こちらには韓国ドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』(原題:『驚異的な噂』)シーズン1エピソード6のネタバレと感想があります。
モタクを襲ったチャンギュは兄ハンギュの命で動いていたと分かり、その後ろに誰がいるのかを探ることになります。
チョンシンの「父」は指示通りチョンシンを始末しようとしますが、悪霊の力で反撃され、自らの命を落とすこととなりました。
ムンは父と一緒にヨンニムの捜査に当たっていたのがモタクだったこと、そのせいで両親が殺されたのだということを知ります。
モタクとメオクがムンの両親の魂がまだ窿を通っていないと知った頃、ムンとハナは両親を殺して食った悪霊の寄主が誰かを突き止めていました。
主な登場人物
悪霊狩猟団:カウンターズ 1-6
常務の兄とヤクザの弟
ノ・チャンギュは、7年前に殺したはずのカ・モタクが目の前にいることに驚きます。チャンギュが意識を失ったことで、部下たちは逃げ去りました。
ト・ハナが読み取った記憶で、チャンギュが7年前にモタクを襲った犯人だと判明します。しかし麻薬の影響で、キム・ヨンニムとの関係は分かりませんでした。
そして、チャンギュが実の兄でありテシン建設常務のノ・ハンギュから命令されてモタクを襲ったことが分かりました。
チャンギュを警察に突き出すのはやめて、泳がせることにします。そこでモタクたちは、チャンギュをテシン建設の前に置き去りにしました。
トラウマの三差路
ソ・ムンは幼馴染2人から、ペク・ヒャンヒを倒したのはムンだろうと問い詰められます。ムンは話を逸らしてごまかします。
ムンたちはサイクリング中に7年前の事故現場であるセグァン三差路に差しかかります。ムンは三差路の前で足がすくんでしまうのでした。
チャンギュの怒り
チャンギュは病院の個室に入り、ゲームを楽しんでいます。そこにハンギュが入ってきますが、記憶を消されたチャンギュは何も答えられません。
しかし、逃げ去った部下はモタクがいたと証言します。ハンギュは、チャンギュがモタクを殺し損ねたと知って怒りをあらわにしました。
ハンギュは、モタクが本人でも別人でも構わないから連れてこいと、チャンギュと部下たちに指示するのでした。
ハンギュの過去
カウンターのルールを順守したいけれど、モタクとムンの事件も気になるチュ・メオクは、ジレンマで荒れていました。
突然やってきたチェ・ジャンムルがメオクを連れ去ったため、ムンたちはハンギュの身元を調べます。そこでハンギュは過去に指名手配された犯罪者だったと分かります。
その頃チャンギュは、部下の男と2人で姉妹の家を再訪していました。姉妹はただ脅えることしかできませんでした。
チョンシンの「父」殺し
女性刑事キム・ジョンヨンと部下カン・ハヌルは独自にチョン会長の事件を追い、チ・チョンシンに辿り着きます。
その夜、チョンシンは「父」と慕う上司から酒を勧められます。「父」は命令通りにチョンシンを殺そうと覚悟を決め、銃口を向けました。
しかし、引き金を引くことができません。チョンシンは「父」から殺されそうになったと知り、怒りと悲しみでいっぱいになっていました。
悪霊の力を使って、チョンシンは「父」自身へと銃口を向けさせます。そして命乞いをする「父」を泣きながら殺すのでした。
ソ・グォンの遺した映像
ムンはソ・グォンの遺品を探り、捜査手帳を手に取りました。そして、手帳カバーの奥にマイクロSDカードを発見します。
スマホに入れて確認すると、そこには映像が残されていました。夜道を数台の車が走っていくだけの、撮影意図の分からない映像でした。
ヨンニムの妊娠
ムンは、モタクと共に血痕鑑定の結果を聞きに行きました。そこで殺されたヨンニムが妊娠していたことや、AB型男性の血痕があったことが分かります。
犬の血痕も、判別できない血痕もあります。ヨンニムが殺された理由を探るには、まだ材料が少ない状態です。
しかし、ひとつ分かることがあります。当時ハンギュは常務ではなくチンピラであり、立場のために人を殺す必要がなかったことです……。
会長殺しの犯人を追え
モタクが血痕鑑定の結果をジョンヨンに渡した時、ジョンヨンはチョンシンの下足痕を追っていました。モタクは、犯人が寄主だと気付きます。
車内で様子を見ていたムンは、ジョンヨンが7年前の事故直後に気遣ってくれた刑事のお姉さんだということを思い出しました。
モタクはムンに、チョン会長殺しの犯人が寄主だと教えます。2人は下足痕を追って、寄主を追うことにしました。
ヨンニムとチョン会長
その頃、ジョンヨンは「隠したいのは被害者だ」と確信してチョン会長の家に向かいました。そこで「チュンジン市の歴史」という本を開きます。
本の中には、殺されたヨンニムが写っていました。さらに、チョン会長がAB型であったことも分かります。
その時、モタクから容疑者が映っているであろう防犯カメラの場所がメッセージで送られてきました。
殺人だったと知るムン
モタクが持っている捜査資料の中には、ヨンニムが死体遺棄された場所の写真がありました。それは、ソ・グォンが遺した映像と同じ風景でした。
モタクと一緒にヨンニム事件を追っていた同僚の刑事も殺されたという話を思い出したムンは、全てを理解しました。
自分がわがままを言ったせいで両親の事故死を招いたと思っていたムンは、モタクたちが両親が殺されたと知って隠していたことに怒ります。
「殺したやつを見つけないと」と言ったムンは、夜中にひとりで自転車を走らせます。そして幼馴染2人に連絡しました。
ムンは記憶を呼び覚ますため、交差点でわざと車にひかれようとします。そこに幼馴染たちが駆けつけて、ムンを救いました。
ムンの両親はどこへ
飛び出したきり、ムンは姉貴麺屋に戻ってきません。電話も通じません。行き詰まったメオクは、窿へとモタクを誘います。
しかしモタクはパートナーのキム・ギランに会いたくないため、メオクひとりで窿に行くことになりました。
窿に行ったモタクとメオクは、ウィゲンから「ムンの両親は天に来ていない」と知らされます。
ムンの両親を食ったのは……
ムンの自室に入ったハナは、事故当時、幼いムンが描いていたクレヨン画を出させます。そして、ムンと共に記憶を読みました。
事故直前の幸せな家族の記憶が再生されます。そして、モタクからの電話の最中――トラックが突っ込んできました。
ムンの目の前で、両親の魂が体を離れていきます。両親の魂が自家用車の上を漂っていると、そこにフードをかぶった男がやってきました。
男は両親の死を、脈で確認します。すると、もうひとりの男がトラックから降りてきました。その男は――チョンシンでした。
窿にいるモタクとメオクは、ムンの両親の魂はさまよっているか、悪霊になったか、悪霊に食べられたのだろうと聞かされます。
ウィゲンの言う通り、ムンの両親の魂はチョンシンに食われていました。ハナはチョンシンの顔を見て、前の仲間を殺した寄主だと気付きます。
その時、チョンシンに憑いている悪霊もハナに気付きました。悪霊は、ハナを殺してやると宣言します。
その時、ムンがチョンシンに殴りかかりました。チョンシンはムンが交通事故を生き残った子どもだと気が付くのでした……。
感想
Twitterでの反応
ミヅチガタリ
一気に本題に入りましたね! チョンシンがムンの両親を食ったという件については「でしょうね!」と思う人しかいないのでは?
ハンギュとチャンギュのチンピラ兄弟が出てきましたが、ハンギュが頭の良さを全部持っていっちゃった感じですね。
頭が働く小悪党の兄と、とにかく暴力を振りかざす弟……考えてみると、チンピラ界では最強タッグかもしれません。
チョンシンは人の心を持たない殺人マシンではなく、ちゃんと心は痛むし、泣くし、絶望もする相手なんですね。
それでも悪霊に目をつけられるだけの殺人衝動は持っているわけですし、その内自我も失くすんでしょうし……ちょっと可哀想かも。
ただのサイコパスなら同情せずに済むんですが、このキャラ設定が何とも人間臭くて切り捨てられないです。上手い。
シーズン1最終回の山場は両親を窿に連れていくシーンかな? とりあえず、ヒョグとの再会を夢見て観続けようと思います!
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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