こちらには韓国ドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』(原題:『驚異的な噂』)シーズン1エピソード3のネタバレと感想があります。
レベル2~3の悪霊を倒す様子を見学するように言われたムンですが、寄主の殺人の記憶を読み取って、思わず殺しかけてしまいます。
ムンは初めて窿で悪霊が裁かれるところと、喰われた魂が天に昇るところに立ち会います。死神として冷静さを保つ重要さを、ムンは学びました。
モタクはムンの何気ない言葉で、モタクの事件とムンの事故に繋がりがあることに気付きます。そして関係を探るため、警察署へと向かいました。
ムンは学校で、ヒョグに続き先輩たちを倒しました。その頃モタクは、警察の捜査資料が捏造されていることを知ります。
主な登場人物
悪霊狩猟団:カウンターズ 1-3
シンワン石材での凶行
チュ・メオクは、ソ・ムンがまだ力をコントロールできないため、今回は見学に徹するよう忠告します。
ムンが戦いたがると、カ・モタクとト・ハナからも注意されてしまいました。
犯人が石ノミを持っていたとハナから聞いて、シンワン石材へ向かいます。しかし、そこは大きな音が響いていてハナのサイコメトリーが使えません。
ムンとモタクとハナが手分けして寄主と被害者を探す中、寄主は女子中学生とその父親を襲っていました。
その時、ムンは地面が七色に光っていることに気付きます。広範囲に現れる地とは違い、直径10センチほどの小さな光でした。
その近くには、ほんの少し前までバーベキューをしていた跡がありました。ムンは女子中学生の叫びを聞いて、現場に駆けつけます。
殺人の記憶
石材会社は広いため、3人はすぐに集合することができません。ムンが寄主の男を抑えていると、寄主が過去に行った殺人の記憶が見えました。
被害者は、いつも駅前でビラ配りをしている女性が探している人たちでした。それにショックを受けたムンは、寄主を取り逃してしまいます。
寄主は女子中学生を連れて夜の闇に姿を消します。ムンはモタクの指示で5mほどの塔に上り、寄主を見つけます。
モタクは、寄主が倒した大きな石から女子中学生を守っているため動けません。ムンはひとりで寄主と戦うことになりました。
危機一髪となった時、地が現れます。力を増したムンは寄主をはね飛ばし、馬乗りになって殴りつけました。
そのまま殴り続けたら寄主が死んでしまうと、ムンはモタクに止められます。虫の息になった寄主を窿に引き渡す役目は、ムンになりました。
窿に行く悪霊と被害者
ムンが窿へと送った悪霊は、地獄行きの審判を受けました。ウィゲンが開いた地獄の門へと、悪霊が引きずり込まれます。
地獄の亡者たちが悪霊を襲っている頃、殺された2人も窿にやってきていました。ウィゲンとムンは、2人に死を伝えます。
ムンは2人に謝りますが、2人はムンにお礼を言います。そしてムンに伝言を頼むのでした。
モタクとソ・グォン
目を覚ましたムンは、暴走したことをモタクに謝ります。そこで寄主を殺すと、悪霊も食われた魂も天に行けず消滅すると教えられました。
カウンターに必要なのは、怒りや悲しみを制御して仕事をこなすことです。通報を受けてやってきた警察を見たムンは微笑みました。
ムンの両親は、南部警察庁の知能犯捜査隊に所属していました。それを聞いたモタクは、ムンの父親がソ・グォンだと知ります。
殺された2人は、娘への伝言をムンに頼んでいました。ムンは娘さんへ伝言を伝えたいのですが、モタクとメオクに止められます。
やりとりをしながら、モタクは7年前のことを思い出していました。突然目を覚ましたモタクは、記憶を全て失っていたのです。
自分を襲った犯人を捕まえると主張するモタクは、窿の担当者と言い争いになります。その時、ポケットの中に「ソ・グォン」の名刺を見つけました。
幼馴染の友情
ハナは、ムンの交通事故の記憶を読み取ってショックを受けます。その頃、シン・ヒョグは先輩の不良と会っていました。
先輩は就職先を用立ててくれるならと、ムンに復讐することを約束しました。ムンはそんなことも知らず、またいじめっ子を助けます。
それを陰から見ていた幼馴染のイム・ジュヨンとキム・ウンミンは、ムンを問い詰めます。
ジュヨンとウンミンは、ムンが歩けるようになったことを心から喜びます。家族同然に過ごしてきた3人の絆は確かなものでした。
ムンの学校改革
ムンの目の前で気の弱い男の子をいじめていた男子生徒は、より強い先輩たちからいじめられていました。
その先輩とは、ヒョグにムンの復讐をすると言った男子生徒でした。いよいよ自分たちの邪魔をしたからと、先輩たちが動き出します。
ムンは呼び出されました。しかしムンが従わなかったため、先輩は怒ってムンを窓に突っ込みます。
ムンは、自分をつかんでいた先輩の手をねじり上げ、蹴り飛ばしました。覚悟を決めたムンは、学校の皆のためにとボスを倒します。
生徒たちが見守る中、ボス一派がプライドをへし折られました。怒るボスに、ヒョグは汚い手を使うようにとアドバイスします。
モタクとムンの関係
姉貴麺屋でモタクは、ムンの事故について話し始めます。そこでハナは、ムンが事故に遭ったのは2人の男によるものだと話しました。
市長選挙の速報を頼りに、ムンが事故に巻き込まれた日付が分かります。そしてモタクとムンが昏睡に陥った日が同じだと分かりました。
経費担当のジャンムル
そこにカウンターの仲間であるチェ・ジャンムルがやってきました。ムンとジャンムルは、初めて顔を合わせます。
ジャンムルはムンに、ブラックカードを渡します。流通会社の会長であるジャンムルは、カウンター活動のために金を惜しまないのです。
ジョンヨンの捜査資料
モタクはジャンムルの車で、昏睡前の勤務先であるチュンジン警察署に向かいます。そこでムンの名を騙り、モタク自身の資料を借りました。
捜査資料にはモタクに自殺願望があり、ムンの交通事故は飲酒運転が原因だと書いてありました。その捜査担当者は、キム・ジョンヨンという人でした。
モタクは警察署の中で、7年前に襲ってきた犯人ノ・チャンギュを見かけます。しかしチャンギュは何らかの手を使い、疑いを晴らしていました。
モタクは、ジョンヨンの記述がおかしいことを問い詰めます。ジョンヨンが誰かに捏造を指示されたと、モタクは考えているのです。
モタクは、トラックには2人の男が乗っていたはずだと話します。そこでジョンヨンは、初めて自分の捜査に疑問を感じました。
親から子へ伝えたいこと
ムンはハナと一緒に、窿で頼まれた伝言を伝えにきました。ハナはムンと手を握り、もう片方の手を遺された娘さんと繋ぎます。
ハナの口から、亡くなった両親の声が出てきました。両親の死が自分のせいだと責めないでほしい、我慢強い子だからこそ心配だと、両親は語りかけます。
つまらない伝言だとハナは言いますが、ムンは満足していました。「幸せになれ、愛してる」こそ親から子に贈る最大のメッセージだからです。
ムンの試練
その頃、屈辱にまみれた先輩たちはムンに勝つため、ジュヨンとウンミンをさらいました。そしてまた、ムンを呼び出します。
ギランとモタク
7年前、復讐を試みたモタクは、窿の担当者キム・ギランの手でもう一度昏睡状態に陥りました。
カッとなりやすいモタクを抑えられるのは、このギランだけなのでした。
感想
Twitterでの反応
ミヅチガタリ
普段は大人しいのにカッとなると手がつけられないムンをどう制御するのか、先輩たちの腕が問われますね……って、モタクの方が危ないんじゃ?
気を失わせなければ抑えられないほどの危険人物だったモタクですが、7年経つとここまで大人のフリができるようになるんですね。
ギランの調教、いや教育の賜物でしょうか。ウィゲンは静かに見守るタイプなので、ムンのことを抑えられるのか心配です。
しかしムンはカウンター関係なしに強くなっていますね! 鍛えればある程度まで強くなるとは思いますが、ここまでとは……。
ヒョグは卑怯者根性をむき出しにしてムンを脅してきました。市長の息子とはいえ、こんな問題を起こしたら親から激怒されそうですが大丈夫でしょうか?
モタクは過去を探り始めましたね。1話冒頭に出てきたくらいなので、モタクとムンの過去はストーリー全体に影響があるのでしょう。
モタクの事件とムンの事故の謎という太い筋を追いつつ、いじめっ子との対決や、悪霊狩りを見ていくという基本構造が分かった回でしたね。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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