Netflixドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ エピソード10ネタバレ感想

Netflixドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチタイトル
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Netflix独占配信の『悪霊狩猟団カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ10話は、悪霊ファン・ピルグァンによってとんでもないことが起きる物語です。

ミヅチ
ミヅチ

あくまで人を人として見て、その心を動かすことで事態を収束させようとするソ・ムンがまぶしいです!

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Netflixドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ10話 情報

日本公開日2023年8月27日
制作国韓国
ジャンルヒューマンドラマ、アクション・アドベンチャー、サスペンス、ファンタジー、エキサイティング
注意書き16+
上映時間1時間2分

『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ10話 主なキャスト・スタッフ

キャスト

ソ・ムン
窿と地上を繋ぐ力を持つカウンター
チョ・ビョンギュ
カ・モタク
怪力の攻撃担当カウンター
ユ・ジュンサン
『還魂』
ト・ハナ
サイコメトリー担当カウンター
キム・セジョン
『社内お見合い』『犯人はお前だ!』
チュ・メオク
治癒担当カウンター
ヨム・ヘラン
『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』『サンガプ屋台』
チェ・ジャンムル
カウンターへの資金提供・事故処理担当
アン・ソクァン
マ・ジュソク
消防士
チン・ソンギュ
『スペース・スウィーパーズ』『サバハ』
ファン・ピルグァン
レベル3の悪霊
カン・ギヨン
ゲーリー・チェ
レベル3の悪霊
キム・ヒアラ
ザ・グローリー~輝かしき復讐~
ナ・ジョクボン
新人カウンター
ユ・インス
『還魂』『良くも、悪くも、だって母親』『今、私たちの学校は…』
ウィゲン
ソ・ムンのパートナー
ムン・スク

スタッフ

プロデューサーユ・ソンドン
脚本キム・セボム
ヨ・ジナ

『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ10話あらすじ

分譲詐欺の首謀者イ・チュンジェへの復讐を心に決めていた元消防隊員のマ・ジュソクは、レベル3の悪霊ファン・ピルグァンと別に行動するようになります。

そこでジュソクに圧倒的な力の差を見せつけられたピルグァンは、しばらく動きを見せなくなります。カウンターズが不安視するほどに……。

そんな中、逮捕されたイ氏が拘置所に護送されることが決まりました。カウンターズで刑事のカ・モタクは警護にあたります。

カウンターズは護送車の周りと拘置所に別れて、復讐しに現れるであろうジュソクを待つことにしたのですが……。

ここから先はネタバレがあります!

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『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ10話ネタバレと感想・考察

マ・ジュソクとファン・ピルグァン

分譲詐欺の関係者に妻子を殺害されたマ・ジュソクは、悪霊の寄主となる以前のことを思い出していました。

しかしそれは、復讐の理由である妻との暮らしではありません。ソ・ムンをはじめとしたカウンターズとの交流の記憶でした。

分譲詐欺の首謀者であるイ・チュンジェを殺すことはもうできません。カウンターズが必死になって逮捕したからです。

復讐をやめると言い出したジュソクに、分譲詐欺の黒幕でありながらジュソクの復讐をあおった悪霊ファン・ピルグァンは怒りをにじませます。

ジュソクは悪霊としてピルグァンをしのぐ力を持っていながら、ピルグァンほどの強い欲は持っていません。

ピルグァンは力を持て余しているジュソクを食らおうと決意します。ソ・ムンがカウンターの力を失ったこともピルグァンの背中を押しました。

イ氏が逮捕されたことでジュソクが復讐を止めるのは予想外でした。法の力よりも命を奪える悪霊の力を信じると思っていたので……。

しかし、カウンターズと過ごした過去を思い出したジュソクは心を取り戻したようですね。

祖母を救われたソ・ムンをはじめ、カウンターズはジュソクと親しく接してきました。それが、ジュソクの凶行を止めるきっかけになったのです。

しかし、ピルグァンにとってこの展開はうれしくないものです。ソ・ムンは力を失い、ジュソクは別の道を行こうとするなんて……。

しかし、ジュソクはさらに強くなっていました。地(タン)を呼び、その力を借りてより攻撃力を上げられるようになっていたのです。

ピルグァンを痛めつけるも殺すことなく、ジュソクはその場を去ります。なぜ力を手に入れたのが自分ではないのかと、ピルグァンはうめいていました。

ソ・ムンと同等の強さを持つピルグァンですが、中国のカウンターから得た力はあまりピルグァンを強化してくれませんでした。

治癒能力を得たウォンや記憶の読み書きができるゲーリーのことも、本心ではうらめしく思っていたのかもしれません。

そんなピルグァンにとって、自分よりも強い念力を持ち、記憶の読み書きどころか地(タン)すら利用できるジュソクはうらやましくてたまらないのでしょう。

そんな中、ジュソクの中にいる悪霊は興奮して震えていました。思い通りにジュソクの体を動かせたことに喜んでいるのでした。

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狙われたイ・チュンジェ

ソ・ムンは復帰するとすぐジュソクについて尋ねました。そこでサイコメトリーのト・ハナは、昨晩見たものを打ち明けます。

ピルグァンがジュソクを殺そうとしたが上手くいかず、ふたりは決裂した――それを知り、単独で動くジュソクを狙おうとカウンターズは考えます。

モタクの予想通り、ピルグァンはジュソクを食らおうとしました。しかし、得意の念力すらジュソクに負け、ふたりの協力関係は終わります。

欲に従って動くだけのピルグァンを狙うよりも、分譲詐欺にだけ集中しているジュソクを狙うほうが動きを予測しやすいとカウンターズは考えました。

しかし、ジュソクの動きを予測しやすいのはピルグァンも同じです。ジュソクが現れるところには、ピルグァンも同時に現れるかもしれません。

ソ・ムンは、昏睡状態になっているときにジュソクが祖母に会っていたことを聞きました。そして祖母に触れ、その当時の記憶を読みます。

ジュソクはソ・ムンの祖母に会い、妻を喪った苦しみを語っていました。涙を浮かべているジュソクを見て、ソ・ムンは考え込みます。

ジャンムル療養センターでは、ジュソクの母が分譲詐欺事件が再捜査される報道を見つめていました。

ジュソクが救ってきた人々は、ジュソクが復讐にとりつかれた状態から解放されてほしいと心から願っているんですよね。

ソ・ムンの祖母は現状を把握できていないと思いますが、ジュソクの苦しみは理解し、そばにいて一緒に遊ぶことでひとときでも救えたらと思っているように見えます。

それでもジュソクは、妻子を殺された苦しみの中から出られずにいます。そして、そこから出る方法は復讐しかないと思い込んでいるのです。

カウンターで刑事のカ・モタクが逮捕されたイ氏の警護につきます。護送されるイ氏の命を守るためです。

イ氏は自分の命を守らせるために、モタクに語りかけます。中卒の自分には巨額の詐欺など考えられない、指導した人物がいるのだと……。

ハナと治癒担当のメオク、悪霊の臭いをかぎ分けられるナ・ジョクボンが護送車の後ろにつきます。

到着地点のチュンジン拘置所にはソ・ムンが控えています。完璧な体制で待ち構える中、護送車が急に妙な動きを始めました。

モタクは必死でハンドルを動かし、大事故を防ぎます。その道路の先には、念力で車を動かしているジュソクが立っていました。

ピルグァンの前では復讐をやめるような言いぶりでしたが、ジュソクの心は決まっていなかったようです。

――というよりも、復讐に関わりない部分ばかりに集中しているピルグァンが邪魔になったのかもしれません。

ジュソクは地(タン)を使え、記憶も読めます。念力の使い方も覚えた今、ピルグァンが必要なくなったというだけかもしれませんね。

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マ・ジュソクの復讐

ジュソクはカウンターズの乗った車を道路わきにぶつけ、護送車を警護していたモタクを吹き飛ばし、警官数人を宙に浮かせます。

そうして護送車の運転席に入ったジュソクは、何も言わずに運転を始めました。イ氏は必死で語りかけますが、ジュソクは顔を向けることすらしません。

ジュソクは安全なところで車内に残った警官を降ろします。そして、イ氏のいる車の後部へと入りました。

命ごいをするイ氏を冷たい目で見下ろしながら、ジュソクは念力を使います。車内にガスが充満し始めました。

ジュソクは妻子を殺したイ氏と復讐を諦められなかった自分のふたりで、すべてを終わらせようと考えたようです。

許されない復讐だということは、ジュソクも自覚していたんですね……。それでも諦めきれないならば、実行と同時に命で償うしかないと……。

モタクはカウンターズの車を道路に戻すと運転席に乗り込みました。ジョクボンが窓から顔を出し、ジュソクの居場所を探ります。

ジュソクがいるのは――亡き妻イ・ミンジが眠る納骨堂のある霊園でした。しかし、ジュソクは知りません。

イ氏が逮捕されたことを報告するため、ジュソクの母は今、納骨堂にいるのです。もし護送車を爆発させたら、ジュソクの母も巻き込まれるかもしれません。

車から追い出された警官が本部に報告をする電話を聞いていたのは、納骨堂から出てきたジュソクの母でした。

ジュソクが母に気を取られている間に、イ氏は護送車の窓を割って逃げ出します。ジュソクはイ氏を追いかけますが、母がその前に立ちはだかりました。

どうしても復讐するつもりなら母を殺してからにしろと言われ、ジュソクは動きを止めます。しかし、ジュソクの中の悪霊がそれを許しません。

ジュソクの意志に反して、ジュソクの手が母の首を絞めていきます。悪霊は自殺を試みるジュソクに怒り、自分の思い通りに動かすことにしたのです。

ジュソクの亡き妻ミンジなら、ジュソクが復讐に命を燃やしていることをうれしいとは思わないでしょう。

それを分かっているジュソクの母は、命をかけてジュソクの前に立ちはだかります。さすがのジュソクも、母には手を上げられませんでした。

しかし、ジュソクの中の悪霊は違います。いまやジュソクの体は悪霊の思いのままに動かせるようになっており、ジュソクは逆らえません。

魂を吸うことで能力を高めたジュソクでしたが、それは同時に、悪霊に肉体という入れ物を与えることになってしまったんですね。

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悪霊に抗うマ・ジュソク

駆けつけてきたソ・ムンが、ジュソクの体を弾き飛ばしました。そして、念力を使うために地(タン)を呼び出します。

しかし、地(タン)の力は悪霊をも強化してしまいます。ソ・ムンに馬乗りになったジュソクは、窓ガラスの破片を振り上げました。

すんでのところでジュソクが意識を取り戻し、ガラスの破片を自分に突き立てます。そこにモタクが現れ、ジュソクは茂みへと逃げて行きました。

ジュソクは悪霊に抗っていました。しかし、すでにレベル3の悪霊と同等、もしくはそれ以上の力を得てしまったジュソクは危険すぎる存在です。

ジュソクは今まで悪霊の力だけを使っており、意識はジュソク自身のものでした。しかし、悪霊はついに意識を乗っ取れるようになりました。

母はもちろん、今まで動けないように痛めつけるくらいしかできなかった相手であるソ・ムンにも、殺意を向けるようになったのです。

復讐のために悪霊の力を借りる――そのくらいの考えだったジュソクにとって、意識を乗っ取られるなんて計算外だったのでしょう。

悪霊の声を聞いてはいけないと何度も言ったソ・ムンのことを思い出しているのではないでしょうか。

モタクは、ソ・ムンがわざとジュソクを逃がしたと考えていました。ソ・ムンはジュソクに対する感情を整理しきれず、頭を抱えます。

孤独に過ごすジュソクは、自分の中の悪霊が力を増し、もう自ら命を絶つことすらできなくなったことを知ります。

そんな中、ハナは疑問を抱えていました。ピルグァンは自らの力を増すために、ソ・ムンやジュソクを狙ったはずです。

しかし、ジュソクが復讐に燃える一方で、ピルグァンは静かにしています。動きを見せないことこそが、奇妙なのです。

もしかしたらピルグァンは、ジュソクの中の悪霊が力を増していることを知り、完全に乗っ取らせてから食らおうと考えているのかもしれません。

復讐に燃えるジュソクはピルグァンの予想外の動きをするため、倒しにくい相手になっています。

しかし、自分と同じように完全に悪霊に乗っ取られてしまえば、ピルグァンにとっては扱いやすい敵になるのかも……。

ソ・ムンは目を覚ましたジュソクの母から話を聞きます。実はジュソクは児童養護施設育ちで、妻となったミンジとはその頃からの付き合いなのです。

ジュソクとミンジはお互いこそが唯一の存在だったのです。しかし今、ミンジはいません。孤独なジュソクは永遠に孤独なままなのです。

ジュソクとミンジは幼い頃から共に生きてきた相手でした。大人になってから出会った仲ではないことが、ジュソクが復讐に燃える理由のひとつかもしれません。

ふたりでひとつのように感じながら生きてきたジュソクにとって、ミンジを喪うことは自分の体の一部が失われるような感覚だったのでしょう。

……なんだか、復讐をとげてほしいと思うようになってきました。

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イ・チュンジェが持つ証拠

取り調べを受けたイ氏は、モタクに意外なことを話します。分譲詐欺の黒幕がピルグァンだという証拠があると言うのです。

2年前、ピルグァンとイ氏はビデオ通話をしていました。イ氏は1200億ウォンをすべて自分のものにすると、ピルグァンに宣言します。

するとイ氏の部下を殺して血まみれのピルグァンは、イ氏を殺すことを予告したのです。ピルグァンを追い詰められる証拠でした。

この動画を提出すれば、ジュソクの復讐対象はイ氏からピルグァンへと移るでしょう。その前に、ジュソクを見つけて召喚しなければいけません。

イ氏は生き延びるためならなんでもできるタイプなんですね。こんなに小心者なのにどうして巨額詐欺の中心人物になれたのか不思議です。

しかし、その気の小ささは証拠を残すというファインプレーにつながりました。ピルグァンにとっては大変な事態です。

そして、カウンターズにとっても望んでいたものであるにも関わらず、時限爆弾のスイッチともなってしまう証拠です。

ジュソクが復讐する相手をピルグァンにしてしまったら、どちらの居場所も探りにくくなってしまうからです。

さらに、どちらが勝っても勝者は相手の力を手に入れることになります。そんな恐ろしい相手は作るべきではありません。

そこでソ・ムンは、ジュソクを説得しようと言い出しました。悪霊に飲み込まれる前に、自ら復讐をやめる決意をさせようと……。

ハナは、地(タン)を使えばジュソクを呼び出せるだろうと考えます。カウンターたちは、その作戦に乗ることにしました。

その夜、イ氏が入院している場所にピルグァンが現れました。イ氏は再び命ごいをします。そんなイ氏を見て、ピルグァンはゆがんだ笑みを浮かべました。

ジュソクの母の寝顔を見届けてから、ソ・ムンは地(タン)を呼びます。そして、ジュソクに呼びかけました。

ジュソクの母が無事なこと、ジュソクに首を絞められた記憶は消しておいたこと、そしてジュソク自身は悪霊になりたくないと思っていること――。

周りの人を遠ざけて生きるのはやめて、ミンジが愛したジュソクに戻ってほしいとソ・ムンは語りかけます。

ジュソク説得作戦が決行される一方で、ピルグァンがイ氏に接触しました。なにか知りたいことでもあったのでしょうか……。

もう金はありませんし、ピルグァンが分譲詐欺の関係者と会う必要はなさそうに感じます。しかし、ピルグァンはわざわざ侵入してきました。

どんな狙いがあるのか分からないというのが一番気持ち悪いですね……。

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復讐が終わるとき

復讐を支える怒りの気持ちが少なくなったことで、悪霊はジュソクに影響を及ぼせなくなりました。

そんな中、イ氏の首を詰めた段ボール箱を持ってピルグァンが放送局のビルに入ります。そこでピルグァンは、分譲詐欺の真実を語ると言いました。

モタクの部下ハヌルの知らせによって、イ氏が病院から消え、監視カメラにピルグァンが映っていたことが分かります。

首を切り取られるまではあっても、さすがにビニール袋に入れて段ボール箱に詰められるとはイ氏も考えていなかったでしょうね。

ジュソクの復讐の邪魔をするためなのか、それとも他に狙いがあるのか……ピルグァンが想定外の行動を始めました。

カウンターズがジュソクの到着を待つ中、ピルグァンの会見が始まりました。そこでピルグァンは、すべてを語ります。

イ氏を殺したこと、分譲詐欺の黒幕であること、そして――ジュソクの妻ミンジを殺したのが自分であることも……。

路上でその会見を見たジュソクの心に、再び怒りが渦巻きました。ジュソクは行き先を変え、ピルグァンのいる放送局へと急ぎます。

ピルグァンは、カウンターズがあくまでジュソクを説得しようと考えるだろうと読んでいたのだと思います。

だからこそ、悪霊を再び目覚めさせる必要があります。カウンターズと仲良くされて召喚されたら、ピルグァンの求める力が失われるからです。

ジュソクにとって大切なのは、分譲詐欺の黒幕であることよりも、妻ミンジを殺した真犯人であることだとピルグァンは理解していました。

そんなピルグァンが張った罠によって、ジュソクはまたしても悪霊に力を与えてしまいます。

大勢の人に囲まれていようが、念力を持つジュソクには関係ありません。ジュソクは念力で人々をどけ、ピルグァンを捕まえました。

そのままピルグァンの首を折ったジュソクは、すぐにピルグァンの魂を吸います。すると、ピルグァンはジュソクの中に入り込みました。

ピルグァンはジュソクの中にいた悪霊を殺し、ジュソクの体を乗っ取ります。そう、ピルグァンの狙いは皆が思っている逆のことだったのです。

カウンターズも視聴者も、ピルグァンの目的を誤解していたと思います。

ピルグァンがジュソクを殺して、その魂を吸うことで自らを強化させようと考えている――と思っていましたよね?

しかし、ジュソクにやりこめられたピルグァンは考えを変えました。むしろ、ジュソクに自らを殺させて魂を吸わせようと……。

強い力を持ったジュソクの体に入り込み、前から存在する悪霊を排除することによって、ジュソクの中にいる唯一の悪霊となる――それがピルグァンの策でした。

ジュソクを器として考えれば、この考えにたどりつけます。だからこそ、カウンターズには思いもしないことだったのです。

カウンターズにとって人はあくまで人ですが、悪霊にとって人は寄主――極論を言えばただの器なんですね。

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『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2:カウンターパンチ10話まとめ

ソ・ムンの復活を知らないピルグァンが何を考えてどう動くのかが語られた回でした。ピルグァンは欲を満たすための思考はすごいものがありますね。

その一方で、殺されたイ・チュンジェは完全に開き直っていました。中卒の自分に巨額詐欺なんて考えられないなんて、プライドがあれば言えません。

ソ・ムンはどうしてもジュソクを救いたいと考え、どんなに危険な存在になっても説得をベースに考えています。

しかし刑事でもあるモタクは、危険な相手は殺してでも止めなければ人々に危害を加えると知っているため、ソ・ムンの甘さに納得していません

そんな中で、ジュソクの心をより深く理解していたピルグァンによってジュソクは乗っ取られてしまいました。光よりも闇のほうが強い力を持っていたんですね……。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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