この記事では、Netflixで配信中の韓国ドラマ『明日』のネタバレ感想の記事リンクのまとめと用語解説をしています。
『明日』とは
引用元:씨네21
韓国ドラマ『明日』はNAVERウェブ漫画『明日』を原作としたNetflix独占配信の作品です。
原作のウェブ漫画は2022年5月現在、170話まで公開されています。全話10点中9点以上の評価を受けている名作です!
ドラマを制作したのはMBCです。韓国文化放送とも呼ばれており、ちょくちょく炎上していることが印象的な放送局ですね。
『明日』の中でも、死者の名簿の中にBTSメンバーの生年月日や本名があったと分かり、韓国国内でしっかり炎上していました。
慰安婦を扱った13話は、日本でもかなり話題になりましたね。それどころではないくらい、気になる部分があったわけですが……。
あらすじ
就活中の青年チェ・ジュヌンは、就職試験に落ち続けたことで沈んでいました。ジュヌンが街をほっつき歩いていると、自殺を図る男を見つけます。
思わずジュヌンは助けに入りますが、どこかから現れたピンク髪の女性ク・リョンとその部下イム・リュングから邪険に扱われます。
言い争い揉み合った末に、ジュヌンは男と共に橋から川へ落花してしまいました。そして、ジュヌンは昏睡状態に陥ってしまいます。
ク・リョンは仕事上のミスでジュヌンを昏睡状態にしてしまったと言い、ジュヌンの魂だけを連れて死神たちが働く大企業「走馬灯葬儀社」に向かいます。
ジュヌンは昏睡期間を短くし、現世に戻った時に有利になるスーパーパスを受け取るという交換条件で、走馬灯葬儀社で働くことになりました。
そして手始めに、自殺予定者を救う危機管理チームの見習いになりました。そこは、ク・リョンチーム長とイム・リュング代理だけの臨時チームでした。
ネタバレ感想一覧
いじめ
貧困家庭
自責癖
朝鮮戦争
ルッキズム
自殺幇助
ペットの死
強姦
妓生
妊婦
慰安婦
女真族
芸能人の炎上
用語説明
『明日』には独自の用語がいくつかあります。ここでは、その中でもよく出てくるものを紹介いたします。
走馬灯葬儀社
死者が働く大企業。国ごとに違う会社となっていて、走馬灯葬儀社が担当するのは韓国国内の死者です。
魂管理チーム、名簿管理チーム、映像管理チーム、引導管理チーム、技術管理チームなどの部署に加え、現在はク・リョンをチーム長とした臨時チームの危機管理チームがあります。
走馬灯葬儀社で働くには高い倍率の試験を突破しなければならないため、働いている死神たちは皆エリートです。
また、死神として働き続けると、次に転生する際に有利な立場になれるという特典があります。
朝鮮時代より前から存在する企業で、時代の流れに少し遅れるように会社や死神たちのビジュアルが変わっていきます。
玉皇大帝
走馬灯葬儀社の会長です。もともと「玉皇大帝」とは、中国道教における最高神です。天界の支配者ともされています。
元々は地上の生き物の支配者でもある玉皇大帝ですが、『明日』の中では直接人の生き方を変えることはできないとされています。
しかし走馬灯葬儀社の中では絶対的な権力者であり、多少無茶なことも通してしまうことがあります。
自殺者
人は皆、赤い糸で示された縁で繋がっているとされています。縁は転生しても繋がったままで、また同じ相手と結ばれることになります。
しかし、自殺した人は全ての縁を自ら断ち切って地獄に堕ちます。そして現世に残された人の嘆く声を聞きながら、永遠に歩き続けるのです。
自殺者が転生することもありますが、再び自殺を図ることが多いとされています。
ネガティブ度
危機管理チームは、アプリに表示される現世の人のネガティブ度をもとに仕事をします。ネガティブ度が80%を超えると危険なようです。
技術管理チームが作成したネガティブ度測定アプリには、その人の個人情報も記されています。
ネガティブ度が高い人は「自殺予定者」と呼ばれ、危機管理チームの監視下に入ります。
危機管理チーム
設置されて間もない臨時チームの危機管理チームは、ネガティブ度が高まった自殺予定者に自殺を思い止まらせることを仕事としています。
また、自殺予定者を救った後に、自殺を考える原因を作った現世を生きる人に鉄槌を下すことも許可されています。
現世には犯罪者が増え過ぎて、地獄が過密になったことが危機管理チーム設立のきっかけでした。
まとめ
『明日』はいい話題でもよくない話題でも注目されましたが、漫画特有のファンタジックな雰囲気を保ったまま映像化できた作品だと思います。
それぞれが独立した話なので、1話くらい飛ばしても問題ありません。気に障りそうな話は避けて、楽しめる話だけを観るのも一つの手でしょう。
原作はまだ続いていますが、ドラマは全16話でしっかりと完結しているので安心して観てください!
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