Netflixドラマ『捜索者の血』エピソード7ネタバレ感想

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Netflix独占配信ドラマ『捜索者の血』エピソード7は、シェリルが語る事実によって事件の真相が明らかになる物語です。

ミヅチ
ミヅチ

もしかして、早いうちにシェリルが全部打ち明けていれば、最初の事件すら起きなかったのでは……!?

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Netflixドラマ『捜索者の血』エピソード7情報

日本公開日2026年6月18日
制作国アメリカ
ジャンル本が原作、ミステリー、犯罪、サスペンス
注意書き16+
暴力、言葉づかい
上映時間35分

『捜索者の血』エピソード7主なスタッフ

スタッフ

製作総指揮ロバート・ハル
原作ハーラン・コーベン
『I Will Find You』
監督マギー・カイリー
脚本ロバート・ハル
スティーブン・リリエン
ブライアン・ウィンブラント

『捜索者の血』エピソード7あらすじ

5年前、資産家 ガートルードはマシュー殺害偽装を行うため、ボストン警察の刑事を抱き込んで検視結果を改竄させました。そして、マシューの血筋を示す書類を焼き捨てます。

マシューの父 デヴィッドは、マシューが自分の血を引いた子でなくとも探し続けます。次に頼った相手は、元妻 シェリルの現在の夫 ロナルドでした。

一方、逃走を続ける脱獄囚 デヴィッドを追うFBI捜査官 サラは、上司に休暇を言い渡されてもなお捜査を続けています。

そこに現れたのは、自分が救い出した男の子 マルタンが5年前に行方不明になった過去を持つスイス警察のミュラー刑事でした。ミュラー刑事は、ある重大な事実を告げます。

ここから先はネタバレがあります!

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ミヅチガタリ

今回は、衝撃的な展開がありましたね。まずは、順を追って紐解いていきましょう。最初に、医師 ジェイコブは誘拐されたマシューとは血縁関係にありませんでした

ジェイコブは、デヴィッドの元妻 シェリルが不妊治療のために通っていた<ベルグ生殖医療>の医師です。そこでジェイコブは<自分の精子を患者に提供する>という罪を犯しました

けれども、ジェイコブはシェリルの担当医ではありませんでした。さすがに、担当していない患者に精子を提供することはできません。その点に関しては、ジェイコブは濡れ衣だったのです。

また、シェリルは<ベルグ生殖医療>にて女性医師との話し合いは進んでいたものの、本格的な治療――ドナーの精子を用いた人工授精は行いませんでした

なぜなら、ドナー精子との人工授精を行う前に、シェリルは自然妊娠したのです。まさに治療を行う前日、とんでもないタイミングで起きた奇跡でした。

これだけであれば、マシュー殺害偽装・誘拐事件は起きなかったことでしょう。けれども、シェリルがついたひとつの嘘が、事態を大きく変えてしまったのです。

シェリルは、夫 デヴィッドに隠れて不妊治療を続けていました。ドナー精子を用いる方法ということもあり、<ベルグ生殖医療>に本名を登録することがはばかられたようです。

そこでシェリルは、妹 レイチェルの名前を使いました。それを発見してしまったのが、<ベルグ生殖医療>の資本であるペイン財団のトップのひとり ヘイデンだったのです。

<レイチェルを名乗るシェリル>がドナー精子を用いた治療を試みていると知り、ヘイデンは自らの精子を提供したのでしょう。未練が残る元恋人 レイチェルに自分の子を産ませるためです。

実際<レイチェルを名乗るシェリル>はドナー精子を用いた治療は行いませんでした。けれども、治療を行う予定の日と、自然妊娠が発覚した日とは一日違い……ヘイデンの誤解を招いてしまいました。

ヘイデンは、マシューを<ヘイデンとレイチェルとの間にできた子>と思っているのです。それは大きな誤解なのですが、その誤解のために、多くの犠牲が出てしまったんですね。

事実が明らかになったので、あとはデヴィッドが実の息子 マシューと再会できるのか否かが問題ですね。残り一話……親子の再会は果たされるのでしょうか?

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『捜索者の血』エピソード7ネタバレと感想・考察

アンダーラインが引いてある役名をタップすると、キャストと簡単な役柄紹介が表示されます。

あの夜の裏で

「高くつきましたが、DNAは改竄済みです。見つかった遺体は、マシュー・バロウズとなる」

5年前――資産家 ガートルード・ペインに、その手先であるボストン警察の刑事が報告をしていました。そのとき、ガートルードの屋敷の前に、ひとりの医師が到着します。

その医師は、ガートルードの持つ施設のひとつ<ベルグ生殖医療>にて自らの精子を提供したジェイコブ・ヘラーでした。ジェイコブは、ガートルードに白い封筒を渡します。

ガートルードは、ジェイコブから渡された書類をちらりと見ると、すぐに暖炉の火にくべました。その間、刑事は一言も発さず、静かに成り行きを見守っていたのでした。

そして現在――マシュー生存説を追う脱獄囚 デヴィッド・バロウズと、元・義妹で協力者 レイチェル・ミルズは、ロナルド・ドリーズンの家にいました。

「息子を奪った人物が病院内にいる。シェリルと君が頼りだ」

ロナルドは、デヴィッドの元妻であり、レイチェルの姉であるシェリルの現在の夫です。ロナルドは迷惑そうですが、二人は気にする素振りもありません。

その頃、二人が会おうとしている<息子を奪った人物>ジェイコブは、病院にある患者データを消去して高飛びを目論んでいました。ジェイコブは、あせりつつ何者かと電話しています。

同じ頃――街角でアイスを食べていたマシューとそっくりな男の子 テオは、母親らしき人物に連れられて帰宅するところでした。予定変更となり、テオは肩を落としています。

もしかしたら、ジェイコブが行った<自らの精子を患者に提供>という罪と、マシューとは、直接関係ないのではないでしょうか。

しかし、ガートルードの運営するペイン財団の一部である病院で罪を犯したからには、それを隠蔽したガートルードには頭が上がらないはずです。

ガートルードが焼却した書類は、マシュー殺害偽装の夜に行ったことからも推測できる通り、マシューの<実際の血縁者>を示すものではないかと思われます。

ジェイコブは、その書類を持ち出し、元データを消去するという役割を任されたのでしょう。デヴィッドたちが調べに行く5年前、すでにデータは消されていたのです。

そして現在、ジェイコブはまたしても受け持った患者のデータを消去していました。もしや、以前と同じことを再び行っていたのでしょうか……?

シェリルの勤める病院には、事故が起きたと嘘をつくお偉いさんもいれば、ほかの病院で患者を巻き込む事件を起こしておきながら平然と罪を重ねる医師もいるということですね。

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マルタンを追え

『捜索者の血』サラ・グリア
サラ・グリア

引用:『捜索者の血』予告編 – Netflix

マフィアの手下と撃ち合いになって怪我を負ったマックス・ウィリアムズは、いまだ入院中です。食事の内容がよくないと医師からも看護師からも言われ、マックスは嫌気が差していました。

そこに現れたFBIにおいての相棒であり実の娘 サラ・グリアは、マックスが好きなハンバーガーを差し出します。マックスが喜んでかぶりつくと、サラに着信がありました。

デヴィッドレイチェルとが<ベルグ生殖医療>に侵入した件が、同僚 デヴ・チョプラからサラに伝えられます。それを聞いたマックスは、デヴィッドたちの目的を調べるよう指示しました。

しかし、サラは休職中です。勝手に動いたと知れたらクビになるかもしれません。サラが考え事をしながら病室を出ると、そこにはスイス警察から来たミュラー刑事がいました。

サラは、ミュラー刑事を連れて<ベルグ生殖医療>に向かいます。その頃、ようやくガートルードに息子 ヘイデンが脱獄囚 デヴィッドの手助けをして逮捕されたことが伝わりました。

ガートルードはすぐに優秀な弁護士を派遣しましたが、ヘイデンは母の手は借りたくないと告げます。ヘイデンの対応を読んでいたのか、弁護士はクールに対応するのみでした。

「マシューが死ぬ3週間前に消えました。歳も身長も髪色も同じです。孤児院はボストンの富豪が資金提供してました。ペイン財団です」

マシューと同じ特徴を持つ男の子 マルタンは、5年前に孤児院から消えました。そして、ミュラー刑事が捜査する前に、孤児院は閉鎖されてしまったのです。

マルタンは、異染性白質ジストロフィーという難病にかかっていました。もしマシュー殺害現場で採取された血液からその病気が検出されれば、それがマルタンのものだと分かります。

サラはすぐに鑑定を願い出て、そのまま<ベルグ生殖医療>へと向かいました。そして、情報処理に強いサラは、デヴィッドたちがシェリルのデータを検索していたことを即座に突き止めます。

そして、ミュラー刑事が追っている金融犯罪のことを聞き、ウェッソン刑務官の件を思い出しました。ウェッソン刑務官に多額の報酬を送っていたケイマン諸島のREH社を調べてほしいと願い出ます。

マルタンがかかっている病気<異染性白質ジストロフィー>について調べてみました。脂肪・脂質を分解する酵素がなく、特定の臓器に脂肪・脂質が溜まってしまう病気だそうです。

遺伝性のこの病気は、乳児型・若年型・成人型と分かれており、発症する年齢が高くなるほど症状が軽くなる傾向があります。

マルタンが何歳なのかは描写されていませんが、マシューは3歳でした。3歳から4歳にかけては5cm以上も身長が伸びると言われています。

病気によって成長が遅れたとしても、さすがに5歳ともなると大きさが違ってくると思われます。そのため、3~4歳と考えるのが妥当でしょう。

異染性白質ジストロフィーを4歳までに発症している場合は、乳児型に分類されます。進行性の麻痺および認知症によって、9歳頃には命を落とすそうです。

デヴィッドのもとにいた頃のマシューは、元気いっぱいのわんぱくな幼児でした。この病気の乳児型にかかっていたと考えるのは、無理があります。

そうなれば、ボストン警察に残されている<マシューの血液>とされたものから、異染性白質ジストロフィーが検出されれば……それはマシューのものではないと確定します。

同じ病気にかかっている男の子の可能性もあるので、マルタンであるとは言い切れないかもしれません。それでもミュラー刑事は、一縷の望みにかけてアメリカに足を運んだのです。

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シェリルが知る事実

ロナルドは、デヴィッドレイチェルとに協力することにしました。様々なことを思い出し、考えた末に、デヴィッドは自分の考えを固めます。

「何があっても俺の子だ。俺の息子だ」

結局のところヘイデンは、母 ガートルードが向かわせた弁護士の言う通りに動きました。そして、レイチェルとはもう関わらないことを決めます。

当のレイチェルは、ヘイデンからの電話にも留守電メッセージにも気付かず、病院へと忍び込んでいました。マシューが誰の子かを知る医師 ジェイコブと会うためです。

ジェイコブを待つ間、デヴィッドとレイチェルとは空きの手術室で待つこととなりました。そこに入る際、病院スタッフに姿を見られてしまいますが、騒がれることなくやり過ごします。

『REH社にガートルード・ペインの名は見当たりませんでした。でも面白いことに、二日前、口座が閉じられてた』

REH社の口座にあった金は、ボストンの銀行へと送金されていました。違法捜査となるかもしれないため、ミュラー刑事は単独でガートルードを訪ねることに決めます。

ロナルドは、ジェイコブが帰ったと別のスタッフに聞かされました。けれども、ジェイコブはまだ病院から出ていません。出て行こうとするジェイコブを呼び止めたとき、シェリルが現れました。

マックスのもとには、上司 ジュリー・デソウザがやってきます。鑑定を止め、サラに出頭するようにとジュリー捜査官は命じました。マックスはその態度に違和感を覚えます。

「マシューのことは、ヘラー先生の仕業じゃない。ヘラー先生は私の主治医じゃなかった。治療してくれたのは、女性の医師よ」

デヴィッドたちが待つ手術室に現れたのは、シェリルでした。<ベルグ生殖医療>で本格的な治療を始める前に妊娠したため、マシューの父親はデヴィッドなのだとシェリルは語ります。

やはり、マシューはジェイコブの子供ではなかったようですね。そうなると、ジェイコブが行ったシェリルのデータ消去の意味が変わってきます。

自分の罪を隠すための行為ではなかったことは確かです。シェリルは結局、ベルグで本格的な治療に入る前に妊娠――つまり、自然妊娠でマシューを授かったためです。

自然妊娠で授かったからには、シェリルが肉体関係を持っていた唯一の相手 デヴィッドが父親となるわけですね。

そうなると、私が当初考えていた――マシューは資産家の血を引いており、その資産家の血はデヴィッドの母方から受け継がれている――説が現実味を帯びてきました。

マシューを殺したように見せかけて誘拐し、別人として育てること……そして、デヴィッドを息子殺しの犯人として有罪にすること……。

それらにより、<死んだマシュー>と<ほかの相続人を殺したデヴィッド>とは、どちらも相続権を失うこととなります。これが狙いだったのではないか――と考えているのです。

それはそうと、ガートルードに買収された上司はかなり強気ですね。ウェッソン刑務官もそうでしたが、ひとは大金を持つと気が大きくなるのかもしれません。

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本当のこと

サラは、シェリルを訪ねて病院へと向かいました。そこに現れたのはロナルドで、シェリルの居場所を隠していることを、あっさりと見抜かれてしまいます。

ロナルドの言動を捜査妨害と考えて逮捕するよう指示すると、サラはシェリルを捜しに出て行きました。そこにマックスから連絡があり、ジュリー捜査官の指示を伝えられます。

ヘイデンが母 ガートルードの屋敷に入ると、そこにはスイス警察のミュラー刑事がいました。ミュラー刑事は、母子に失踪した男の子 マルタンの持病のことを告げます。

ガートルードに帰るよう促されて席を立ったミュラー刑事は、肖像画の下にある人物名に目を留めました。<ロバート・E・H・ペイン>――それは、ガートルードの父の名です。

「REHか。興味深い。ケイマン諸島に同じ名前の会社があります。すごい偶然だ」

シェリルが、マシューの父はデヴィッドだと告げても、デヴィッドとレイチェルとは信じられずにいました。そこでシェリルは、治療を受けるときにレイチェルの名を使ったことを明かします。

「犯人は私を妊娠させたがってた」

つまり、標的となっていたのはデヴィッドの元妻 シェリルではなく――シェリルがその名を使った妹 レイチェルだったのです。そこでレイチェルは、写真館からのメールを開きました。

ネット上から消されていた貸し切り遊園地の写真には、ヘイデンの姿があったのです。そして、成長したマシューの手を引いていたのは――ヘイデンその人でした。

『捜索者の血』ヘイデン・ペイン
ヘイデン・ペイン

引用:『捜索者の血』予告編 – Netflix

その頃、ガートルードの屋敷を去ろうとしていたミュラー刑事の背後には、ヘイデンの姿がありました。ヘイデンは迷いなく石を振り上げ、ミュラー刑事の頭に何度も叩きつけます。

マシューをさらい、共に過ごしていたのはヘイデンだった……そう気付いたとき、手術室に銃を構えたサラが飛び込んできました。

話を整理しましょう。まず、マシューはデヴィッドとシェリルとの間にできた子供です。自然妊娠でできたため、ベルグ生殖医療での治療は行っていません。

およそ8年前――ながく不妊治療をするも結果が出なかったシェリルは、ペイン財団が資本のベルグ生殖医療での治療を行うことにしました。

しかし、それは当時の夫 デヴィッドに隠れて行っていたことです。自分の名前を使いたくない一心で、シェリルは妹 レイチェルの名でベルグ生殖医療に患者登録しました。

それを知ったのが、当時レイチェルと別れたことを後悔していたヘイデンです。ヘイデンは、元恋人 レイチェルが不妊治療をしていると思い込み、自分の精子を提供したのでしょう。

レイチェル(と名乗るシェリル)は、治療を行う前日に妊娠が発覚しました。発覚したその日に「通院をやめる」と連絡するとは考えにくいので、後日伝えたのだと思います。

そのズレが、ヘイデンの誤解を招いたのではないでしょうか。ヘイデンが提供した精子を用いて人工授精を行い、レイチェルが妊娠したと思ったのです。

そうして生まれた子 マシューが、デヴィッドとシェリルとの子となっていることに対して、どう考えていたのでしょうか……。

長く不妊に悩み続けた姉夫婦のために、レイチェルがその身を犠牲にした――と思ったのでしょうか。ヘイデンは、マシューが自分の血を引く子だと、本気で思っているのでしょう。

レイチェルが手に入らないのであれば、そのレイチェルと自分との血を引く子供がほしい……そんな歪みきった欲望により、多くの人が犠牲になったんですね。

まさか黒幕がここまでぶっとんだ阿呆だとは思っていなかったので、推理がはずれたショックよりも、驚愕のほうが大きいです。

一体どういうつもりでデヴィッドとレイチェルとの調査に付き合っていたのか、その心の内を知りたいです。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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