Netflixドラマ『捜索者の血』エピソード1ネタバレ感想

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Netflix独占配信ドラマ『捜索者の血』エピソード1は、息子殺害の濡れ衣を着せられた終身刑の男が死んだはずの息子を探し始める物語です。

ミヅチ
ミヅチ

1話で主人公よりも目立つ見せ場を用意される人物がいるとは……!

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Netflixドラマ『捜索者の血』エピソード1情報

日本公開日2026年6月18日
制作国アメリカ
ジャンル本が原作、ミステリー、犯罪、サスペンス
注意書き16+
暴力、言葉づかい
上映時間47分

『捜索者の血』エピソード1主なスタッフ

スタッフ

製作総指揮ロバート・ハル
原作ハーラン・コーベン
『I Will Find You』
監督ブラッド・アンダーソン
脚本ロバート・ハル

『捜索者の血』エピソード1」あらすじ

デヴィッドは、息子 マシューを殺害した罪で終身刑となり、ブリッグズ刑務所の独居房で5年を過ごしていました。デヴィッドは殺人犯ではありませんが、自分にも罪があると考えています。

妻 シェリルとは離婚しており、シェリルは再婚して新しい人生を歩んでいます。義理の妹だったレイチェルとも、面会はせずに過ごしていました。

ある日、突然にレイチェルが面会にやってきます。そこで知らされたのは、死んだはずのマシューが友人の家族写真に写り込んでいたという驚きの事実でした。

マシューが生きているかもしれない……それをデヴィッドが知ってから、デヴィッドの周りでは不可解なことが次々と起こるようになります。

ここから先はネタバレがあります!

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ミヅチガタリ

デヴィッドは、実の息子 マシューを殺した犯人として裁かれました。身に覚えのない殺人犯という判決が下されたというのに、まったく抗う気がありません。

そのことについて、デヴィッドは「息子を殺人犯から守れなかった自分にも罪がある」と考えていましたが、これもまた不思議だなと思うのです。

元妻 シェリルは医者です。夜中に勤務することもあるでしょう。そういったタイミングでは、家の中にデヴィッドとマシューとの二人きりになることも有り得ます。

そういう状況だったのだとすると、犯人はデヴィッドたち三人家族の生活をよく知っていたと考えられます。かなり近しい人物か、警察などの個人情報を入手できる組織が関わっているのでしょう。

デヴィッドが有罪になるよう嘘の証言をした隣人 ヒルデは名を変え、身を隠しています。現在進行形で買収されているウェッソン刑務官は、殺人まで犯そうとしていました。

そんなことまで命じられて、なおかつ指示に応じた金額を用意できる人物・組織が裏にいると考えると――デヴィッドは危険な捜査に乗り出したことになります。

事件を裏から操っている人物・組織がいることは分かりました。けれども、その核となっている<なぜマシュー殺害事件が起きたのか>というのは謎のままです。

マシューは死んだことにならないといけない。その犯人は実の父であるデヴィッドでなければいけない。そのことには、必ず意味があると考えられます。

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『捜索者の血』エピソード1ネタバレと感想・考察

アンダーラインが引いてある役名をタップすると、キャストと簡単な役柄紹介が表示されます。

レイチェルの来訪

デヴィッド・バロウズとシェリル・ドリーソンとの間には、右頬に赤いあざのある息子 マシューがいました。3人で暮らしていた頃の幸福な夢から覚め、デヴィッドは体を起こします。

デヴィッドは、息子殺害の罪で終身刑に服していました。その生活も5年目となりましたが、本当のところ、デヴィッドは殺人犯ではありません。

けれどもデヴィッドは、父ひとり子ひとりで暮らす中、マシューを守れなかった罪として終身刑を受け入れていました。そしてデヴィッドは今、自我を失いつつあります。

裁判には妻 シェリルと、その妹 レイチェル・ミルズも足を運んでいました。すべての面会を拒絶しているデヴィッドは、家族とは特に顔を合わせる気はありません。

『捜索者の血』レイチェル・ミルズ

引用:『捜索者の血』予告編 – Netflix

そんな暮らしが、変わる日がやってきました。メイン州ブリッグズ刑務所の独居房9号室にいたデヴィッドは、レイチェルがやってきたことを刑務官に告げられます。

なかば強制的に面会にやってきたデヴィッドを、レイチェルは複雑な表情で出迎えました。レイチェルは、シェリルに内緒で面会に来たそうです。

「アイリーンっていう大学時代の友達が、2週間前に遊園地での写真を投稿した。その1枚よ。よく見て。――気付いた?」

家族写真の隅に写り込んでいたのは、亡きマシューと同じく右頬に赤いあざのある男の子でした。レイチェルは、マシューが生きているのではと考えているのです。

面会時間が終わりとなり、デヴィッドは元妻 シェリルにも写真のことを伝えるようレイチェルに伝えました。レイチェルは視線を落とし、そのまま二人は別れたのでした。

まず整理したいのは、デヴィッドは息子 マシューの死を確信しています。その理由は、マシューの遺体に触れ、その死を確認したためだそうです。

一方、デヴィッドの元義妹 レイチェルはマシューの生存を疑っています。写真に写り込んだ男の子のあざは少し小さいのですが、成長と共にサイズが変わったと考えているようです。

私自身、生まれつきのあざを持っているのですが、児童の頃と比べて第二次性徴後はあざが小さくなったように感じられます。

あざ自体の大きさは成長と共に大きくなっているのですが、体のほうがより大きくなっているため、そう感じるのかもしれません。

レイチェルは、マシューの生存を信じたいのだと思います。そのため、少々強引にでも「これはマシューだ」と思い込もうとしているように見えます。

デヴィッドは戸惑っていますが、もしマシューが生きているのだとしたら……と考えているようです。もしそうならば、何かしらの陰謀に巻き込まれている可能性があります。

すべてを諦めて生きていたデヴィッドが、ここで一念発起するわけですね。

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バロウズ家にて

デヴィッドは刑務所の所長に会いたいと願い出ました。するとウェッソン刑務官は暴力を振るい、デヴィッドを黙らせます。

『バロウズに面会者あり』

デヴィッドを懲罰房に入れたあと、ウェッソン刑務官は何者かにメールを送りました。デヴィッドは、写真にいたマシューらしき男の子のことを何度も思い出しています。

そこに、刑務所所長 フィリップ・マッケンジーから呼び出しがありました。フィリップ所長は、デヴィッドの疑問を一刀両断します。

「お前の裁判に出たが、遺体のDNAはマシューと一致してた」

写真を見せにきたレイチェルはグローブ紙の記者として、何かつかんだのかもしれません。その問いに対しても、フィリップ所長は否定しました。

レイチェルは数年前に記者をクビになっているのです。フィリップ所長は、デヴィッドの父の親友として、デヴィッドの面倒を見ると約束していると語りました。

フィリップ所長が何を言っても、デヴィッドは頑として意見を変えません。諦めたフィリップ所長は、ボストンにいるデヴィッドの親類たちに会うことにしました。

ボストンに着いたフィリップ所長は、デヴィッドの叔母 ソフィと、父 レニーとに再会します。フィリップ所長は、デヴィッドの主張は信じられるとレニーに話しました。

当時、刑事だったレニーは、息子 デヴィッドを容疑者として徹底的に捜査したのです。レニーはデヴィッドが犯人だと確信しており、話を聞き入れるつもりはありません。

フィリップ所長に同行したのは、その息子 アダムです。二人がバロウズ家を訪れて話している様を、何者かがじっと見つめていました。

デヴィッドに暴力を振るったウェッソン刑務官が連絡した先は、二つ候補があります。ひとつは、デヴィッドを見守るフィリップ所長です。

しかし、親友の息子であるデヴィッドの面倒を見ているフィリップ所長が、デヴィッドが不当な暴力を受けることを望むかというと、微妙なところです。

一方で、親友が息子を殺人犯として捜査することになり、その結果として終身刑が下されたことを思えば……親友が再び傷付くことのないよう、徹底的に管理することも考えられます。

そして連絡先の候補のもうひとつは、フィリップ所長たちを見張っていた何者かです。事件に関する再捜査が始まったのではないかと、警戒しているようにも見えました。

また、気になったのは、フィリップ所長の息子であり、デヴィッドの友でもあるアダムの反応です。元義妹 レイチェルがデヴィッドの面会に来たと聞き、面食らっていました。

そういえば、デヴィッド自身も「レイチェルが過去を蒸し返すことはない」などと漏らしています。レイチェルには、何か<蒸し返してもいいような過去>があるようです。

姉夫婦の子供について妙に食いついてくる理由は、元記者であるからということだけでなく、ほかにも理由があるのかもしれませんね。

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策略の中で

その夜、ある刑務官がデヴィッドに捜査資料を渡してきました。裁判で語られた通り、事件当夜に侵入の痕跡や指紋はなかったようです。

また、デヴィッドに夜驚症があったことが犯人となる決め手とされました。マシューの遺体は見て分からないほどに傷付けられていましたが、DNAでマシューだと判明しています。

森で発見されたバットが凶器と断定されました。デヴィッドの隣人女性 ヒルデ・ウィンズロウは、デヴィッドが夜中に森で遺体を埋めていたと証言します。

レイチェルは、ニューイングランド地方での新聞社にすべて落ちていました。過去の件で不合格続きになっているレイチェルのことを、姉 シェリルは心配しています。

女の子を妊娠中のシェリルは、お腹の中の子を亡き息子 マシューの代わりにはしないと誓っていました。そんなシェリルに、マシュー生存の疑いについて話すことは、レイチェルにはできません。

レイチェルが大学で講義を終えたあと、デヴィッドから連絡が入りました。二人は、情報共有のため面会の約束を取り付けます。

『サムナーとバロウズを作業班に』

メールで指示を受けたウェッソン刑務官は、言われた通りにしました。連続殺人犯 ロス・サムナーは、不自然なほど上機嫌にデヴィッドに話しかけてきます。

「アマースト大学出身だろ? 俺はウィリアムズ大学だ。お互いリトル・アイビーの出身だ」

ロスは11人を殺し、冷凍庫に6人、ペントハウスに二人の遺体を入れていたことで、刑務官たちから警戒されている囚人です。そのロスは、息子殺しの感覚を知りたいと笑顔を浮かべました。

<夜驚症>とは、本人が目覚めていないのにも関わらず、目覚めているかのように起き上がったり叫んだりする症状のことです。暴れることもあります。

ノンレム睡眠――いわゆる深い眠りに入っている状態のときに起こります。そのため、周りの人からの呼びかけに応じることはないそうです。

検事は、デヴィッドが夜驚症の症状が出ている間に犯行をしていたため、本人に記憶がないのだろうと判断したようですね。

証人として隣人 ヒルデが、デヴィッドの奇行について語っていました。それがデヴィッドの症状の裏付けとして強く働いたと考えられます。

気になるのは、マシューの遺体は発見されていないようだということです。ベッドにあったのは血液のみで、マシュー本人と認識できるものはなかったと語られていました。

それでも森から遺体が発見されれば、遺体が手がかりとなっているはずです。しかし、それもありませんでした。出てきたのはバットのみで、遺体の話は出てきませんでした。

レイチェルやデヴィッド、そしてフィリップ所長までもが<マシュー生存説>を信じてしまうのは<マシューの遺体が発見されていない>という状況あってのことでしょう。

また、ウェッソン刑務官が連絡を取っていた相手は、フィリップ所長ではなさそうです。ロスを近付けて問題を起こさせ、レイチェルとの面会ができなくなるようにと考えているようです。

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ここから、

デヴィッドは、怒りをこらえてロスをやり過ごしました。けれども、ロスはそのやりかたが気に入らなかったようです。不意を突き、デヴィッドに襲いかかりました。

デヴィッドは後ろから首を絞められる中、亡きマシューのことを思い出していました。生きる気力を取り戻したデヴィッドは、ロスに馬乗りになって散々に殴りつけます。

「サムナーは隔離区画にいるはずだが? ……なぜすぐに止めなかった?」

ウェッソン刑務官は、デヴィッドの肩を持つフィリップ所長に抗いました。刑務官自身の安全を優先したためだと言われ、フィリップ所長は引き下がります。

デヴィッドは傷だらけの顔のまま、レイチェルとの面会に現れました。疑い深くなっているデヴィッドは、レイチェルが記者として復活するためにネタ探しをしているのではと問います。

「起きたことは取り返しがつかない。どんなに願っても過去は変えられない。でも、マシューが生きてるなら、今からやり直せる。だから来た」

デヴィッドは、レイチェルを信じて共に捜査することを決めました。まずは、マシューと似ている失踪者がいないかを探ります。

検視官の改ざんも疑われますが、それよりも証言者 ヒルデの件が気にかかりました。ヒルデは判決を有罪へと傾かせるために、何者かの依頼を受けていると思われます。

レイチェルは元上司で友人のジム・ドハーティに人探しを頼んだのち、ブリッグズ・モーター・ロッジへと向かいました。捜査に打ち込むため、刑務所近くに住むことにしたのです。

それを知った姉 シェリルは、静かな怒りをぶつけてきました。まったく話を聞いてもらえないまま、レイチェルは電話を切られてしまうのでした。

やはり、ウェッソン刑務官は、どこか別の場所にいる人物から指示を受けていたんですね。そして、その人物は警察や検察と関わる組織に属している人物だと思われます。

現在、どこの刑務所にどの囚人がいるかという情報は、一般人にはそう簡単には手に入りません。正確に把握できているのは、指示を出している人物が関係者だからでしょう。

この件によって、フィリップ所長は<ブリッグズ刑務所はデヴィッドにとって安全な場所ではない>と知ったことと思います。

指示を出している人物は、いざとなったらデヴィッドを始末しても構わないと考えています。そんな中に無防備なデヴィッドを置いておくのは、むしろ危険です。

どんどんと<マシュー生存説>が濃厚になっていく中、気になるのは<なぜマシューを死んだことにしたかったのか>です。

ただ誘拐するだけでは意味がなかったのだろうと、デヴィッドとレイチェルとは考えていました。死んだことにして、なおかつ、その犯人をデヴィッドにする必要があったのです。

本人が死に、その血縁者が犯人となることで大きく変わることというと――財産分与ですね。

刑事ドラマなどでちょくちょく取り上げられますが……遺産を受け取るために財産を持つ人を害した場合は、その犯人は遺産を受け取ることができなくなります。

そうは言っても――今回は犠牲者が息子で、犯人が父親です。一般的には逆になるものなので、別の理由があるのかもしれません。

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受け入れがたい真実

その夜、デヴィッドは急に起こされて医務室へと向かわされました。様々なことに違和感を覚えながら、デヴィッドは言われるがままに独居房を出ます。

デヴィッドの背後で、ウェッソン刑務官がナイフを構えました。デヴィッドは手錠をはめられたまま、必死で対抗します。

「カネを受け取ったから仕方ないんだ」

デヴィッドは、誰が自分を狙っているのかを聞き出そうとしました。けれども、急に背後に現れた別の刑務官に殴られ、デヴィッドは気を失ってしまうのでした。

レストランにいたレイチェルに電話がありました。友人のジム編集長が、ヒルデの件を調べてくれたのです。

『ヒルデ・ウィンズロウは名前を変えてた。今はハリエット・ウィンチェスター』

2021年の11月――デヴィッドが刑務所に入った一月後に、ヒルデは改名し家を売り、行方をくらませていました。ニューヨークに私書箱を置き、現在の住所をひた隠しにしています。

目を覚ましたデヴィッドは、隔離区画に送られることとなりました。デヴィッドはウェッソン刑務官を襲ったために、フィリップ所長に冷たく当たられます。

隔離区画に送られることが決まり、デヴィッドは焦りました。二人きりになり、フィリップ所長が重い口を開きます。それは、フィリップ所長からの謝罪でした。

「ウェッソンが君を襲う様子を別の看守が見てた。サムナーの侵入も故意だろう。誰かが君を殺そうと、人々を買収してる。レイチェルが写真を見せてからだ。……今は私を信じてくれ。ここでは、もうお前を守り切れない」

レイチェルが、写り込んだマシューの存在に気付いてデヴィッドに知らせてから、ブリッグズ刑務所では異様な出来事が立て続けに起きています。

ここまできたら、フィリップ所長も認めないわけにはいかなかったのでしょう。ただ<親友の息子だから>ではなく、実際に様々な事件が起きたことで確信したのです。

それはそうと、別の刑務官にナイフで囚人を襲っているところを見られているのに、よくもあんな態度を取れたものです。ウェッソンの態度を見るに、取引相手は相当大物ですね。

そんな中、かつてデヴィッドを有罪に追い込んだ証言者 ヒルデが改名・引っ越し・行方不明と何かに脅えるような生き方をしていることが判明しました。

逃げているのはデヴィッドからではないでしょう。終身刑となったデヴィッドが出所する可能性は限りなくゼロに近いためです。

ヒルデもおそらく、ウェッソンと同じ相手と取引しています。しかしウェッソンほどには尊大ではなかったために、相手の大きさに肝を冷やしてしまったのではないでしょうか。

フィリップ所長はデヴィッドを守るために、わざと冷たい態度を取ったのだと思います。それを見て安心してしまうのがウェッソンの単純なところですね。

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デヴィッドの脱獄

『捜索者の血』フィリップ・マッケンジー

引用:『捜索者の血』予告編 – Netflix

フィリップ所長は所長室へとデヴィッドを連れていきました。そこにいたのは、デヴィッドの旧友 アダムです。デヴィッドの表情が久しぶりにほころびました。

二人はひしと抱き合ったあと、アダムが脱獄計画を告げます。フィリップ所長も協力の上、デヴィッドをブリッグズ刑務所から出すつもりなのです。

デヴィッドはアダムが着てきた警察官の制服に着替えました。フィリップ所長のあとをついて刑務官用のエレベーターに乗り、面会者用の出口から駐車場へと向かいます。

そしてアダムのパトカーに乗って逃げれば、2時間ほど時間を稼げるだろうとフィリップ所長は語りました。アダムは、デヴィッドに襲われクローゼットに入れられたことにします。

「バロウズが隔離区画に送られて清々してる」

ロッカーでウェッソン刑務官が雑談しているとき、ほかの刑務官から驚きの話を聞きました。デヴィッドは隔離区画に来ていないというのです。

ウェッソン刑務官はすぐにフィリップ所長に会いにきました。エレベーターを待つ警察官の後ろ姿を見て、デヴィッドが化けていることにウェッソン刑務官が気付きます。

デヴィッドはとっさに銃をフィリップ所長に突き付け、人質にしながらエレベーターに乗り込みました。外には警備がいます。逃げおおせるには、人質を有効利用しながら先に進むしかありません。

フィリップ所長の指示に従い、デヴィッドはどんどんと先へ進んでいきます。建物を出たデヴィッドは、フィリップ所長の車に乗り込みました。

デヴィッドはなんとか脱獄しましたが、車は何度も銃で撃たれており、タイヤが弱っています。逃げ切れるはずがないと考えるデヴィッドのもとに、交渉人から電話がかかってきました。

前にも後ろにも、そして上空にも――警察が車を取り囲んでいます。すでに報道もされています。もうほかに方法はないと、デヴィッドはフィリップ所長のこめかみに銃口を突き付けるのでした。

脱獄計画は、ブリッグズ刑務所のことを細部まで把握しているフィリップ所長が主導しているんですね。心強いです。

警察官である息子が、囚人に襲われて気を失った上に制服や銃を奪われたという形になってしまうわけですが……それでいいんでしょうか……。

いざとなると、フィリップ所長は肝が据わっていましたね。どうすれば刑務官たち、警備員たちの攻撃の手をゆるめられるか分かった上で行動しています。

息子が警察ということもあり、警察の動き方も把握しているようです。もはやデヴィッドは添え物なのでは? と思えるほど、フィリップ所長が主導権を握っていました。

脱獄してからが本当のスタートですよね。デヴィッドはしっかり脱獄して、警察に追われる身になりながら、マシュー生存説を追及していかなければなりません。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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