こちらにはNetflixで独占配信中の韓国ドラマ『再婚ゲーム』エピソード4のネタバレと感想があります。
主な登場人物・キャスト
ソ・ヘスン(キム・ヒソン)
イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)
チン・ユヒ(チョン・ユジン)
チャ・ソクジン(パク・フン)
チェ・ユソン(チャ・ジヨン)
あらすじ
ソ・ヘスンは、仮面パーティーの場で夫カン・ナムシクに罪を着せ死に追いやった不倫相手チン・ユヒを糾弾しようとします。
しかし、仮面パーティーに元夫婦が揃っていたことで暴力沙汰になり、参加者たちは散り散りになってしまうのでした。
次期大統領候補に近しい大学教授チャン・ミジンは、超富裕層向けの結婚相談所レックスの代表チェ・ユソンにサポートされています。
ミジンはチェ代表に全幅の信頼を置いているわけではなく、他の女性とのお見合いを進めるチェ代表を信じる強さを身に着けようと努力していました。
ヘスンはチェ代表に過去にユヒが行ったことを伝えますが、法的に問題はないと言われ、復讐するには強さが足りないと暗に言われてしまいます。
スーパーブラックであるイ・ヒョンジュはユヒとのお見合いを決めます。チェ代表は、ユヒはすぐに体の関係を持つだろうと予測しました。
ヒョンジュがユヒと関係を持つ一方、ヘスンは体の関係を迫ってきた見合い相手から逃げるため、元彼のチャ・ソクジンに連絡しました。
ソクジンはヘスンの前から姿を消した時、兄を亡くしていたことを打ち明けます。ヘスンの幸せを願ってきたことも……。
ヘスンは、ユヒが超大金持ちのヒョンジュ狙いだと知りました。そこでユヒはヘスンを引き離そうと仕事の関係を一方的に切ってきます。
しかし大いなる偶然により、ヘスンはヒョンジュの息子ジュノの家庭教師になることが決まるのでした。
ミヅチガタリ
結婚相談所には体目当ての男がゴロゴロいるとは聞きますが、あまりにもあからさまで驚いてしまいました。
やはり美人でスタイルがいいと、そういう男が群がってくるのでしょう。ユヒは利用できる男とならサクっと寝るので、潔いですね。
しかし、簡単に体を許す女は信用ならないと考える男がいるのも事実です。ヒョンジュの気持ちがどう動くか、楽しみですね!
信じられないくらい一途なソクジン……金持ちでも自分は不幸せだ。その不幸せにヘスンを巻き込んではいけない、と考えたのでしょう。
ソクジンにとってヘスンと再会できたのは喜びでもあり、痛みでもあったんですね。ヘスンは幸せな結婚生活を送っていると信じていたでしょうから……。
ユヒによって幸せだった家庭を壊されたと知って、ソクジンは一瞬顔を引きつらせていたように見えました。
しかし、あれほど積極的なセクシー美女に迫られても全くブレずに元彼女のヘスンを追いかけ続けるソクジン……むしろちょっと怖いかも?
ヒョンジュは今のところ、ミジンとユヒとヘスンについてあまり差をつけていないように思えました。
もちろん子持ちのヘスンは不利ですし、家柄の劣るユヒとの結婚まで考えているかどうかは分かりません。
子持ちバツイチにとって再婚相手の要素で一番大切なのは子どもとの相性とも言われますし、もしかしたら一番有利なのは……ヘスン!?
再婚ゲーム エピソード4
ユヒの失敗
仮面パーティーにて、知の女神アテナの名を与えられたソ・ヘスンが仮面を外して語り始めました。
「今夜は特別な理由がありここに来ました。私が経験したある事実を伝えるため……そして、私から全てを奪った女のことも……その女とは……」
その時、女性の怒声が聞こえました。元夫婦が仮面パーティーで顔を合わせてしまったのです。
“ポセイドン”は、“セレネ”――キム・ビンの不倫が原因で離婚することになったと怒りを露わにします。
しかし両者ともに不倫はしていたようで、泥沼の争いに発展しそうです。その騒動に紛れて、チン・ユヒは逃げ出しました。
ポセイドンが他の参加者に暴力を振るったことで、参加者たちは散り散りに逃げていってしまうのでした。
ヘスンが静かになった会場で呆然としていると、そこに超富裕層向けの結婚相談所レックスの代表チェ・ユソンが現れました。
「明日、お茶でもいかが? 私のオフィスで」
会場の外に出たユヒは、自分が必死にアピールしていた相手がスーパーブラックであるイ・ヒョンジュではなかったと知ります。
“ゼウス”がヒョンジュだと聞いていたユヒは、怒りを滲ませます。ヒョンジュはユヒを一瞥して去っていってしまったのでした。
ジュノの心の傷
元夫婦であることを見抜けずに、初婚という嘘に騙されたコンシェルジュはチェ代表から首にされました。
ユヒは、担当コンシェルジュのキム・ジソンからヘスンがチェ代表から呼ばれたと聞き出し、乾いた笑いを浮かべるのでした。
“エロス”は騒ぎのせいで“セレネ”を逃したことを後悔します。“ディオニュソス”は“アフロディテ”が係争中の相手弁護士だったとへこみます。
悪友たちが女性選びに積極的な中、ヒョンジュは積極的な“ヘラ”――チャン・ミジンにするのかと問われ、曖昧な返事をするのでした。
チャ・ソクジンは仮面パーティーで元彼女ヘスンと再会し、学生時代の別れについて責められたことで心を乱されていました。
ヒョンジュの息子ジュノは、過去の出来事を思い返していました。母は寂しさを理由に不倫し、その結果離婚を言い渡されたのです。
母は父ヒョンジュに謝りましたが、受け入れられませんでした。家を空けてばかりいたヒョンジュに反抗して出て行ったのです。
ジュノは、母が不倫していたことも知っています。今でも男を求め続ける癖があることも、よく分かっています。
ヒョンジュの母は、孫ジュノが実の母の行動に胸を痛めていると知り、早く新しい母親を迎えようと考えるのでした。
誰の味方か
“ヘルメス”であるヒョンジュが選んだのは“アテナ”であるヘスンでした。意外な結果にベテランのコンシェルジュも驚きます。
しかしコンシェルジュの予想に反し、入れ替わりを知っているチャン・ミジンは“ヘルメス”を選びませんでした。
それは、チェ代表からヘルメスを選ばないように指示されていたからです。それが信頼されるためだと、助言されたのです。
なお、“ゼウス”であるソクジンと“ヘラ”であるミジンは同じ大学で働く教授同士です。ソクジンは、ミジンの意外な姿に驚くのでした。
その頃、ヘスンはレックスにあるチェ代表の部屋に通されていました。二人きりの場で、ヘスンは口を開きます。
ユヒが亡き夫カン・ナムシクを偽りの愛によって陥れ、横領と性的暴行の罪を着せたことをありのままに話したのです。
ヘスンは、ナムシクが自ら命を絶ったと話しました。しかし、チェ代表はユヒに法的な問題は無いと断言します。
「ソさん、強くなるのです。どんな手段を使っても、全世界を従わせるほど強く……それが本当の復讐。違いますか?」
チェ代表は、ユヒを除名しないと明言しました。たとえ除名したとしても、また別の結婚相談所に行くだけだとも語ります。
ヘスンにできることは、もうありませんでした。ただ、ユヒへの復讐を諦めることもまた、ありませんでした。
ヘルメスが選ぶ人
「言ったでしょ。いくら私を脅そうが、付きまとおうが、周りは私の味方なの」
「だとしても確かなことが一つある。あなたが何をしようと私を排除できない。どちらかが死ぬまで離れられない」
ヘスンがどんなに強気に出ても、ユヒにはどこ吹く風でした。チェ代表に裏切られたと知ってもなお、ユヒは態度を変えません。
ユヒは“ヘルメス”――ヒョンジュを選んでいました。そして、チェ代表に再び手を貸してほしいと頼んだのです。
ヒョンジュが“アテナ”――ヘスンに固執するのではないかと、ミジンは心配しています。
「ご心配なく。20年の経験から言って、高ランクの方は子持ちと知ると敬遠します」
ベテランのコンシェルジュは、自らがヘスンの担当でありながらも、ミジンにヘスンが選ばれるはずがないと語るのでした。
その頃、チェ代表はヒョンジュに会いに行っていました。ヒョンジュは“アテナ”が自分を選んでいないと知らされます。
「年齢は同じ41歳ですが、子どもが一人。ですが社長を選んだ方が一人います」
ヒョンジュは、“ヘラ”――ミジンも自分を選んでいないと知り少し落ち込みます。そして“アフロディテ”――ユヒから選ばれたことに驚きます。
「35歳で初婚。大企業の法務チームの弁護士です。中流のロースクールを卒業、両親は離婚。母親はベーカリーを経営。完璧な条件ではありません」
チェ代表は、ヒョンジュが“アテナ”や“アフロディテ”を選ばないように画策しました。
しかしヒョンジュは“アフロディテ”に会うと決めます。それに続き、意外なことを言い出しました。
「会いたい人がいる。一番印象に残ってる人……ゼウスだ」
選択肢
大学に出勤したヘスンを、ソクジンが待っていました。ソクジンは、ヘスンが夫と死別していたことを知らなかったのです。
ヘスンが特任教授と塾講師で稼いでいると聞き、ソクジンは即座に援助を申し出ようとしますが、すぐに断られてしまいました。
「大きなお世話だけど、やめた方がいい。あの女が、夫を死に追いやった」
ずっと“アフロディテ”――ユヒと一緒にいたソクジンを、ヘスンは心配していました。ヘスンの言葉に、ソクジンは驚きます。
父であるチャ会長と、父の愛人であり今は妻として振る舞うチェ代表と、ソクジンは夕食を共にしました。
チャ会長は息子ソクジンはモテて当然と思っており、ソクジンを選んだのは子持ち女性たった一人と知り憤慨します。
「ヘルメスさんが連絡先を知りたいと。お会いしたいそうです。――彼はハイブルのイ社長です」
ヒョンジュの意思を汲みつつ、チェ代表は裏でミジンを選ぶよう緻密に計画を立てていました。
「最も重要なのは、完璧に振る舞い、真の自分を見せないこと。それが鍵です」
結婚は惚れた腫れたで決めるものではありません。より慎重を期す再婚となれば、多くの人と出会うことが重要だとチェ代表は語りました。
二組の男女
『せっかくだから一度会ってみては? 結婚は意識せず、お友達という形で……』
ヘスンは歯科医の男性に気に入られ、お見合いをすることになりました。同じ頃、ユヒはヒョンジュとお見合いを始めます。
チェ代表は、ユヒが一晩の内にヒョンジュと枕を交わすと予測していました。ユヒは必ずそうするだろうと……。
ユヒは食事をしながら、ヒョンジュの会社のゲームに給料を全額注ぎ込んでいたと恥ずかしそうに笑いました。
ヘスンは素直に子どもがいると明かし、相手の歯科医も子どもが二人いると打ち明けてくれます。
しかし、ヘスンの意見を聞かずに歯科医はスカイラウンジに向かいます。断られても強引に決める姿に、ヘスンは不安を覚えるのでした。
ミジンはというと、ヒョンジュとユヒが食事をしていると知り不安になっていました。そんなミジンに、母コ・エランが語ります。
「あなた次第よ。あなたに力があれば、人を信用できる。裏切られるのは、力がないから」
かつてサンゴングループに裏切られたことも力がなかったから故の出来事だと、エランは考えていました。
その頃ヘスンは、歯科医にホテルの部屋へと連れ込まれそうになっていました。ヘスンは歯科医に嫌気が差し、その場から逃げ出しました。
ヘスンからSOSを受け取ったソクジンは、夜中にも関わらず自宅を飛び出します。チェ代表は、そんなソクジンの姿に驚くのでした。
ソクジンの本心
ユヒとヒョンジュが会話を弾ませる中、必死で逃げ出したヘスンはソクジンと合流していました。
ソクジンは、そこで初めてヘスンがレックスに入会している理由が、ユヒへの復讐のためだと知ります。
すぐに帰宅しようとしたヘスンですが、ソクジンに呼び止められてスカイラウンジへと向かいました。
同じ頃、食事を終えたヒョンジュはユヒをスカイラウンジへと誘っていました。そこに二人がいるとも知らずに……。
「実を言うと、父は母に暴力を振るってた。随分昔の話だ。幼い頃から、兄は母をかばい殴られてた。強くもないのに」
チャ会長は、令嬢と結婚した平凡な男性だったのです。ある日、ゴルフクラブで母を殴ろうとした父に、ソクジンの兄は殴りかかりました。
殺すほどの勢いで父を殴りつけたソクジンの兄は、その勢いのまま家を飛び出し、酔ったまま事故死したのです。
ソクジンは今まで、ヘスンに兄のことを話していませんでした。あの時――ヘスンの前からソクジンが姿を消した時のことを……。
「あの時は、別れることが君のためだと。結婚したと聞いてホッとしたんだ。だから……幸せを願ってた」
ユヒの成功
ソクジンは、大学が新規開設する経営者向けコースの講師にヘスンを推薦したいと話します。
そんな時ふと、ヘスンの耳にユヒの楽しそうな笑い声が聞こえてきました。そこには、ユヒとヒョンジュがいました。
ヘスンは、ソクジンとヒョンジュの仮の名が入れ替えられていたこと、そのためにユヒがソクジンに付きまとっていたことを知ります。
そして、ユヒの本当の標的はハイブル社長のヒョンジュであることも……しかし、次の瞬間には、二人の姿は消えていたのでした。
ユヒの狙い通り、その夜の内にユヒとヒョンジュは男女の仲になりました。ヘスンとソクジンは、それぞれ自宅に戻ります。
翌朝、チェ代表はヒョンジュが再びユヒに会いたがっていることを知ります。狙いが外れたにも関わらず、チェ代表は微笑みを浮かべていました。
ヘスンはというと、ヒョンジュと上手くいっていることでユヒが手の平を返したため、窮地に立たされていました。
ユヒと共同で進めているプロジェクトから一方的に外されたヘスンは、学生たちは、奨学金はどうなるんだと怒るのでした。
神のみぞ知る
ヒョンジュは米国最大のゲーム会社アクションブリッツを買収する計画を社員に話しますが、全員から目を逸らされてしまいました。
野心の強い友人からの誘いで、ヒョンジュ自身も勝機があると思っているのですが、役員を説得するのは難しそうです。
長年の友人である社長同士で進めている計画がどうなるか、それは同じく友人である弁護士の腕にかかっています。
ヘスンはというと――上司からの頼みで、ヒョンジュの息子ジュノの家庭教師になっていました。
ユヒへの復讐の手立てがなくなったと思っていたら、降って湧いたチャンスでヒョンジュに近付くことができたのです。
自宅から出てくるヘスンを見たヒョンジュは、しばらく時間を置いてから仮面パーティーのことを思い出すのでした。
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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