この記事では、Netflixで配信中の財閥をテーマとした韓国ドラマ『mine』のネタバレ感想の記事リンクのまとめと用語解説をしています。
『mine』とは
韓国ドラマ『mine』は、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』や『愛の不時着』『ヴィンチェンツォ』など多くのヒット作に携わっているドラマ制作会社スタジオドラゴンが制作した全16話完結のドラマです。
『mine』の重要人物カン・ジャギョンを演じたオク・ジャヨンが、『悪霊狩猟団:カウンターズ』でも物語の中心にいるので大注目です!
韓国ドラマは財閥をテーマとしたものが沢山ありますが、『mine』はそれらの中でも美術や衣装が豪華なことが話題になりました。
画を見ているだけで満足するほどの美しい建物や家具、美術品、装飾品に美男美女……そこにハラハラするストーリーが乗せられた志向の一品です!
あらすじ
現会長のハン・ソクチョルが一代で築き上げた財閥ヒョウォングループは、ハン家の人々がグループ企業を率いています。
次期会長候補のひとりである長男の妻チョン・ソヒョンは冷静かつ優秀な財閥出身の「貴族」です。ソヒョンはハン家の本家「カデンツァ」の陰の主でもあります。
次男ジヨンの妻であり元女優のソ・ヒスは、財閥人だらけのハン家では少し浮いた存在です。しかし、その愛情深さで継子ハジュンを大切に育ててきました。
「カデンツァ」で殺人事件が起こる60日前、ソヒョンとヒスの前に2人の新しい女性が現れました。
元幼稚園教員で借金取りに追われているキム・ユヨンはヒスの導きにより、ハン家のハウスガイドとなりました。
ヒスの継子である8歳のハジュンの家庭教師として雇われたのは、ソヒョンが友人から紹介されたカン・ジャギョンでした。
ソヒョン、ヒス、ユヨン、ジャギョンの4人の女性が出会った時――それぞれの人生が大きく変わり始めるのでした。
ネタバレ感想一覧
用語解説
『mine』には覚えておいた方が物語を理解しやすくなる設定が多く出てきます。その中でも代表的なものを紹介いたします。
カデンツァとルバート
ハン家には本家「カデンツァ」と分家「ルバート」があります。どちらもハン家の敷地内にありますが、徒歩で移動するのは結構大変です。
カデンツァに住んでいるのは、現会長ハン・ソクチョルと妻ヤン・スネ、長男で専務のハン・ジノと息子ハン・スヒョクと後妻チョン・ソヒョン。
ルバートに住んでいるのは、次男で常務のハン・ジヨンと婚外子の息子ハン・ハジュンと妻ソ・ヒス。
まとめると、本家「カデンツァ」には元会長夫妻と長男一家、分家「ルバート」には次男一家が住んでいるのです。
カデンツァで起きた殺人事件
年老いた修道女シスター・エマは、ハン家の本家「カデンツァ」で起きた殺人事件を目撃します。
血を流して倒れている人物が1人、その横に倒れている「何者か」が1人、現場の階段の上の「何者か」が1人、そして消えた凶器……。
財閥一家に渦巻く憎しみや悩み、複雑な人間関係が事件の真相を闇の中へと隠しています。
3人の継母と3人の息子
現会長の妻スネと次男ジヨン、長男の妻ソヒョンと息子スヒョク、次男の妻ヒスと息子ハジュンは全て血の繋がらない母子です。
スネは夫ソクチョルが唯一愛していた愛人キム・ミジャの子であるジヨンを遠ざけています。
ソヒョンは実子がおらず、ひとりでハン家を出た実母に複雑な感情を抱いているスヒョクとの接し方が上司と部下のようになっています。
ヒスは結婚する直前に当時2歳のハジュンを紹介されました。本当の母親になりたいと願いながら、6年間愛情深くハジュンを育ててきました。
ハン家で働く人々
ハン家の本家「カデンツァ」には、メイドたちを取り仕切る主任メイドがいます。家族もハン家に面倒を見てもらっています。
唯一の男性執事キム・ソンテ執事もカデンツァで働いています。しかし小柄で細いため、力仕事ではなく運転手をすることが多いです。
そのカデンツァにやってきたのがヒスが雇ったハウスガイドのユヨンです。貧しい家庭に育ったユヨンは、財閥人たちが過ごす「別世界」に中々慣れることができません。
一方、家庭教師のジャギョンは分家「ルバート」で雇われました。ジャギョンは不穏な行動を繰り返し、ヒスの不安を駆り立てていきます。
まとめ
財閥ヒョウォングループを率いるハン家で起きた殺人事件を軸に、4人の女性たちの生き方を描いていく物語『mine』。
映像の美しさとストーリーの噛み応えがどちらも高水準で、とても豊かな時間が過ごせるドラマだと思います!
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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