Netflix独占配信の『悪霊狩猟団カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ2話は、分譲詐欺事件の関係者たちに悪霊の魔の手が伸びる物語です。
中国から帰ってきた悪霊三人衆が韓国で大暴れします! ちなみに、新人カウンターはめちゃくちゃキャラが濃いです。
Netflixドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ2話 情報
日本公開日 | 2023年7月30日 |
制作国 | 韓国 |
ジャンル | ヒューマンドラマ、アクション・アドベンチャー、サスペンス、ファンタジー、エキサイティング |
注意書き | 16+ |
上映時間 | 1時間14分 |
『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ2話 主なキャスト・スタッフ
キャスト
ソ・ムン 窿と地上を繋ぐ力を持つカウンター | チョ・ビョンギュ |
カ・モタク 怪力の攻撃担当カウンター | ユ・ジュンサン 『還魂』 |
ト・ハナ サイコメトリー担当カウンター | キム・セジョン 『社内お見合い』『犯人はお前だ!』 |
チュ・メオク 治癒担当カウンター | ヨム・ヘラン 『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』『サンガプ屋台』 |
チェ・ジャンムル カウンターへの資金提供・事故処理担当 | アン・ソクァン |
マ・ジュソク 消防士 | チン・ソンギュ 『スペース・スウィーパーズ』『サバハ』 |
ファン・ピルグァン レベル3の悪霊 | カン・ギヨン |
ゲーリー・チェ レベル3の悪霊 | キム・ヒアラ 『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』 |
ナ・ジョクボン 新人カウンター | ユ・インス 『還魂』『良くも、悪くも、だって母親』『今、私たちの学校は…』 |
ウィゲン ソ・ムンのパートナー | ムン・スク |
スタッフ
プロデューサー | ユ・ソンドン |
脚本 | キム・セボム ヨ・ジナ |
『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ2話あらすじ
幼い男の子ジュニとその母を襲った悪霊とヤクザたちは、刑事カ・モタクによって逮捕されました。
念力を扱えるようになり有頂天なモタクの前に、新人カウンターとして迎え入れたい青年ナ・ジョクボンが現れます。
悪霊たちが中国から帰国してすぐ、彼らが関わっている分譲詐欺事件の判決が下りました。
被害者のひとりである消防士マ・ジュソクの妻ミンジは、夫に隠して裁判所で判決を見守ります。
裁判所に詐欺師パク・ウンソクとその被害者ミンジ、そして招かれざる客が集まったとき、事件が起こります――。
『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ2話ネタバレと感想・考察
刑事モタクの功績
ソ・ムンとチュ・メオクは、悪霊たちに襲われた少年ジュニとその母親を家に送り届けました。
父親のDVから逃れたばかりのジュニは、来年小学生になります。メオクは、ジュニを心配していました。
そこでソ・ムンは、幼馴染ふたりの力を借りることにしました。男友達のキム・ウンミンと、メガネ女子のイム・ジュヨンです。
口ゲンカをするウンミンとジュヨンを止めるため、ソ・ムンはふたりの手をつかみます。
そのときソ・ムンはふたりの記憶を読んでしまいました。家族みたいな関係だと思っていたふたりは、いつの間にか付き合っていたのです。
チュンジン警察署では、顔中傷だらけのヤクザたちが事情聴取を受けていました。賭博に臓器売買とやりたい放題のヤクザです。
殴り合いをしていた彼らを捕まえたのは、トイレを探していて偶然居合わせた刑事カ・モタクということになっていました。
またしてもモタクがいい仕事をしたと、後輩の刑事たちは驚きます。しかしモタク本人は、別のことで達成感を得ていました。
モタクは、どんなに練習しても使えなかった念力を発揮できたことを、力を込めて自慢していました。
姉貴麺屋で煮干しの頭を取る作業をしているソ・ムン、メオク、ト・ハナは繰り返される自慢話にうんざりしているのでした。
牛飼いナ・ジョクボン
広い牛舎の中で、若い男性ナ・ジョクボンが牛の世話をしています。ジョクボンはスーツに着替えると、街に出ました。
共通の知り合いを通じて紹介された女性スミンは、加工済の写真と実物のジョクボンを見比べて引き返そうとします。
ジョクボンに見つかり、スミンは席につきました。交通ICしか持っていないジョクボンに、スミンは飲み物をおごります。
大きな声で牛の話――しかもフンの話をするジョクボンに、スミンはうんざりします。スミンは一刻も早く立ち去りたいと感じていました。
モタクは警察署のキム班長から呼び出されます。そんなモタクが運転する車の前に、店から飛び出してきたスミンが現れました。
そのあとから、スミンが置き忘れたスマホを持ったジョクボンが出てきます。スミンはあわてて車道を横切りました。
そこにトラックが走ってきました。ジョクボンはとっさにスミンを蹴り飛ばし、自らがトラックにひかれて道路に転がります。
モタクは、ジョクボンにカウンターとしての適性を感じました。他人を救うために自分を犠牲にできるめずらしい人物だからです。
目を覚ましたジョクボンは草原にいました。窿(ユン)に呼ばれたジョクボンはウィゲンと出会い、自分が昏睡状態であることを知ります。
カウンター契約を交わせば生き返らせられるとウィゲンは話します。ジョクボンは訳が分からず、戸惑うばかりでした。
罪人パク・ソンウク
カウンターが悪霊を倒す役目だと聞いたジョクボンは、秀でた能力を持たない自分は役に立てないのではと考えます。
不安がるジョクボンに、ウィゲンは優しく声をかけます。するとジョクボンは、牛のソスンや父親、青年会について話し始めました。
ジョクボンが気にしているのは、自分がカウンターになったら困る人や牛がいるということなのでした。
事件番号2022ト273――白頭(ペクドゥ)ダイナスティ分譲詐欺事件の判決が出ました。資金調達係のパク・ソンウクは懲役2年となります。
しかも、3年の執行猶予がついていました。裁判所につめかけた詐欺被害者たちは、あまりにも軽い判決に怒りを爆発させます。
その中にミンジもいました。詐欺のことは忘れろと言った消防士の夫マ・ジュソクからの着信もあり、ミンジは裁判所を出ようとします。
その頃、パク氏は影武者を立てて別の出口に向かっていました。パク氏が貨物用エレベーターに乗っていると、急に衝撃が走ります。
そしてエレベーターは出口のある地下3階とは逆方向に向かい、扉が開きます。そこには中国から帰国した悪霊たちがいました。
ファン・ピルグァンたちはパク氏の護衛を放り出し、エレベーターに乗ります。パク氏に行方知れずの大金の場所を吐かせるためです。
隠し場所を知るのは自殺した主犯イ・チュンジェ代表だけだとパク氏は語ります。そこでピルグァンは、念力でパク氏を痛めつけました。
分譲詐欺の被害者たち
倒れ込んだパク氏に向かって、ゲーリーが手を伸ばします。パク氏の記憶を読み取ろうとしたとき――エレベーターの扉が開きました。
詐欺被害者たちが集まって大騒ぎになっている表の出口を避けて帰ろうとしていたミンジが、扉の向こうに立っています。
パク氏が3人の間でひざまずいている様子を見て、ミンジは立ちつくします。ゲーリーはミンジをエレベーターの中に引き込むのでした。
分譲詐欺の被害者たちはデモ隊となり、思い切った行動に出ます。その中のひとりが、頭からガソリンをかぶりました。
現場に駆けつけた消防隊の中には、ミンジの夫マ・ジュソクもいます。裁判への抗議のため、火だるまになろうとしているのです。
ジュソクの奮闘により、詐欺被害者の自殺は止められました。しかし、妻ミンジが出血多量で意識不明になったと知らせが入ります。
エレベーターの中は、首を切ったパク氏と倒れたミンジのふたりだけでした。ミンジはお腹を刺されてしまい、胎児は亡くなります。
お腹をかばったミンジは、手にも傷を負っていました。涙にくれるジュソクの目の前で、ミンジの命は散ってしまうのでした。
ミンジの葬式にて考え込んだジュソクは、消防士の仕事にやりがいを見いだせなくなってしまうのでした。
地(タン)のあるところ
ひと仕事終えたピルグァンたちは、ホテルに滞在することにします。ゲーリーはスタッフの記憶を書き換え、痕跡を残さないようにしました。
そしてパク氏の記憶を頼りに、分譲詐欺で集めた9千万ドルを手に入れました。しかし、ピルグァンには大金より気になることがありました。
中国のカウンターの魂を吸ったピルグァンは、地(タン)を出せるようになっていました。
その地(タン)――虹色の光がチュンジン市を区切るように出ているのを、ピルグァンは笑いながら見つめているのです。
ピルグァンたちがカウンターを食らおうと舌なめずりしている頃、窿人ジョングクは牛飼いジョクボンと会っていました。
カウンターになると決めたジョクボンは、窿から地上にある自分の体へと落ちていきます。そこで待ち受けていたのは、モタクでした。
姉貴麺屋に向かったジョクボンは、ソ・ムンたちと出会います。そして同い年であるハナに興味を持ちました。
しかし、皆の注意を聞かずにハナに気軽に触れたジョクボンは、ハナにぶっ飛ばされてしまうのでした。
妻と子を一気に喪ったジュソクは、暗い自室にこもっていました。思い出の中にいる妻ミンジを想っては涙する日々です。
パク氏はミンジを刺したあとに自殺を図ったとされました。そのパク氏が目を覚ましたことが報道されます。
vsウォン
詐欺の舞台となった分譲マンションから、ある男が落ちてきました。それを追って、ピルグァンの仲間の悪霊ウォンも下りてきます。
ウォンは落下地点にクッションになるものを置いて、何度も男を突き落としているのです。そこに突然、地(タン)が現れました。
悪霊たちは地(タン)を知らないため、不思議そうに光を見つめます。その頃、ソ・ムンとハナはジョクボンに稽古をつけていました。
ジョクボンはふたりに鍛えられてボロボロになります。そのとき、悪霊が地(タン)を通りました。
ハナがそれを察知したため、ジョクボンを除くカウンターたちは全員分譲マンションに向かいます。
ウォンは治癒能力を持つため、モタクの怪力をもってしても倒すのが困難です。ウォンを最初に見つけたハナも、立てない状態にさせられました。
ふたりが追い込まれたとき――強い地(タン)と共にソ・ムンが現れました。悪霊は地(タン)の中で力が弱まります。
ウォンはモタクを危機的状況に追い込むことでソ・ムンの注意をそらし、逃げ出しました。
ゲーリーがウォンを心配する一方、ピルグァンは興味深そうにカウンターとの戦いを眺めているのでした。
パク・ソンウクの記憶
ウォンの記憶を読んだハナは、ピルグァンたちがミンジと関わっていたことを知ります。
監視カメラに映っていたのは分譲詐欺をしたパク氏だけでした。ミンジを殺したのも、そのパク氏とされています。
パク氏の記憶を読むため、ハナとソ・ムンはパク氏の病室に忍び込みました。しかし、パク氏の記憶は変えられています。
パク氏を襲った者の顔が記憶から消されていたため、ソ・ムンが地(タン)を発動させました。
そこでハナは、悪霊たち3人の顔を見ます。そして、ミンジがどうやって命を落としたのかも知りました。
ピルグァンの念力によってナイフを握らされたパク氏は、助けを求めて泣き叫ぶミンジに向かっていきます。
ミンジが妊娠していることを告げると、ピルグァンはわざわざナイフを突き立てる場所を腹部に変えたのです。
カウンターズはピルグァンたちに狙いを定めます。一方、ピルグァンはソ・ムンが地(タン)を呼べることに気付いていました。
翌日、姉貴麺屋にはジュニやダスル幼稚園の園児たちが集まっていました。そこに、ある男がやってきます。
ハナの指示で悪霊たちの似顔絵を書いていたソ・ムンは男が何者なのか気付きます。その男は悪霊の中心人物、ピルグァンなのでした。
『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ2話まとめ
悪霊三人衆がピルグァン、ゲーリー、ウォンだと分かりました。相関図にウォンがいないので、名前が分からなかったんですよね。
2話は分譲詐欺事件を中心に話が進み、ミンジの死をきっかけに大きく動きました。予想はしていましたが、つらいですね……。
ソ・ムンはミンジの夫ジュソクに祖母を救われているため、ジュソクの人生を狂わされた怒りは相当強いと思います。
家族のいないデモ隊のおじさんが怒りのやり場を失って自殺を図ったように、家族を喪ったジュソクが無茶なことをしないか心配です。
そんな中、しれっとジョクボンが新人カウンターになりました。まだまだ役に立たない存在ですが、活躍を期待してます!
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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