こちらにはNetflixで毎週配信中の韓国ドラマ『あなたに似た人』シーズン1エピソード13「消えない時間」のネタバレと感想があります。
主な登場人物・キャスト
チョン・ヒジュ(コ・ヒョンジョン)
ク・ヘウォン(シン・ヒョンビン)
ソ・ウジェ(キム・ジェヨン)
アン・ヒョンソン(チェ・ウォニョン)
パク・ヨンソン(キム・ボヨン)
アン・ミンソ(チャン・ヘジン)
チョン・ソヌ(シン・ドンウク)
アン・リサ(キム・スアン)
ユン・サンホ(キム・サンホ)
イ・ヒョンギ(キム・ホジョン)
あらすじ
数年前に夫と娘がいるチョン・ヒジュと妻がいるソ・ウジェはアイルランドに渡り、ダブル不倫の生活をしていました。
そこでヒジュの息子ホスが産まれました。かつて暮らした家を訪ねたウジェは、ヒジュのことはもちろんホスのことも思い出します。
韓国に帰国したウジェは、元の冷たいウジェに戻っていました。ウジェの鋭い視線に、ウジェの妻ク・ヘウォンは驚きます。
ウジェはヘウォンと別れ、かつて身を焦がすほど恋をしたヒジュとの恋愛をやり直そうと考え始めます。
その頃、ヒジュの息子ホスがウジェではないかと疑ったヒジュの義母パク・ヨンソンは、DNA検査を行いました。
ホスとヒジュの夫アン・ヒョンソンとの親子関係は証明されました。しかし動揺するヒジュと怒るヒョンソンは疑いの的です。
ヒョンソンは絶対にヒジュと別れないと宣言し、ヒジュが逃げないようにするため、ヒジュの弱みをヒジュ自身に確認させていきます。
ウジェはヘウォンに離婚しようと言い出します。たとえヒジュにまた捨てられても、またヒジュと恋をしたいと願ったのです。
夫への不信が募っていくヒジュと、過去の恋心を思い出してしまったウジェの距離は少しずつ近付いていくのでした。
そんな中、ヒョンソンはアイルランドでウジェとつかみ合いになり、その後車ではねたことを思い出すのでした……。
ミヅチガタリ
ヒョンソンとホスの親子関係が証明されました! ええっ!? ホスの父親はヒョンソンなんですか!?
少なくともヒジュとウジェは3年間アイルランドで過ごしていたはずです。その間、ヒョンソンが会いに来ていたということでしょうか?
ウジェは、ヒョンソンがアイルランドに来た時にわざわざ呼び出しのメッセージを残していました。
何度も来ていたのならば、なぜそのタイミングだったのだろう? と不思議に思ってしまいますよね……。
それはそうと、記憶を取り戻したウジェが別人で驚きました。あの目つきの男とよく結婚しようと思ったな、ヘウォン……。
元に戻ったウジェのクズっぷりが際立つ回でしたが、ヒョンソンの怖さも凄いです。ただ、私はヒジュとは違う感想になりました。
ヒョンソンはヒジュの弱みを見せつけながら、この弱みをウジェは受け入れられるのか? 補えるのか? と問うているのだと思います。
ヒョンソンは自分に自信がありません。芸術家として通じ合うヒジュとウジェの間には入り込めないのです。
だからこそ感情に訴えるのではなく、理性で決めることを第一にするようヒジュを操ろうとしているのでしょう。
ヒョンソンも怖いし、ウジェも怖い。ろくな男がいない。もう男は諦めて、ひとりで生きていくのもいいんじゃないかな!?
あなたに似た人 第13話 消えない時間
一軒家とウジェ
「高い崖に立ったら、先輩は誰のことが思い浮かびそう?」妻ク・ヘウォンに言われた言葉をソ・ウジェは思い出していました。
忘れてしまった過去を思い出すためにアイルランドへと足を運んだウジェは、かつてチョン・ヒジュと過ごした日々を思い出したのです。
妻帯者のウジェと夫と子どものいるヒジュは、人目を避けるように草原の中にある一軒家でひっそりと暮らしていました。
その頃暮らしていた家には、もう誰もいません。しかし記憶喪失となったウジェの記憶を取り戻すきっかけとしては十分でした。
ふたりで寄り添って過ごす毎日は、ウジェにとって温かいものでした。付き合いたてのカップルのように、ふたりは愛を交わし合います。
その内に、ヒジュとウジェの間には子どもができました。ウジェは、自分が父親となっていたことを思い出したのです。
しかしある日、ヒジュの態度が急変したのです。ウジェの荷物をまとめたヒジュは、夫アン・ヒョンソンが来ることに焦っていました。
「俺の息子だ」と言って譲らないウジェを何とか説き伏せて家から遠ざけたヒジュでしたが、もうその心は離れてしまっていました。
その夜、ヒジュは産まれたばかりの子ホスと共に姿を消します。睡眠薬の効果が切れてから目覚めたウジェは、その現実にショックを受けます。
ウジェの疑問は解けました。なぜ本気だったはずのヒジュとの恋愛関係が途切れてしまったのか――それが分かったのです。
ヨンソンの怒り
チョン・ヒジュの義母パク・ヨンソンは、婿であるイ・ヒョンギ弁護士からヒジュの息子ホスの出生証明書を受け取ります。
震えながら確認するヨンソンの目に飛び込んできたのは、家族欄にあるウジェのサインでした。そこでヨンソンは思い出します。
なぜウジェの妻ヘウォンは、ヒジュの秘密を知っているのだと脅してきたのだろうか……その謎が解けたのです。
アイルランドのスライゴ総合病院からイ弁護士がホスの出生証明書を取り寄せたことは、ヒジュの夫ヒョンソンにも知らされました。
夜中に義母ヨンソンに呼び出されたヒジュは、なぜウジェの名が書いてあるのか問いただしました。
ヒジュは、留学生同士で仲が良かったのだと、夫ヒョンソンが間に合わなかったため代わりにサインしてたのだと答えました。
「父親は誰だか怪しいもんだわ」とヨンソンは怒ります。そしてDNA検査をするとヒジュに伝えました。
ヨンソンは、自分の血を分けた孫にしか遺産を分けたくないのです。怒りに震えるヨンソンの前で、ヒジュは言葉を継げませんでした。
その頃、テリム病院にいるホスはヘウォンに絵本を読んでもらっていました。それは、ある女の子の物語でした。
ヒョンソンの怒り
絵本を読んでいたヘウォンは、突然涙をこぼします。それを見たヒジュの息子ホスは、自分も少し暗い気持ちだと打ち明けました。
『心をビンにとじこめて』という絵本は、心を持っていることが苦しくなった女の子の物語だったのです。
その女の子のように感情を閉じ込めてきたヘウォンは、悲しみ以外の感情も失ってしまうから悲しみを閉じ込めるなとホスに伝えるのでした。
遅れてテリム病院にやってきたヒジュの夫ヒョンソンは、病院を歩いているヘウォンを呼び止めて警告しました。
しかしヘウォンは嫉妬心を隠して弱い姿を見せないように振る舞うヒョンソンを煽ります。
それでもヒョンソンは怯みません。どんなにヘウォンに邪魔されようと、絶対にヒジュと別れないと決めているのです。
ヒジュは、義兄イ・ヒョンギ弁護士と一緒にいた息子ホスを迎えにいきました。そして、ホスを愛しているのだと伝えます。
そこにヒョンソンがやってきて、弱っているヒジュを抱き締めました。そして、対立する義兄イ弁護士の姿をにらみつけます。
「僕を信じろ。君の夫でホスの父だ」ヒョンソンは涙を流して苦しむヒジュにそう語りかけると、理事長室へと向かいました。
母と息子
ヒジュの夫ヒョンソンは母ヨンソンの前に行くと、ホスの唾液が入った検査薬を踏み潰しました。
貧乏な女性ヒジュを結婚相手にしたヒョンソンのことも、ヒジュ自身のことも、ヨンソンは受け入れたわけではありませんでした。
ただ自分の血を分けた孫を世に残すため、子作りの道具としてヒョンソンとヒジュを家に残すことにしただけなのです。
そこでヒョンソンは既に50歳になっていることを盾に、ヒジュと添い遂げることを宣言しました。
不倫した父のことを、母ヨンソンは一生許しませんでした。ヨンソンの人生に汚点を残した父を一生縛り付けるしかなかったのです。
ヨンソンは、不倫された側であるヒョンソンも自分のようになってしまうのだと涙ながらに訴えました。
心が傷付くのを恐れた女の子はビンの中に心を閉じ込め、好奇心や美しさへの感受性も失ってしまったのでした……。
『心をビンにとじこめて』の物語を思い出しながら、ヘウォンは路上にしゃがみ込みます。
帰宅したヒョンソンは、妻ヒジュと息子ホスが抱き合って眠っている姿を確認すると、そっと寝室へと戻っていくのでした。
兄と弟の対立
アイルランドのスライゴ総合病院で事情を聴いたウジェは、交通事故に遭った自身を見舞っていたのが誰だったかを知りました。
それはヒジュの夫ヒョンソンだったのです。ウジェは最近のヒジュとの会話を思い出しながら、何が起きたかを推理し始めました。
翌朝、ヒョンソンは義兄イ弁護士に警告しに行きました。一線を越えた以上、そちらの弱みも晒してやろうかと――。
テリム財団のトップであるヨンソンの娘アン・ミンソにDVを加えていると知られたら、イ弁護士の立場はどうなるか分かりません。
夫婦の絆ならばイ弁護士とミンソよりも、ヒョンソンとヒジュの方が強いと、ヒョンソンは確信していました。
父権肯定確立 99.999%――ヒジュの夫ヒョンソンと息子ホスとのDNA検査の結果は、科学的に証明されました。
ヒジュの義母ヨンソンはホスが自身の孫だと知って少し落ち着きましたが、ヒジュの不倫についてはまだ疑ったままでした。
その頃、イ弁護士は妻ミンソに会いに行っていました。ふたりの息子ジョンファンを帰国させようと伝えるためです。
海外留学させて息子自身が望む道を歩ませてあげたいミンソと、息子をテリム財団の跡継ぎにさせたいイ弁護士の意見は対立します。
嘘か誠か
ウジェの動向は全てヒジュの夫ヒョンソンに報告されています。しかしヒジュは何も知らないまま、息子ホスと話していました。
ホスは『心をビンにとじこめて』をヘウォンが読んでくれたことを嬉しそうにヒジュへと教えました。
ヘウォンと義兄イ弁護士が組んでいると知ったヒジュは、すぐにDNA検査の結果をヘウォンに見せに行きました。
ヒジュは「人を傷付ける真実よりも、守る嘘を選ぶわ」と断言します。そこでヘウォンは次の手に出ました。
全てを知ったヒジュの夫ヒョンソンが、ヒジュを捨てるかもしれないと煽ったのです。
ヒジュを追い詰めたいヘウォンでしたが、人が来たことに気付いた瞬間にヒジュに先手を打たれてしまいました。
ヒジュは自分から展示品を叩き落とし、怪我を負ったのです。そしてヘウォンがそれをやったかのように見せかけました。
ファインギャラリーのイ・ジョンウン代表はヘウォンをクビにしました。ヘウォンは何も言い返さず、ギャラリーを去ります。
しかしそのヘウォンの前に、ヒジュの弟チョン・ソヌが現れました。ヘウォンは、ヒジュへの怒りをむき出しにします。
そして、ヒジュの弟だと知っていて担当医になってもらったのだと明かしました。ヘウォンは自棄になっていたのです。
渦巻く感情
ヘウォンが深く傷付いていると感じたヒジュの弟ソヌは、メッセージを送りました。「僕は友達を殺したんです」と……。
ヘウォンの母ジョンヨンは、女子中学生イ・ジュヨンを連れ出してチラシ配りをしていました。
楽しそうに仕事をするジョンヨンを見て、行きつけのバーのマスターはやれやれといった顔をします。
ある夜、ヘウォンはバーに向かいました。すると、ソヌが昨夜バーでずっとヘウォンを待っていたとマスターが知らせてくれます。
そして、まだヘウォンが夫ウジェと冷戦中だと確かめたマスターは「無感情よりマシ」と笑いました。
ヘウォン自身は、本当にウジェに怒っているのか、執着しているのか、独りになるのが怖いのか分からずにいました。
ヒジュと夫ヒョンソンは普段通りの日常を過ごしていました。しかしヒジュは、ヒョンソンが自分を疑わないことが不思議で堪りません。
しかしヒョンソンに確かめることはせず、いつも通りを続けていくことを選びました。
ヘウォンの前には、アイルランドから戻ってきた「本当のウジェ」が戻ってきていました。
冷たい目つきを見ただけでそれを理解したヘウォンでしたが、ウジェは約束通り許しを請うことはありませんでした。
帰ってきたウジェ
ウジェは積極的に仕事を受けることにしました。ウジェはマスコミにも顔を出し、広告の仕事も受け、どんどん露出度を増していきます。
一方、ヒジュは女友達イ・ドンミと話していました。ヒジュの夫ヒョンソンが既に親子鑑定をしていたことを知り、ドンミは驚きます。
しかしドンミは、ヒョンソンがいつまでも寛容でいてくれるとは限らないとヒジュに釘を刺すのでした。
その後、ヒジュにウジェから連絡が入りました。ヒジュは何度も鳴る電話を無視して、いつも通りフィッティングに出かけます。
しかしフィッティング中も電話は鳴っており、義母ヨンソンは誰からの電話なのかとヒジュのスマホを取り上げました。
しかしそこに表示されていたのは「母さん」だったため、ヨンソンはフンと鼻を鳴らして去って行くのでした。
テリム高校はテリム芸術高等学校へと変わりました。女子中学生ジュヨンは新入生の上級クラスに呼び出されます。
呼び出したのはヒジュの娘リサでした。どうしても謝罪しないと言い張るジュヨンを、リサは脅しました。
しかしジュヨンも言い返します。誘拐の件を明かすなら、家を奪われたこともリサにいじめられてきたことも話すと……。
リサは金持ちの子だから周りに仲良くしてもらえるのだとジュヨンが言うと、リサは怒ってジュヨンにつかみかかりました。
アイリッシュ・パブにて
アイルランドのアイリッシュ・パブで、ウジェは通りすがりのふりをしてヒジュの夫ヒョンソンに話しかけました。
ヒョンソンがヒジュの夫だと確認したウジェは、ヒジュがトイレから戻ってくる前に店を去ったのでした。
その時、ヒジュの息子ホスを抱くヒョンソンの写真をウジェが撮影していました。ウジェはそのことも思い出します。
しかし肝心の交通事故のことが思い出せず、ウジェは事情を知っているであろうヒョンソンに会いに来ました。
ウジェはホテルにメッセージを残し、ヒョンソンをアイリッシュ・パブに呼び出しました。
パブにやってきたヒョンソンは、ウジェは捨てられたのだと語り、さっさと帰ろうとしました。
しかしウジェは「知らないよな。彼女がどんなに熱い女か」と語ります。そして、チョロい孤独な人妻だったとヒジュを貶めました。
ヒョンソンが送った金で過ごしていたと語り、ウジェは店から出て行きました。ヒョンソンは怒りに任せて酒を飲みます。
ヒョンソンがホテルに戻るため車を走らせている時、酔っ払ったままふらふらと歩いているウジェの姿が見えました。
一度は通り過ぎたヒョンソンでしたが、車を止め、Uターンしてウジェめがけて車を急発進させたのでした。
ヒースの花
道路に倒れ込んだウジェの頭からは止めどなく血が流れ続けています。雨の中、ヒジュの夫ヒョンソンは立ち尽くしていました。
自分のやったことを冷静に振り返ったヒョンソンは、ウジェを病院へと運ぶ手はずを整えたのでした。
しかしウジェは交通事故当時のことは思い出せていません。それを知るため、ヒョンソンを訪ねたのでした。
ヒョンソンは追及を上手く交わし、ウジェを理事長室から出しました。するとそこに、ジュヨンと話し終えたリサがやってきます。
ウジェは、リサが知りたがっているヒースの花は『嵐が丘』にたくさん出てくるから読むようにと勧めました。
ウジェとリサが話す様子を見たヒョンソンは、ウジェの妻ヘウォンをテリム芸術高校へと呼び出しました。
そこでヘウォンは、ヒョンソンがオペラを観て泣いていたことを思い出します。
それは浮気した妻の前で無理して笑っている道化師の話でした。それはまるでヒョンソン自身の話だったと、ヘウォンは語ります。
「見えない苦しみって分かってもらえないですよね」と語るヘウォンを無視して、ヒョンソンは聞きたいことを聞きました。
ウジェの記憶が戻ったことは確かです。ヒョンソンは、交通事故のことを思い出されるかもしれないと考えるのでした。
悪夢
ヒジュの女友達ドンミが経営する釣り場は、自然公園の予定地となりました。ドンミは補償金をつり上げて、釣り場を売ることにします。
過去を思い出したヒジュは、なぜウジェと暮らしたのかを思い出します。ただ一個の人間として見てほしかったのだと、ヒジュは結論付けました。
その夜、ウジェは妻ヘウォンとの離婚を決意していました。ヘウォンは、勝手に自分自身を許したのだとウジェを責め立てます。
しかしウジェは譲りません。「また僕の元へ来させてみせる」とヒジュを諦めていないことを明かしました。
ウジェがヒジュ中毒だと言うヘウォンに、ウジェは言い返します。ヘウォンだって、ウジェ中毒じゃないかと……。
ヒジュは何度も鳴る電話を無視し続けていました。それを気にするヒジュの夫ヒョンソンに、ヒジュは「母親からだ」と嘘をつきます。
しかしヒジュがシャワーを浴びている間、ヒョンソンはヒジュのスマホを見てしまいました。
電話の主がウジェだと知り、ヒョンソンは愕然とします。ヒョンソンはウジェからのメッセージを消し、苦しみに耐えました。
しかしヒョンソンの中の悩みがなくなったわけではありません。ヒョンソンはその夜、悪夢を見ました。
派手な格好をしてヒョンソンの元から去ろうとするヒジュを止めようとして、ついには首を絞めてしまう夢でした。
ヒョンソンかウジェか
ファインギャラリーに出向いたヒジュは、不意にウジェとふたりきりになってしまいます。
「得意だろ? 家庭は守りつつ、恋愛は俺と」と迫られ、ウジェの記憶が戻ったことをヒジュは理解しました。
ウジェは自分から逃げようとするヒジュを呼び止め「付き合おう」と迫ります。しかしヒジュは脅えるばかりでした。
ヒジュとウジェが話しているところに、ヒジュの夫ヒョンソンがやってきます。ウジェは去るしかありませんでした。
連絡もなしにやってきたヒョンソンに驚くヒジュでしたが「連絡したら逃げるだろう?」と言われて息を呑むのでした。
しかしヒョンソンは「彼を嫌がってるのが表情で分かる」と言い、ウジェのことなど気にしていない素振りをします。
さらに親切なふりは続き、ヒョンソンはヒジュの母が開いているお店にも顔を出しました。
ヒジュは、ヒョンソンがひとつずつ自分の弱点を確認させていっているのだと感じます。
そこにまたウジェからの連絡がありました。ウジェは、ヒジュの目の前で作品を壊していきます。
そこでヒジュは「プロジェクトの終了後は二度と会わない仲」とウジェに宣言しました。
ウジェは「今度は頑張る。チャンスをくれ」とヒジュに迫ります。また捨ててもいいからと、ウジェは涙を浮かべました。
抱きついてきたウジェを、ヒジュは引き離そうとします。しかし体格差や、ヒジュが本気でないこともあり、ヒジュは抱きすくめられたままでした。
「奪われたものを取り戻す」アイルランドから戻ってきたウジェは、もう記憶喪失の末に優しくなったウジェとは別人なのでした。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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