こちらには韓国ドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』(原題:『驚異的な噂』)シーズン1エピソード9のネタバレと感想があります。
ムンとの戦いにより、チョンシンに地の効果が知られてしまいます。そこでムンは、地を呼ぶ訓練を始めました。
しかしムンが地を呼ぶために感情をたかぶらせると、窿にいるパートナー・ウィゲンの姿が薄くなってしまいます……。
「貯水池」の近くに住む男性から事実を聞いたことをきっかけに、カウンターズは5人揃って市長たちの本性を暴くことにしました。
しかし市長の会見をぶち壊すことにカウンターの力を使ったことで、窿の監察からカウンターのルールを順守するよう命じられるのでした。
主な登場人物
悪霊狩猟団:カウンターズ 1-9
地を知るチョンシン
チ・チョンシンの尾行に気付いたソ・ムンに、ウィゲンが単独で戦わないよう忠告します。しかしムンは地(タン)の発生に気付き、戦い始めました。
地にチョンシンを引き込んで有利に戦っていたムンでしたが、チョンシンが地の効果に気付き、地の外へと投げ飛ばされてしまいます。
窮地に陥ったムンは地を呼びますが、チョンシンから骨を折られて意識を失い、地も消えていきます。
街の見回りをしていた女性刑事キム・ジョンヨンが駆けつけましたが、チョンシンの念力の前では無力でした。
カ・モタクが駆けつけたことで危機を脱し、ムンは死なずに済みました。そしてチュ・メオクの治癒により怪我を全て治してもらいます。
モタクはジョンヨンに、チョンシンは悪霊であり人の力では倒せないことを説明します。その力を目撃したジョンヨンですが、すぐに信じることはできませんでした。
チョンシンの標的
チョンシンが自力で怪我を治療していると、市長シン・ミョンフィが大統領選に出馬するという報道が流れました。
それを見たチョンシンは、自分たちをこき使う市長へ「父」が恨みを抱いていたことを思い出し、画面の中の市長をにらみつけました。
地を呼ぶムン
目を覚ましたムンを、メオクは優しくも厳しく叱ります。治癒のため老いを早め白髪になったメオクを見て、ムンは反省しました。
その頃、ト・ハナはムンの実家を訪ねていました。認知症の祖母は、ハナを亡くなった娘だと思って可愛がります。
ムンは、チョンシンが地を知ったことで戦いが厳しくなると考えます。そこで、地を呼ぶ訓練を始めることにしました。
今までにムンが地を呼べたのは、幼馴染に危機が迫った時と、チョンシンと戦った時の2度でした。それはつまり、感情が爆発した瞬間です。
ムンは地を呼べましたが、それと同時に窿(ユン)にいるウィゲンの体が薄くなっていきます。ムンが殺意を抱いたことが原因のようです。
しかし、出現していた地が突然消えてしまいます。それは、窿にいるウィゲンを訪ねてきた監察の影響でした――。
ミョンフィ、大統領選へ
市長はICT起工式の発表で支持率をさらに上げ、他の候補を引き離す作戦を立てます。チョ・テシンも乗り気です。
ノ・ハンギュはチョンシンがさらに殺人を重ねたと知り、チュンジン警察署の署長に事件をもみ消すよう指示しました。
ある男性の知る真実
その夜、モタクとムンは「貯水池」で不審な男性と出会います。彼は不法投棄ではなく、火事を起こすために侵入してきたのでした。
彼の兄は「貯水池」がゴミ山だと突き止めましたが、相手にしてくれたのはムンの父ソ・グォンだけでした。
しかしソ・グォンが殺されたことで彼の兄は調査をやめ、幼い娘ソウンを育てることに専念しました。
しかし汚染水を飲んだ住人たちと同じように、ソウンも病に侵されました。彼は全てが闇に葬られる前に、事実を暴こうとしたのです。
このままでは全て無かったことにされる――そう考えたモタクは、市長たちの本当の姿を暴いてやろうと息を巻くのでした。
ICT起工式の騒動
チェ・ジャンムルを含めたカウンターズ5人は、ICT起工式が行われる会見会場に潜入しました。
音響スタッフに化けたムンは、スタッフたちをカウンターの特殊能力で眠らせると、会見中にある映像を流す用意を始めます。
それは、エコ公園となる予定の「貯水池」がゴミ山であり汚染水にまみれており、市長とテシン、ハンギュが殺人鬼だと告発するVTRでした。
市長の頭上にあったバケツがひっくり返ります。そこには汚染水が入っており、市長や前列を陣取っていた市長一派は真っ黒に汚れました。
さらにテシン、ハンギュ、署長をおびき寄せて汚染水まみれにすると、マスコミたちはこぞって彼らの写真を収めるのでした。
カウンター資格
カウンターズが悪霊狩りとは関係ない場所で力を使ったことで、ウィゲンたち窿のパートナーは監察から責められていました。
しかしそれを知らないカウンターズは、騒動のおかげで市長の立場が危うくなったと知って大はしゃぎしているのでした。
モタクを殺せ
モタク生存にショックを受ける署長の前に、ジョンヨンがやってきます。ヨンニム事件の血痕を奪ったことを問い詰められ、署長は反論しました。
市長やテシンの力添えで成り上がってきた署長は頑なでした。しかし、市長はもう追い込まれています。
ヨンニムの死体を見つけられたら終わりだと考えた市長は、テシンとハンギュに何としてでもモタクを殺せと命じるのでした。
ムンの資格を剥奪せよ
カウンターズが姉貴麺屋で肉を楽しんでいる時、ウィゲンが全員を窿へと呼び出しました。窿に行った4人は、監察と対面します。
監察は「警告5回で資格剥奪」と説明します。メオクは2回、モタクは3回、ハナも4回、ムンは3回警告を受けています。
カウンター資格を失うと、カウンターとなるために得た命も奪われます。命を救われているモタク、ハナ、メオクは意気消沈しました。
その時ウィゲンが監察に向かって、ムンのカウンター資格を剥奪することを訴えます……。
感想
Twitterでの反応
ミヅチガタリ
カウンターズ大暴れ回ですね! 市長の化けの皮をはがすには、市民の目につくように悪行を暴き立てなければいけませんからね~!
汚染水は使うだろうなと思っていましたが、まさかの消火器大活躍! ビチャビチャになった上で粉までかぶって、みっともない姿の悪党たちでしたね。
今まで好き放題やってきた悪党おじさんたちがドロドロになったことで、スーッとしたという声も多かったです。
そして何で9話だけこんなに話題になっているのかと思ったら、スンウちゃんがBTSのファンだったからなんですね。
テレビ放送だと特定の商品にはモザイクがかけられがちなので、しっかりポスターが映っていてちょっと新鮮でした。
そして窿ではウィゲンがムンを手放そうとします。ムンはそもそも死にかけていないので、剥奪しても死なないのかもしれませんね。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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