こちらには韓国ドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』(原題:『驚異的な噂』)シーズン1エピソード11のネタバレと感想があります。
ムンを救うため廃工場に向かったモタク・メオク・ハナは、悪霊たちに打ちのめされます。必死で助けを求めるムンはウィゲンの魂を引き寄せました。
ムンが地を呼んだことでカウンターズ全滅が防がれたためムンのカウンター資格は復権となりますが、メオクは生死の境をさまよいます。
ジョンヨンはハンギュが市長やテシンの手先であり、チョンシンとも関係があることを知ります。それをネタにハンギュに迫りました。
戦闘中に強く頭を打ちつけたモタクは記憶を取り戻し、ハナの協力もあって全てを思い出すことができました。ジョンヨンとのことも……。
主な登場人物
悪霊狩猟団:カウンターズ 1-11
さらわれたムン
ソ・ムンはチ・チョンシンの仲間となった寄主たちに襲われ、車で連れ去られました。ト・ハナの察知により、皆でムンを救いに行きます。
ムンはカ・モタクが狙われていると知って止めますが、モタクとハナ、チュ・メオクは迷わず廃工場へ向かうのでした。
悪霊vsカウンターズ
チョンシンとペク・ヒャンヒがレベル3、他の悪霊もレベル2であるため、カウンターズは皆で固まって行動していました。
チョンシンはガソリンがまかれた建物へとカウンターズをおびき寄せます。さらに、治癒能力を持つメオクを足止めしました。
モタクとハナは、チョンシンやヒャンヒと戦います。ひとりになったメオクは大ダメージを受け、パートナーのクォン・スホも倒れました。
窿に繋がったムン
窿(ユン)の人々が騒動に気付いた頃、チョンシンは仲間の寄主を殺して魂を食らい、さらに力を増していました。
ムンは寄主から出てくる黒い煙を見て、モタクの言葉を思い出します。青い煙は命、黒い煙は悪霊、緑の煙は悪霊の中に捕まっていた魂――。
死んだ寄主から立ち上った緑の煙は、ムンの体を通して窿へと旅立ちます。その時、ムンと窿が繋がりました。
ムンは必死でウィゲンに助けを求めます。その想いの強さに引きずられ、ウィゲンはムンの体へと飛び込みました。
廃工場大爆発
チョンシンはガソリンがまかれた廃工場に火を放ちます。その直後、廃工場は大爆発しました。
様子を見ていた市長シン・ミョンフィとチョ・テシンは、声を上げて喜びます。役割を終えたチョンシンとヒャンヒは去っていきました。
しかしムンが呼んだ地(タン)が廃工場を覆ったことで、カウンターの死は免れました。それを見ていた監察は驚きます。
チェ・ジャンムルが呼んだ救急車で、意識を失ったハナとメオクが搬送されました。意識を保っていたモタクは、悪霊と食われた魂を窿送りにします。
チュンジン警察署にて
翌朝、元・寄主たちは殺人の罪を記したボードを首から下げて、チュンジン警察署の敷地内で目を覚ましました。
女性刑事キム・ジョンヨンは、モタクが「殺人犯から悪霊を抜いたら引き渡す」と言っていたことを思い出します。
残党
テシンは邪魔者がいなくなったと大喜びしていますが、市長はまだジョンヨンが残っていると警戒していました。
その頃チョンシンとヒャンヒは仲違いしていました。隠した企みがあるチョンシンと、金を得たいだけのヒャンヒは相容れないのです。
ムンとメオクの復帰
ムンは窿の監察に呼び出されました。全てを見ていた監察は「1543号カウンター、ソ・ムンの資格を復権させます」と発表します。
その喜びの一方、脳が腫れてしまったメオクは目を覚まさないまま、再び生死の境をさまよっていました。
メオクは7年前も同じように昏睡となり、亡くなった息子・スホと再会したことでカウンターになると決意したのです。
水中で意識を失ったスホの手を離してしまったことを後悔していたメオクの意識は、またしてもスホを見送った水中にありました。
しかしそこで、水底へと沈んでいったスホが泳いで戻ってきます。スホがメオクの手を握った瞬間、メオクの意識が戻りました。
喜ぶカウンターズに、モタクは記憶が戻ったことを報告します。戦闘中に頭に強い攻撃を受けたことが原因でした。
ジョンヨンとハンギュの取引
ジョンヨンの部下カン・ハヌルがノ・ハンギュの飛ばし携帯の連絡先を突き止めます。ジョンヨンはそれをハンギュの取り調べに使いました。
ジョンヨンは、市長たちは全ての罪をハンギュに着せるつもりだと語ります。するとハンギュは、自分に得があれば協力すると返しました。
一方、大統領選の資金が入っている隠し口座を凍結されたテシンは焦っていました。そしてテシンは、署長へジョンヨンの始末を命じます。
モタクの記憶
モタクの断片的な記憶を繋ぐため、ハナはモタクの記憶に潜りました。それは7年前、ムンの父ソ・グォンに出会った頃から始まります。
市長とヨンニム殺害に繋がりがあると知り、モタクは市長の選挙事務所に乗り込み、「52チュ4882」の車を9月16日に運転した人を聞きます。
返事はもらえませんでしたが、選挙事務所にはヨンニムの友人女性がいました。その女性は、ヨンニム殺害の証拠を持っているとモタクに打ち明けます。
その女性の電話番号が「010-497-4536」だと判明し、モタクは女性の身元を調べるためにジョンヨンに電話するのでした。
モタクとジョンヨン
ジョンヨンはモタクの記憶が戻ったことに驚き涙を浮かべます。モタクは7年前、ジョンヨンにプロポーズしていたのです。
改めてジョンヨンに向き合うと決めたモタクを、カウンターズが応援します。しかし2人が再会する直前、誰かがジョンヨンの車の窓をノックしました。
その直後――ジョンヨンの車にやってきたモタクが見たのは、頭から血を流しているジョンヨンの姿でした……。
感想
Twitterでの反応
ミヅチガタリ
ジョンヨン……市長が危機感を抱く+テシンが始末を命じる+過去の恋人モタクと上手くいきそう、という死亡フラグを立ててましたけど!
モタクは7年前、既に共闘していた刑事ソ・グォンを喪いました。さらに尊敬していた署長は当時から市長の手先だったと分かります。
その上、今度は恋人ジョンヨンを殺されたわけです。ギランでも抑え切れないほどの怒りが燃え盛っていることでしょう。
考えてみれば、ムン・ハナ・モタク・メオクの中で大切な存在を喪っていないのはモタクだけでした。唯一の希望だったのです。
しかし署長が殺したのだとすると、署長も悪霊に憑かれている可能性が……? そうなるとモタクは7年前のものを全て失うことになりますよね。
11話は完全なるモタク回だったので、モタクのことばかり考えてしまいました。モタクに幸あれ。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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