この記事では、Netflixで配信中のフィリピン製作アニメ『異界探偵トレセ』のネタバレ感想の記事リンクのまとめと登場人物まとめをしています。
『異界探偵トレセ』とは
引用元：Kindle版Trese
フィリピン制作アニメ『異界探偵トレセ』は、異界に棲む人間ではない者たちとトレセ一族の子アレクサンドラの戦いを描いた作品です。
原作はフィリピン国内の賞を3つ獲得しているグラフィックノベル『TRESE』です。原作がバジョッテ・タン、作画がカジョ・バルディッシモです。
キリッとしたメイクの戦う女アレクサンドラ・トレセと、仮面をつけた双子の部下バシリオとクリスピンの組み合わせはオタク的にグッときます！
フィリピン独特の文化が透けて見えるようなオカルトをベースにしながらも、アクションを軸としたアニメとなっています。
日本のオカルトアニメを観ている時は「この姿なら、こういうキャラクターだな」と推測できてしまいますが、『異界探偵トレセ』だと全く想像できません！
オカルト好きで「見たことのない怪異に触れたい！」と思っている方には、ぜひ『異界探偵トレセ』を観ていただきたいです！！
あらすじ
フィリピンの首都マニラに住んでいるアレクサンドラ・トレセは、父アントンの跡を継いで異界の者たちが関わっている事件の捜査をしている探偵です。
今夜も部下の双子バシリオとクリスピンを連れて、父の助手をしていた頃から交流があるゲレーロ警部に呼び出されて事件現場へ……。
現場を見たアレクサンドラは、犯人が人間ではなく異界の者だとすぐに判断します。そして情報屋である異界の者ヌーノのタレコミをもとに事件の真相へと迫ります。
トレセ一族は、異界と人間界を繋ぐラカンという存在です。しかし父からラカンの座を受け継いだアレクサンドラを軽視する者たちがいるのです。
奇妙な事件が相次ぐと共に、アレクサンドラたちに大きな危険が近付いてきます。はたして、相次ぐ事件の黒幕は……そしてアレクサンドラの半生に隠された秘密とは……？
ネタバレ感想一覧
用語解説
Netflixアニメ『異界探偵トレセ』には、あまり耳馴染みのない言葉がたくさん出てきます。やはりオカルトは国によって違うものですね～！
ここでは、複数の話にまたがって出てくるオカルト用語や人間関係などをざっくり解説いたします。
トレセ一族
主人公アレクサンドラ・トレセは、父アントン・トレセと母ミランダ・トレセの間に生まれた女の子です。
父アントンは異界の者たちと互いに協力し合う協定を結び、人間界のリーダー「ラカン」でした。父アントン亡き今、ラカンの座を継いだのはアレクサンドラです。
母ミランダは、魂を導く存在「ババイラン」です。ミランダの子であるアレクサンドラもババイランとしての能力を持っています。
アレクサンドラは父から、トレセ一族として異界の者との協定を守っていくようにと教わってきました。
アレクサンドラの仲間たち
ババイランの能力やラカンの地位を用いて異界の者たちが起こす事件を解決していくアレクサンドラには、少ないけれど仲間がいます。
そのひとりがゲレーロ警部です。フィリピンの首都マニラで働いている警察官で、昔はアレクサンドラの父アントンと共に働いていました。
一緒に暮らしている仲間は3人います。常に一緒に動いている戦闘能力の高い双子の部下バシリオとクリスピンと、雑用担当のハンクです。
他にも情報屋としてタレコミをしてくれる異界の者ヌーノや、高いIT技術を持つクラッカーの幽霊ジョバート、電話の呼び出しに応えてくれる炎をまとった顔だけの男グレート・サンテルモなどがいます。
異界の者たち
異界の者は、それぞれが違う能力を持っています。マンホールを渡って情報収集をするヌーノや、その仲間の土でできたゴーレムのラマン・ルパ……。
食人種のアスワンや、人間の体に馬の頭がついている馬族ティクバラン、雷を操る一族レクトロ、赤の大地（レッドアース）族……。
それら異界の者たちの能力を見極めつつ、アレクサンドラは「シナ」というナイフを使って戦います。
主な登場人物
アレクサンドラ・トレセ
引用元：『異界探偵トレセ』予告編 – Netflix
Netflixアニメ『異界探偵トレセ』の主人公アレクサンドラ・トレセは、フィリピンの首都マニラで起きた事件を捜査する探偵です。
ただしアレクサンドラが捜査するのは異界の者が関わっている事件のみ。トレセ一族は、異界の者たちとの交渉手段を持っているのです。
父アントンに仕えていたハンクや、双子の戦闘員バシリオとクリスピン、ゲレーロ警部の協力を得ながらアレクサンドラは事件を解決していきます。
そして、アレクサンドラは多くの捜査を経る内に「攻撃してくる異界の者には容赦しない」と覚悟を決めたのでした……。
アントン・トレセ
引用元：『異界探偵トレセ』予告編 – Netflix
アレクサンドラ・トレセの父であり人間界のリーダー「ラカン」を務めていたのが、アントン・トレセです。
アントンは異界の者たちとの間に結んだ協定を重視しており、異界と人間界のバランスが保たれていくことを一番に考えています。
アントンは妻ミランダを異界の者たちに襲われて亡くし、生き残った娘アレクサンドラをラカンの後継者として厳しく育ててきました。
アントンは優れたリーダーシップで大勢の異界の者たちと仲良くしてきました。そのため、アレクサンドラは異界の者たちから「リトルトレセ」と呼ばれています。
バシリオ＆クリスピン
引用元：『異界探偵トレセ』予告編 – Netflix
アレクサンドラといつも一緒にいる戦闘能力の高い男バシリオとクリスピンは、双子の兄弟です。
結構チャラチャラした性格ですが、フットワークの軽さも合わせて事件捜査の役に立つことも多いです。
しかし本領発揮するのは、やはり戦闘の時です。異界の者たちの強力な攻撃をかいくぐり、アレクサンドラがトドメを刺す隙を作ります。
アレクサンドラとバシリオ・クリスピン兄弟の出会いには、何やら隠された真実があるようで……？
ゲレーロ警部
引用元：『異界探偵トレセ』予告編 – Netflix
フィリピンの首都マニラで働き、異界の者が関わる事件の捜査をアレクサンドラに依頼してくるのがゲレーロ警部です。
アレクサンドラの父アントンとも協力して捜査を進めてきた過去があるため、アレクサンドラのことは少女の頃から知っています。
他の警官たちは異界の者が事件に関わっていると言われてもなかなか信じませんが、ゲレーロ警部はいつでもアレクサンドラに協力的です。
しかしアレクサンドラの近くにいることが原因で、ゲレーロ警部が異界の者たちの起こした事件に巻き込まれてしまうことも……。
ヌーノ
引用元：『異界探偵トレセ』予告編 – Netflix
アレクサンドラは、犯人がどの一族か分からない時に地下通路を棲み処にしている異界の者ヌーノに情報提供してもらいます。
ヌーノはチョコレートが大好きなため、チョコレートさえ用意しておけば色々なことを教えてくれます。
土でできたゴーレムのラマン・ルパを部下としており、アレクサンドラと共闘する際にはラマン・ルパの力を借りることもあります。
まとめ
Netflixアニメ『異界探偵トレセ』は、なかなか日本では観ることができないフィリピン制作のオカルト強めのアクションアニメです。
強い女である主人公アレクサンドラや、おちゃめな双子の部下たちのキュートさ、異界の者たちの見慣れない感じなど魅力は数え切れません！
全6話で完結しているため、自粛期間中の空いた時間をオカルトで埋めたい！ という方にはぴったりではないでしょうか？
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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