Netflixドラマ『華燈初上―夜を生きる女たち―』エピソード20ネタバレ感想

Netflixドラマ『華燈初上―夜を生きる女たち―』タイトルS3
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ミヅチ
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こちらにはNetflixで配信中の台湾ドラマ『華燈初上―夜を生きる女たち―』エピソード20のネタバレと感想があります。

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主な登場人物・キャスト

ローズ/ロー・ユノン/羅雨侬(ルビー・リン/林心如)
スー・チンイ/蘇慶儀(シェリル・ヤン/楊謹華)

ジャン・ハン/江翰(リディアン・ヴォーン/鳳小岳)
ホー・ユエン/何予恩(デレック・チャン/張軒睿)
ヘンリー(ワン・ポーチエ/王柏傑)
マー・ティエンホワ/馬大華/ヒノキ(ウォレス・フォ/霍建華)
ルー・パオロン/劉寶龍/ベイビー(ウー・カンレン/呉慷仁)

ハナ/リー・シューホワ/李淑華(エスター・リュウ/劉品言)
アチー/チー・マンル/季满如(シエ・チョンシュアン/謝瓊煖)
アイコ/ワン・アイレン/王愛蓮(パフ・クオ/郭雪芙)
ユリ/黄百合(ニッキー・シエ/謝欣穎)
ヤヤ/林雅文(キャミー・チャン/江宜蓉)
シャオハオ/小豪(フー・ウェイジエ/胡瑋杰)

パン・ウェンチェン/潘文成(トニー・ヤン/楊祐寧)
アタ/阿達/リー・チェンタ/李建達(ジャン・グァンチェン/章廣辰)
コウ・チーハオ/葛志浩(シュウ・ジエカイ/修杰楷)

ここから先はネタバレがあります!

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あらすじ

ローズと元夫ウー・シャオチャンが実子として育ててきた14歳の男の子ズーウェイについて、実父であるチューが親権を主張してきました。

ズーウェイを手放したくないローズでしたが、チューは素直に渡さないなら訴訟だと言うのです。

法廷に持ち込まれれば、ズーウェイは自身が望まれない子だったと知ってしまうため、ローズは泣く泣くズーウェイとの別れを決意しました。

酷い母親を演じてズーウェイから出て行くよう仕掛けるローズでしたが、ズーウェイに全て見抜かれてしまいます

ズーウェイはローズの心配をしながら家を去って行き、ローズは「光」の開店記念日のため着物で店に出ました。

カラオケで歌っている最中に泣き崩れてしまったローズですが、呑み過ぎたせいにしてバックヤードに向かいました。

ズーウェイとローズの強い絆は実母であるスーも割り込めず、それがスーの不可解な言動の理由のひとつだったのでした。

雑誌社で働くホー・ユエンは、恋敵だった元脚本家のジャン・ハンを調べる最中に、ジャンの遺品の録音機を手に入れます

ウェンチェン刑事は捜査を進め、アタ刑事がジャンをひき殺した犯人だと判明しますが、アタ刑事に銃撃されてしまいました

そしてユリは、恋人だったはずのヘンリーが本当に愛していたのは“後ろ盾”コウ・チーハオ検察官だと知ってしまったのでした。

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ミヅチガタリ

ヘンリーの首筋の汗を見ていた理由は「嘘か? 本当か?」ではなく「首筋の汗、堪らないな……」という意味だったんですね。

コウ検察官がやたらと男の本心を見抜いたり、女の気持ちは全く読めなかったりする理由も判明しました。

しかしユリと違ってコウ検察官はヘンリーが何人の女と関係を持っても平気なんですね。そこは凄いです。相手が男なら別かもしれませんが……。

それはそうと、ズーウェイがローズの家を出て行くことになりました。それも、ズーウェイが自主的に出て行ったのです。

同居していたローズ、スー、シャオチャン、ズーウェイの中で、なぜかズーウェイだけが物凄く大人なんですよね。

すぐ怠惰な生活になるローズ、完璧な女を演じられるが本心はぐちゃぐちゃなスー、俺が俺がなシャオチャン……。

こんな大人たちに囲まれていたら、一歩引いて周りを見られる気遣いの人に育つしかないのかもしれませんね。

しかしローズ、やっぱり誰も見捨てられないようで……ママとして見下していたベイビーにも救いの手を差し伸べました

結局「シュガー」からはホステス(という名の売春婦)がいなくなってしまったようです。まあこれは因果応報かな……。

アイコは「シュガー」にいても腕が落ちることなく愛嬌の魔物と化していて、やっぱり凄い子なんだなと思いました。

詳細なネタバレはこの下です!

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華燈初上―夜を生きる女たち― 第20話

ウー・ズーウェイの行方

1975年1月28日、高雄(カオシュン)――生まれたばかりのズーウェイを覗き込み、若きローズと夫ウー・シャオチャンは笑顔でした。

ローズとシャオチャンの指を握り、赤ん坊のズーウェイは無邪気な笑顔を浮かべていました。

そんな幸せな時期もあったと振り返ったローズでしたが、遠い記憶に浸るようなセンチメンタルさは持ち合わせていません。

シャオチャンは、実家とも疎遠になり、ローズの親友であるスー・チンイの生んだ子を息子として育てたことを認めてほしいと訴えます。

ズーウェイの実父であるチューは、裁判で絶対に勝てるという自信を持っていました。しかし裁判はしたくないと思ってもいます。

大金持ちであるチューは、ローズよりもいい環境をズーウェイに用意できると憚りません。

チューも裁判そのものがズーウェイを傷付けるという認識を持っており、1週間以内に結論を出すようローズに迫るのでした。

ローズは悩んでいました。ハナは「母親なら最後まで戦わなきゃ」と言いますが、ローズは真実を明かしたくないのです。

ローズはズーウェイに、チューとスーが愛し合ってできた子がズーウェイなのだと説明していたのです。

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自問

コウ・チーハオ検察官の用意した証言者は、逃走中のパン・ウェンチェン刑事の仲間だと証言します。

女性刑事チャオジュは証言に違和感を覚えますが、コウ検察官が巧妙にロジックを組み立てていきます。

言い負かされたチャオジュ刑事でしたが、納得はしていませんでした。そんなチャオジュ刑事の前に、ウェンチェン刑事が現れます。

大学にいたホー・ユエンは、元同級生のアイコ――ワン・アイレンが大学にいることに気付き声をかけます。

アイコは自分の行く先が見えず、ユエンに話を聞いてほしいと思ったようでした。

経験から生まれた感情が人を“ゴール”へと導いていくのだと、ユエンはアイコに語りかけます。

ユエンは、スーに抱いた激しい恋愛感情を通じて、自分の性格を知ることができたと語ります。

ユエンが雑誌社に勤めるようになったのは、自身が物事を曖昧にできず、客観的な視点で捉えたいと思う人間だと気付いたからでした。

アイコはまだ自分自身が分かっておらず、自分を理解できているユエンを見て負けた気持ちになるのでした。

今、自分は幸せか――ユエンはスーを喪って以来、そう自問し続けていると語りました。

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ウー・ズーウェイの決断

ユエンの勤める雑誌社では、ローズにまつわる物事が大きく取り上げられていました。

そこでユエンは、ローズの取材をすることを先輩に提案しました。ホワイドボードに書かれた図をじっと見つめて……。

ローズは息子として育ててきたズーウェイに、実父チューの元に行くよう命じました。チューに親権を譲ったのです。

最後だからと苦手な料理を頑張るローズは、その一方でズーウェイが気持ちよく出て行けるよう酷い母親を演じます。

しかしズーウェイは利口な子なので、10年以上一緒に暮らしてきたローズの嘘はすぐ見抜いてしまいます。

それでも、出て行かなければいけない理由があるのだと、真実を告げたくないローズの気持ちを察します。

ズーウェイがローズの家を出る日になりました。ズーウェイは自分のことではなく、怠惰になりがちなローズの心配ばかりしています。

ハナは別れが辛くなるため、自室から出てきませんでした。ローズは精一杯の笑顔でズーウェイを見送ります。

ズーウェイは20歳になったら戻ってくると約束し、ローズとハグしました。そしてチューの乗っている車に向かいます。

ハナが泣き腫らした目でマンションの玄関にやってきました。「ママ」と叫ぶズーウェイを2人で見送ります。

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開店記念日

ズーウェイがローズの前から去って行った日は、偶然にも「光」の開店記念日でした。

着物姿で笑顔を保ち続けるローズでしたが、ズーウェイとの日々が頭に過ってしまい、思わず涙が零れてしまいました。

ママであるローズがバックヤードに籠ってしまいましたが、その代わりに愛嬌たっぷりのアイコがやってきました。

桃色の着物ではしゃぐアイコは、お客さんからも好評です。アイコはまた見習いとして「光」に勤めると決めたのです。

女性刑事チャオジュは、他の刑事たちに見られないように資料をコピーするとファイルにまとめ、アタ刑事のデスクに戻しました。

チャオジュ刑事はすぐにコピーをウェンチェン刑事に渡しに行きます。相手の動きを読むことが、今やるべきことなのです。

開店記念日は何とか成功し、チーママであるアチーは打ち上げをしようと提案します。ローズも参加を決めました。

その頃、閉店した「シュガー」のママであるベイビーは迷惑な客だった小林たちに囲まれていました。

求めたサービスを受けられなかった見返りとして、小林たちはベイビーを「オカマ野郎」と罵りながら下着姿にして電柱に縛り付けたのです。

ローズは、酷い格好にさせられているベイビーを発見して咄嗟に上着をかけると、縄を解き始めるのでした。

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アタ刑事の夢と現実

雅釣(ヤージュン)児童養護院の院長は、亡きジャン・ハンが発表した作品を全てファイリングしていました。

大学生ホー・ユエンは想いを寄せていたスーが愛した男ジャンがどんな人物か知ろうと思ったのです。

ジャンに関する物の中には、警察署から返却された録音機もありました。ジャンはアイディアを録音して残していたのです。

その頃、ウェンチェン刑事はアタ刑事のファイルの中に請求書を見つけていました。それはジャンがひき逃げされた4日後のものでした。

1985年7月3日、中山(ジョンシャン)警察署――アタ刑事が新人だった頃、ウェンチェン刑事は共に銃撃戦で戦いました。

アタ刑事はウェンチェン刑事から出た血を見て焦り、突然現れた若い犯罪者に驚き、散々でしたが怪我ひとつせずに済みました。

アタ刑事は「警官になって悪党を捕まえるのが夢だった」と語りました。ウェンチェン刑事はそれを気に入り、自分の班に入れたのでした。

盛祥(ションシャン)自動車修理工場に向かったアタ刑事は、ジャンをひいた車が処分されているかを確かめます。

すると車はそのまま残されており、運転席からウェンチェン刑事が降りてきました。しかもそれは、盗難車でした。

アタ刑事は、ウェンチェン刑事に銃口を向けます。誰でも地位と金がほしいんだと叫び、発砲するのでした。

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ヘンリーの真実

ホストで彼氏のヘンリーの家に合鍵で入った「光」のホステスであるユリは、男2人の声が聞こえて咄嗟に靴を持ち身を隠します。

すると、ヘンリーが“後ろ盾”であるコウ検察官と体を寄せ合いながら部屋に入ってきました。

ヘンリーとコウ検察官は恋人同士だったのです。ヘンリーは何人もの女に合鍵を渡していましたが、その全てが“仕事”のためでした。

ベッドの下に隠れていたユリは、頭上でヘンリーとコウ検察官が交わるのを聞きながら、静かに涙を流すのでした。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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