Netflix独占配信の『御手洗家、炎上する』6話は、炎上してしまった後妻・真希子が火消しに躍起になる物語です。
真希子は炎上した事実よりも、炎上させた人への怒りが先にくる人なんですね〜。
Netflixドラマ『御手洗家、炎上する』6話 情報
| 日本公開日 | 2023年7月13日 |
| 制作国 | 日本 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ、ミステリー、サスペンス、社会派、スリリング |
| 注意書き | 13＋ |
| 上映時間 | 49分 |
『御手洗家、炎上する』6話 主なキャスト・スタッフ
キャスト
| 村田 杏子 元・御手洗家の長女 | 永野 芽郁 『クリエイターズ・ファイル GOLD』 |
| 御手洗 希一 真希子の連れ子・長男 | 工藤 阿須加 |
| 御手洗 真二 真希子の連れ子・次男 | 中川 大志 |
| 村田 柚子 元・御手洗家の次女 | 恒松祐里 『今際の国のアリス シーズン2』 |
| クレア 杏子の幼馴染み | 北乃きい |
| 村田 皐月 御手洗家の先妻 | 吉瀬 美智子 |
| 御手洗 治 御手洗病院の院長 | 及川 光博 『桜のような僕の恋人』 |
| 御手洗 真希子 御手洗家の後妻 | 鈴木 京香 |
スタッフ
| 監督 | 神徳幸治 |
| 脚本 | 金子ありさ |
『御手洗家、炎上する』6話あらすじ
後妻の次男・真二は、先妻の次女・柚子を見つけて追いかけます。真二を狙う同級生の葛木七海は不快感をあらわにしていました。
ある秘密によって服飾品を手に入れている七海は、自分と同類でありながら上からものを言う後妻・真希子を敵視します。
真希子はネットの声にうろたえながらも、強気な態度を崩さずにいました。先妻の長女・杏子は、そんな真希子のサポートに徹します。
杏子の幼馴染み・クレアは、13年前に真希子に最も近しい存在だったムジナを見つけられずにいましたが……。
『御手洗家、炎上する』6話ネタバレと感想・考察
柚子と真二
御手洗家の後妻・真希子のマネージャーとなった先妻の長女・杏子は、運転中に妹・柚子と真希子の次男・真二の姿を見かけます。
真二に近付いた理由を知られた柚子は、気まずさから真二を避けました。しかし真二は、柚子の本心を知るために食い下がります。
真二は同級生の葛木七海と出かけていたのですが、ただの友達でデートではないと柚子に話すのでした。
杏子の幼馴染み・クレアは、真希子がかつてセレブのふりをして運営していたmixiのアカウント・エリーゼの新情報をつかみます。
エリーゼのファンコミュニティ管理人・ムジナについては、かつて真希子が隠しファイルにつづった本当の日記にも書かれていました。
真希子がどす黒い気持ちを杏子の母・皐月に向けていたと知り、杏子は驚き立ちつくすのでした。
真二は柚子についていき、ついに皐月の病室にたどり着きます。皐月が全生活史健忘症にかかった姿に、真二はショックを受けました。
幼い頃、学校に行くのが苦手だった真二に皐月は寄り添っていたのです。当時の真二にとって、皐月の優しさはかけがえのないものでした。
皐月の前でいつも強がっている柚子は、真二のように弱みを見せればよかったのかと涙します。
真二は思わず柚子を抱きしめます。そのとき、柚子はジャケットの内ポケットに仕込まれた盗聴器に気付きました。
トラブルメーカー
盗聴器に気付いた柚子は、真二をはねのけました。そして、わざと真二を傷付けるような言葉をぶつけます。
柚子は、御手洗家の地位や財産に未練があるように語ります。そんな会話の中で、真二は柚子と仲良くはできないと悟るのでした。
真二は柚子に誓った通り、人のためになる医者になるために遊びは控えようと考えます。
真二に置いて帰られた七海は、高級寿司店でパパ活をしていました。真二からの謝罪のメッセージに返信しつつ、舌打ちをして……。
ねえ、あなたの人生ちょうだいよ、私に
杏子は、真希子が書き連ねていたどろどろとした心の内を読み進めます。その思いは、貧しさから抜け出そうとする七海と同じものでした。
翌日、体調を崩してしまった真二のために、七海は御手洗家にやってきました。眠り込んだ真二を見て、七海は調度品を見て回ります。
そのとき、2階から物音が聞こえてきました。気になって階段を上った七海の肩をたたいたのは――帰宅した真希子でした。
真二を自室に帰した真希子は、七海と向かい合います。真希子は一瞬で、同類である七海の本性を見抜きました。
七海は去り際に、真二が真希子をよく思っていないこと、真希子の思いは同族嫌悪だろうと笑います。
しかし、そんな付け焼き刃の野心は真希子には通じません。真希子は求められる姿を全力で演じてきた自負があるのです。
vs天使ちゃん
七海のアカウント「♥天使ちゃん♥」に、音声データが投稿されました。御手洗真希子の本性と銘打たれた動画はどんどん拡散されていきます。
ついにトレンドワード5位に真希子の名が乗りました。それは杏子の幼馴染み・クレアや、真希子の長男・希一の目にも触れます。
真希子が発した「お金のためなら何でもする」「インタビューはすべてウソ」という言葉はマスコミからもつつかれるようになりました。
杏子はマネージャーとして炎上を止めるよう命じられます。杏子はすぐに七海へ会いに行きます。
杏子は、七海が建設会社常務とホテルに入った写真を撮っていました。常務の妻は不倫相手を追い込むことで有名な人です。
怒りに震える七海は、杏子にコーヒーをかけられてしまいます。しかし、七海には投稿を消す選択しか残されていないのでした。
服が汚れた杏子を御手洗家に残し、真希子はひとりで出かけます。すると、希一が杏子に料理を作ってくれました。
杏子はその場で、久しぶりに杏子として話をしました。料理を学んで腕を上げた希一のご飯は、杏子の心をほぐしたのでした。
ムジナのブログ
真希子のインスタグラムにダイレクトメールが届きました。相手はフォロワーも投稿もゼロの「mjn_647」です。
中にあったリンクは、とあるブログに繋がっていました。「あの頃のあなたとわたし」という、過去を記したブログです。
そこにつづられていたのは、エリーゼとしてセレブを演じていた真希子と、エリーゼのファンコミュニティ管理人・ムジナの交流でした。
投稿者
ムジナMがついた嘘
暴露します
真希子があせっている頃、杏子の幼馴染み・クレアと妹・柚子もムジナの存在に気付いていました。
真希子が杏子の母・皐月から服飾品を盗むようになったのは、ひとつの投稿がきっかけでした。
盗んだダイヤのイヤリングを載せたら、コメントが10倍になったのです。エリーゼはどんどん大きな存在になっていきました。
エリーゼに会ったムジナは、エリーゼがウソつきだと言われていることに我慢がならず、ファンミーティングを開きました。
一度で終わらせるつもりでしたが、羨望の眼差しは真希子を惑わせます。しかしその一方で、ムジナは違和感を抱えるようになっていました。
mixiのブログに記されているのは皐月の日常ですが、ファンミーティングにいるのは真希子なのです。それが違和感になっていました。
本当のムジナ
真希子は、杏子の妹・柚子がエリーゼのフォロワーと会っていたことを知ります。その頃、柚子は過去の記憶をたどっていました。
火事の日、学校を休んでいた小学生の柚子は真希子を目撃していたのです。それは、いつも通り皐月のものを盗みにきた姿でした。
看護師長・市原は柚子に警告しましたが、間に合いませんでした。柚子は真希子によって、御手洗家に連れて行かれます。
真希子は証拠もないのに御手洗家をかぎ回るなと、柚子を責めます。帰宅した真希子の次男・真二や夫・治はあわてていました。
市原師長と柚子の繋がりは治によってバレてしまい、ムジナのブログも消えてしまいます。柚子は八方塞がりでした。
そこに杏子がやってきます。杏子はマネージャー山内しずかとして振る舞い、ムジナ――綿貫君代に会ったことを話しました。
しかし、君代は家事や介護で忙しくしており、情報にうとくなっていました。ムジナのブログもその反応も、すべてウソだったのです。
仕組んだのは真希子の長男・希一でした。炎上に詳しい希一は、ウソの炎上を作り出したのです。大量に買い込んだアカウントを使って――。
杏子はムジナの居場所を知るために、希一の力を借りて炎上を作りました。杏子の狙い通り、真希子はムジナの住所を教えてくれました。
そしてムジナは、こっそり撮った写真をくれました。13年前、火事が起きた日に真希子がニットカーディガンを着ている写真を――。
真希子は治、真二、市原師長、柚子の全員から疑いの眼差しを向けられます。そんな中、杏子は自分の正体を明かしました。
微笑む杏子を見て後ずさる真希子を、二階から希一が見ていました。不敵な笑みを浮かべて――。
『御手洗家、炎上する』6話まとめ
ついに杏子が自分の正体を明かしました！ 争いを嫌う治でさえも、証拠を見せられ真希子を疑った瞬間のことでした。
柚子に何も説明しなかったのは、柚子がリアルに怖がりうろたえる様が真希子の目を引き、注意をそらせると思ったからかもしれません。
しかし、市原師長も何も言われていなかったようです。片想いをこじらせる真二と同じくらい、柚子を守ろうとしてくれていましたね……。
柚子はみんなが守ってあげたい子なのでしょう。その一方、希一や杏子は自ら武器を取って戦える人です。パーティとしてバランスがいいですね！
ところでパパ活女子の天使ちゃん・葛木七海は、真希子から放免されても、そのうちやらかしちゃいそうな気がします。
本当にいい相手をつかまえられるのは、SNSに一切触れずに育ったプロ彼女だと聞きますし、七海のたどり着ける限界値は低そうですね……。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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