Netflixドラマ『捜索者の血』エピソード6ネタバレ感想

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Netflix独占配信ドラマ『捜索者の血』エピソード6は、脱獄囚 デヴィッドとボストンのマフィア ニッキーとの鬼気迫るやりとりを描いた物語です。

ミヅチ
ミヅチ

なかなか黒幕にたどり着けないデヴィッドたちを見ていると、もどかしくなってきますね!

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Netflixドラマ『捜索者の血』エピソード6情報

日本公開日2026年6月18日
制作国アメリカ
ジャンル本が原作、ミステリー、犯罪、サスペンス
注意書き16+
暴力、言葉づかい
上映時間37分

『捜索者の血』エピソード1主なスタッフ

スタッフ

製作総指揮ロバート・ハル
原作ハーラン・コーベン
『I Will Find You』
監督アダム・デイビッドソン
脚本ロバート・ハル
スティーブン・リリエン
ブライアン・ウィンブラント

『捜索者の血』エピソード6あらすじ

ボストンのマフィア ニッキーは、過去の因縁を通して脱獄囚 デヴィッドとその父 レニーとの繋がりを持っていました。

ニッキーは亡き息子 リアムとの思い出の中に生きています。そんなニッキーに対して、デヴィッドは怯むことなく相対しました。

するとニッキーは、デヴィッドに究極の選択を迫ってきます。その頃、デヴィッドの協力者である元義妹 レイチェルは、命を狙われていました。

なんとか逃げ延びたレイチェルは、一時的に恐怖で頭が働かない状態になります。それでもなお、レイチェルは<マシュー生存説>を追い続けることをやめず――。

ここから先はネタバレがあります!

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ミヅチガタリ

今回、ようやく<ニッキーが知っていることと知らないこと>が明確になりました。まず、ヒルデの偽証を迫ったことは、ニッキー自身が認めました

そして、デヴィッドがマシューを殺害したと考えた父 レニーが隠蔽工作を行ったことが、ニッキーの怒りを買ったことも分かりました。

その原因となったのは、10年前にニッキーの息子 リアムが亡くなったことでした。ニッキーはリアムの殺人を隠蔽するため、金を遣って目撃者を黙らせたのです。

それに対抗した刑事 レニーが取った策は、証拠をでっち上げることでした。リアムは刑務所に行くこととなり、その刑務所でほかの囚人に命を奪われる結果となります。

息子の罪を隠蔽しようとした父――ニッキーとレニーとは同じ立場となりました。一方は息子を喪い、一方は息子に罪を逃れさせ安寧な暮らしを送らせるというのは、不公平です。

ただし、ニッキーは<マシュー生存>については一切知らなかったようでした。本気でそう考えているのかを確かめるため、デヴィッドにレニーを殺害する許可を出せと迫ります。

そして、息子が生きているならば会いたいと願うデヴィッドに共感したのか、ニッキーは厳しい助言をしてくれました。その助言によって、デヴィッドは向き合いたくなかった現実と相対します。

マシューはデヴィッドの血を引いていない――その事実に行き着いたデヴィッドは、マシューの父親を調べ始めました。そこで現れたのが、犯罪を隠蔽された医師 ジェイコブです。

ジェイコブは、資産家ペイン一族の関連企業で働きながら、自分の精子を不妊治療中の患者に提供し妊娠・出産させていたのです。

はたして、マシューはジェイコブの子なのだろうか……というところで、6話が終了しました。私が思うに、おそらくジェイコブはマシューの父ではないでしょう。

もしマシューを奪った人物がジェイコブだったとするならば、わざわざシェリルと同じ職場に身を置く理由が分かりません。うっかり、シェリルとマシューとが接触してしまう恐れがあります。

殺害を偽装してまでマシューを奪ったのならば、もう二度とデヴィッドやシェリル、その他家族たちとは会わせたくないはずですよね。

マシューの生物学上の父親は誰なのか……その答えが見つかるのは、あと2話の間のどこかということになります。色々な可能性を考えておきましょう!

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『捜索者の血』エピソード6ネタバレと感想・考察

アンダーラインが引いてある役名をタップすると、キャストと簡単な役柄紹介が表示されます。

ニッキーとレニーとの過去

『捜索者の血』ニッキー・フィッシャー
ニッキー・フィッシャー

引用:『捜索者の血』予告編 – Netflix

10年前、マサチューセッツ州の矯正施設にて、ニッキー・フィッシャーは若い男性の遺体と向き合っていました。その遺体はニッキーの息子 リアムです。

密かにニッキーと通じていた親友 アダム・マッケンジーの協力により、デヴィッド・バロウズはニッキーの居場所へとたどり着きました。

デヴィッドの息子 マシューのことは、アダムもよく知らないようです。そのため、デヴィッドが自らニッキーから話を聞き出すしかありませんでした。

ニッキーは、フロリダ州 キーウェストにリビアやカリフォルニア州の街を再現しています。何年もかけて街を作り上げたのは、10年前に死んだ息子 リアムとの思い出の地だったためでした。

この景色を見せるために、ニッキーはデヴィッドとその父 レニーを呼び出したのです。ニッキーとレニーとは、どちらも地元でのし上がった者同士だと、ニッキーは笑います。

「息子を返してほしい。でも、それは不可能だ。残念だ」

10年前、バーで喧嘩をしたリアムは相手を殺害してしまいました。10人以上の目撃者たちに金を渡した結果、検察は告訴を諦めることとなります。

しかし、そこに当時刑事だったレニーが現れました。レニーは刑事仲間と共に証拠をでっち上げ、リアムを刑務所送りにしたのです。そして刑務所の中で、リアムは命を落としました。

リアムが刑務所で亡くなったため、ニッキーの恨みは刑務所に勤めていたレニーの長年の友 フィリップ・マッケンジーにも向けられています。ニッキーは銃を手に、レニーの横に立ちました。

「じゃあ試そう。今すぐ、親父か息子の命か選べ」

ニッキーの言い分には重大なツッコミどころがあるのですが、そこは<マフィアの言うことだから……>と全員がスルーしていますね。

そもそもニッキーは、息子の殺人を隠蔽するために、目撃者全員に金を渡して黙らせているのです。その時点で、ニッキーは今後どうなろうと正当な方法で訴えることは不可能です。

一方、ニッキーはマフィアなので、こういった手口を用いることは計算できたでしょう。レニーは、目撃者たち皆の記憶があいまいになっていることで、事態を察したはずです。

そこでレニーは、ニッキーの<マフィアらしい隠蔽工作>に対抗するため、<刑事らしい偽装工作>を実行したということですね。

レニーがやったことは、褒められたことではありません。けれども、当時同じ課で働いていた刑事たちはもちろん、検察さえも、その<証拠>が偽装であることは気付いたはずです。

それでもリアムを刑務所に送るまで手続きが進んだのは、誰も、何も言わなかったからではないでしょうか。法的に正しくないと知りながら、倫理的に正しいほうを選んだのです。

ニッキーは、息子 リアムを法の裁きから逃れさせるために策を講じました。その策を上回る<無法な手段>でリアムを追い込んだのは、法を遵守するはずの刑事 レニーです。

一般人の目から見れば、どっちもどっち、悪(ワル)と悪(ワル)の喧嘩です。しかし、ニッキーにとっては、あってはならない、あるはずのない出来事だったのでしょう。

その上、リアムはフィリップ所長――当時は所長ではない可能性が高いのですが――のいる刑務所で亡くなったのです。おそらく、フィッシャー家に恨みを持つ者の仕業でしょう。

ニッキーから見れば、レニーとフィリップ所長とが手を組んで、検察をも抱き込み、息子 リアムを<死刑>にした……という状況ですね。

ニッキーの認識では、リアムの犯した殺人はよくある出来事で、刑務所に入るほどのことではない些細な事象です。その結果が<死刑>では、納得できないのでしょう。

マシュー誘拐と殺害偽装との事件に、なぜニッキーが手を貸したのか……その理由がはっきりと分かりました。レニーとデヴィッドとの父子に対する復讐だったのです。

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ニッキーの仕掛け

病院には、FBI捜査官 サラ・グリアが不安げな表情で座っていました。同じくFBI捜査官である父 マックス・ウィリアムズが撃たれて、搬送されているためです。

そこに上司 ジュリー・デソウザがやってきました。相棒が負傷したら休むという規則があるため、サラは捜査から離れるよう指示されます。

「本来なら、家族と組むことは許されない。でも、マックスが強く希望したのよ。娘じゃなくて、相棒として行動して。一度帰って着替えてきなさい」

ジュリー捜査官が去ったあと、サラに音声メッセージが届きました。スイス警察のミュラーからです。明日ボストンで、マシューについて話したいとのことでした。

キーウェストでは、デヴィッドニッキーとの<交渉>が続いています。二人を守るためニッキーの密偵となったアダムも、あまりの出来事に反旗を翻しました。

「聞け、デヴィッド。簡単な決断だろ。俺はもうすぐ、がんで死ぬ。だが、ここで死ねるなら本望だ。それだけじゃない。罪を償う機会だ」

ニッキーは、レニーがなんと言おうと、デヴィッドが決断するまで実行しないと告げます。デヴィッドは、レニーの強い意志を受け、従うことに決めました。

レニーは最期に、グローブをマシューに渡すようにと頼みます。デヴィッドは顔を上げることができず、うなづくことしかできませんでした。

「――もう終わりだ。銃をしまえ。悪かったな。確認だった。……お前の無実と、息子が生きてることだ。父親を見殺しにするなら、事実なんだろう」

アダムの考え通り、ニッキーには子供を誘拐するような<趣味>はありませんでした。デヴィッドは今までのやりとりが茶番だったことと、犯人がほかにいることに、目を丸くします。

もはや、この物語において、もう片方の負傷者 カイル――通称 スカンク――は不必要な存在だということでしょうか。

マックスを撃ち、死の淵に追い込んだことを最後に、その姿は見られなくなってしまうような気がします。もう少し、あの不愉快なキャラクターを見ていたかったですね。

心強い相棒と行動を共にできなくなったことで、サラは捜査から一旦はずれることとなりました。これは、仕事に生きるサラとっては、かなりの痛手となるでしょう。

マシューの関わる事件の首謀者であろう資産家 ガートルードは、サラに休暇を取るよう指示したジュリー捜査官と会っています。

ガートルードは、サラたち父娘を動かさないよう指示したのでしょう。もしかしたらカイルも、ニッキーを通じてサラかマックスを撃つようにと言われたのかもしれません。

そこに、スイス警察のミュラー刑事から連絡が入りました。ミュラー刑事は、マシューの身代わりとして殺された――と思われる――マルタンを保護した刑事です。

さすがのガートルードもスイス警察の動きまでは追えなかったようですね。資産家とはいえ、全世界の警察にスパイを送り込むことなどできるはずもありません。

他国から身代わりを連れてきたことが、ここにきてガートルードの首を絞めることになりそうです。これは面白い展開になってきましたね。

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ニッキーの決断

ボストン警察は、釈放後も脱獄囚 デヴィッドの協力者であるレイチェル・ミルズを見張っていました。そんな中、レイチェルはSNSを見て回っています。

マシューが写っていた日、同じ遊園地にいた人々の写真を見ていたのです。そこでレイチェルは、写真の左隅に<Davidson Photography>と記されていることに気付きました。

ペイン実業による遊園地貸切イベントの参加者のふりをして、レイチェルはデヴィッドソン写真館へ電話します。そして、110、111、112番の写真がないためメールで送ってほしいと告げました。

そこに、レイチェルの姉 シェリル・ドリーズンが訪ねてきます。シェリルは、再婚相手 ロナルドが長く嘘をつき続けていたことにショックを受け、現在は別居しているとのことでした。

ずっと息子 マシューの生存を疑っていたシェリルでしたが、今は考えを変えています。写真にいる<成長したマシュー>の姿は、何よりもシェリルの心を打ったようでした。

キーウェストでは、デヴィッドが混乱しています。ニッキーがどこまで関わっているのかを知るため、まずはヒルデ・ウィンズロウの偽証について尋ねました。

「それだけは俺の指示だ。レニーは俺の息子を刑務所送りにしたのに、自分の息子は救おうと証拠を隠した。そんな卑劣な行為は許せない。――だがデヴィッドが無実なら、話は別だ」

ニッキーは拍子抜けするくらいにあっさりと、デヴィッドを解放することを決めました。そして、息子を探すデヴィッドを手助けするかのごとく、助言をします。

「自分に不都合な事実も思い返してみるんだ。お前や妻の過去、結婚生活中に何かあったのか。誰かに恨みを買うようなことはなかったか。何かしら説明のつく出来事があったはずだ。お前の思わぬところにな」

けれども、デヴィッドたちの言い分を100%信じたわけではありません。レニーと、ニッキーに逆らったアダムとを残して、デヴィッドひとりがキーウェストを発つこととなりました。

アダムはニッキーに銃を向けたため、もう生きては帰れないだろうと覚悟をしています。殺されるまでの間はレニーを守ると約束し、デヴィッドと別れるのでした。

手段を選ばないのは、レニーとデヴィッドとの父子だけではありません。むしろ、フィリップとアダムとの父子のほうが、いざというときには驚くような行動を取ります。

アダムは今回、単独でマフィア ニッキーの娘の家へと乗り込んだ親友 デヴィッドを救うために、ニッキー本人と交渉することを選んだのです。

警察官であるアダムにとって、マフィアと個人的にやりとりをするというのは、汚職警官まっしぐらの行動です。特にアダムは現在、デヴィッドの脱獄に協力したため休職中の身です。

アダムは職を失うだけではなく、命まで失うかもしれない危険を冒してもなお、親友とその家族とを救おうとしたのです。ここまできたらやるしかないと、腹をくくったのかもしれません。

デヴィッドの<真実を知りたい>という強い想いは、アダムだけではなく、元妻 シェリルをも動かしていました。シェリルも、自分にできることを探し始めています。

ガートルードは、デヴィッドの動きを封じるために協力者たちを危険な目に遭わせたり、周囲の人々を抱き込んだりと、忙しく動き回っています。

その一方で、デヴィッドの熱意に動かされ、また別の人が動き始める……これでは、いたちごっこですね。どちらが先に諦めるかという勝負になってきました。

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レイチェル危機一髪

レイチェルは元恋人 ヘイデン・ペインと、これから会おうと電話していました。そこに、そっと忍び込んできたのは、ガートルードの手下である警察官の男です。

電話を切ったレイチェルのすぐ横に、銃弾が撃ち込まれました。レイチェルは一瞬驚き息をのむと、すぐに身をひるがえして逃げ出します。

別の部屋に逃げ込んだレイチェルは、ドアを開けて入ってくるであろう男を殴りつけようとトロフィーを握りました。けれども、窓の外を見て考えを変えます。

レイチェルを見張り続ける警察官に見つかるよう、レイチェルはわざとトロフィーを窓の外へと放り投げました。パトカーに乗っていた警察官が即座に反応し、レイチェル宅のドアを開けます。

男は、ためらいなく入ってきた警察官の額を撃ち抜きました。レイチェルはなんとか家の外に出て、車でやってきたヘイデンの車に乗り込みます。

自宅から少し離れた公園にて、レイチェルはベンチに座りました。深呼吸して頭が働くようになったレイチェルから話を聞き、ヘイデンは主張を始めます。

「この事件の黒幕は、相当ヤバいやつらだぞ。レイチェル、君は危険な状況だ。……マシュー探しを諦めろと言ってるんじゃない。でも、これからは、よく考えて行動して」

マシュー探しも、デヴィッドの冤罪を晴らすのも、すべて自分が行うとヘイデンは告げました。レイチェルに生きていてもらうことこそが、ヘイデンの唯一の望みなのです。

そこに、デヴィッドから連絡がありました。ニッキーが黒幕ではなかったと知り、レイチェルも頭を抱えます。さらに、マシューについての衝撃的な推測がデヴィッドの口から出てきました。

「父親が別にいるかも」

レイチェルの動きを止める方法は、もはや殺害しかない――ガートルードは、自分の身と息子 ヘイデンの身とを守るために、決断したようですね。

しかし、レイチェルを殺すことはできませんでした。その上、ヘイデンはレイチェルが殺されかけたことで、自分が最も望んでいるものが何かを自覚してしまいました。

今後ヘイデンは、母か元恋人かという究極の二択を迫られたとき、迷わずレイチェルを選ぶのではないでしょうか。

考えてみれば、当たり前のことですね。母は、放蕩息子だった自分を放っておき、心を入れ替えたあとも<失敗続きの出来の悪い息子>として扱い続けています。

レイチェルは、放蕩息子だった頃の恋人です。復縁を望むほどに未練を残す相手でもあります。それほどまでに、ヘイデンにとって心を許せる相手だったのでしょう。

一方、ひとりになってよくよく考えてみたデヴィッドは、考えたくなかった事実に行き当たりました。愛おしい息子 マシューは、自分の血を引いていないかもしれないのです。

私の推理とは違いますが、有効な推論だと思います。再婚相手との子どもができた以上、不妊の原因はシェリルではなく、デヴィッドにあったと考えられるためです。

それでもマシューを探すのか……そう問われたら、デヴィッドは迷いなくYESと答えるような気がします。

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父と子

シェリルは、元夫 デヴィッドの叔母 ソフィを訪ねました。そこには、デヴィッドの脱獄からマシュー生存説の捜査にと協力し続けているフィリップの姿もあります。

「DNA鑑定が改竄された証拠がいる。見つかった遺体はマシューでないと証明したい」

遺体から採取されたサンプルと照合するため、シェリルは、マシューが初めて散髪したときの髪を差し出しました。マシュー生存を信じるシェリルに、フィリップもソフィも驚きます。

その頃、警察官を射殺した男は、現場に最初に駆けつけた刑事として証言していました。そこで男は、デヴィッドが警察官を射殺したのだと語ります。

サラは、マックスの病室へと入りました。シアトルへの栄転がなくなっただろうと心配するマックスに、サラはどうでもいいと返します。

父と娘なのに、相棒でなくなったら他人行儀な付き合いになってしまう――そう心配するサラに、マックスは語ります。離婚によって傷付けた娘を、再び傷付けることはしないと……。

デヴィッドは、レイチェルと再会しました。そこで、元妻 シェリルはドナーを使って妊娠したのだろうと、デヴィッドは語ります。

「自分の子供を奪い返した。それなら説明がつく」

サラのもとに、スイス警察 ミュラー刑事からのメールが届けられました。マシューの遺体が別人のものとすり替えられたと知り、マックスはその理由に疑問を持ちます。

そこに、デヴィッドがラミレス巡査を射殺したというニュースが入ってきました。ボストン警察 第13管区では、ヘイデンが捜査対象として挙げられます。

デヴィッドの推理が当たっていて、シェリルがドナーの精子を用いてマシューを産んでいたとしたら……マシューのあざは、その人物から受け継がれたものかもしれませんね。

そして、シェリルは言っていませんでしたが、不妊治療に関する新たな事実も判明しました。

デヴィッドが不妊治療に対する前向きさを失ってしまったあとも、シェリルは治療を続けていたのです。それも、デヴィッドに隠れて行っていました。

その行動から、デヴィッドは<隠さなければならないような治療を行ったのではないか>という考えに至ったのではないかと思います。

<デヴィッドの子 マシュー>としての人生は、5年前に終わったのです。そして<血の繋がった父の子 テオ>として、その後の人生を生きているのでしょう。

――というのが、デヴィッドの考えた<真実>です。わざわざ死を偽装したのは、それまで共に暮らした家族が探しに来ないようにというだけのことだと考えているんですね。

私としては、わざわざ元の家族を生かしておく理由が分かりません。一家全員が亡くなる事故を装って、マシューひとりを逃せばよいのではないかと思ってしまいます。

<デヴィッドがマシューを殺害した>という形に持っていかなければならない理由が欲しいですね。手間も時間もかかったであろう、この作戦を実行する理由があるはずです。

そして、レイチェルに協力しているヘイデンは、今度こそ捜査対象となってしまいました。ここからガートルードがどう動くのか、楽しみですね。

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ジェイコブ・ヘラー

ベルグ生殖医療病院にて、シェリルはドナーを見つけたはずです。そこは、ヘイデンが出入りできるペイン一族の関連企業でした。

ヘイデンは秘書 パムを通じて病院へ入り、シェリルのデータを見ます。けれども、病院にはなんのデータも残されていませんでした。

「待て、まずいぞ。5年前に自分の精子を提供した医師を解雇したんだ。……ジェイコブ・ヘラーだ」

レイチェルは、現在ジェイコブがシェリルと同じ病院で働いていることを突き止めました。すぐに病院に向かおうとすると、パトカーのサイレンが響いてきます。

ヘイデンは、ジェイコブのもとへ向かおうとするデヴィッドとレイチェルとを逃がすため、おとりとなって逮捕されることを選びました。

そのジェイコブの前には、レイチェル宅でラミレス巡査を射殺した男がいます。男は、もう守り切れないとジェイコブに告げ、病院を去るように指示するのでした。

ここで、デヴィッドの推理とは異なる事実が判明しましたね。ジェイコブは、シェリルに対する執着は見せるものの、その家族には興味を持っていないように見えます。

また、解雇された医師という身でありながら、ここまで大それた計画の中心人物となることは考えにくいのです。

視聴者は、ペイン一族のトップにあるガートルードこそが黒幕だと知っています。それをもとに考えても、マシューを生かしておく理由はありません。

もし、本当にジェイコブとシェリルとの間の子であったのならば、過去の罪を消すためにするべきなのは、本物のマシューを殺害することです。

そうすれば、ジェイコブが患者に精子を提供したという事実が追えなくなるためです。しかし、実際にはマシューは巧妙に隠されて生きています。

やはり、事実はまだ分からないのですね……。そうは言っても、ジェイコブが<マシューの血縁上の父親が誰か>を知っているであろうことは分かります。

※トップ画像はNetflixから引用いたしました。

ミヅチ

ホラー好きのネタバレブロガーです。ダークファンタジーもミステリも好きです。Netflixオリジナルドラマに首ったけです。

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