中を見て回ったサビナは、失踪当時、母 レベッカが着ていた服を発見します。その服をつまんで持ち上げていると、ディワが触らないようにと注意してきました。

逃げた先で、ブラクとアルトゥロおじさんとは再び島民に襲われます。すると、そこにフードで顔を隠した黒ずくめの人物が現れました。

黒ずくめの人がフードと顔の布を外すと――意外にも、その正体は中年女性でした。島民の首を切り取った中年女性は、二人のほうへと向きを変えます。

富豪の子息である兄弟の中で、妻 ビオレタとその胎児を喪ったラモン――28年前に悲劇に見舞われたあと、レベッカに出会い子をもうけたようです。

最初は女性乗務員がレベッカだったのかと思ったのですが、違ったようですね。レベッカはバララウ島生まれの島民で、よそ者のラモンと結ばれることとなったんですね。

ラモンは、パエン、アンドレス、ハビエルとの四兄弟なんですね。生贄としてカウントされたのは、ラモンの妻 ビオレタだったのではないでしょうか。

ただし、すでに亡くなっているか、死の間際でないとババン・ヤワは反応しません。プライベートジェットが墜落するより前に、ビオレタは亡くなっていたのではないでしょうか。

バララウ島では発見された人は即座に檻に入れられ、順番に生贄にされていくような描かれ方でした。しかし、漂着した人が全員そうなるわけではないようです。

実際に、ラモンたち四兄弟は生き残っています。理由は分かりませんが……島民に受け入れてもらえるだけの何かがあったのでしょう。

島生まれのレベッカは、サビナが見る悪夢について異常なほどに心配していました。差し出した写真は父と名乗るラモンのものではなく、別の男性でしたよね……。

もしかしたら、サビナの父はラモンではなく、写真の男性なのかもしれません。不義の子だからこそレベッカがお腹の中にいるサビナと共に島を出たのならば、自然な流れですね。

気になるのは、成人男性ふたりを相手に大立ち回りをした挙句、その首を切り取った中年女性です。バララウは『イクサガミ』と並ぶ生首系ドラマだったんですね!

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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