この記事では、Netflixで配信中のポーランド製ドラマ『目覚めれば』(原題:『Otwórz oczy』)のネタバレ感想の記事リンクと主な登場人物のまとめをしています。
『目覚めれば』とは
ポーランド製ドラマ『目覚めれば』は、Netflixで独占配信されている全6話のリミテッドシリーズ(完結しているドラマ)です。
原作はカタジーナ・ベレニカ・ミシュツクの小説『Druga szansa』(訳:セカンドチャンス)です。
2021年8月25日に配信開始となった『目覚めれば』は、評価が真っ二つに分かれる見る人を選ぶ作品です。
スピーディーな作品を見慣れている方にとっては、まったりと進んでいくこの作品は少し退屈に感じるかもしれません。
幻覚か現実かをはっきり分けて描かないところも、分かり難さを感じさせてモヤモヤするかもしれませんね……。
しかし、何が起きているのか分からない主人公の目線で描かれる物語は没入感があって、現実逃避にはぴったりだと思います!
あらすじ
記憶回復施設「セカンドチャンス」で目覚めた主人公の少女は、自分の名前も分からないまま施設での生活を始めます。
主人公は同年代の人懐っこい少女イザベラ、ダンサー志望のシモン、ゲーマーのパヴェウ、皮肉屋のミレナと仲良くなります。
一時的にセカンドチャンスから姿を消していた少年アダムと仲良くなった主人公は、自分の名を思い出します。
セカンドチャンスの教員たちを信じられずにいる主人公は、同じく懐疑的なアダムと組んで施設の内情を探っていきます――。
ネタバレ感想一覧
主な登場人物
Netflixドラマ『目覚めれば』には、大きく分けて3種類の人物がいます。
記憶回復施設「セカンドチャンス」の入居者と、入居者の世話や管理をする教員、家族訪問の日にやってくる入居者の親類です。
入居者たちは皆、何らかの事故に遭って記憶喪失になった過去を抱えています。教員たちは記憶の回復を手伝っています。
入居者たちは皆、何かしらの才能を持っています。その才能を発表する場で成果を残すと『退所』が近付くようなのですが……。
ここでは、物語に大きく関わる主人公・アダム・ゾフィア先生・マグダの4人を紹介します!
主人公 名無し
引用元:目覚めれば:シーズン1(予告編)
記憶回復施設「セカンドチャンス」の入居者。自宅で起きた火事がきっかけで両親を喪い、記憶も失くしてしまった。
同年代の人懐っこい少女イザベラや、ダンサー志望のクールな少年シモン、ゲーマーのおとぼけ少年パヴェウ、斜に構えた理性的な少女ミレナと仲良くなる。
特に距離を縮めたのは、同年代の才能を持たない男子アダムだった。しかし、主人公が気になってしまうのは反抗的な女性マグダで……。
アダム
引用元:目覚めれば:シーズン1(予告編)
記憶回復施設「セカンドチャンス」の入居者。イザベラいわく、以前から施設にいたが一時的に姿を消していたらしい。
新任教員ピョートル先生の赴任と時を同じくして施設にやってきた。アダム本人に姿を消していた間の記憶はない。
かなりやんちゃな部類で、施設の薬を混ぜて砕き鼻から吸引してトリップするなど問題行動が目立つ。
ゾフィア先生
引用元:目覚めれば:シーズン1(予告編)
記憶回復施設「セカンドチャンス」の教員。主人公の担当をしており、施設長のような立場でもあるようだ。
相当なキャリアを積んでいるようで、自信満々な挙動が目につく。しかし新任のピョートル先生とは対等に話す。
主人公が自分で過去を思い出すことを重視しており、どんなに求められても過去の出来事を教えてはくれない。
主人公やアダム、マグダから疑念を抱かれていることを知っていながら、なぜか対処はせず成り行きに任せている。
マグダ
引用元:目覚めれば:シーズン1(予告編)
記憶回復施設「セカンドチャンス」の入居者。成人女性だが、正確な年齢が分からないほどやつれてしまっている。
教員の目を盗んで外部へと逃げ出そうとしたり反抗的な言動をしたりと、主人公にとって気になる存在である。
ゾフィア先生にとってもマグダは頭の痛い存在のようで拘束具をつけられはするが、いつも手厚く保護されている。
マグダはいつも謎の言葉を主人公に投げかけてくる。主人公はその意味が分からず戸惑うのだが……。
まとめ
Netflixドラマ『目覚めれば』は原作が小説ということもあって、最終話より前に真相に辿り着くのが困難な作品でした。
映像の作りも、日本のドラマにありがちな分かりやすさ重視ではなく、世界観重視のように感じられました。
主人公と共に時間を過ごすかのようなゆったりとした時間の流れも、スピーディーな作品に慣れている方には退屈かもしれません。
しかし、主人公と同じ時間を過ごすことで、自分もセカンドチャンスで暮らしているような気持ちになれる没入感がありました。
『目覚めれば』は全6話、総計2時間41分の完結したドラマ作品です。眠れない夜にぴったりだと思います!
※トップ画像はNetflixから引用いたしました。
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