Netflix独占配信ドラマ『なりすましの鼠』エピソード6は、ムンジェとなったユミンの過去を知る物語です。

チンピラとしての格が一番高いのはノジャですが、その次はスンギュではなく、ミョンスだったことが分かりましたね!
Netflixドラマ『なりすましの鼠』エピソード6情報
| 日本公開日 | 2026年8月28日 |
| 制作国 | 韓国 |
| ジャンル | ウェブトゥーンが原作、ミステリー、犯罪、サスペンス |
| 注意書き | 16+ 暴力、言葉づかい |
| 上映時間 | 1時間 |
『なりすましの鼠』エピソード6主なスタッフ
スタッフ
| 原作 | ウェブ漫画『들쥐』 Ludovico |
| 監督 | キム・ホンソン |
| 脚本 | イ・ジェゴン |
『なりすましの鼠』エピソード6あらすじ
天才小説家 ムンジェになりすましたムンジェの大学時代の男友達 ユミンは、新たな小説『野ネズミ』上巻を発表しました。
ムンジェと長く付き合ってきた担当編集 ハン編集長は、ユミンの挙動や文章に違和感を抱いています。それでも、なりすまし被害を訴えるユミンに寄り添っていました。
ハン編集長を頼ることができないと知り、ムンジェは落胆します。そんな中、ノジャは裏社会の仲間を通じて<チェ・ムンジェ>という人物について調べ始めました。
ノジャとムンジェとを追うパク刑事は、ノジャをよく知るチンピラ ミョンスに取り調べを行います。そこで、ミョンスはある人物との関係を語り始めました。
ミヅチガタリ
ユミンの遺骨は偽物でした。やはりムンジェになりすましていたのはユミンであり、その動機は<嫉妬>だとユミン本人が語っています。
今回分かったのは、ユミンの協力者がチンピラ スンギュの兄貴分 ミョンス――本名 クァク・サンチョルでした。殺人犯 サンチョルでなくなる代わりに、ミョンスとしてスンギュの盾になることになったんですね。
その立場になったことを、素直に受け入れることがミョンスとしては難しかったようです。その不満を感じ取ったユミンは、自分の計画にミョンスを巻き込むことを決めたのです。
ユミンは、ユミンの死を偽装したあと、ムンジェになり替わって生きることを決めました。その発想のきっかけとなったのは、ミョンスだったのかもしれません。他人として生きるミョンスに、チャンスを感じたのです。
ユミンの行動のひとつに、ミニョン殺害がありました。ムンジェの顔になったあと<ムンジェがミニョンを殺害した>という状況を作り上げたのです。のちになりすまし被害を訴えることで、ユミンは疑惑を逃れられます。
自分がやったことの中で、後ろ暗いことはすべて<本物のムンジェ>の行動として片付けるつもりでしょう。それを許さない人物として、パク刑事がいるのです。パク刑事は、ユミンがなりすまし犯だと突き止めました。
ただし、パク刑事にはどちらがユミンなのかが見分けられません。そして、本物のムンジェという存在が不確かであることが、ノジャの仲間たちによる捜査で分かってきました。
この作品には、チェ・ムンジェが3人います。ひとりは主人公である天才小説家 ムンジェ、ひとりはムンジェに嫉妬しなり変わったユミン、そしてもうひとりは――ムンジェより5歳ほど年上の<同姓同名の兄>です。
ムンジェの両親は、一人目の息子 チェ・ムンジェとして<同姓同名の兄>と過ごしていました。しかしその兄は、ムンジェ誕生より前に姿を消しています。そして主人公のムンジェが、二人目のムンジェとなったのです。
同姓同名の兄弟が同じ家庭にいることは、通常有り得ません。また、主人公のムンジェは<一人っ子>として育っているため、兄が生きているとは考えにくい状況です。<同姓同名の兄>は亡くなっているのでしょう。
亡くなった子供の名前を新たに生まれた子供の名前にすることは、法的には問題ないようです。北欧には、こういった文化もあるようです。子供が幼くして亡くなることが多い時代においては、自然なことだったのでしょう。
ただし、ムンジェは現在を生きる人物です。もちろん、両親も現在の価値観を持って生きています。そうなると、兄と同姓同名の弟というのは、なんらかの事情を抱えていると考えるのが妥当でしょう。
両親は、なんらかの後悔が残る形で一人目のムンジェを喪ったのではないでしょうか。父がDVを繰り返していたのも、母が精神を患っていたのも、それが理由だと考えられます。
一人目のムンジェの代わりとなった二人目のムンジェ――主人公については、血筋が明らかになっていません。両親の子である可能性も、養子である可能性もあります。それを知るのが、叔父ということでしょう。
『なりすましの鼠』エピソード6ネタバレと感想・考察
ふたりのムンジェ
「お前は俺に嫉妬してる。俺になりたくて、死ぬほど嫉妬してるんだろ」
天才小説家 チェ・ムンジェは、過去に<>――ソ・ユミンにかけた言葉を思い出しました。二人で殴り合いのケンカをしたときに発した言葉です。その言葉を受けて、は実際にとなったのでした。
ユミンとの電話を終えたムンジェは、協力者であるチンピラ キム・ヨングン――通称 に向き直ります。そして、ユミンの遺骨は偽物で、本人は生きていると告げました。
ムンジェになり替わったユミンは、ムンジェこそがなりすまし犯だと告発することにします。ムンジェと合流した女性編集長 ハン・ジヘは、以前からムンジェと親交があったため、ユミンの言動に違和感を抱いていました。
とムンジェとは、メールでのみやりとりしていた仲とはいえ、長い付き合いがあります。ムンジェは、ハン編集長ならばユミンが偽物だと気付くはずだと考えていました。
告訴状を出しに東部警察署を訪れたユミンのもとに、ムンジェを追う刑事 パク・スニョンが訪れます。ユミンは自分こそが本物のムンジェだと主張しますが、はどちらが本物かは気にしていないようです。
パク刑事の追求をかわし、ユミンは署を去りました。同行するハン編集長は、ムンジェを名乗るユミンが堂々と振る舞っていることへの違和感が拭えずにいます。そこで、本人に尋ねてみることにしました。
「前は、人に会うのも会社に来るのも嫌がってた。『お茶でもどうぞ』は社交辞令なのに、本当にコーヒーを飲んでる。――パニック障害を克服できてよかった」
ハン編集長に電話がかかってきました。その相手は、本物のムンジェです。ハン編集長は戸惑いながらも、ムンジェの呼び出しに応じることにしました。ムンジェは、必死に自分こそが本物だと訴えます。
けれども、ムンジェの半生を綴った小説『野ネズミ』を執筆したのがユミンなのは確かなことです。会話している二人から距離を取っていたノジャは、店にパトカーが近付いてきている様を見て、すぐに逃げ出しました。
ノジャがムンジェを連れて逃げたあと、パク刑事がカフェにやってきます。ハン編集長の通報で駆けつけたパク刑事でしたが、二人の姿はもうありませんでした。
証明
に頼ることはできないと分かり、は憤ります。それを受けて、はさらに大きな怒りをぶつけました。するとノジャは車を急停車させ、助手席に座るムンジェの胸倉をつかみます。
「自分が何者かは、他人に証明してもらうしかない。なのになんで、お前はうまくいかないんだ。……クソが!」
ノジャは、仲間である寿司屋の大将に<チェ・ムンジェ>を調査するよう依頼しました。本物のムンジェを当たるのではなく、を調べ始めたのです。その頃、も<チェ・ムンジェ>の足取りを追っていました。
ムンジェは、月に何度かピザ屋でテイクアウトを買い、近所の大手コンビニ<GS25>にて毎週金曜日にハイネケンを4缶買っていたそうです。警備員とも挨拶を交わし、よい関係を築いていました。
パク刑事は持ち前の勘の良さで、どちらかのムンジェがユミンであろうことに気付いています。けれども、どちらが本物なのかが分かりません。パク刑事は、<野ネズミ>ユミンのほうに連絡を取りました。
漢江の女性遺体 ソ・ミニョンを殺した犯人ならば、一週間前の行動にその痕跡があるはずです。ユミンは、その頃ハヌルソリペンションにいたと答えました。ペンションの管理人である中年女性は、ユミンのアリバイを証言します。
十日ほどペンションにいる間、ユミンはずっと窓際で執筆に当たっていたとのことでした。車が移動した形跡もなく、ペンションから出た様子はないと言います。それを知ったパク刑事は、もう一方のムンジェを疑いました。
ノジャは、ユミンがムンジェを調べ尽くして執筆した『野ネズミ』に手がかりがあると考えます。ユミンが知ることができなかった事実――ムンジェのみが知る<アリバイ>があるはずです。
パク刑事の上司 は、裏カジノを捜索した手柄を捜査隊に譲ることになり、不服そうでした。もう手を引くようにとハンス班長は命令しますが、パク刑事は口だけで返事します。
パク刑事は、逮捕されたチンピラ カン・ミョンスの取り調べを始めました。そこでパク刑事は、フィリピンに高飛びしたはずのチンピラ クァク・サンチョルととが同じ顔であると語ります。
ミョンスの弟分 パク・スンギュは、身元洗浄のプロです。スンギュが<ミョンス>としての身分を用意したのでしょう。けれども、ミョンスがサンチョルだと証明されれば、殺人犯として刑務所に入ることとなります。
「でもな、サンチョル……これは俺しか知らない」
ミョンスの過去
すでに韓国を出たことになっているチンピラ ですが、その姿は裏カジノにありました。子分たちと共に、裏カジノに残された金庫を眺めています。金庫の中は空っぽになっていました。
子分たちは、警察が取っていったものと考えます。スンギュはその考えに異を唱えました。警察は押収金を発表していません。それならば、金は兄貴分 が隠したと考えるのが妥当だと言うのです。
「あいつには、いくつもの名前と顔がある。税金も納めて、健康診断も受けてる。指名手配された兄貴たちに隠れる場所を探したり、偽の名義を作ったりしてた。そして、なりすましをビジネスに」
オンライン賭博や高利貸しは、スンギュの本業ではなかったのです。組織があった頃、上層部から任された副業でした。副業を潰された程度で、スンギュが高飛びなどするはずがありません。
「みんな繋がってる。過去を掘り下げれば分かるはず。そして、スンギュは全員殺さなきゃならない。俺やノジャが口を開けば終わるから。やつは、数え切れないほど中身を吸い取った」
ミョンスにもタレコミを行う動機はありました。けれども、ミョンスはそこまで事情に詳しくはないのです。ミョンスは、<死んで消えるべき男>が暴れているのだと語りました。
は、から殴られ続けた過去を夢に見ます。目を覚ますと、ノジャが仲間と電話をしていました。うまく事が運んでいないようですが、その事情を打ち明ける気はないようです。
今ふたりがいるのは、の故郷でした。ムンジェが<自分こそがムンジェだ>と証明する方法を考えられるよう、ゆっくりと過ごせる場所に来たのです。その頃、はユミンのもとにいました。
「本当に……思い通りにいきませんね。――待ってください。俺は今、その……岐路に立たされてて、どっちを選ぶべきか悩んでる。時間をください」
『野ネズミ』下巻の原稿を読んだハン編集長は、またしても違和感を覚えます。ユミンは、車の音が波の音に聞こえると綴っていました。その一文が、ムンジェらしくないと感じられるのです。
ユミンは、ハン編集長の挙動がおかしいことに気付いていました。ユミンはわざとらしい笑顔を浮かべ、帰ろうとするハン編集長を呼び止めます。その手には、小さなナイフが握られていました。
万仏庵
は、の遺骨を確認していました。その遺骨はユミンのものではなく、ホームレスのものなのです。借金を抱えている死体安置所のスタッフを丸め込み、ユミンを死者とした張本人が――でした。
ユミンは、ミョンスが<お飾り>の立場から退き、大金を得られるようにすると提案したのです。弟分 の手先として動くしかない状況にあるミョンスは、その取引に応じたのでした。
は、<万仏庵(マンブラム)>へと入ります。は仲間からの報告を受けつつ、買い物をしていました。分かったのは、写真の女性 が殺害されたことと、その容疑者がムンジェであることです。
そして、ムンジェの父もまた物書きであり、大きな秘密を抱えていたことが分かりました。ムンジェと合流したノジャは、ミニョンが<ムンジェ>に殺されたことを教えます。
ユミンは、ムンジェが外に出歩いていた<証拠>を作るため、ムンジェの自宅周辺で買い物を繰り返していました。実際のムンジェが引きこもっていたことを証言できる会計士 ソン・スヒョンはもういません。
また、ムンジェの父 チェ・グヌと母 ハン・ヨンヒ、そして子供時代のムンジェとが揃った写真がありました。父の授賞式に親子揃って出席したものです。けれども、その出来事はムンジェの記憶にはありませんでした。
その写真は、雑誌『文学評論』に掲載されたものです。発行年は、ムンジェが生まれる一年前でした。また、ムンジェには叔父がいたはずだとも語ります。ノジャはその<叔父>とムンジェとを会わせると告げました。
法堂に、ショットガンを持った刺客が現れ、ありったけの弾を撃ち込んできました。割れたガラスが散らばる法堂にて、スンギュが送り込んだ刺客とノジャとの死闘が繰り広げられます。
そのとき、刺客が撃った弾がムンジェの腹に当たりました。ノジャはすぐに刺客を倒すと、ムンジェを背負って車へと向かいます。刺客はすぐに目を覚まし、車に向かって発砲しました。
近隣住民がすぐに通報します。ノジャはムンジェを病院に連れていこうと考えますが、ムンジェ自身に拒否されました。ムンジェを草の上へと転がすと、ノジャはひとりで逃走することにします。
数台のパトカーに挟まれながらも、ノジャは持ち前の運転能力で逃げ回りました。そこに現れたのは、刺客の運転する車です。なんとか命は落とさずに済んだものの、パトカーに前後を塞がれてしまいました。
車同士で突っ込み、突っ込まれを繰り返して、ノジャの車は止まってしまいます。そんな中、草の上に転がされていたムンジェが目を覚ましました。スマートフォンには、ノジャからのメッセージが届いています。
010-541-1423
2025年6月23日 月曜日
必ず証明しろ
でなきゃ殺す
江原市海辺路3道17番地
叔父さん ハン・ヒス
そのとき、ムンジェの記憶がよみがえりました。両親の葬式で、ひとり酒を飲んでいた中年男性――それが、叔父さん ハン・ヒスのはずです。
そこに、車のヘッドライトが近付いてきました。ムンジェははいつくばりながら道路へと上り、車に向かって手を振ります。停まった車から降りてきた男たちは、意識を手放していくムンジェを見つめていました。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。


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